2007年11月23日

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担当:大重正人

今季最後の日立台ホームゲーム、甲府を迎えて一戦を控えています。ホームページにアップするニュース。マッチデープログラム、チャリティーオークション、イベント一覧、サポーターの皆さんによる人文字へのご協力告知。そして最後にもう1本のニュースを流しました。

例年ならばもう少し遅いタイミングでの発表になるところですが、ホーム日立台での今季最終戦を控え、できるだけ早く伝えて欲しいという選手たちの希望もあり、ここまで応援し支えてくれたサポーターの皆様に感謝の気持ちを伝えられるように、早めのリリースとなりました。なんといってよいか、こういう書き方でよいものか、正直わかりません。

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今日の大河原亮選手。捻挫から徐々に回復し、徳弘トレーナーとメニューに取り組んでいました。ピッチの外周をかなりのペースでランニング。「まだボールを蹴ると痛いんで。でも大分よくなりました」。遅めのランチを取っているところにお願い事に行きました。いろんな事情があることもわかったうえで「いいですよ!!!」と快く引き受けてくれました。彼らしい爽やかな笑顔は今日も変わっていませんでした。

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石舘選手の黄金の左足。特に好きなのは、インサイドキックのパス。糸を引くようなスピードで、さらにバウンドさせないように抑えを効かせたパス。受け手の選手がトラップしやすいように。5月、ひたちなかでのサテライト鹿島戦。たしかキャプテンマークを左腕に巻いていたと思います。相手ペナルティエリアで果敢にしかけ、その衝突で痛めた左肩がなかなか癒えず、もどかしい思いだったはずです。顔も美形だし、サッカースタイルもスマートなダテが、むき出しの闘志で突進したシーンが忘れられません。

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由紀彦選手は、いつも堂々としていて前向きです。普通にカッコイイ人です。「普通に」というのはカッコよさが普通なのではなく、「普通に、全くためらわずにカッコイイと言い切れる」ということです。会えば「オオチョウくん!!」とハッキリした口調で声をかけてくれます。広報日記の内容について、ほかの選手の気持ちを汲んだアドバイスをくれたこともありました。かわす言葉は短いことが多いけど、元気にさせる強いパワーをくれます。チームが苦しくてもがいているとき、ユキさんの言葉がどれほど心強いか。

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今週の平山選手。骨折のリリースを発表しました。でもギプスで固定していないし「痛くない」と何度も言っていました。骨にヒビが入っているのに、出場することを諦めていなかった。最後の最後まで。この日立台で最後になるかもしれないピッチに絶対に立ちたい。そんな闘志を見せつづけた今週に見えました。どんなに苦しくても、J2に落ちても、レイソルを選んだ思い。あす日立台に集まるみんなはそれを知っています。

明日14時。選手は走り、サポーターは応援し、スタッフは選手を支え、フロントは試合を滞りなく運営する。私は速報を打つ。やるべきことをやり遂げましょう。勝利を引き寄せるのは、レイソルのもとに集まったみんなです。やり抜こう、最後まで。

最後に、明日観戦に来られる方にお願いです。サポーター有志の方が、人文字など応援イベントを企画されています。ホームゴール裏、ならびにバックスタンドでご観戦の方は、選手入場前に心持ち早めにご着席くださいますよう、お願い致します。選手たちを勇気づけ、最高の日立台劇場になることを願っています。