2006年6月25日

更新日:6/25 22:39

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本日の担当:種蔵里美

突然の移籍に、そしてオフ日に発表となり、驚かれた方も多いかと思います。
中澤聡太選手がFC東京へ本日付で期限付移籍することとなりました。
契約の関係上、本日の発表となり、直接皆さんにご挨拶する機会を設けられなかったことが心苦しいです。本日放送の千葉テレビ「ライジングレイソル」(明日4時半から再放送)で、本人のコメントを流しました。
HPの掲載コメントも、ギリギリに、さらなる内容追加のお願いを受けました。「ケガで長いこと出てない時期に応援してもらったっていう部分、もう少し追加したいんだよね」と。サポーターの方々から受けてきた温かい応援を、昨日の水戸戦をスタンドで観ながらまた強く感じていたのではないかと思います。
中澤くんらしいな、と思いました。

チームには23日に挨拶をしました。
「存在感としては3人分くらいの選手がチームを離れる気分だよ」と伝えると「いや、4人っしょ?3人は少ないっしょ」といつも通りに切り返されました。
普段あまり接する機会のないフロントスタッフにも物怖じせずに接し、事務所内にも中澤ファンは多いです。あのキャラクターと「声」は移籍先でもすぐに愛されるはず。
本人も言うように、複雑でさみしい気持ちでいっぱいですが、大きなチャンス。多くの試合出場のチャンスを掴んで、一回りも二回りも大きくなって、帰ってきてほしいですね。

さて本日チームはオフ。のちほどフォトギャラリーにもアップをしますが、午前中は「かしわっこまつり」に松原フィジコ、大谷選手、石川選手が参加、午後からは桐畑選手、長谷川選手が松戸市の特別養護老人ホーム「陽光苑」を訪れました。
「子どもたちとかおじいちゃん、おばあちゃんがサッカーを楽しんでくれて、『頑張ってね』って言ってくれたことにすごく励まされた。明日からまたサッカー頑張ろうって思った」と桐畑選手が語ったように、いいエネルギー補給になったようです。
それにしても長谷川&桐畑のコンビは新人史上最強(?)かもしれません。桐畑選手がトークと勢いで盛り上げれば、長谷川選手が細やかな優しさを見せる。先ほど、陽光苑の方から御礼のメールが届いていたのですが、2人が帰ってからも「あのお兄ちゃんたちはどこ行った?」と入所者の方々が気にかけてくださっていたようです。ありがとうございます。
「レイソル期待の星ですね」と声をかけていただきました。二人のこれからの成長に期待しましょう。

2006年6月25日

更新日:6/25 1:26

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本日の担当:種蔵里美

「勝ちきれなかった」という言葉が、コメントを求められるどの選手からも出てきました。
「勝ち点2を失った」猛烈な悔しさ。ロスタイムで追いつかれてのドローに、試合後の選手たちはみな一様に重い空気を背負って帰りのバスに乗り込みました。試合後の記者会見、石崎監督の表情も非常に厳しいものでした。

うちわで仰ぐ姿がスタンドで多く見られたほど暑かったのですが、「思っていたほどの暑さではなかった」という声が選手たちからは聞かれました。フランサ選手を内転筋痛、リカルジーニョ選手を左ハムストリングス痛で欠くなか、北嶋選手と李忠成選手のツートップで試合スタート。守りの水戸に対し、互いに「(コンビは)やりやすかった」と言い合ったツートップは、多くチャンスを生み出しました。

小林祐三選手が「もったいない試合。こういう試合で勝ち点3を取らなければ」と語ったように、勝たなければいけない試合でした。
守りきることも、チャンスがあったときにそれを活かさなくてはいけないことも、ロスタイムで追いつかれてのドローとなった開幕戦や鳥栖戦、ひとつひとつ勝ちきってきた試合を重ねるごとに、確認しあったことだけに、なおさらです。
圧倒的にボールを保持して攻めていたなか、「今日は勝てる」と自分も含めてどこかで過信してしまってはいなかったか、とさえ思ってしまいます。徳島に敗れ、続く湘南戦で勝ち点3を手にして連敗を免れました。よしまた連勝の波へ!というところで、そう簡単にはいかないんだと教えられた気がします。
次の山形戦に向けて、この悔しさをプラスのパワーに変えていきましょう。

まだまだ長いJ2リーグです。半分も過ぎていません。
第2クールはあと2試合。山形、横浜FCと第1クールで連敗を喫した相手に挑みます。1週間あきますから、心身ともに整え、丁寧な準備をしたいところです。
まずは明日のオフで私たちも気持ちを一度、リセットしましょう。