進化、進歩
担当:河原 正明
トップチームは一部選手のみの練習で昨日の大宮戦に先発出場組はオフに、疲労回復に努めることになりました。今日の午後、柏駅で行われましたがん遺児奨学基金の募金活動にそのオフのメンバーから工藤選手、茨田選手、そして午前練習を終えた川浪選手が参加しました。これはクラブスポンサーのアフラックと販売代理店で組織する「アフラック全国アソシエイツ会」の社会貢献活動のひとつで、「がん」で親を亡くした高校生の修学のために給付される奨学金制度です。クラブでも毎年社会貢献活動として選手が募金活動のお手伝いをさせていただいています。昨日のSCJスマイルマッチでの募金同様、今回も多くの方から善意をお預かりしました。
引き続きクラブの社会貢献活動および募金へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
※活動場所が急遽、「柏駅東口ダブルデッキ」に変更となりました
一方、日立柏サッカー場ではJユースカップ 柏レイソルU-18対モンテディオ山形ユース戦が行われました。前節・ザスパ草津戦は13-0の圧勝でしたが、グループリーグ突破に向けて「ホーム・日立台」で戦えるのは大きなアドバンテージ。
下平U-18監督も「ここで試合ができることは本当に幸せなこと。100%の力を出して楽しんで来い」と選手を送り出します。
今日キャプテンマークを巻いたのはCB御牧選手。前半21分のコーナーキックのチャンス、秋野選手のキックを川島選手が頭でつないだところを合わせて先制。その時間まで山形のプレスと速攻と固い守りに拮抗していた展開だっただけに先制パンチは有効でした。
その5分後にはカウンターのチャンス。左SB新藤選手がギリギリタイミングで前線に送ったスルーボールを伊藤選手が全力で追いかけてそのままダイレクトで高速クロス。本人も「練習でもできたことがないです(笑)」(伊藤選手)と驚くスーパーなボールが木村選手の足元へ。
「最高のボールが来てダイレクトに打とうとしたけど、相手DFがスライディングしてきたので」(木村選手)と冷静にかわして左足で流し込みました。この連続得点は相手に大きなダメージを与えました。38分にも平久選手がゴール前の混戦から右足で決めて前半を3-0で折り返しました。後半も守備では手堅く守り、後半27分には今日2得点目となる木村選手のゴールが決まり4-0に。磐石の試合運びでそのまま4-0で勝利を収めました。
試合後、下平監督は「カウンター、セットプレーでの得点は練習の成果が現れている。新しいパターンも増えつつある」とまだまだ進化中のようです。
これでグループリーグ2勝となり次節のアウェイ・浦和ユース戦が天王山になります。浦和ユースの結果が気になるのですが、同時刻開始の草津での試合は濃霧のため中止、延期となりました。11月11日(日)にレッズランドで行われるグループリーグ最終戦に勝って予選を首位で突破し、もう一度日立台で試合を。「レイソルで9年間、長く一緒にいるチームメイトと一緒にできる試合も残り少なくなってきている。1試合1試合大事にして、最後にまた優勝したい」(木村選手)お時間のある方はぜひ応援よろしくお願いします!