2012年8月28日

逆境から

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担当:大重正人

ネルシーニョレイソルになって、○連勝!とか、○試合負けなし!とか、連敗しないレイソル!など、その強さを表す言葉を、マスコミの方からよく聞いてきました。だからこそ、今の「4試合勝ちなし」という状況は、とても稀で、なおかつ非常に困難な状況に直面しているという今があります。いつぶりだろうか?と思って、HPの試合結果をさかのぼってみました(リーグ戦のみでACLは除きます)

まず直近で今年の春に一回ありました(4月14日仙台戦?5/6広島戦)。
そして2010年の夏にもう一回ありました(7月17日横浜FC戦?8/8東京V戦)。
(2009年終盤には5試合勝ちなしもありましたが、直後清水戦で5-0でした)

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ジュビロ戦後、栗澤選手のコメントが非常に印象的で、多くのマスコミが取り上げていました。「甘さが出ているから、こんな結果になっている」と。さらに今日は「負けを味わって、悔しい思いでいっぱいです。皆も勝ちに飢えていると思う」と続けました。危機感を持っていない選手などいないはずですが、どれだけ強く深く感じているか、そのレベルが大切です。今日の午前のフィジカルトレーニングは、先週までの予定から変わって、全選手が参加しました。「すべてを100%でやろう!「一本も無駄にしないようにしよう」「最後の一本、本当に大切にしよう!これが勝ち点3につながる」。ピメンテウコーチや公文通訳の言葉を力に変え、選手たちは言葉すら出てこなくなるほど、力のすべてを出し切って走りきりました。

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ちなみに、今春は広島戦にショッキングな大敗を喫するも、しかしそこから6勝1分とハイスパートをかけました。そして2010年はヴェルディに19試合無敗を止められながらも、続く7試合を同じく6勝1分で勝ち抜き、見事巻き返しました。2012年最大の窮地、ここをどう乗り切っていくのか。これぞ4年間積み上げてきたんだというネルシーニョレイソルの心技体、底力を見せる時です。

まだまだ夕方の日差しが厳しいです。29日水曜のトレーニングは16時30分スタートに変更となりました。また30日木曜は非公開で、午後には一日早く遠征に出発し、31日金曜は現地で最終調整をおこないます(会場は非公表とさせていただきます)。先週までとはスケジュールが変わっていますのでご注意ください。