2017年7月25日

ファン感 & NUMBER WEB 第1期太陽王戦 中村対局レポート

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担当:大重正人

23日の日曜日、ファン感謝デーに3000人を超えるサポーターの方がお越しくださいました。真夏の日中、そして小雨も降る中でしたが、無事にイベントを終えることができまして、本当にありがとうございました!

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私は今回、中村航輔選手の将棋イベントを中心に担当させていただきました。レイソルのファンクラブ会員の方で、しかも将棋が好きな方ってどれぐらいいるのか。まったく予想が付かなかったのですが、定員の4倍以上のご応募をいただいて驚きでした!

前々から個人的に「ファン感で航輔が将棋をする」というのは絶対にやろうと思っていたのですが、今回のイベントがここまで大きくできたのは、スポーツ雑誌「NUMBER」のWEBサイト、「NUMBER WEB」(以下NUMBERさん)があってのことでした。NUMBERさんから「中村選手と中村太地六段で対談をしたいのですが」という企画をいただき、航輔に相談したところ、まさに即決。でも対談だけで終わらせるのは口惜しいことと思い「太地六段の7月23日のご都合はいかがでしょうか?」とファン感出演の依頼をさせていただいたところ、快くお返事をいただけたのです。

サッカーライターのいしかわごうさんには、対談の司会だけでなく、イベントの企画、進行にも携わっていただきました。「中村対局を大盤解説するなら、もう一人棋士の方がいたほうがいい」と女流棋士の渡部愛さんをご紹介いただき、日本将棋連盟の方ともやりとりし、そして柏将棋センターの石田九段には、大盤や碁盤、将棋セットなどたくさんの用具をお借りしました。そして最初に企画をいただき、ご尽力いただいたNUMBER WEBの茂野さん、将棋を愛する皆さんのおかげで、このイベントを行うことができました。本当にありがとうございました。

NUMBER WEBの茂野さんが、この日の対局をレポートしてくださいました。ここでご紹介させていただきます。

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 7月23日に開催された『柏レイソルファン感謝デー~日立台夏まつり~』。その企画の一環として『中村航輔選手と将棋を楽しもう』が開催されました。将棋が趣味という中村選手と対局してみたい、また将棋は初心者だけど航輔選手と一緒に学んでみたい、という方々とのふれあいイベントは大盛況となりました。2部に分けて行われた本イベントをレポートします。

 今回イベントのゲストとして参加してくださったのは、中村太地六段と渡部愛女流初段です。中村六段は羽生善治三冠とタイトルを争い、そして今を時めく藤井聡太四段とも非公式戦ながら対局した経験を持つ実力派棋士。また渡部女流初段もかつて公式戦で男性棋士に勝利した実績を有しています。テレビ番組で「中村太地六段をよく見ています」と語る航輔選手も嬉しそうな表情を浮かべる中でイベントは幕を開けました。

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 まず第1部は航輔選手と子ども棋士との1対2の対局、そして中村六段と渡部愛女流初段の初心者レクチャーと多面指しが行われました。「やるからには負けたくない」と語っていた航輔選手は子どもたちとの対局でも常に真剣な表情でした。

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 日立台のビジョンで中継されていたこともあってか、途中からは栗澤選手、大谷選手らが足を運びました。あまりの本気モードぶりに大谷選手からは「ファン感だぞ、笑顔忘れるな!」「少しは手加減してやれよ!」との声が飛んで一瞬動揺したシーンもありましたが、最後まで崩れることなく6局を5勝1分け(引き分けは時間切れ)の無敗で切り抜けました。ただネット対戦に熱中している航輔選手も「二面指しって、キツいですね」とチラリと本音も口にしていました。

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 休憩をはさんで行われた第2部は夢の「中村対局」となりました。将棋界も注目の新タイトル?「第1期・太陽王戦」と銘打って行われた注目の一戦は4枚落ち(太地六段が飛車、角行、香車を落として戦う形)で行われました。真剣な対局の中ではフリーライターのいしかわごうさんと渡部女流初段がサッカーに例えた将棋の戦法、そして今話題の藤井聡太四段に勝利した佐々木勇気六段、三枚堂達也四段が柏市将棋センターに通っていたエピソードなどにも触れていました。

 中盤へと進み、渡部女流初段にヒントをもらえる「チャンスタイム」では、将棋対局でお馴染みの「おやつコーナー」も。カカオ好きの太地六段には柏を「コズミックパラソルカフェ」様から「ガトーショコラ」、アスリートの航輔選手には試合前などに補給するサプリメント、経口補水液、そしてバナナが差し入れられました。

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 差し入れの効果もあってか? 航輔選手は冷静な差し回しが光り、徐々に太地六段の王将を追い詰めていきます。将棋の反則の1つである「打ち歩詰め」をしそうになった瞬間は「これやったら一発レッドカードですよ!」と話して会場が笑いに包まれながらも、最終的には航輔選手が勝利。

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 見事「初代・太陽王」の座を手にした航輔選手。「"中村一冠"と名乗っていいでしょうか? ファン感謝デーだけど将棋ファンとして自分が一番楽しみました」と話しつつ、対局後に行われる「感想戦」で太地六段から一層有効な手を指南されると「あー、その手があるんですね!」と最後まで勉強熱心な様子でした。

 なお中村航輔選手と中村太地六段は、今回のイベント開催を記念して特別対談も実施しました。この様子は後日NumberWeb(http://number.bunshun.jp/)にて掲載予定ですので、お楽しみに!

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そして今回、暑さも考慮して夕方から夜のイベントとさせていただきましたが、せっかくこの時間に開催するなら、夜ならではイベントにしよう!と企画したのが、ルミカライトによるイルミネーションフィナーレでした。社内スタッフで相談して、レイソルを応援する気持ちやクラブ愛をみんなで表せるようにと、ハートの形を選びました。前夜にはスタジアムの照明をつけ、ハートの形を描いて準備しました。

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当日の19時すぎ、ピッチ上のみなさんがスタッフの誘導に従っていただき、密集した本当にきれいなハートマークを作ってくれました。そしてフィナーレの時、照明を落とすタイミングなどほぼぶっつけ本番で、うまくいくか本当にドキドキでしたが、想像をはるかに超える美しいイエローハートが日立台のピッチに浮かび上がりました。

選手とサポーターが力をあわせ、ともに描いたこの光。選手とクラブから、サポーターの皆さんへの日頃の温かい応援への感謝の気持ちを込め、そしてこの光が後半戦の飛躍につながりますように。今度はピッチで、勝利という結果をお届けしなければいけません。来たる日曜30日はアウェイ仙台戦。8月5日の神戸戦は、ホーム席は完売です。そして9日水曜の鳥栖戦はまだチケットに余裕があります。夏休みでもありますし、ぜひぜひ日立台を黄色に染めて、これからもレイソルとともに戦ってください。どうぞよろしくお願いいたします。