2006年11月24日

日曜日の日立台を今季最高の日立台に

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本日の担当:種蔵里美

レイソルからレンタル移籍中の長谷川悠選手が所属するFC岐阜は、今日から全国地域リーグ決勝大会がスタート。JFL昇格をかけ、こちらも大事な戦いに挑んでいます。初戦は静岡FCを相手に3?2で勝利。長谷川選手も後半から出場し、15分ほどプレーしたようです。明日はカマタマーレ讃岐と対戦です。
お互いの場所で精一杯に。がんばろう、ハセ!

トップページでお知らせした通り、北嶋選手が両膝軟骨損傷のため、本日手術を受けました。ギリギリで出場できるかというケガを抱えながら、思うようにならない体と強い責任感との狭間で苦しかったと思います、とくに愛媛戦から横浜FC戦にかけての時期は。膝の状態も良くなったり、後退したり。手術をするタイミングでもまた、随分と悩んだと思います。
昨日の試合後のキタジは、いい顔をしていました。
「うちのサポーター、すげぇなって思った。このサポーターがついているから選手たちはきっとやってくれる。大丈夫って確信した」
北嶋選手の頑張りはみんなが知っています。負けじとこちらも頑張らなくては!と思わせてくれる。札幌戦には、退院して応援に来ると言っていました。

山形戦をベンチ横で観戦し、ひとつひとつのプレーに声をあげて応援し祈っていた北嶋選手だけではなく、交代で出ていく選手を鼓舞する加藤選手、試合後に石川選手の肩を抱いて励ます近藤選手など、山形戦のメンバーの互いのサポートは力強いものでした。南選手がシーズン前からよく言ってきた「まとまりのある、いいチームになりたい」という言葉を、強烈に思い起こさせてくれました。

ピッチ上のチームもまた同じ。今日、記者の方に向けて石さんが、
「すごくいいチームになってきている。頑張れるようになってきたし、攻守の切り替えが早くなっている。意識というよりも、体が自然と反応している」
とコメントしていました。

さあ、あと2試合!
1年間私たちが積み上げてきたものを、それぞれの場所で、思いっきり表現しましょう。

午前練習のみとなった本日のチーム。
日差しが強くて、まぶしそうに眉間に皺を寄せて歩いていた横井広報に、「あーもう、暗いよ、顔が。スタッフが暗くなってどうすんの!」(南選手)、「そうそう、楽しまないと」(由紀彦選手)と選手たちから声がかかっていました。山形からの新幹線では、次の札幌戦に向けて切り替わった顔をされているみなさんにたくさんお会いしましたが、チームもあさっての札幌戦に向けてすっきりとした顔に切り替わっています。

さあ、その札幌戦。
チケットは、残り本当にわずか。残券はMR席とアウェイ自由席のみです。
ぜひ満員にしましょう。
日曜日、日立台でお待ちしています!
ぜっっったいに勝ちましょう。

2006年11月24日

ハイ次!

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本日の担当:横井孝佳

「J2は魂が磨かれる場所」とは佐藤由紀彦選手の名言ですが、こと精神の耐性に関してはいい感じにテカッてきたようです。

惜しくも敗れた山形戦。わたくし、タイムアップの笛を聞き、むむぅ?と唸りはしましたが、次の瞬間には気持ちが前を向いていました。
「ハイハイ次々、ここで落ち込んでてもうつむいててもいいことなんてゼロゼロ、中2日で札幌戦だよヴィトーリアの編集もしなきゃだよ、課題を見つめるのと失敗を引きずるのは全然別、次は勝つしかないんだよ!!!!!!」
という感じで。ロッカールームに入っても、そんな空気を感じました。いつもは怖い石さんもサバサバしてます。タクの言葉を借りれば、「強引に切り替えてるんでしょう」。

そう、力ずくで気持ちをエイヤッと切り替える、それが出来ることこそ精神面のタフネス。由紀彦選手が言うように、「この状況を楽しみ」ましょう。こんなヒリヒリするような緊張感、実生活でもそうそう味わえませんよ。くぅぅぅぅぅ!って感じじゃないですか? 私が壊れてきたからですか?

それにしてもです、今回ほど、アウェイの地でレイソルサポーターの方々にお会いした記憶はありません。どこに行っても黄色い人たちがいました。新幹線の車中でも、駅でも、町のコンビニでも、帰りの常磐線の車内でも。天童のホテルに泊まったのですが、朝食会場ではテーブルについている方全員がレイソルサポーターでした。
モンテディオさんによると、チケットの発見枚数から見ておよそ1000人ほどのレイソルサポーターが入場したらしいとか。応援も素晴らしいものでした。と言うよりたぶん、モンテディオサポーターではない一般のお客さんにとっては、「狂ってる」としか見えなかったでしょうね。当然、褒め言葉ですね。

由紀彦選手の言葉を借りれば(今日の日記は彼に乗っかりまくりですね)、「選手、スタッフ、サポーターを含め、チームが一つになって力を見せるときが来た」。日曜日は、私たちの力を見せ付けましょう! 伝説のシーズンのエピローグを、私たちの力でハッピーエンドに持って行きましょう! では日曜日に、日立台で!

・・・と締めくくろうと思っておりましたが、帰りの車中で多くの方々に聞かれたのでご報告を。ディエゴ選手の具合です。足を痛めたようで、終了後のロッカールームではアイシングをしていました。次戦の出場は、患部の経過を見て判断することになります。