2017年7月29日

明日はアウェイ仙台戦

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担当:大重正人

今週末からリーグ戦が再開します。7月2日の鹿島戦、7月8日のセレッソ。この夏の天王山2連戦を落とし、この中断期間に入りました。レイソルは首位の座を譲り、変わって首位に立ったセレッソは、1試合多く消化していることもあり、勝ち点差を開けられての後半戦スタートです。ただ順位よりも、まずは1試合1試合を戦う。その積み重ねで勝ち点70、そしてACL出場権を勝ち取る。そのチャレンジが始まります。

その初戦は明日日曜日、18時30分から。アウェイ仙台でのベガルタ戦です。「去年から1回も仙台に勝てていない。何より俺が勝ちたい」。下平監督は選手たちにこう檄を飛ばしました。昨シーズンは3戦3敗、今季は1分1敗。下平監督が指揮をとってから、ベガルタ戦は未勝利です。「自分たちのペースでゲームを進め、得点できそうな雰囲気がありながらも、相手に粘り強くプレーされて、最後にほころびを突かれてしまっている」。3月のリーグ戦は90+1分に先制点を献上して0-1。5月のルヴァンカップは90+4分に同点ゴールを与え1-1。まさに監督の言葉通り、最後に粘り負けるような悔しさの残る試合が続いています。

もちろん、相手を上回ろうとする気持ちが第一です。この試合、ベガルタに何としても勝つという思いが何よりです。では、いかにして勝つのか。気持ちに加えて、ピッチ内でやるべきことの整理、改善が、現在2連敗中のチームには必要です。「守備、そしてセットプレー。守備は今までできていたところがかなり緩くなっていたので、もう一度原点に戻って、リマインドできるよう取り組んできた」。

そして、この中断期間中に、キムボギョン選手が加入。レイソルのサッカースタイルを近いし、チームメイトに溶け込み、そしてチームメイトが彼の特色を理解し、ピッチで生かす。ボギョンが来てからすぐに試合がないことが少し恨めしくも思いましたが、そういうプラスのサイクルのなかで時間を費やすことができるメリットもありました。先週末のトレーニングマッチで実戦もこなしています。監督は「本当にテンポよくプレーしてくれる。ボールが入るとテンポができるし、リズムを変えられる。得点能力やキックの精度も高い」と新戦力に期待を寄せます。

先制してリードを広げるという戦いができればこれ以上ありませんが、0-0の膠着が続いても、また先制されたとしても、焦らず粘り強く。鹿島、セレッソと短い時間での連続失点が続いています。戦術面でも精神面でもタフに闘い続けなければなりません。明日は18時30分のキックオフ、お間違えないように。DAZNのライブ配信は「サンデープライム」。ピッチサイドのステディカメラなど、カメラ台数が増える拡大中継です。迫力ある映像で試合を応援ください!!