門出
担当:大重正人
柏レイソルの選手一同、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、そして企画立案から運営までご協力いただいたサポーター有志の方、そしてものすごい暑さのなかにもかかわらずお越しいただいたサポーターのみなさま。今日7月10日を最高の日にしようと日立台に集まった皆さんのおかげで、一生忘れられないファン感謝デーになりました。
特に村上選手会長を中心に、選手たちみずからが、とにかく「サポーターの皆様に楽しんでもらおう!」という思いをひとつにして、形にした数々のイベント。思いっきりバカをやりきってくれた彼らのパフォーマンス、でも言葉で語ると何を書いても感動をおもしろさを伝えきれない気がしまして、、、特に盛り上がった、美しい女性美を競う「Reyコレ5 BATTLE」の舞台裏写真を。
「かわいいよ、オレ」
父子。
すべてをゆだねるキャプテン。
鏡をみつめる18番
34番の美脚。
そして、7月10日。彼にとっては長い長い一日となりました。
朝一番に事務所を訪れて、出発のあいさつ。
移籍が決まり、ケガなくベストコンディションで臨むため、ここ数日は孤独な練習を繰り返してきました。今日は全体練習が終わった後、ひとり遅れてシュート練習。布部コーチとのマンツーマン、サイドからは井原コーチと平川テクニカルがクロスでサポート。トラップからシュートまでの動きを繰り返します。
「菅沼実のシュートがいちばんうまいです」。菅野GKから最高の賛辞をもらったシュートは、きょうもゴールの隅々にビシビシ決まります。布部コーチから「ラスト10本!!」と声がかかると、桐畑選手がGK役を買って出て、工藤選手は「ミノルくん、10本決めますよね?」。スタッフは「きっちり決めないとジュビロの力になれないよ!」と、厳しめのゲキを込めた仲間らしい声援が飛びます。
正直言って、本来笑って楽しんでいただくファン感謝デーを、区切りの一日として応援いただいた皆さんと接することに、心中いろいろ複雑な思いがあったと思います。それでも持ち前の明るさで笑顔を振りまき、ポジティブな出発の記念日にした菅沼選手は、本当に立派でした。ジュビロ磐田では、ガンバに移籍したストライカー、イ・グノ選手に代わる得点源として期待されています。「柏魂を持って、チャレンジしてきます!」。仲間からもサポーターからも、誰より愛された彼を、柏レイソル一同、これからも変わらず応援しています!やっぱりかわいい女装よりも、ユニフォームがイチバン!!ガンバレ、ミノル!!