エンちゃん
担当:大重正人
いよいよ3日後、天皇杯4回戦が迫ってきました。昨日に引き続き、今日も戦術トレーニングです。対戦相手の横河武蔵野FCは、この天皇杯では「5-4-1」という守備的なシステムを敷き、2回戦では前年王者のFC東京を破るジャイアントキリングを演じました。福島ユナイテッドと並ぶ、今大会の台風の目。FC東京の強力な攻撃陣の猛攻を受けても凌ぎ切った高い守備力は、レイソルにとっても大きな脅威となるでしょう。それに加え「相手は120分戦うことも考えて準備していると思う」と工藤選手が警戒するように、メンタルの強さを備え、チーム戦術も徹底されていることでしょう。
そんな横河武蔵野FCには、なんとレイソルゆかりの選手がいるんです。
背番号6、遠藤真仁選手です。
1986年生まれの26歳。経歴をみると、レイソルJr→レイソルJrユース→レイソルユース!イヤーブックを探し出してみると、、、
いました!2004年版の写真です。
世代で言えば、大谷選手の2歳下、石川直樹選手&菅沼実選手の1歳下、そして桐畑選手の1歳上です。上の写真では、2列目の一番右が菅沼選手。そして下の大きな写真では、前列左から2番目が遠藤選手。上列左から2人目がイシ、一番右がキリです。キリ、ちょっとトンガってますかね(笑)
取材陣が、2歳先輩のタニに話を向けると「エンちゃん!」と、昔と変わらぬ愛称がすらっと出てきました。「トップに上がってもおかしくない力を持っていました。レイソルからロッソ熊本に行ってからも動向を気にしていたし。公式戦で対戦できるのは本当に楽しみですね。でも勝負は別ですから、後輩には負けられませんよ!」と笑顔がこぼれます。
そのあと、たまたま強化部の部屋を訪れて、吉田達磨ダイレクターと話していると、その電話が鳴ります。「おぉ、エンちゃん!?」。なんという偶然、その遠藤選手からの電話だったのです。実は、上の2004年のU-18チームで、コーチと選手という直接の間柄。試合前のごあいさつの連絡だったようです。「エンちゃんは、中盤やサイドをやったりしてた。とてもまじめな選手だったよ!」。
天皇杯の対戦記録を見ると、2回戦のFC東京戦はリザーブでしたが、3回戦のパルセイロ戦はDFで延長前半まで出場。JFLリーグ戦では先発出場を続けていましたから、レイソルアカデミー先輩後輩対決が実現するかもしれませんね!
最後に、明日12月14日(金)、レイソルオフィシャル番組「HITACHIDAI TV」の第2回が初放送されます!初回のアカデミードキュメントから一転、2回目は、レイソルをこよやく愛する、元プロ野球選手の小宮山悟さんと、大谷キャプテンの対談です。予告動画では、司会の桑原学さんを含め、楽しそうな笑顔がいっぱいでした。どんなトークがかわされたのか、放送は21時30分からスカパー!でご覧ください。また再放送もありますので、下記より放送予定をご確認いただければと思います。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/014563.html