2022年5月 7日

明日は浦和戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

リーグ戦3連敗からの劇的な逆転勝利。広島戦は前半から苦しい試合でしたが、試合を振り返った上島選手が「1点差だったら、リードしている相手にもプレッシャーがかかる。0-1でなんとかしのぐことができたのが大きかった。去年は0-1から0-2にされてしまうことが多くて、繰り返してはいけないという思いでした」と、去年の反省を生かして粘り強く戦えたことが、試合の流れを引き戻し、森選手の鮮烈な逆転ゴールにつながりました。

明日の浦和レッズ戦も同じく簡単な試合にはならないでしょう。昨年10月のアウェイ戦、前半だけで4失点を喫し、1-5の大敗でした。守備時に前から相手を捕まえにいこうとしましたが、相手の巧みなパスワークやポジショニングで、レイソルのプレスを無力化され、レイソルゴール前までの侵入を許しました。いま公式スタッツを見ると、レッズのシュートは7本でしたが、その4つを決める精度の高さも見せつけられました。メンバーの入れ替え、酒井宏樹選手ら負傷選手もいるようですが、それでもロドリゲス監督の作り上げた戦い方に大きな変化はありません。リーグ戦序盤の過密日程で勝ち点こそ伸びていませんが、ACLで多くのゴールと勝利を重ね、日立台へ乗り込んできます。

一躍時の人となった森海渡選手。口調はいつものように冷静淡々でしたが「終わった直後はあまり実感がなかったですけど、日が経って実感が沸いてきました。それがチームの勝利につながって、嬉しく思っています。なかなか試合に出られなかったけど、そこで気持ちが落ちていくのではなく、自分の中ではやり続けてきた結果が、この結果につながったと思います。少しは気持ちが落ちた日もありましたが、でもその中でぶれない、ここで腐ったらここに来た意味がない、自分の成長に何もつながらないと思っていた。そこはぶれずにやってきました」と内に秘めた強く熱い気持ちを話しました。

220507_kaito2.jpg

ただ、ここからが本当のスタートです。「たくさん良いFWがいて誰が出てもおかしくない状況です。毎日が勝負ですごく良い競争ができているので、良いトレーニングが積めているし、常に良い準備ができているからこそ、この結果につながったと思います。FWとして点を取ることが一番の仕事なので、自分が点を取ってチームを勝たせることは大事ですが、一番はチームが勝つことが一番。マオの守備の強度に比べたら自分はまだまだですし、守備でハードワークをして、攻撃で起点になってという部分をピッチで示していかなければいけない」。ゴールに加えて、監督からの要求、チームの中で求められる働きをどれだけ発揮できるか。明日の試合でピッチに立てたら、どんなプレーを日立台のサポーターの前で見せられるか。真価が問われる大事な試合になります。

220507_kaito1.jpg

マッチデープログラムのインタビューは、浦和ジュニアユースOBでもある戸嶋選手です!

明日は、ホーム今季最多の入場者数が見込まれます。ホーム側開場を15分早め「13時」とします。野球場では「自衛隊車両展示」が行われ、大きな車両が2台やってきます。車両への乗車や記念撮影、またアンケート回答でノベルティグッズプレゼントもあります。同じく野球場では大人気の選手ガチャシリーズとして今回は「パズルチェーンキーホルダー」が登場です。6枚集めるとボックス型にもできます。その他新グッズやスタジアムフードも出店されます。

チケットは残りわずかの席種もありますので、ローソンやローソンチケットでお早めにお買い求めください。それでは明日、日立台でお待ちしております!