2011年10月 9日

練習試合 奈良クラブ戦

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担当:河原 正明

 今日は練習試合 奈良クラブ戦が日立台で行われました。久々に日曜日に公開で行われた試合、練習場を取り囲んだギャラリーに「こんなにサポーターが来るんですか?」と驚いていたのは増嶋選手。北嶋選手が「一般見学ができない月曜日に練習試合が多かったからね。でもスタジアムでやるほうがもっと人がすごいけど」と先輩が答えてくれました。
 
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 11時にキックオフ。「どの相手でも自分たちのクオリティをだしていかないといけない」指揮官がいつも口にする言葉です。
 その言葉どおりに、立ち上がりからレイソルが攻撃を仕掛けます。ここ数試合、出場機会の少なかった選手たちが攻撃でアピールしました。先制点は9分、水野選手が大きく振ったサイドチェンジ気味のパスが澤選手の元へ、これを折り返してゴール前に詰めていた林選手が頭で決めます。続く17分にも今度は澤選手が浮き玉をワントラップでフェイクを入れて技ありのゴールを決め早くも形勢を確実なものにします。 

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 昨日の試合出場メンバーもゲームを気にしながらランニング中。
 
 ところがその後は攻撃陣ははあと一歩のところまで行くもゴールを奪えません。澤選手も「最初の15分はすごくよかったけど」と反省していました。一方守備陣は、センターバックのパク&クォンのコリアンコンビが相手FWを高さと強さで、兵働&相馬のボランチコンビもするどい読みで制圧し続けます。

 ハーフタイム、井原ヘッドコーチも「最後のところでもっと決めるチャンスがあったぞ。決めるときは決めよう!」とハッパをかけます。
追加点が生まれたのは後半27分。試合を通じて何度目のチャンスだったでしょうか、田中選手がのどから手が出るほど欲しかったゴールを奪いました。

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 さらに終盤はU18の選手を5名投入。若さあふれるアグレッシブなプレーが観客を沸かせます。ピッチ脇で見ていた選手たち、中でもキタジは「ユースの力を見せてこいよ!」と背中を押す一声をかけていました。
この交代で相手を運動量で上回ります。ヤングレイソルも惜しいシュートシーンあり、鋭い読みでの潰しありとみんなそれぞれが持ち味を出してくれたと思います。中でも山中選手のスピードに乗ったドリブルからのクロスは最後に林選手のゴールとなり、アシストという結果で形となりました。試合はこのゴールが決まったところでゲームセット。4?0での完勝でした。

 ちなみにこの試合に出場したU18選手の仲間たちは、同じ時間にプリンスリーグ1部昇格をかけて武南高校との試合に臨んでいました。結果は4?1で勝利、これでU18は来年1部リーグに昇格です。1年で2部を突破した勢いで、さらに上のカテゴリーへ、そしてこれから始まるJクラブユース選手権へ大きな弾みとなったでしょう。
 そしてU15も関東リーグで浦和レッズU15を3?1で破り優勝しました!これで冬のU15高円宮杯の出場権を獲得です!アカデミーにとってはうれしい一日となりました。本当におめでとう!

 トップチームは明日はお休みとなります。火曜日から山形戦に向けてのトレーニングが始まります。広報日記も明日はお休みします!では

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