いざ名古屋へ
担当:大重正人
この名古屋戦から、試合によってチームは試合2日前に現地入りすることになりました。最良のコンディション、最高の結果を得るために、できうる準備をしっかりやる。昨年はたしか10月22日の広島戦からの前々泊だったと思います。去年より1か月半以上早いです。ここまで4試合連続勝ちなし、得た勝ち点はわずか3点。そういう状況に追い込まれているということでもあります。ただネガティブになる必要はまったくありませんし、流れを変えるために良い結果と兆しを感じられる名古屋遠征にしなければいけません。
攻守ともに個性的な選手がそろい、強さとスピードとうまさを備えているのがグランパスです。去年から相性がそれほど悪いというイメージはありませんが、7月の国立でのゲームはやはりその強さを痛感した方も多いでしょう。そのひとつがセットプレー。あの試合も右サイドから藤本選手の左足からのきれいなクロスがオウンゴールになってしまいました。清水戦でも同じようなクロスでやられています。ただこの日のトレーニングのキッカーはジョルジ選手でした。グランパス戦に出場停止なのは大変痛いところですが、でもこの日はサブメンバーに入って恰好のフリーキッカーに。鋭いクロスをどうはね返すか、キーパーとDF陣がしっかり連携し、綿密に守備の確認。いい予行演習になったと思います!
全体練習のあと。工藤選手、田中選手、水野選手が前線でのボールをいかに引き出し、受けるか。パサーの布部コーチ、そしてDFの井原コーチを相手に居残り練習です。DFを背負ってがっちり受け止めたり、動きでマークをかわしてからボールを受けたり、また一気にDFの背後を狙ったり。やっぱりプレーは三者三様に個性があり、それにしっかり対応している井原コーチの読みの鋭さもあって、見ごたえのある充実の練習でした。名古屋の屈強なDFラインを相手に、どんなプレーを見せてくれるでしょうか!
明日は、私も名古屋へ一日早く行ってきます。選手たちの表情、ネルシーニョ監督の前日コメントなどお伝えしたいと思います。みなさんも9月1日のご準備を。瑞穂か、U-18の天皇杯1回戦か。御声援をよろしくお願いいたします。