2009年5月 4日

至福の瞬間

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担当:大重正人

イヤーブックやマッチデープログラム、選手プロフィールやホームページのトップページの写真。オフィシャルカメラマンさんにはいつもいつもレイソルをサポートしていただいています。比べようもありませんが、どうやったらあんなに躍動感あふれて、最高の瞬間を美しく収められるのだろう?と感心する毎試合です。そんな写真の数々、昨年のホームゲーム17試合のうち、私のなかで5本の指に入る見事な写真が、こちらです↓

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昨年6月、国立競技場でのレッズ戦。アレックス選手のスルーパスに抜け出した李選手がドリブルで独走。相手GKを軽やかにかわして、先制ゴールを決めたシーンです。本当に見事な連続写真。抜き去る相手との対比も収められています。でも、こんな瞬間を撮れるのはなかなかないそうです。レイソルが攻めるゴールに陣取っても、逆サイド側でシュートが決まることもあるし、「運がないと撮れないんです」。

鮮やかなシュートを決めたチュンソン選手は、そのままベンチの方まで駆け寄ってきて、一世一代のカズダンスを決めます。このシーンには、最高のオチまでとらえられていました。すばらしいゴールに大喜びしたベンチスタートの菅沼選手が、両手を広げて待ち受けたものの、ピッチ上でポーズを決めるチュンソン選手は立ち止ったまま。しかもラインを越えてピッチの中まで立ち入ってしまった菅沼選手。このあと第4審判にたしなめられ、のちのミーティングで選手たちが爆笑した、ちょっとかわいそうなコントラストまで……。

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「日立台でゴールを決めて、ゴール裏に飛び込みたい!」と目標を口にするルーキーの工藤選手のように、いつもの日立台なら、ゴール裏で熱狂するサポーターのもとに突っ込んでいくのが常です。しかし、ベンチの方へ駆け寄ってきたときには、こんなにもはじけ飛んだ笑顔が。

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選手の皆さん。ゴールをもしも決められたなら、たまにはベンチの方へダッシュしてみてはどうですか。明日の国立競技場、こんな最高の瞬間がファインダーに収まることを祈りながら、今日はこのあたりで。

2009年5月 4日

浦和戦まであと2日

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担当:石本瑞奈

今年のゴールデンウィーク、中には10日までというところもあるそうですが、一般的には6日までだそうです。といっても私は暦どおりの休日ではないので、普段はあまり意識してはいないのですが、例えば広報が書く原稿の締め切りが早まるお知らせがくると、そこで初めて、ああ世の中はゴールデンウィークなんだ、という実感がわきます。

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今日はいつもより30分遅れの10時から練習がスタート。試合に出た選手たちはリカバーが中心でしたが、北嶋選手や澤選手、さらに公式戦デビューを果たした比嘉選手は通常の練習に参加。7対7プラスフリーマンのミニゲームで活気溢れるプレーを見せていました。

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昨日に続いて暑い中、キャプテンの大谷選手も存在感がありました。復帰に向けて順調な回復をみせています。

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午前練習が終わると、ポポ選手の取材がありました。レイソル応援番組「レイソルタイム」のインタビューだったのですが、実はポポ選手単独ではありませんでした。1歳になる息子さんも一緒だったのです。MCの岡田亜紀さんは大喜び。息子さんと目線を合わせるため、芝にほぼ寝転がるような体勢をとったりしていました。この放送は5月16日からの予定です。普段のポポ選手とは違う表情が見られると思いますので、お楽しみに!

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いよいよあさって、国立で浦和レッズ戦があります。国立のレッズ戦といえばこの選手、去年の6月に国立初ゴールを決めた李選手は「去年とは違う、王者レッズが戻ってきた感じ。そういう相手にどこまでできるか。たくさんのお客さんが来てくれるし、ホームなので勝ちたい」と意気込みを語りました。

そして、高橋監督から驚きのコメントが。山田直輝選手のお父さんとマツダで一緒にプレーしたことがあるそうで、「直輝くんはちっちゃい頃からよく知ってるよ」と囲み取材で話していました。監督は昨日戦った山形の小林監督とはマツダで2トップを組んだことがあったそうですし、世の中、いろんなところで人と人がつながっているんですね。

それにしても、山形戦の時もそうでしたが、試合の翌日の日記で次の試合まであと2日だなあと考えると、ゴールデンウィークのハードスケジュールを改めて実感します。疲労ももちろんあるでしょうし、選手たちは本当に大変だと思いますが、次の浦和戦を楽しみにしているお客さんのためにも、もうひと頑張りですね。広報としては、まずはみんなケガなく、そして勝ってくれればなお嬉しいです。

最後にお知らせです。明日は休館日に当たりますので、大変申し訳ありませんが、練習見学はご遠慮下さい。あさって5日に、国立で、選手たちの力になって下さい。お待ちしております。