2006年8月20日

更新日:8/20 21:28

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本日の担当:種蔵里美

突然の雨や雷など変わりやすい最近のお天気。
今日も午前練習中に雨がザアッと降ってきました。スタジアムで練習を見学されていた方々は傘もなく(屋根もなく)びっくりされたのではないでしょうか。
雨が降ってくるまでは、これぞ夏!の高い湿気と照りつける太陽のもとで練習を行いました。
昨日のスタメン組はリカバーを、それ以外のメンバーは石崎監督のもとでゲーム形式トレーニングを約2時間しっかりと積みました。重点を置いたのは「攻撃」です。練習中に幾度も選手を集め、練習の意図をしっかりと意識して動くよう、声をかけていました。
昨日のディエゴ選手の得点は、竹本GMが「今季ここまでで1番じゃない?」と言うほど、共有されたイメージのもとワンタッチでパスがポンポンつながった素晴らしいシーンでした。スローで何度見てもわくわくするような。
前へ前へ。縦への気持ちをあらためて今日のトレーニングのなかでも確認しあいました。

木曜の練習中に負傷し、左膝前十字靱帯断列による全治約7ヶ月と診断されたマルコス選手。サポーターを固めれば歩行が可能なため、クラブハウスに顔を見せていました。ようやくサテライトリーグにも出場、「日本のサッカーを学んで早く馴染みたい」と言っていただけに非常に残念です。公文通訳によると少し落ち込みから回復しているとのこと。今日は手術やリハビリの日程などを調整するためにクラブハウスを訪れていたようです。

さて夏の全国大会はすべて結果が出てしまいましたが、私たちにはまだ世界大会が残っています!柏レイソルU-12が今月末、昨年に引き続き2度目の出場となるダノンネーションズカップ(フランス)に挑むのです。「勝つたびに選手たちが自信をもって、どんどん成長しているのがわかる」と酒井直樹監督は国内大会を勝ち抜いたときに言っていましたが、この夏の全国大会準々決勝で負けを経験したことにより、チームとしてまたひとつ成長を見せているはずです。昨年は9位に入った大会。今年のU-12がどんな戦いを見せてくれるか楽しみです。

2006年8月20日

更新日:8/20 3:20

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本日の担当:横井孝佳

友部SAでお会いしたサポーターの方、いつも広報日記をご愛読いただきありがとうございます。「今日も遅いなって思いながら読んでますよ」とのことでしたが、今夜はまたスペシャルに遅いです! 人気の無い日立柏サッカー場からお届けいたします(ひとけです。にんきはあります)。

遅くなった理由は当然、笠松から戻ってくるのが遅くなったから。それにしても前半はどうなることかと思いました。ハーフタイムに石さんの喝が入ったようで、またフランサ選手の類稀なテクニックでボールの納まりどころができたこともあって、後半は見違えるようなサッカーに。しかし後半も中盤を過ぎると一進一退に。フランサ選手も言っていました。「前半はベンチで見ていて、運動量が少ないと感じていたので、自分が入ってからは積極的に動こうと思っていた。レイソルの選手が動けている時間帯に点が取れて良かった」と。
ディエゴ選手の得点シーンは見事の一語に尽きます。前半はコンビネーションが上手く行かなかったのに、あの場面ではワンタッチパスが面白いようにつながりました。点が入った瞬間は、速報を打ちながら、近くの席で観戦していた飯田強化担当、下平スカウトとともに大声を上げてしまいましたよ。

内容的には物足りない部分も(多々)あるものの、何より必要だった勝ち点3が確保でき、まずは一安心。しかし次なる戦いはわずか2日後、日付の上ではもう明後日!! 息つく暇もありません。今日、無失点に抑えられたことは、選手たちにとっても自信を取り戻すきっかけになるはず。このままぜひ、無失点を続けて行きたいところです。
ところで、後半ロスタイムに出場し、無失点勝利に貢献した藏川選手。「スローインでしかボールに触れなかったよー」と残念そうでした。「投げたボールが返ってきて、蹴ろうと思った瞬間にホイッスル」が鳴り響いたとか。2人で大笑いしてしまいました。
ちなみに、今季初スタメンの加藤選手。石崎監督は起用の理由として(あくまでもオマケ的にですが)茨城出身であることを挙げていましたが、本人は「全然気にしていなかった」そうです。生まれも育ちも鹿島の人にとっては、あの辺りは地元という気がしないのでしょうか。

・・・というわけでトップチームは勝利を飾ったのですが、午前11時から行われたクラブユース準決勝に挑んだ柏レイソルU-15は、惜しくも敗れてしまいました。
前半は両チーム無得点。後半、スローインから中央へ送られ、シュートを決められて失点。その後セットプレーから得点して追いつきますが、またもスローインの流れから失点、カウンターからさらに3点目を許して、1-3で敗れました。
これで夏の全国大会の成績は、U-18と15が準決勝敗退(第3位)、全日本少年サッカー大会に出場したU-12は準々決勝敗退と、いずれも惜しいところで敗れ去りました。栄冠が見える位置まで勝ち進んだだけに悔しさがこみ上げますが、どれも立派な成績。胸を張ってほしいと思います。