担当：大重正人

日立台に戻って2日目のトレーニング。昨日ほどの暖かさではありませんが、今日も冬晴れで太陽の光を浴びながらの午前中となりました。パスゲームからのシュート練習、いつものようにサイドからのクロスでスタートでしたが、今日は「頭を狙っていこう！」とヘディングシュートを重点的に。『ニアジマ』の異名を授かる北嶋選手得意のヘッドや、工藤選手の地上スレスレのヘッドなど、それぞれのアタッカーが持ち味を見せます。しかし、この人のヘディングも凄かった！！

レアンドロ選手です。パワー満点のゴール、コースを射抜く華麗なシュートと足技のイメージが強いニーヤン。しかしパワフルなヘッドが次々とネットに突き刺さります。先日グアムで収録したJ'sGOALインタビューでも、昨年11月エスパルス戦のヘディングゴールが話題になりましたが、やはり相当な背筋の強さ、前頭でボールのスイートスポットを捕える技巧があってのことでしょう。「サッカーがうまい人は何をやらせてもうまいんだな?」と一サポーターのような気持で見入ってしまいました。

そのシュート練習で使われていたのが、見慣れぬ模様のボール。これは「ACL」で使用されるボールです。今季はいろんな大会に出場するだけに、やれる準備はすべて整えるのがレイソルのスタンダードです。今日、3月7日に初戦を迎えるACL、敵地タイでのブリーラム戦会場が「ブリーラムスタジアム」と発表されました。（ネーミングライツが大会規約で認められていないためこの表記ですが、ブリーラムのホームスタジアムで間違いありません）。

タイ東北部のブリーラム県は、タイの首都バンコクから400kmほど離れており、3月3日のゼロックススーパーカップを終えて、7日の試合までの間の移動、滞在場所、練習グラウンドなど、いきなり過酷なアジアの洗礼となりそうです。しかしそれを乗り越えてこそ、予選突破や上位進出が見えてくるというもの。連戦についても監督は「選手はだれもが試合に出たいと思うもの。トレーニング、ゲーム、トレーニング、ゲームと逆にいいリズムで戦えるはずだ」と選手たちにも説いています。

会場未定のため、なかなか告知ができませんでしたが、JTBさんのご協力により、観戦ツアーも組まれました。締切2月27日が迫っていますが、チケットもパックになっておりますので、ミッドウィーク2泊4日の強行日程ですが、レイソルにとって記念すべきACL初戦への参戦をお待ちしております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013284.html

以前から告知していましたが、明日発売の「NUMBER」で『柏レイソルBookinBook』として特集されます。別冊付録ですので、当然表紙も！キタジ、ジュンヤ、クドー。みな力強く、世界を見据えるいい表情、鋭い眼をしていますね。メイン特集もJリーグ20周年ですので、ぜひお買い求めください！

最後に、林陵平選手の負傷リリースを発表しました。左股関節内転筋の肉離れで全治4週間の予定。グアムでは自ら志願しての居残り練習を続け、自らを追い込んでいた矢先のアクシデントでした。当然悔しさや無念も大きかったことでしょう。それでも、グアムにいる時から新加入の和田トレーナーと練習を再開しています。一日も早い回復、そしてピッチへの復帰をみんなで待っています！

※明日は非公開練習です。金曜日の練習見学ご来場をお待ちしております！