2009年5月 1日

5月

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担当:大重正人

山形新幹線で敵地へ。逆襲の1か月にしたい5月が今日からスタートしました。4月29日の興奮と喜びからまだ2日しか経っていませんが、それはもう忘れましょう。ひとつの勝利でようやくスタートラインから一歩踏み出したレイソル。芽生えかけた自信をより強く揺るぎないものにしなければいけません。

明日対戦する山形は、ご存知のようにレイソルにゆかりのあるチームです。レイソルから期限付き移籍中の小林亮選手、長谷川悠選手。在籍経験のある清水健太選手。小林伸二監督は、高橋監督とともにマツダSCで天皇杯決勝進出した間柄でもあります。スタッフからは「レイソルのプライドをかけて挑む戦い」という強い言葉が発せられました。

高橋監督は選手たちに「この前は勝ちたい!という気持ちがよく出ていた。ただ前半はそれが強すぎて、前へ急ぎ過ぎていた。冷静になるところは冷静に、メンタルのコントロールをできるチームにならないといけないし、自分たちもそれができるはず」と言葉をなげかけました。明日の試合前日の恒例になりつつあるスタジアムでのトレーニング。試合間隔も詰まっており、パスゲームやチーム全体の動きをとりいれたシュート練習など短い時間で集中して行われました。

大分戦で逆転の口火を切ったゴールを決めた北嶋選手。練習後の誰もいなくなったピッチで、李選手と古邊コーチと3人で十数分話し込んでいました。その後の囲み取材では「自分は先発で出ることを目指しているし、そのために交代出場で結果を出さないとという気持ちでやっています。交代で出るときに何をするべきかというのが、試合の流れを見ながら感覚的にわかるようになりました。頑張りすぎないことを心がけています」。

北嶋選手が投入されるのは、決まってチームが苦しいとき。流れを変えなければいけない役割を心得て、なおかつ冷静にチームと試合を見渡しながらプレーできるのは、やはりこれまでの経験が活きているのでしょう。「チームのために」というのは当たり前。その中で自分のために『先発を目指している』という思い。ベテランストライカーの強い矜持が見えました。明日もきっと、柏の男・キタジマがやってくれるはずです。

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2009年5月 1日

切り替えて、次の山形戦へ

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担当:石本瑞奈

昨日の勝利からはや24時間以上たってしまいました。ゆうべは夜中まで余韻が残っていたのですが、みなさんはいかがでしたでしょうか。

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選手たちはいつも通り、リカバーをしました。昨日のヒーローインタビューで「今日は眠れないかもしれません!」と喜びを爆発させていた大津選手ですが、一夜明けて大重広報が聞いたところによると、すっきり眠れたそうです。その大津選手はさっそく、というか偶然だったのですが、次の浦和戦に向けたマッチデープログラム「ヴィトーリア」の取材を受けました。そこでは「みんなと同じ土俵にあがっただけです」という謙虚な回答をしていました。続きが知りたい方は、浦和戦の「ヴィトーリア」をぜひお求め下さい。

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選手たちは余韻に浸る間もなく、次の山形戦へ気持ちを切り替えています。リカバーを終えた選手たちは、他のメンバーの通常トレーニングを見ていました。現在4位の山形はホームでいまだ負けなし。ぜひ、レイソルにその記録を止めてほしいです。

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そして、練習後にマッチデーの取材を受けた選手がもうひとり。山崎選手です。彼は犬が大好きで、自分のサインにも犬の絵を取り入れています。将来、ひっきりなしにサインを頼まれる選手に成長しても、果たしてあのサインを書き続けるんだろうかと思ってしまうくらい、書くのに手間ががかかります。でもとてもかわいい犬がついたサインなので、もらった人はほのぼのとした気持ちになれるのではないでしょうか。そういえば昨日、山崎選手はスカパーの中継でハーフタイムに工藤選手とともに生出演したのですが、その時もサインを手に、インタビュアーに説明していました。そのうちトレードマークになるかもしれません。

最後に、山形県天童市の天童グリーンモール商店街から、アウェイサポーター歓迎企画のお知らせです。5月2日(土)10時20分から、柏レイソルサポーターの方先着50名様に、天童の特産品である将棋の駒をプレゼントしてくださるそうです。JR天童駅で行われるこの企画、駒がなくなり次第終了となります。この時間にアウェイに行かれる方、旅の思い出に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。