2006年6月25日

更新日:6/25 1:26

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本日の担当:種蔵里美

「勝ちきれなかった」という言葉が、コメントを求められるどの選手からも出てきました。
「勝ち点2を失った」猛烈な悔しさ。ロスタイムで追いつかれてのドローに、試合後の選手たちはみな一様に重い空気を背負って帰りのバスに乗り込みました。試合後の記者会見、石崎監督の表情も非常に厳しいものでした。

うちわで仰ぐ姿がスタンドで多く見られたほど暑かったのですが、「思っていたほどの暑さではなかった」という声が選手たちからは聞かれました。フランサ選手を内転筋痛、リカルジーニョ選手を左ハムストリングス痛で欠くなか、北嶋選手と李忠成選手のツートップで試合スタート。守りの水戸に対し、互いに「(コンビは)やりやすかった」と言い合ったツートップは、多くチャンスを生み出しました。

小林祐三選手が「もったいない試合。こういう試合で勝ち点3を取らなければ」と語ったように、勝たなければいけない試合でした。
守りきることも、チャンスがあったときにそれを活かさなくてはいけないことも、ロスタイムで追いつかれてのドローとなった開幕戦や鳥栖戦、ひとつひとつ勝ちきってきた試合を重ねるごとに、確認しあったことだけに、なおさらです。
圧倒的にボールを保持して攻めていたなか、「今日は勝てる」と自分も含めてどこかで過信してしまってはいなかったか、とさえ思ってしまいます。徳島に敗れ、続く湘南戦で勝ち点3を手にして連敗を免れました。よしまた連勝の波へ!というところで、そう簡単にはいかないんだと教えられた気がします。
次の山形戦に向けて、この悔しさをプラスのパワーに変えていきましょう。

まだまだ長いJ2リーグです。半分も過ぎていません。
第2クールはあと2試合。山形、横浜FCと第1クールで連敗を喫した相手に挑みます。1週間あきますから、心身ともに整え、丁寧な準備をしたいところです。
まずは明日のオフで私たちも気持ちを一度、リセットしましょう。