2012年4月 9日

練習試合 千葉戦

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担当:河原 正明

 オフ明けの今日は、11時からジェフ千葉との練習試合が日立台で行われました。酷寒の札幌から戻ると日立台の桜は満開に。お花見でもしたい雰囲気ですが、次節・首位仙台戦から続くアウェイ広州戦、神戸戦の大事な連戦に向けてPRの場である選手たちにとっては当たり前ですがそんな気分は微塵もありません。
 一方、対戦相手のジェフも昨日のアウェイ栃木戦を勝利し、好調を維持しており今日も主力級の選手が何人も出場していました。

 ゲームは開始早々にレイソルのFKの場面、水野選手のナイスボールに林選手が飛び込んでから試合が動き出します。パスを回して攻めるレイソルと高いDFラインから素早いカウンター攻撃ジェフと双方がそれぞれが持ち味を出す試合展開に。ジェフのオーロイ選手はさすがの高さで対峙する渡部、ハンジンの両CBも必死のプレーで押さえにかかります。そのこぼれ球を昨日の試合で得点を挙げた田中(佑)選手や荒田選手がスキあらばと狙うと、中島と藤田の両SBとヨンハが対応し、さらにはGKイナの好守もあり相手に得点は許しませんでした。

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 後半、試合が動きます。5分にキタジが「狙っている形」でスルーパスに反応、DFラインの駆け引きに勝ち、相手GKのタイミングを外したシュートで先制します。

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 しかし、7分にセットプレーからこぼれ球を大塚選手に決められてたちまち追いつかれてしまいます。大塚選手には、ガンバに在籍していた昨季に続き得点を決められてしまいました。その後は両者決定的なチャンスを作るもGKや守備陣が堅い守りでスコアは動かず、今季2度目の「千葉ダービー」は1?1のドローでした。

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 「今日は絶対にゴールを取りたかった」と強い口調で話したキタジ。しかし「なかなかいいポジションに入っても思ったようなプレーをさせてもらえなかった」と反省の弁が出ていました。それでも週末の仙台戦に向けて結果を出せてことには前向きに捉えていました。

 試合後は暖かな昼の陽射しの中、あちらこちらで旧交を温める場面が。古巣との対戦だった水野選手をはじめ、中島選手や布部コーチは福岡時代の同僚の田中(佑)選手と、「(大塚)翔平をチェックしにきました」と試合を観にきた工藤選手はユース時代から仲が良い大塚選手と、とあちこちに輪が出来ていました。
 一方、試合に出場した選手たちは15時からリカバリートレーニングを行い疲労回復に努めました。

 明日も午前練習となります。練習見学も可能です。日立台の桜も満開ですが、練習中のお花見はご遠慮ください。