完敗でも
担当:大重正人
完敗でした。相手のオフサイドゴールが一旦認められながら、ノーゴールに判定が変わったりするハプニングもありましたし、レフェリングのあやのせいにするのは簡単なことです。でも、人のせいにして、何もこの状況が変わるわけではありません。ピッチ上でフラストレーションをためて、イエローカードをもらった選手も多かったですが、試合後のミックスゾーンでそんな発言をする選手はいませんでした。相手の力を認め、そして自分たちの力が足らなかったことを重く受け止めています。この悔しさをどう晴らすのか。近藤選手とワグネル選手が出場停止になる来週のグランパス戦、この状況をどう乗り越えていくのか、しっかり見守っていきたいと思います。
今日の選手たちは、本当にサポーターに支えられていることを実感していたと思います。前半で10人となり、しかも2点ビハインド。席を立ってしまっても何も言えないような状況でした。それでも応援歌が鳴りやむことはありませんでした。
さあ行くぞ、カシワ。
俺たちとともに。
最後まで熱く、激しく闘え。
俺たちがついてる。
恐れることなかれ。
最後まで戦え、
柏の戦士たち。
今日の試合。そして残り11試合。そして柏レイソルがある限り。
「最後まで戦え!」と皆さんは選手たちをサポートし続けてくれるでしょう。今日のようにどんなにうまくいかない試合があっても。だからこそ、どんな状況になっても、選手たちは闘う姿勢を忘れてはいけません。みんながこんなにやるせない気持ちになる試合は、もう見たくありません。選手たちの闘志と、サポーターの応援がひとつになって、最高の勝利を!次こそつかみ取りましょう。
そして最後に。U-18チームが、今日16時からの天皇杯千葉県代表決定戦で、成人チームを相手に、2試合連続してPK戦までもつれこんだ死闘を制し、見事2年連続の本大会出場を決めました。来週9月1日、栃木市で行われる1回戦を勝つと、翌週8日の2回戦でレイソルトップチームと夢の対戦が実現。1回戦の相手となる栃木県代表は、明日午前11時からの「栃木ウーヴァFCvsヴェルフェたかはら那須」の試合で決定します。