2015年8月19日

松本戦は明日木曜開催!

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担当:大重正人

夏の大連戦が始まっています。8月12日のヴィッセル神戸戦から9月20日のモンテディオ山形戦まで32日間で10試合をこなすスケジュールです。「タイトルを争うチームにとっては当たり前のこと」。2012年、13年と世界と戦ってきた大谷選手や工藤選手からは、ハードスケジュールについて聞かれるたびに、そんな心強い言葉が発せられます。

今節のJリーグは通常土曜日開催ですが、来週25日にACLのビッグマッチ・広州恒大戦を控え、松本山雅のご協力もいただいて、中4日にACLへ向かえるように、明日20日木曜日にホーム日立台で先立って行われます。ただこの松本戦も大きな意味を持つ試合です。現在2ndステージは首位のアントラーズ、勝ち点1差で2位のサンフレッチェと3位のレイソルが並んでいます。すなわち、明日勝つことができれば、暫定ではありますが、ランキングテーブルの一番上に柏レイソルの名前が載ることになります。

そんなシチュエーションについて吉田監督に質問が寄せられました。「こういったチャンスは3回も4回も来るものじゃない。あっても、おそらく1、2回のところ。それを守り続けられるか、上に食らいついていけるかというところで、凄く大事な試合になる。また直後にACLを控えていますから、選手全体の好調の維持、いい状態のキープをもっと促していかないといけない。その中で明日の試合をつかみ取れればと思う」。

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松本山雅とはクラブ史上2回目の対戦。4月の初対戦では3-1と快勝。「ゴールの形はどれも自分たちが目指しているものだった」と監督や選手たちも納得の内容でしたが、一方で「最初の12分で3回のビッグチャンスを作られた。あそこで一本でもやられていたら、試合はまったく違うものになっていた」と監督は手綱をぐっと引きます。

さらに「松本はすごく危険なチームで、徹底されていることがたくさんある。結果を求める、1点を獲るというところにいろんな方法論を持っていて、しかも予測することが難しい。セットプレーもそうだし、セットプレーのような攻撃も仕掛けてくる。体力的にも消耗する大変な試合になると覚悟している。粘り強く戦うこと、コミュニケーションを欠かさないこと、そういった地道なことが大切な試合になる」と続けました。自陣からでもゴールへ向かってロングボールを蹴りこみ、そこへ勢いをつけてのラッシュ。そしてセットプレーにロングスロー。今季リーグ戦23点中、13点がセットプレーによるものです。策士反町監督の多彩な作戦を、しっかり抑えこまなければなりません。両者の異なる特色が現れるであろう、明日のナイトゲーム、激戦必至です。

前述のACLにつきまして、明日の松本戦会場にて「ACLトロフィーツアー」が開催されます。優勝クラブに贈られるチャンピオントロフィーが展示され、AFCブルーのバックボードを前に記念撮影することもできます。また「記念写真カードプレゼント」ではプリントされたカードがストラップ付きでゲットできるチャンスも。ただこちらは時間に限りもあるため、明日の松本戦では先着70名、来週の広州戦では先着100名(開場時間が早まり16:15に)に整理券が配布されます。Jリーグの戦いと、ACLの雰囲気を両方味わえる珍しい機会でもあります。木曜ナイトゲームのためチケットは、AR席以外はまだ余裕があります。2ndステージ7戦5勝と調子を上げているレイソルへの応援を、明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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