自分たちだけでサッカーやってるんじゃない
本日の担当:種蔵里美
Jリーグの会議に行くため、短めにお届けしたいと思います。
FC岐阜の公式サイトを見るのが、今日から日課となりました。早速、写真が載っていますね。レイソルへの愛情もピカイチだけれど、それを感じ取る感性と素直な表現力でいつも驚かせてくれる長谷川選手。ファン1号・2号である我々広報ズはどこまでも長谷川選手を追っかけるつもりでいますので、ハセもそのつもりでいてください。力を入れて、柏から応援しています。
さてトップチームは冷たい小雨が降るなか、ゲーム形式で約2時間のトレーニングを行いました。全体練習後には、李忠成選手が酒井トレーナーとともにウォーキングに出てきていました。膝の状態を確認しながら、ひとつひとつ段階を上げていきます。長くリハビリをしていた瀬戸選手は、現在古邊フィジカルコーチのメニューにまで辿りつき、全体練習合流まであと少し、というところまで来ています。
長谷川選手は岐阜へ、桐畑&柳澤選手はインドへとそれぞれ散ってしまった新人組。ひとり残っている大河原選手は徳弘トレーナーのもと居残り練習を行い、引き揚げていきました。
「ぐんりょう、さみしいじゃろ。でもタムさんとかマンツーマンで見てくれるチャンスやからな。わしも見ちゃるから」と石さんから声をかけられ、「はい、頑張ります」とさわやかな笑顔で答えていました。
練習が行われる前には、室内で愛媛FC戦を振り返るミーティングを行いました。
途中、石さんが一枚の黄色い布を取り出しました。昨日サポーターの方からいただいたという、びっしりとメッセージが書き込まれた黄色の旗。
「昨日サポーターの方から貰って、こうして紹介するんだけれども。たくさんの人が応援してくれているんだよな。愛媛戦だってあんな遠いところまで、お金を払って、高い渡航費を払って、見に来てくれている。試合後もブーイングせずに、励ましてくれている。自分たちだけでサッカーやってるんじゃないんぞ。自分たちの(日頃の)生活、行動がこの6試合にかかってくる。みんなの気持ちを汲んで、戦っていこう」
たったひとつのミスで試合が決まるわけではない、ミスが重なって失点が生まれる。いざ試合に入って思い通りにならなくとも、互いにカバーしあって冷静に、常に考え続けて、とチーム内で何度も確認しあってきました。愛媛戦、結果でサポーターに応えることができなかった。石さんの強烈な悔しさが、言葉から伝わってきました。
ひとつひとつの千羽鶴や横断幕、考え抜いてかけてくれているであろう言葉に、温かい目。みなさんに支えられているレイソルは本当に幸せです。愛媛戦の翌日も、「車で行ったから、朝9時にこっちに着いたよ」とそのまま練習試合を見に日立台まで来てくださった方もいました。励ましたり、元気にさせる存在でありたいのに、いつも励まされてばかりです。
直接対決が残っている、1位になる可能性が残っている。
残り6試合。チャレンジは続きます。
絶対に成し遂げてみせましょう、みんなの力で。