2017年7月13日

天皇杯大分戦

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担当:大重正人

天皇杯3回戦、レイソルがこれまで公式戦での勝利がなかった大分でのアウェイゲーム、2-0のスコアでようやく勝利をものにして、ラウンド16へと駒を進めました。土曜のセレッソ戦を終え、日曜月曜火曜と大分で滞在し、この試合に備えてきたことが結果として実りました。

ただ試合内容は、拮抗した厳しい試合になりました。公式記録の風の記述は「無し」。札幌ドーム以外でしか見たことがないような状況で、気温27.7度、湿度73%。大分銀行ドームのピッチは湿気を帯びた空気が滞留する、見ているだけで息苦しさを覚えるようなコンディションでした。

レイソルはセレッソ戦から、先発4人を入れ替えました。そして相手の前線が1トップ2シャドーになる形に対し、レイソルは細貝選手が最終ラインに下がり気味になって、ビルドアップを狙いますが、「大分が丁寧に組織的で一生懸命に守備をしていたこともあって、テンポが上がらず、なかなかチャンスを作り出せなかった(大谷選手)」という前半でした。相手の前に出てくる勢いを受けて、敵陣へなかなかボールを運べない時間帯。前半は大分のペースでした。ピンチもありました。ただGK中村選手の落ち着いたセーブ、中谷選手を中心とした最終ラインが跳ね返し、無失点で試合を進めます。

前半40分ぐらいだったでしょうか。それまで右サイドにポジションをとっていた中川選手が中央に入り、クリスティアーノ選手が右サイドへ。この変更が功を奏し、クリスの突破からチャンスを作り、また中川選手が暑さをものともしない献身的なプレッシングでリズムを取り戻しました。後半開始から一気に攻勢に出て、51分に大谷選手からのパスを相手の背後で受けたクリスの左足シュートで先制。60分には中谷選手のクリアからディエゴが抜け出し、彼らしい強靭なフィジカルで抜け出して、GKとの1対1を制しました。「この試合展開の中で自分のゴールは非常に重要だったし、大分が前がかりになっていたところで、ゲームを決める貴重な1点を決めることが出来た(ディエゴ)」と勝負を決したと言っていい、大きな追加点でした。

これで大分のペースが落ち、レイソルらしいボールポゼッションでゲームの主導権を渡すことなく、タイムアップ。これでラウンド16進出となりました。続く組み合わせは8月7日(月)に抽選会で決定し、9月20日(水)の開催となります。あと4つ、ここからはJ1勢との対戦となるでしょうし、さらに厳しい一発勝負となりますが、あと4つ勝てば、2013年以来のタイトル、そしてACL出場につながる道です。一歩一歩着実に進んでいきましょう!100名以上のサポーターの皆さんの声援は、ドームに鳴り響いていました!「柏から世界へ!」本当にありがとうございました。

今日から月曜までオフとなります。火曜午前10時からまたトレーニング再開となり、23日日曜夕方にはファン感謝デーを開催します。イベントの内容は近日お知らせいたしますのでどうぞお楽しみにお待ちください。

そして、少しアクシデントです。大分空港が滑走路閉鎖のため、予定していた便が欠航となってしまいました。なんとか帰柏できますように。。。

2017年7月11日

明日は天皇杯大分戦

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担当:大重正人

鹿島、セレッソとの上位対決に先制しながらも試合をひっくり返され、大事な星を落とす結果になりましたが、すぐに次の戦いが待っています。明日水曜日、天皇杯の3回戦に挑みます。アウェイ、大分銀行ドームで、大分トリニータとの対戦です。これまで、ラウンド16(4回戦)までは原則上位カテゴリーチームにホーム優先権がありましたが、今大会は3回戦、ラウンド16、準々決勝まで下位カテゴリーにホーム権が与えられることになりました(同カテゴリーの場合は抽選結果などに基づきます)。

この梅雨、記録的な大雨により九州地方、特に北部の福岡県や大分県からは大きな被害の様子が伝わってきています。久留米と大分をつなぐ久大本線は橋梁が流出したため、列車が運休。博多から鳥栖・久留米を経由して、大分へ向かう「ゆふ号」「ゆふいんの森」も運休です。
筑後吉井⇔日田の間は、1日10本のバスによる代行輸送となっています。また鹿児島では大きな地震もありましたし、お住まいの方、ご観戦の方は天候や余震にはくれぐれもご注意ください。
【JR九州HPをご確認ください】
http://www.jrkyushu.co.jp/company/index.html

ただ先週末の土曜日、大分ではJ2リーグの湘南ベルマーレ戦がおこなわれています。またレイソルも日曜日の午後に大分入りし、3日間予定通りにトレーニングを続けています。現時点ではスケジュールに沿って試合が行われる予定です。

さて大分とは久々の対戦です。2013シーズン以来、4年ぶりの対戦です。リーグ戦で2試合、天皇杯でも対戦しています。リーグ戦はホームで3-1、アウェイは0-0。その前を振り返ると、2010年には、先日キムボギョン選手加入時に触れたとおり、J2で対戦し、ホームは2-1で勝利したものの、アウェイは0-1。ボギョンの決勝ゴールで沈み、J2を独走しわずか2敗しかしなかったレイソルが土をつけられました。あえて触れますが、大分スタジアム、九石ドーム、大銀ドームでのアウェイゲーム、レイソルは未勝利。2敗6分です。そして2013年の天皇杯ラウンド16、岡山での試合は90+1分にゴールを許し、0-1で苦杯。決して相性が良くない、因縁の相手でもあります。

とはいえ、明日の試合でしっかり勝利して、過去は過去のこととして、変えられるような試合にしたいところです。下平監督は、この逆転負けしたこの2試合を振り返り「攻撃面では自分たちがトライしてきたことは出せているし、上積みもできている。一方、守備は2試合で5失点。改めてセレッソ戦を見返すと緩くなっているところもあるし、これまでできていたことがもう一度できるように徹底して、守備面を直していきたい」と省みました。

対する大分は、一昨年J2J3入替戦に敗れて降格したものの、J3優勝を果たし、1年でJ2復帰。今季昇格初年度ながら、現在9勝6分7敗でリーグ10位。昇格プレーオフ圏内に2ポイント差と上位を争う戦いを繰り広げています。先週末は現在J2首位の湘南を相手に0-0でドロー。監督は「湘南はすごくハードワークするチームだけど、この試合の大分はそれよりも走り勝っていた。攻守ともにきっちりとハードワークできる」と分析。明日の試合も非常に蒸し暑い大銀ドームですから、レイソルとしては前半に先行して、現在の課題であるリードしてからのゲーム運び、決定力、そして守備で耐えきる、という課題をクリアしたいところ。ただなにより大事なのは結果。延長、PKもあり得ます。心身最後まで戦い抜く、上へあがるという気持ちを見せ続けなければいけない消耗戦となるでしょう。

大分の片野坂知宏監督は、元レイソル戦士。1995年途中から1999年まで在籍し、主に左サイドバックとして活躍しました。当然、下平監督ともチームメイトでした。ただ2人の出会い、関係性はさらにその前からスタートしていました。先日のインタビュー取材で明かしてくれました。

下平監督のエピソードとしてよく知られる話ですが、青森県の高校3年生時に就職活動して、東京の美容室に就職が決まり、サッカーの道に区切りをつけることを決めていました。そして五戸高校のキャプテンとして、3年生の冬、1990年1月の全国サッカー選手権に青森県代表として出場。しかし鹿児島実業に1-2で初戦敗退してしまいます。「その鹿実のキャプテンが片野坂だったんだよ」

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「でも、そこで終わってしまったことがどうしても悔しくて、サッカーを諦めきれなかった。何とかしてサッカーを続ける道を探したんだよ」。恩師の方がいろんな関係各所をあたって、ひとつだけ入団テストにこぎづけました。それが日立サッカー部でした。千載一遇のチャンスをつかみとって、日立サッカー部への入部を果たした監督でしたが、あの鹿実との初戦に勝って、もっと勝ち進んで達成感があったとしたら、、、、未来は大きく変わっていたかもしれません。監督にとってもレイソルにとっても、大きな大きな運命の分かれ道でしたね。監督としての初対決。今度こそ勝利を!!

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明日の天皇杯、残念ながらテレビ中継がありません。レイソル公式の試合速報ツイッターや、インスタグラムなどでテキストや写真で大銀ドームの熱戦の模様をお伝えします。そしてスタジアムに応援に来てくださるサポーターの方々、本当にありがとうございます。その声と後押しは、間違いなく選手たちに伝わっています。明日も一緒に戦ってください!!どうぞよろしくお願いいたします。
【観戦ルールなどはこちらから】
http://blog.reysol.co.jp/news/2017/015720.html

2017年7月 9日

セレッソ戦

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担当:大重正人

鹿島、セレッソと続いた上位決戦。非常に残念な連敗という結果に終わりました。しかも逆転負け。ゲームを押し気味に進め、いい時間帯にいい形で先制したのは2試合とも同じだっただけに、大きな大きな悔しさが募ります。

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立ち上がり、レイソルが勇気をもってボールをビルドアップしていこうというところでボールをロスし、セレッソの柿谷選手の見事なドリブル、杉本選手のヘディングなど決定的な場面を作られましたが、シュートは枠の上。このピンチを凌いでからは、レイソルが流れを引き戻しました。相手のビルドアップへのプレス、また徹底してGKキム選手から高身長の2トップへロングフィードを送り込んできましたが、しっかり身体を張って競りかけ、セカンドボールを回収する→ボールを握って攻め込む、という攻撃のサイクルを生み出しました。

そしてこの日先発起用された武富選手が、攻撃の起点に。敵陣の中央に構え、相手の間で巧みなポジショニングをとったり、時には相手DFを背負いながらと、くさびを受ける動きで相手の脅威になっていました。そして生まれた先制点。「トップ下はやり慣れているポジションでもあるので、ストレスなく試合に入れた。ゴールはクリスが良いボールをくれた。クリスはクロスが速いので、中の選手達は顔を上げたら入るようにしているけれど、本当に良いボールが来たのでクリスのおかげでした」。右サイドからクリスのすばらしいクロスに対して、見事なダイビングヘッド。前半終了間際といういい時間帯に突き刺しました。

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1-0からのゲームの進め方。シーズン前半戦の途中にも書いたことがありますが、この2試合、そこがうまく行きませんでした。積極的に2点目を獲りに行くのか、しっかり守備を固めるのか、相手をいなすようなボール回しで機を伺うのか。後半立ち上がりからレイソルが勢いに乗り、セレッソの守備の強度が落ちていたこともあり、攻勢に出ました。追加点が取れそうな雰囲気が満ちていましたし、実際にクリスの決定的なシュートがありましたがクロスバー。結果的には、ここが勝負の分水嶺でした。

セレッソの尹監督が、柿谷選手を下げたことには驚きました。ビハインドでエースを下げるというのは思い切った決断にも見えましたが、田中選手との2枚替えで3バックにシステムを変え、狙いを見据えて、手を打ってきました。その1stプレー、「警戒していたコーナーキックでやられてしまった(下平監督)」のは非常に痛かったです。

尹監督のコメントです(セレッソ公式サイトより)「杉本選手と(山村)和也選手が、相手との球際のところで負けている印象がありました。なので、(澤上)竜二を入れて、球際のところを優位にもっていきたかったです。そして、身長の高い選手3人を前に置きましたが、サイドからのクロスをもっと多くすることを狙いとして持っていきました。なので、システムを3バックに変えることを決断しました。もっと攻撃的に出て行かなければと思いました。幸いにして、得点でき、逆転(ゴール)まで決めることができましたが、ポジショングについて少し整理できていない部分もありました。なので、和也選手を下(DF)に下ろして、(田中)裕介選手をサイドにして、水沼宏太を1個前に上げるという、いつものとおりのシステムに変えました」。

1-1になってからの時間帯。ここを食い止めてもう一度流れを取り戻さなければいけないところで「1点取られてバタバタしないことと沈まないこと。今日は相手のホームだったし、相手のサポーターが勢いに乗って盛り上がっている時にいかに自分達が冷静になれるか。そういった部分のメンタリティーが必要」と中谷選手が反省しましたが、勢いに乗った相手の波状攻撃で逆転を許し、相手は山村選手を最終ラインに下げて5バックにする勝利の方程式に持ち込まれてしまいました。レイソルはハモン選手を投入し、パワープレーをしかけます。GK中村選手がビッグセーブを連発し、ゲームを壊さないまま何とか同点にという思いで総攻撃をしかけますが、相手の堅く高い守備を破れないまま無念のタイムアップとなりました。

大谷選手と中山選手のコメントに、レイソルの課題がありました。
(中山選手)「後半の途中までは良かったけれど、段々自分達の良いリズムの中で前に行けてしまう状況があったので、もっとしたたかに、相手の嫌がることをやっていきたかった。1-0という自分達が優位な状況で折り返したので、もっと鹿島戦の反省を活かしていきたかった」
(大谷選手)「1-0にされた後の試合運びや1-1にされた後。鹿島戦もそうだったけれど2失点目までが早い。ゲーム運びの所でもう少ししたたかに。この蒸し暑さですし、1-0の時には相手の2トップがプレッシャーに行ってもボールを奪えず、ダブルボランチにもう少し前に出て来て欲しそうな所を見せていたし、そういった所で自分達から突っ込んで行ってしまった。スペースに行けるけれどやめる勇気。自分達が負けている状況だったら無理しても入り込まないといけないけれど、リードしていて相手の守備が上手くハマっていないような時間帯に、自分達から突っ込んで、相手がいる所に行くのは避けないといけなかった。しつこいくらい中盤と後ろの選手で回しながら、相手が来たらサイドを使いながら相手を後ろ向きに走らせる縦のボールが必要」

『1-0という自分達が優位な状況』というのはまさにその通りで、少し状況は違いますが、先日の鹿島戦で3-2となってからのアントラーズのゲーム運びは、ボールを握って、散らして、守勢に回るのではなく、主導権を握ってゲームを終わらせるものでした。勝つチームが勝つべくして勝った。そんな残り時間でした。この2試合。今のリーグで間違いなく強い2チームを相手に、互角以上に戦っていたと言えます。ただ勝負に勝つというのは、90分終わっての結果です。自分たちが上回っていたところも随所にあり、そこは活かしながらも、巧みにゲームを運んだ相手から学ぶところもありました。「勝ち点70」が目標とはいえ、上位にいる以上、ここからはどうしても順位の変動がつきまとっていきます。引き分けに持ち込んで、勝ち点1をもぎとる。相手に勝ち点2を与えない。上位対決ではそういうシビアな戦いも求められてくるでしょう。レイソルには、まだまだ伸びていける余地があります。

来たる水曜には、天皇杯3回戦の大分トリニータ戦。チームは大阪からそのまま大分に入り、試合に備えます。この2試合の悔しさや課題を、この天皇杯でしっかり晴らさなければいけません。長居に駆けつけてくださった1000人以上のサポーターの皆さんの応援に、次こそ結果で応えなければいけません。本当に本当にこの日もすばらしい応援でした。

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2017年7月 7日

明日はセレッソ戦

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担当:大重正人

先週の第17節、そして水曜のACL組の未消化試合が終わり、全チームが17試合を終えました。「暫定」という言葉が取れて、ようやくすっきりとした順位表になり、立ち位置が明確になりました。首位と2ポイント差、前半戦3位で迎える後半戦の初戦。またしてもビッグマッチ、セレッソ大阪とのアウェイゲームに挑みます。

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5月6日のホームゲーム。スコアは1-0、連勝を「4」へと伸ばした試合でした。GK中村選手の度重なるビッグセーブ、そしてクリスの前線からのチェイシング、素早い切り替え、諦めない気持ちが実ったゴール。幸運が味方したゴールではありましたが、この1点を全員で守り抜いた、非常に価値ある勝利でした。

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しかし内容を見れば、ここまでの17試合で「もっとも自分たちらしさが出せなかった試合だった」と選手たちが振り返ります。レイソルらしい前線からの連動した守備を試みるものの、相手の巧みなパスワークでボールを奪いきれず、自陣で耐え抜く時間が増えました。ビルドアップからつないでくる場面もあれば、前線のストロングポイントである杉本&山村選手の高い身長をめがけてシンプルに蹴りこんでくる攻撃もあります。高低、中外、左右。多彩な方法、位置から攻撃をしかけてくる、そんな印象です。なおかつ「守備がしっかりしていて、堅い」。いま一番安定感のあるチームではないでしょうか。

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鹿島戦の敗戦は課題や悔しさが残るものではありましたが、あれだけきれいに相手を崩せた攻撃は着実に成果を出していますし、簡単にシュートを許さない、コースを開けない、声をかけあう、といった守備面での原則鉄則を選手たちは改めて確認し合っています。この強いセレッソを相手に、この大変な暑さのなかで、どんな試合を見せられるか。真価の問われる大変重要な一戦です。

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今週は台風が列島を横断し、特に西日本では大変な雨に見舞われていますが、台風が過ぎた後の大阪地方は非常に厳しい暑さに見舞われそうです。最高気温は31度の予想、夜になっても30度近い蒸し暑さに見舞われそうです。大阪長居までお越しのサポーターのみなさま、くれぐれも熱中症にはご注意ください。レイソルにとっては初めてのキンチョウスタジアムでの試合、日立台に似た雰囲気で非常に楽しみです。明日もまるでホームのような力強い後押しをどうぞよろしくお願いいたします。

2017年7月 2日

鹿島戦

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担当:大重正人

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まず、今日も試合前からすばらしい日立台の雰囲気を作っていただき、本当にありがとうございました。アカデミー壮行会、ここ数年の恒例行事になっていて、U-18、U-15、U-12とすべてのカテゴリーの選手たちが整列し、それをご家族が見守り、そして場内一周から満員の柏熱地帯からの拍手や声援が注がれました。「柏の育成 俺達の宝」。これは柏レイソル、日立台でしか見られない、誇らしい光景でした。

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その応援はウォームアップに続き、最高の雰囲気でキックオフを迎えられました。そして見事な先制点。逆転されてからの反撃。2-3となってからの後押しと、最後の最後まで一糸乱れぬ応援が鳴りやみませんでした。タイムアップの笛。体力と気力をすべて使い果たし、そして大きなサポートに応えられなかった悔しさ。選手たちはピッチに倒れこみ、4月8日の清水戦以来、11試合ぶりの敗戦の悔しさを身体全体で表していました。

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立ち上がりから、鹿島はレイソルのビルドアップを阻止しようと、レオシルバ選手が一列前まで飛び出して、大谷選手や手塚選手をケアしようとする姿勢でした。ハーフタイムに下平監督から「もっと勇気をもって中盤でボールを受けに行こう」という話があったように、これまでの試合とは少し円滑なビルドアップができていませんでした。

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それでもテンポよくボールを展開し、1点目のゴールは自陣からボールをつなぎ、相手にボールを触らせないままペナルティエリアの脇まで展開。厚みのある攻撃で、最後に仕留めたのは大谷選手でした。すばらしい攻撃でした。2点目も、逆転されてはやる気持ちを抑えながら、右サイドへボールを展開し、伊東&小池の右サイドコンビが完全に崩し、クリスが仕留めました。

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一方、後半だけで3失点。下平監督は会見でこう切り出しました。「失点に関しては中村航輔のミスもあり、本人も自覚していると思う」。1点目の金崎選手のシュート、2点目の永木選手の直接FK。ゴールの隅、非常に難しいコースに飛んだのは間違いないですが、防げなかった中村選手の表情、リアクションを見れば「止められた」という悔しさがありありと感じられました。

GKというポジションは、プレーがそのまま勝敗に直結するポジション。失点の責任を負わなければなりません。また、仕掛けてくる相手に寄せきれず、シュートコースを許してしまったディフェンスの選手たちも、改めてJリーグ屈指のストライカー、金崎選手やペドロ選手のシュートを目の当たりにし、これを簡単に打たせてしまっては優勝できないという思いを強くしたはずです。

でも「今まで航輔にはさんざん助けられてきた部分もあるので、反省して次に繋げてくれると思う」という下平監督の言葉はまったくその通りだと思いますし、チームメイトも同じ思いでしょう。これまでの多くのセーブ、多くの勝ち点獲得に貢献し、チームを救ってきた航輔を、今日はフィールドの選手たちが助けてくれれば、と念じていました。そして生まれた同点ゴール。さらに逆転のチャンスもあっただけに、勝てた、勝ちたかったという悔しさも募ります。

10試合負けなしという状況が止まり、首位から2位へと順位を落としました。それでも首位のセレッソに勝ち点1差の34ポイント。そして次週、そのセレッソと対戦できることを、選手たちはチャンスだと感じて大阪に乗り込んでくれるはずです。若さ、勢い、プレッシング。レイソルの躍進を表現いただくとき、よく聞かれる言葉です。でも私自身は決してそれだけのチーム、選手たちではないと思っています。キリの誕生日を祝う選手たちを見ていると、心からこのメンバーで優勝したいと思います。それを証明するJリーグ後半戦にしてほしいですし、サポーターのみなさんにもその姿を見せてほしいと思います。

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2017年7月 1日

ボギョン加入&明日は鹿島戦

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担当:大重正人

明日日曜日、18時30分からホーム日立台に鹿島アントラーズを迎え撃ちます。現在首位のレイソル、1試合少ない中でリーグ3位のアントラーズ。勝ち点は4ポイント差ですが、7月5日にその1試合を消化しますので、実質の差はない状況。来週のセレッソ戦と合わせて、まさに2週連続の首位攻防戦となります。今節で第17節、シーズン折り返しに差し掛かる時点で、この順位、この上位で戦えていることはとても誇らしいことですし、大きな注目と高いモチベーションの中で、いま我々は日々を過ごしています。

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昨日の午後、キムボギョン選手の加入会見を開きました。メディア各社多くの記者さんにお集まりいただき、期待と注目をいただいていることをひしひしと感じます。ボギョン選手は「こんにちは!」と慣れた感じであいさつしました。続いて「レイソルに来られて非常に嬉しく思っています。今レイソルは非常に好調で、リーグ首位を走っています。1位でいられるチームというのは非常に良いチームで、それだけ能力の高い選手が揃っていると思っています。早く合流して、そういう選手たちとボールを蹴って一緒にサッカーをしたいです。ここは自分がデビューゴールを決めましたし、非常に熱狂的で素晴らしいスタジアム、良いイメージを持っていました」

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さらに「シーズン中の移籍で、非常に大きな決断でしたが、柏レイソルが熱烈に自分を必要としてくれたというのが一番の決め手です。チームのビジョン、今のチームの順位、チームの未来を考えたときに、自分がこの決断をしても後悔をしないだろうと思い、移籍に至りました。自分は中盤の選手で攻撃的なポジションで出る機会が多い。ゴールやアシスト、ゴールに絡むプレーでチームに貢献できたらと思いますし、そういうプレーを見てもらいたいです」と移籍への思いや、これからのレイソルでの生活に期待を込めて、語ってくれました。背番号15はレイソルにとって、菅沼選手、ジョルジワグネル選手、武富選手ら、印象的な活躍をした選手が並びます。その系譜に彼も並んでくれることを期待しています。

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その後、チームの練習にも合流。キリの誕生日祝いでは「ボギョン!写真一緒に撮ろう!」とセンターポジションに招かれ、活気あふれるチームの良い雰囲気の中にすっかり溶け込んでいます。

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下平監督は彼について「シーズン中の移籍ですから、間違いなくコンディションは良いですね。攻撃的な特徴を出してほしいですし、彼が入ることで間違いなく刺激を受ける選手がいる。競争意識が高まることはチームにとって大きなプラスになる。ただウチのサッカーは守備力も求められるので、そのタスクもしっかりこなせないといけない。ただボギョンはレイソルの試合をいくつか見てくれているようで、ソギョンからもウチのスタイルについては聞いているみたいで。イメージはつかんでくれていると思う」と期待を寄せています。出場登録は7月21日からのウインドーオープン後、試合出場は最速で7月30日仙台戦となります。ボギョンへのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

そして監督はこの決戦に向けて、こう意気込みを語りました。「鹿島は監督が替わったものの、伝統的に土台がしっかりしているチーム。そして3連勝している。監督が替わると選手たちには何か変わる気持ちが生まれるものだし、競争意識が高まっていると思う」。去年は2試合共に2-0と快勝。最終的にリーグ制覇した強敵相手に、いいモチベーションで臨み、伊東選手がすばらしく躍動し、ホームでもアウェイでもこれ以上ない戦いを見せました。

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ただ鹿島というチームが、このまま引き下がるわけもなく、この一戦に全身全霊を懸けて挑んでくるのは間違いありません。我々はそれ以上の気迫、気持ち、覚悟をもって戦わなければいけません。チケットは完売。浦和戦のようにピッチもスタンドも激戦必至です。選手たちの奮闘、サポーターの皆さんの後押し、ひとつになって、このビッグマッチを戦い抜きましょう!!

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■明日のイベントなどのお知らせです。ホーム側開場は15時30分、キックオフは18時30分。お間違えなく!
http://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0702