2020年9月28日

マリノス戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

立ち上がりから、マリノスの巧みなビルドアップに対して、前への意識を強く持って、恐れることなくディフェンスのアタックを繰り返しました。マリノスのスピーディーなサッカーの時間と空間の奪うような、すばらしい立ち上がりでした。この守備の強度をどこまで維持できるか。ファイト、球際、セカンドボール、監督の求めるサッカーを体現できていました。そんななか、セットプレーでミカの特徴が存分に出た先制点でリード。試合は狙いどおり進んでいたと思います。

後半開始からも、ボールカットから相手ゴールに迫り、チャンスはありました。1-0から2-0にできれば、という展開でした。しかしわずかにボールが合わず、リードは広げられません。マリノスの前線にスピードのあるアタッカーが次々投入されるなか、カウンターのピンチをなかなか摘むことができず、残り15分を切ってからの3失点。77分間試合をリードしていただけに、せめて8月のアウェイ戦のようにタイスコアででも何とか持ちこたえたかった試合でした。選手たちは監督の求める戦術を体力の限り最後までやろうとしていましたし、戦う姿勢は見せてくれました。

ネルシーニョ監督も試合後の会見で「何か足りなかった部分を答えるより、まず相手のチームとしてのクオリティを認めざるを得ないゲームの内容だった。後半に入り1-0の状況で追加点を決められるような得点の機会を作れていたが、そこを決めきれずに相手の途中交代で入った選手のクオリティも相手のチームとしての完成度も含めて認めざるを得ない結果だと思う」と今日の結果を受け入れつつ、「また10日後に対戦するので、今日のゲームの内容を選手たちが真摯に受け止めて今日の教訓を次のゲームに生かしてくれればと思う」と答え、仲間選手も「再来週のルヴァンカップは一発勝負なのでこの借りを返すには良い場所。次のマリノス戦には勝って決勝に進みたい」と雪辱を誓いました。

最後に、前半30分過ぎに、左サイドから駆け上がった戸嶋選手が、ペナルティエリアで激しいタックルを受け、負傷退場しました。救急搬送されました。相手と接触してあれほどの負傷をしたのに、ホイッスルすら鳴らなかった。そして危険なプレーでした。違う選択肢はなかったのか、と問いたい気持ちもあります。立ち上がりから、イエローカードが出てもおかしくない場面がいくつかありました。今日の試合、荒れないかと正直心配になりました。因果関係はないけれど、でもそこでカードが出て、これは危険だよという判定の基準が示されていたら、このプレーは起こらなかったのかもしれない、そんなふうに思いたくなってしまいます。

でも、何かを責めても、サチのためにならないし、回復にはつながりません。今季加入してからサチの人柄や真摯な姿勢に触れて、だからこそいま直面している状況を乗り越えてほしいと心から思いますし、昨日25歳になって新たに迎える1年を一歩一歩あゆみ、また再び走り続けてくれる人だと信じています。

去年の甲府戦の時にも書きましたが、レフェリーには選手の安全を守る立場であってほしい、ということを繰り返し切に願います。

sachi.jpg

sachi2.jpg

2020年9月26日

明日は横浜FM戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

リーグ再開から2か月。連戦につぐ連戦で、あっという間に9月もラストマッチを迎えます。9月のJ1は、ここまで3勝1分1敗、そしてルヴァンカップは準々決勝に勝利し、6戦して1敗とのみと、着々と勝ち点を積み上げてきました。相次ぐアクシデント、負傷者が出たものの、ネルシーニョ監督の選手抜擢や、幅広い応用的な戦術に対して、出場のチャンスを得た選手たちの結束や奮闘もあって、上位争いのなかで引き続き闘うことができています。率直に言えば、もっともっと厳しい順位や仕方がないぐらい状況だったと思いますが、その中でも勝利を追求し、できることやるべきことを全員が信じてやり続けたからこその結果で、本当に頭の下がる思いです。

0926kk.jpg

先日の広島戦で、J1初ゴールを決めた北爪選手もそのひとりです。本来の右サイドバックに加え、ウイングバック、さらにスリーセンターバックの右と、ネルシーニョ監督の起用、期待に応える活躍で、チームを活性化させています。マッチデープログラムのインタビューでも「僕自身もやりながらいろいろな発見があり、この年齢になってももっともっと成長したいと思えるきっかけになっています。ただ、ポジションが変わっても前に出ていくことは変わりません」と、守備面で向上心を忘れず、そしてオーバーラップという一番の特徴も発揮する、すばらしい働きを見せてくれています。

あす対戦するのは、F・マリノス。去年のチャンピオンチームです。ここまで勝ち点30は、レイソルとまったく同じ。ただ消化数はマリノスが2試合多く、去年のような本来の力、結果には届いていない状況ではあります。ただ、試合を見ていれば、スピード、運動量、パスワーク、ゴールへの意識、完成度やクオリティの高さはさすがチャンピオンというサッカーを展開しています。夏に、レイソルから期限付き移籍したジュニオール選手が大爆発し、チームの機運は間違いなく高まっているでしょう。ただ、今回は契約上、出場はできません。

8月のアウェイ戦では、ボールを保持される非常に厳しい展開の中、守備の時間で踏ん張り、ミカの驚異的な一発で先制するも、最後追い付かれてのドロー。マリノスの超攻撃的なサッカーに対して、レイソルはやはり守備でいいリズムを作り出し、鋭い攻撃につなげたいところです。チケットは今回も完売になりました、ご購入ありがとうございました!チケットをお持ちでない方は、ぜひDAZNのクラブ応援プランで応援ください
https://prf.hn/click/camref:1101l39gT

2020年9月24日

札幌戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

中5日で迎えた先日の広島戦は、休養を得てスピード感やテンポ、プレー強度の高い90分間が続きましたが、そこから中3日で迎えた札幌戦。今回は攻撃に飛び出していくところで人数がかけられなかったり、ちょっとした受け手のポジショニングのずれ、パスが足元にどうしてもおさまらない場面があり、苦しい時間の続く試合でした。それでも相手を5本上回るシュート数をマークし、また前半は相手シュートを0本に抑えるなど、セットプレーで挙げた1点のリードをしっかり守り切りました。

今季ここまで良い内容だったり、一旦はリードした試合で勝ち点を落としたりという試合がありましたが、この札幌戦ではハードに固く守り切ってしっかり結果を掴みました。ここからさらに続く連戦のなか上位戦線に生き残っていくためには、こうした試合をものにできるかどうかは非常に重要です。価値ある勝ち点3を得ることができました。

JL20243_d37.JPG


広島戦、札幌戦と外国籍の大型FWが空中戦を挑んでくるなか、先日から復帰した山下選手は持ち前のパワフルなプレーで最終ラインで体を張り、さらにこの日復帰した大南選手も久々のブランクを感じさせない守備で勝利に貢献してくれました。大南選手は「太陽とヤマくん(山下)と後ろ3枚で声を掛け合いながら、中を締めながら跳ね返すことはできていたので、90分通して集中してできたのではないかと思う。怪我で離脱して外から試合を観ている中で、連戦の中みんなが頑張っているのに自分が助けになってあげられないという悔しさはすごくあった。復帰したら絶対に勝利に貢献したいという気持ちが高まった離脱期間だったので、それが今日結果に出たのでよかった」

JL20243_d70.JPG

大谷選手も「今日はスンギュ含めて、後ろの5バックの選手たちが本当に我慢強く体を当て続けてくれたし、山下、拓磨、太陽は競り合いがとても多かったけれど、相手の高さ・強さのある選手たちに臆することなくぶつかっていってくれて、見ていて非常に頼もしかった。後半は自陣に相手から良いボールがすごく入ってきていたけれど、自由にやらせないというところはタフにやり続けてくれていた」とチームメイトを大きく称えました。

JL20243_d56.JPG

その大谷選手、セットプレーのチャンス、難しいバックヘッドでゴールネットを揺らし決勝点を決めました。J1でのゴールは、2017年の最終戦、12月2日の広島戦以来、2年9カ月ぶりのことでした。「チームが勝つのが1番だし、その中で自分が点を取ってというのはあまり考えていなかったけれど、後半戦のスタートを自分のゴールで勝ちに繋げられたというのは嬉しい」

JL20243_d40.JPG

タニが破ったゴールは、元レイソルのチームメイトで同い年のGK菅野選手が守るゴールでした。1984年生まれ、9年前からレイソルで共にタイトルを獲り、今年で36歳になるという2人が、今なおこうしてJ1の第一線で活躍しているのは、とても感慨深いことです。同じくレイソル出身で現札幌の石川直樹選手と少し話せる時間があって「スゲさんは本当にすごいですよ。今でも誰よりもトレーニングしているし、2年ぐらいセカンドキーパーだった時期にも自分の力を信じていたし、それでいてチームをすごくサポートしていました。だから、チームみんながスゲさんを信頼してるんですよ」。

イシだって、9月13日に35歳になり、プロ17年目を今戦っていることは素晴らしいことです。ミノルは指導者に転身したけど、チュンソン、パンゾーと北京五輪世代の彼らが若くキラキラしていた時代をレイソルで一緒に過ごさせてもらい、今またこうしてJ1の試合で会えることが何より嬉しいことです。

ネルシーニョ監督の、キャプテンへの信頼も昔と変わりありません。「今日もゲームの中で非常に重要な役割を担ってくれた。彼の戦術眼やキャプテンシーは他の選手には無いものがある。ゲームの入りから非常に技術的な部分・戦術的な部分でしっかり彼の役割を果たしてくれて、チームとして組織的に戦う上で彼の戦術遂行プラン・コマンドはチームにとってすごく必要なものです」

JL20243_d42.JPG

各チームの消化数に大きくばらつきがありますが、それでも順位表の5位、上位争いの最中にいられることは、大きなモチベーションです。次節は日曜日、ホーム日立台で、同じ勝ち点30で並ぶ王者マリノスとの直接対決です!

2020年9月22日

明日はアウェイ札幌戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:笹原麻央

長い梅雨の後、厳しい暑さが続いていましたが、最近はだんだんと涼しくなりすっかりと秋らしい陽気になってきました。しかし明日からは台風12号の影響で関東では大雨の予報。気温差も激しいですので、皆様体調にはお気を付けください。

広島戦でリーグ戦も前半戦を終え、奇しくも開幕戦と同じ札幌との試合で後半戦に突入します。
開幕時にネルシーニョ監督が掲げた前半戦での目標勝点は"35"。現在3位につけるFC東京の勝ち点が35。「我々が勝てた試合で勝点を積み上げていればFC東京ぐらいの位置にはいられた。明らかに取りこぼした試合が前期にはあったので、そういう勝てそうな試合、決して負けてはいけない試合にもう少しこだわりを持って、前期取りこぼした勝点を挽回できるように、我々が目指しているチームとして掲げている目標に到達できるように戦っていこう」このように選手たちに伝えたといいます。

IK3_6876.JPG

「今でこそなかなか成績が出ていない状況にありますが、監督自身もそうですし、チーム自体も経験豊富な選手がいて、クオリティー、技術にも確かなものがあります。我々にとっても相手にとっても難しい、見応えのある高いレベルのパフォーマンスが期待できるゲームになると思っています」(ネルシーニョ監督)
札幌は現在勝点17で13位。16日の鳥栖戦では10試合ぶりの勝利を挙げるも、前節はG大阪に0-1の敗戦。しかし内容を見れば非常に拮抗したゲームで、好調の駒井選手や荒野選手を中心にバリエーションの多い攻撃でゴールに迫り続けていましたし、ゴールを守る菅野孝憲選手が後ろからチームを支え、最後までどちらが勝つかわからないゲームでした。

広島戦で復帰した山下選手は、2011年に札幌に在籍。「札幌での1年がなかったら、今の自分はない。札幌で1年間試合に出続けて、J1に昇格したというのが自分のサッカー人生で大きな分岐点になった」と札幌時代を振り返ります。
「ここから先は自分たちより下位のチームには絶対に取りこぼすわけにはいけないと監督も言っていましたし、そういった相手に勝つことによって、さらに上位陣に食い込んでいけると思うので、札幌戦から勝点3を取りたいと思います」そう力強いコメントも残してくれました。

yamashita_2011.jpg
yamashita.jpg

「1試合1試合身を削って、出し切る気持ちでやっていこうと思います」そんな言葉も聞かれました。リーグ戦と並行し、再来週にはルヴァンカップ準決勝が控えています。復帰した選手たちにも容赦なく次々と試合が迫ってきますが、これ以上怪我人を出さず試合を終えられることを願います。
まずは明日、開幕戦のような快勝で勝点3を掴み取り、後半戦の良いスタートを切れるよう、DAZNでの応援、よろしくお願いいたします。

2020年9月19日

広島戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

17時の開場直後、スタジアムDJのナラヨシタカさんの声で「今日の気温は23℃」という声が聞こえました。夜になり半袖では肌寒いぐらいの気候になりましたが、一方で、夏の酷暑の中で戦ってきた選手たちにとっては、かなりプレーしやすい状況だったと思います。キックオフからタイムアップまで、両チームの走力やプレー強度があまり落ちず、最後までゴール前の攻防が繰り返される、見ごたえのある試合でした。広島の城福監督も「勝ち点3、勝ち点1、勝ち点0、どの可能性もあった試合だった」と振り返ったように、レイソルにもチャンスがあり、ピンチもありという拮抗したゲーム、勝利できなかったということは残念で悔しいことですが、1-1の結果が示す通りだったとも思います。

キックオフから、ボールを敵陣へ運び、ペナルティエリア付近まで攻め込む中、広島の左サイドからの攻撃、ワンツーで崩されて、長身のドウグラス選手のヘッドで9分に失点。実況の桑原学さんが「立ち上がりからレイソルのペースでした」とおっしゃっていた通りでしたし、もったいないというか残念な時間帯の失点でした。

それでも、レイソルは気を落とすことなく、自分たちのペースでボールを運び、また前線のオルンガ選手をターゲットにしてゴールへと迫りました。「相手に先制点を許してからも、変わらずに自分たちはゲーム全体のボリューム・テンポ・戦術的な狙いも含め選手たちがよくやってくれた。失点してからもテンポを落とすことなく選手たちは果敢に攻め続けてくれた」。ネルシーニョ監督が振り返る通り、いい内容で試合を進めていた成果が、前半終了間際に実ります。

自陣からの攻撃で、ミカがポストでしっかりキープ。相手DFを食いつかせて、左サイドで待つ江坂選手へ。私はメインスタンドから見ていましたが、はっきりと「アタル!」と呼ぶ声が聞こえました。最終ラインから前方のスペースへ猛然と飛び出していく北爪選手の声でした。それを見逃さなかった江坂選手からのすばらしいダイレクトパス、そしてベルベッットタッチのトラップ、矢のように突き刺さるシュート。スタンドからゴールへの道筋が見えて、その通りに決まったゴール、鳥肌が立ちました。

「ファーストタッチが全てだなと思ったので、まずはしっかりシュートを打てるところにボールを置くことだけを考えていた。シュートは狙ってというよりは枠に強いシュートを打つイメージで、吹かさずに良いミートができた」。大谷選手も「ケンゴのあんなトラップとシュート、見たことなかったですけど(笑)」とおどけながらも「あれだけ最終ラインから長い距離を健吾が走ってくれたことは、彼の走力が生きた場面だったし、彼の持ち味と良さが出たゴールだった」と大きく称えたファインゴール。北爪選手は今年がJ1初挑戦、嬉しいJ1初ゴールになりました!

200919.png

いい時間帯で追い付き、後半はさらにビッグチャンスがありました。CKからのヘッドがゴールマウスに弾かれたり、ミカや戸嶋選手にもこれ以上ない惜しいチャンスがありました。一方で広島のGK林選手のセーブが光りましたし、レイソルのGKキム選手も「決められた!」と思うような決定機を防ぎ、今日の1-1というスコアは、両チームが攻守にハードワークし、GKがすばらしい守備を見せた、その結果が妥当に現れたものだったと思います。「このゲームで大事なことは選手たちがゲームの最初から最後まで勇気を持って戦う姿勢を終始見せてくれたことと、相手に先制点を許しながら諦めずに最後まで戦った結果、同点まで持ってこられたことであり、評価している(ネルシーニョ監督)」。

次は折り返しのリーグ戦18試合目を迎えます。水曜日にアウェイ札幌で、そして日曜にホームでのマリノス戦と連戦です。今日は山下選手が復帰し、激しいファイトを見せてくれました。「後期には今メディカルで治療に励んでいる選手たちが徐々に現場に帰ってくる。そういう選手と一丸となって、またチームとしてやれることの幅も広がっていくでしょうし、これまで試合に関与できていない分、そうした選手たちの活躍に期待しています(ネルシーニョ監督)」。今日の様に、しっかりとした戦うスタイル、ベースが築かれてきたことが感じられますし、そこにまた選手たちが復帰し、後半戦でさらに上位をめざしていけるという期待感を持って、今後のチームを見守っていきたいと思います。

2020年9月18日

明日は広島戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

8月末にも同じような書き出しの日記があったかもしれませんが、今週はミッドウィークの試合がなく、チームは月曜日の移動日と火曜はトレーニングOFF。鳥栖で悔しい試合を終えたあとでもありましたし、大きく気の休まる休暇にならなかったかもしれませんが、それでも心身をリフレッシュし、水曜日から、この広島戦に向けて準備を進めてきました。

この間、選手たちにも協力してもらって、たくさん取材も入れさせてもらいました。広島戦のマッチデープログラムは高橋峻希選手、監督と鎌田選手が広島戦に向けたメディア対応、戸嶋選手はJCOMの「レイソルゾーン」、キム選手は「ぐるっと千葉」、三丸選手が千葉テレビの「ライジングレイソル」、神谷選手、山崎選手はサッカーを離れた話題の取材でした。また掲載近くなりましたらお知らせいたします。また、これは先日の取材ですが、来週の木曜発売「サッカーダイジェスト」での司令塔特集で、われらの10番江坂任選手がここまでのプレーや、いまレイソルで担う役割、司令塔としての理想像や責任などを話したインタビューが掲載されます。

0918esaka.jpg

そしてファンクラブ会報誌「日立台通信」では、8月月間MVPを記念してオルンガ選手、大南&古賀の東京五輪世代DFコンビによる対談タブルパス、アカデミーページでは鵜木選手が学生時代に学んだことや経験談、後輩たちに伝えたいことなど、昔を思い出しながら語ってくれました。こちらは10月中にお届けする予定ですので、いましばらくお待ちください!

0918unoki.jpg

0918kogataku.jpg

0918mika.jpg

そして迎える広島戦。レイソルの勝ち点26に対して、広島は21ポイント。ただ城福監督が新しく率いた2018年はリーグ2位、2019年はACLでグループ突破、リーグ戦は6位。3年目の今シーズンも組織的で堅固な戦いを見せています。前節はフロンターレに対して1-5という結果になったものの、高橋峻希選手は「その内容を見れば、結果が伴っていなかっただけだと思います。広島は自分たちのスタイルをしっかり理解していて、勝利を積み上げているという印象です」。

鎌田選手も同様に警戒を強めます。「広島は守備から攻撃へ、というチーム。カウンターも速いし、強い外国籍選手もいます。変な取られ方をしないとか、簡単にボールを失わないとか、シュートで終わるとか、そういうシンプルなところを徹底しなければいけない。うちも守備と攻撃をリンクさせて、堅い試合にしなければいけないと思います」。

この試合もチケットは完売となりました、ご購入ありがとうございます。またコロナウイルスによる観客数制限下で、買いたくても買えなかったという方もいらっしゃるでしょうし大変申し訳なく思います。政府見解をもとに、リーグでは制限緩和に向けた検討も進められていますが、ひとまずレイソルの9月のホームゲームは、これまで同様に3000人弱のチケット発券にて試合運営をさせていただきます。10月以降の試合については決定次第、お知らせいたします。

スタジアム観戦の多くの皆様には、感染予防のため、たくさんの、そして細かなルールをお守りいただき、そのおかげで試合を開催することができています。大きな感謝を申し上げるとともに、引き続きのご理解ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。一方でチケットの転売や、自分の座席から移動されている方が確認されています。誰がどの席のチケットを買って、どの席に着席したか、という情報は有事の際のさらなる感染拡大防止のために非常に大切なことです。

皆さんの理解や我慢、協力があるからこそ、私たちにとってかけがえのないサッカーの公式戦が開催され、それを毎週楽しめているということを改めて胸に留めていただけたらと思います。すばらしい試合は、選手たちの頑張りと、それをサポートする観客のみなさんがいるからこそ、実現するものですよね。明日もこの日立台がすばらしい空間になるよう、よろしくお願いいたします。

2020年9月14日

鳥栖戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

立ち上がりから自分たちの試合ができていたにもかかわらず、徐々に流れを失い、最後まで立て直せないまま、勝ち点3を逃す試合になってしまいました。

清水、ガンバとリーグ戦2連勝を手にした新しい布陣がこの日も立ち上がりから機能。鳥栖は長く試合ができなかった期間に思い切った若手起用に移行し、豊富な運動量とボールを保持して前進してくるスタイルに対して、レイソルは、4-3-3のような形で守備陣形で対抗。前線が相手を追い込みながらコースを限定し、その後ろのラインでボールを刈り取る。そして25分、左サイドからのクロス、逆サイドに流れたボールを三原選手が折り返すと、江坂選手がニアのヘディングですらし、最後はファーで待ち構えたオルンガ選手が左足を豪快に振り抜き、いい時間帯に先制点を奪いました。

その後も鳥栖のボールキープは続きながらも、レイソルが守備を整え、ボールを回させているような中で、さらにレイソルがペナルティエリアへ侵入し、シュートチャンスを作り出します。多くのチャンスがありながら、ここで仕留めて切れていれば、という前半でした。

1-0でゲームをコントロールできているという展開でもありました。ただ前半終了間際、PKを与えて同点ゴールを許すと、これが相手に息を吹き返させる大きなターニングポイントになりました。後半開始早々、原川選手のシュートは止めるのが難しいすばらしいキックで1-2のビハインドに。

ここからは鳥栖の若く、フレッシュな選手たちの動きに翻弄されました。レイソルが交代選手を投入しながら、相手へのプレッシャーをかけにいくものの、巧みなパスワークやポジショニングで剥がされると、逆サイドのスペースへ一気に飛び出し、レイソルは後退を余儀なくされます。

攻撃ではビルドアップからボールを握り、リズムを取り返したいところでしたが、相手のプレスの勢いもあり、ロングボール中心の攻撃に。前線にはオルンガ選手や江坂選手という局面を一気に変えられる選手がいますから、なんとか早く1点をとって追いつきたいと選手たちの気持ちは自然だと思います。ただ、そのセカンドボールはことごとく相手に拾われ、そしてまた守備を強いられるというサイクルになってしまいました。

一人一人からは何とかしなければという思いが見て取れましたが、ボールを奪いに行きたい気持ち、攻めたい気持ちがつのり、徐々に焦りに変わっていきました。レイソルの良い時は、まず11人で組織的なディフェンス、そして奪ってからの素早い攻撃。また速攻に加えて、落ち着いてボールを握りゲームをコントロールしながら追加点を奪うという、試合ができていました。

最後方でフィールド選手たちを支えたGKキムスンギュ選手は「どうしても勝ちたい気持ちが強くなればなるほど攻め急いでしまうことはあると思うけれど、そういう時ほどもっと落ち着いてゲームを進めなければいけないということは選手たちも分かっている。ただそういったことが今日の試合中には出なかった。今日この試合で得た教訓を次の試合に繋げていきたい」と自分たちのペースにできなかった試合をこう振り返りました。

先制しながらの悔しい逆転負け。なぜこういう結果になってしまったのか、厳しい連戦で疲労がある中でも、勝ち試合に持っていくために果たすべきこと、自分たちはこうやって勝っていくんだというスタイル、それは選手たちが一番わかっているはずです。決めるべき時に決める、苦しい時間はハードワークして耐える。攻撃でも守備でもゴール前の局面にもっともっとこだわっていかなければいけない。全てが良くなかった試合では決してありませんでしたから、水曜に試合のない状況で心身ともにリフレッシュし、次のホーム広島戦でしっかり立て直して欲しいと思います。

2020年9月12日

明日はアウェイ鳥栖戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:笹原麻央

まず初めに、昨日政府より発表されたイベント開催における入場者数制限の段階的緩和の方針に基づき、Jリーグは下記の通り、入場者数の制限の緩和を決定したことを発表しました。

[1]上限を入場可能数の50%とする
[2]入場可能数が17,000人以上のスタジアムは 30%を目途とし段階的な緩和に努める
[3]飛沫・接触リスクに配慮し、1m(イスの中心から中心まで半径1m)以上の間隔をあける
[4] [1]および[2]は あくまで上限であり、地域の感染状況やスタジアム形状等に鑑み、入場可能数や適用時期は主管クラブが決定する
[5]チケッティングのガイドラインは上記以外は「超厳戒態勢」を継続する

こちらの適用は9月19日(土)から順次となっておりますが、柏レイソルでは、皆様の安全を第一に考え、9月中の試合につきましては、7月8月開催の試合と同じく「座席間隔を大きく空けての配席」「全席指定席」「ゴール裏 立ち見席の閉鎖」にて実施いたします。(人数上限の5,000席を更に下回り)9月中は引き続き3,000席弱の席数の発券となります。10月以降の試合の運営方法につきましては現在検討中です。決まり次第HPなどでお知らせいたします。

さて、昨日お知らせいたしましたように柏レイソルU-18所属のDF大嶽拓馬選手がトップチームの選手として登録されました。今年のキャンプにも参加していた大嶽選手。ちょうど先日、TBSのスーパーサッカーとアオアシのコラボの企画で取材していただいたばかりでした。取材の中では、レイソルで憧れの選手を聞かれて同じポジションの三丸選手の名前を挙げる場面もありました。トップチームでも三丸選手のような活躍に期待したいですね!
アオアシコラボのインタビューは、同じくU-18から田村蒼生選手とポンセ尾森世知選手も取材を受けてくれました。スパサカTwitterやYouTubeで順次公開となります。お楽しみに!

さらに昨日はもう一つ、『2020明治安田生命J1リーグ KONAMI月間MVP』の8月度受賞選手にミカが選出されたこともお知らせいたしました。
受賞コメントはこちらです。
「このたび明治安田生命J1リーグの8月月間MVPに選んでいただき、Jリーグの関係皆様に感謝したいと思います。私のチームメイト、コーチングスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに後押しされ、ハードワークを続けたことで受賞できたと思います。新型コロナウイルスの影響で通常のシーズンではない中、多くの方に評価をいただくことができました。これからJリーグがますます発展していくように自分も努めていきます」

090911_mika.jpg
IK2_4157.JPG

日本語でのコメントも残してくれました。とても難しい日本語でしたが、エジソン通訳が熱心にサポートをしてくれて、あのような素晴らしい日本語コメントを撮ることができました。でも実は4.5回ほど撮り直していて、完璧を目指してハードワークする姿は、ピッチ外でも健在。持って生まれた才能はもちろんですが、どんな場面でも努力を怠らないところが、さすがミカだなと思いました。

2020年9月 9日

ガンバ戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

負傷者が多く、ここ数試合は総力戦の中の総力戦というか、持てる力と頭脳すべてを繰り出して戦う試合が続いています。ネルシーニョ監督が、相手の戦い方を分析し、今ピッチに立てるメンバーの個性と力が最大限に発揮できる形や戦術を用い、それを選手たちが遂行する。

試合によって臨機応変に変わるシステム、そして戦い方が変わっても、監督から叩き込まれたサッカーの大原則、戦うといった部分は変わりありません。今日の試合を見ても、監督に求められたことを全力でやり切って、そして同じ方向を向いて90分間戦えているのが、今のレイソルです。迷いなくサッカーの戦いに集中して打ち込めているように感じます。これだけのメンバーが揃うガンバ大阪に、3-0という試合ができたのには、間違いなく理由があります。

200909koga.jpg

立ち上がりの2分でした。「ガンバというとても良いチームを相手に、最初からハイテンポで相手にプレスをかけて(古賀)太陽の素晴らしいパスから得点を取ることができた」。ビルドアップから前を向いたDF古賀選手、オルンガ選手の動き出しを見逃さず、得意の左足で一気に前線につけると、ミカが左足をおもいきり触れるところにボールを置いて、J屈指のキーパー東口選手を破りました。

200909mika1.jpg

ネルシーニョ監督も「受け手であったミカだけの良さではなく、受け手と出し手のアクションがシンクロした結果、(ボールを)奪ってから受けてはどこにボールが出てくるか、出し手はどこに出すべきかをお互いしっかりと理解し合えている結果だったと思う」と評価する素晴らしい先制点でした。

200909mika2.jpg

今日はオルンガ&呉屋の2トップ、その下に江坂選手が構える形でした。江坂選手は「チームとして2人を活かす、2人が動いた次のスペースも活かすという明確な狙いもあったので、そこを前半から狙って良い形でボールを入れることができた。相手がハイラインということもあったし、1点目のところもハイラインの裏を突くことができて、ミカとヒロトのパワーを今日は上手く使うことができた」。

そして今日はヘディングでの2ゴール。「小学生の時にバスケットをやっていたおかげで、空間認知というか、最高点で競ることができるようになったかもしれません」という話を聞いたことがあります。特に1点目はその通りのゴールでした。「1点目はヒロト、2点目がミカがニアで競ってくれて、流れてきたボールを押し込んだだけです」と謙遜しましたが、勝利に導くMOMの働きでした。

200909esaka.jpg

ただ攻撃だけではありません。今日はガンバの3バックに対して、彼ら3人がマークの役割を担いました。一例をあげれば、ミカがレイソルの左サイドに戻り、三浦選手がフリーで持ち上がる場面を防ぎました。オルンガ選手だけでなく、攻撃でも守備でも、監督からのタスクに忠実に、献身的に働き続ける選手が揃っているからこそ、今の成果が得られているのだと思います。「今日の勝利は選手のおかげでもぎ取ることができたと思う」という監督のコメントが物語っています。今日復帰したGKキム選手の存在感も抜群で、クリーンシートに大きく貢献してくれました。

次節は日曜日、鳥栖でのアウェイ戦に挑みます!

200909vit.jpg

2020年9月 8日

明日はガンバ戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

9月に入り、大きな台風が日本列島にやってきていますが、柏のほうは比較的な晴れ間の広がる毎日が続いています。長い梅雨、さらに連戦で養生の時間がなかなかとれないなか、各地でスタジアムピッチを管理されるグラウンドキーパーの皆さんは、苦労の絶えない大変な夏を送られたことと思います。日立台では8月29日以来、中10日でのホームゲーム。青々とした芝が生えそろった美しいピッチで、明日を迎えられそうです。

IMG_3905.jpg

日立台のピッチを管理いただいているグリーンテックさんが、このほど柏市のすみれ幼稚園ですすめられてきた「芝生化プロジェクト」が完了し、きょう晴れてこけら落としとなりました。それを記念して、きょうアカデミーコーチとレイくんが幼稚園を訪問し、園児のみなさんとボール遊びなどで交流させていただきました。思い切り走って転んでも土のグラウンドに比べれば、全然痛くない芝生の園庭、こんな環境で幼年期を過ごすことができるなんて、本当にうらやましい限りですね!そのほかにも柏のさくら幼稚園、また柏の葉競技場など、多くの芝生化を手がけられていますので、ぜひこちらのリンクからご覧ください。
https://green-tech.co.jp/works/works_category/lawn/

EhYQvQKU8AATEBV.jpg

そしてトップチームの試合、明日ホーム日立台で19時からガンバ大阪を迎え撃ちます。同じ勝ち点23で5位のレイソルと6位のガンバ。ただガンバは1試合少ないながら、実力を発揮して上位に位置しています。前線からディフェンスまで日本代表経験者が並び、特に、宇佐美、井手口、昌子、東口という幹となる選手が並んだセンターラインは本当に強固です。

一方レイソルは故障者を抱える中ではありますが、ピッチに立った選手がその持ち味を存分に発揮して自己の存在をアピールするとともに、ネルシーニョ監督が授ける戦術を忠実にこなし、セレッソ、エスパルスとアウェイでの連戦を見事勝ち抜いてきました。オルンガ選手不在を感じさせない2試合連続ゴールの呉屋選手にとっては、ガンバは古巣対戦です。「思い入れのあるクラブだし、絶対に勝ちたい相手でもあります。DFの三浦選手と一緒にプレーしていたので、最初から激しくいきたい」と闘志を燃やしています。

今回のマッチデープログラムでは、同じくFWの細谷選手がインタビューに答えています。昨日9月7日に19歳になったばかりの新鋭、このところベンチ入りが続き、ルヴァンカップ湘南戦に続くゴールが期待されます。「19歳になりましたが、まずは試合に出て、しっかり結果を出すこと。監督から信頼を得られる選手になりたいですし、これからオリンピックもあるので、そこに自分も選ばれたいという気持ちがあります。海外には同じ年齢で試合に出ている選手はたくさんいるので、年齢は関係ないですね。彼らに置いていかれないようにしなければいけないと思っています」。動画のインタビューはこちらからどうぞ!

明日も試合に合わせて新しいグッズが発売されます。昨年からご好評をいただき、コロナ中断時期には賞味期限切れが近かったオリジナルクッキーをたくさんお買い求めいただいてありがとうございました。このたびクッキーのデザインがリニューアルされ、選手のかわいいイラストが入ったバージョンです。全選手集めたい方は、最低でも4箱買ってくださいますと、幸運だったらコンプリートできますね!食べるのがもったいない方もいるかもしれませんね。パッケージは変わらずチームバス型で、税込1080円。日立台のお土産にぜひお買い求めください!オンラインショップ、KAMO柏店、試合当日のスタジアム売店でも販売されます。

200908_jpg

2020年9月 6日

清水戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

200905df.jpg

ルヴァンカップの素晴らしい勝利から中2日。しかも大阪→清水とアウェイ連戦という非常に厳しい日程の中、選手たちは中5日の清水に対して今日も攻守に躍動し、そして持てる力を出し切って、大きな勝ち点3を掴み取りました。

水曜のセレッソ戦から、出場停止の高橋峻希選手に代わって、川口選手が入ったものの、ほぼ同じメンバー、同じシステムで挑んだこの試合。ボールポゼッションを狙う相手に対して、立ち上がりからレイソルがボールを握る時間が長く、試合のペースを掴みました。ビルドアップから前進し、システムのミスマッチを生かしながら、サイドのスペースから敵陣深くへ効果的にボールを運び続けました。

相手のクリアを拾い、またセカンドボールや球際の競り合いもレイソルの選手の方が力強く上回っていて、攻撃のターンを繰り返すことができました。前半のシュート数は6対0。セレッソ戦同様に素晴らしい立ち上がりでした。

迎えた前半35分でした。「ボールを持ったらあそこに(パスを)くれという話を事前にしていた」。この前のセレッソ戦も息のあった動きを見せていた三丸→呉屋のホットラインが繋がります。グラウンダーのクロスをダイレクトで合わせました。「自分は点を取らなければ生き残れないと思っているので、点を取ることができてよかった」

200905mit.jpg

200905goya2.jpg

200905goya3.jpg

さらにその3分後、これが大きな大きな追加点になりました。またしても左サイド三丸選手を起点に、戸嶋選手からのパスを受けた江坂選手がエリア外から右脚一閃、美しい右足のミドルがゴールに突き刺さりました。「良い形で左サイドを突破できて、ヒロトが裏を狙ったことで自分にスペースが空いた。そこをサチも見てくれて、ボールを受けた時は前にもスペースがあったので、思い切って振った」

オルンガ選手不在の中、2トップの一角に入り、ゲームメイクやパサーという司令塔の仕事はもちろん、さらにフィニッシュにまで絡む、まさに背番号10の仕事を果たしてくれています。この過密日程の中で、さらにその精度が研ぎ澄まされているように感じます。

200905esa.jpg

そしてアタルへのアシストを果たした戸嶋選手、90分+3分+8分にわたるプレーに釘付けになりました。とにかくプレーエリアが広かった。3ボランチの左としてのポジションを守りながら、プレッシングの矢となって飛び出し、またピンチにはペナルティエリアやサイドバックの選手をカバー。攻撃では裏のスペースに走り込む献身的なランニング。終盤のセットプレーのピンチ、クリアしたボールに対して、さらに全力で追いかけて相手にプレッシャーをかける走り。

200905tos2.jpg

あの小さな体にどれほどのスタミナが蓄えられているのか、本当に驚きです。スタミナや走力、運動量というベースがあってこそですが、間違いのない判断力や果敢にチャレンジする勇気があってこそ、為せるプレーの数々です。彼の奮闘は、トラッキングデータでもしっかり現れていました。

200905tos1.jpg

stats.jpg

この日先発復帰した川口選手にとっては、古巣戦でした。「ここは本当に素晴らしいスタジアム」と2016年にホームとしてプレーした日本平。試合前のメンバー発表では温かい拍手もありました。「清水は1年だけでしたけど、J2からJ1に上がれたシーズンでしたし、ここでは皆さんに良くしてもらいました」。試合後には清水のスタッフの方、またスタンドに残った清水サポーターの方からも声をかけられ、また一つ成長した姿を見せられたのではないでしょうか。

200905nao.jpg

この日もGK中村選手が痛めて、途中交代するアクシデントがありました。それでも滝本選手がいつピッチに立ってもいいように準備をしてきたからこそ、押し込まれて苦しかった後半、そして8分ものアディショナルタイムでリードを守り切り、チーム全員で勝ち点3を手にしました。

200905haru.jpg

ネルシーニョ監督です。「ケガ人が多くいる中でも、これまで出場機会に恵まれなかった選手たちがコンバートされた際に、ピッチ上で非常にいい結果を残してくれている。これまで出場機会に恵まれなかった選手にとってここは1つ自分の存在をアピールするという面では大きな機会だと思う。この場でケガ人の選手の状態をコメントするのは避けるが、然るべきタイミングがくれば彼らがいい状態で戻ってくる。これまでずっと出てきた選手が不在の間、チャンスに飢えた選手たちがしっかり役割をこなすことでチームとしての底上げができると考える」

まだまだ連戦が続きます。次は9日水曜、ホームで強敵ガンバを迎え撃ちます!

2020年9月 4日

明日はU-18プレミア初戦&TOP清水戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

Jリーグが再開して2か月が経ちました。ここまでリーグ戦は12試合、ルヴァンは3試合と、レイソルに関しては新型コロナウイルスの感染もなく、予定通りのスケジュールをこなすことができています。一方で、ユース以下の年代の選手たちにとっては、Jリーグ再開後もなかなか公式戦開催に至らず、難しい夏のシーズンを過ごしてきました。

先日から徐々に公式戦がようやく再開されはじめ、今週末からいよいよ高校年代のトップリーグ、高円宮杯U-18プレミアリーグが開幕します。ただ開催期間の短縮、コロナ感染予防などのため、リーグフォーマットが大きく変わりました。レイソルなど10チームが参戦予定だったプレミアEASTは、関東拠点の8チームによる1回戦制の7試合に変更となりました。また例年、夏におこなわれるクラブユース選手権が12月末に、Jユースカップは残念ながら中止となっています。

明日16時から、ホーム日立台で大宮U-18との開幕戦です。残念ではありますが「無観客開催」のため、グラウンドへのご来場はできませんのであらかじめご容赦ください。ただ、試合のLIVE配信があります。「スポーツブル」と「Jスポーツ」にて、関東全試合の模様を見ることができます。明日のレイソル戦は「スポーツブル」での配信ですので、ぜひこちらら応援をいただければと思います!
https://sportsbull.jp/live/takamado-jfa-u18-premier/

【プレミア関東中継予定】
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_super2020/premierkanto/tv.html

そして「Jスポーツ」では、今夜10時からの「Foot!」で山中真監督が、元レイソルで現京都U-18監督の前嶋聰志さんとオンライン対談した模様も放送されますのでこちらもぜひどうぞ!
https://www.jsports.co.jp/program_guide/02/11/87762_2238936/

そしてトップチームは、ルヴァンカップベスト4進出の勢いを駆って、今度はリーグ戦で清水・日本平に乗り込みます。エスパルスはここまで2勝3分8敗で勝ち点9の16位。昨年の優勝したマリノスから、クラモフスキー監督を招へいし、攻撃的なサッカーに取り組んでいます。失点を喫している試合もありますが、一方でマリノスと3-4と打ち合うなど、複数得点の試合も多くあり、その攻撃力は脅威的です。レイソルはセレッソ戦で見せたような組織的な守備とハードワークでエスパルスのパスワークやボールムーブに対抗しつつ、すばやい攻撃でゴールチャンスを作り出したいところです。

明日は16時からスポブルでU-18、そして18時前からDAZNでトップチームと、インターネットでレイソルを4時間ぶっ続けで応援いただけたらと思います。どうぞ熱い後押しをよろしくお願いいたします。

2020年9月 3日

ルヴァン準決勝進出

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

1A70F118-2BBB-4068-A601-4C5BFC358DB9.jpeg

8月13日。ルヴァンカッププライムステージのドローに呉屋選手が出演してくれたときのこと。「クラブ的にはやっぱりホームを当ててくれるとありがたいねー」なんて伝えながら、ヒロトが引き当てた番号は4番。準々決勝も準決勝も「アウェイアウェイになっちゃいました」と苦笑していたところ、隣の3番に入ってきたのがセレッソでした。そこでポツリと「でも、長居はけっこう相性良いんすよねー」。

立ち上がり早々、セットプレーのピンチから一転してのカウンターに抜け出して絶好機。自分の形に持ち込んで狙いすました左足のシュートは惜しくもゴールマウスにヒット。さらに戸嶋選手や高橋峻希選手にビッグチャンスがあり、ヒロトにもラストパスが何本か入って、惜しいシュートが続きました。前半でなんとか先制できれば、という前半40分でした。江坂選手からのボールを受けると「上手く足元にボールを収めることができて、その後は流れに身を任せてトラップからシュートを打てた。DFとの距離が少し遠いなと思ったので、打てるかなと思った。相手のGKがとても良い選手なので、良いコースを狙うことは意識した」とヨニッチ選手、キムジンヒョン選手というリーグ屈指の守備陣、先日のホーム戦でも苦しめられた2人を破る素晴らしいゴールでした。

200902g1.jpg

そして、喜びに駆け寄った三丸選手と合わせて、頭上に掲げた3本指。「同期(呉屋、三丸、瀬川、高橋祐)のLINEのグループで昨日パフォーマンスをやるよという話をしていたんで、点を取って実行できてよかったです」。昨日お知らせした通り、高橋祐治選手が非常に大きな怪我を負ってしまった中、日立台通信でもお伝えした通り、とても仲の良い93-94年同期組との約束を果たすゴールセレブレーションでした。

200902g3.jpg

「ミカも結果を出しているし、それが僕にとっては良い刺激にもなっていたけれど悔しい気持ちもあった。その気持ちに折り合いをつけながらずっと練習をしていた」。8月23日の大分でした。0-0の死闘を終え、ロッカーに戻ってくる仲間を迎えながら、ランニングシューズを手にしてグラウンドへ戻るヒロトの姿がありました。ブルーのトラックレーンを黙々と走る様子が大分サポーターのSNSで広められ、その思いや努力、執念は相手サポーターにも伝わるほどでした。

この試合の前に、長居での記録を検索したところ、すぐに関学大、呉屋大翔の名前が出てきました。ガンバU-23のJ3リーグでは、隣のキンチョウスタジアムでしたがゴールを決めています。オンライン会見の後に改めて彼に聞いてみると「大学の時、長居でめっちゃゴールしましたよ。多分50点ぐらい行ってると思います」。自分の存在を示し、チームを勝利に導き、そして仲間との約束を果たす、まさに有言実行の活躍でした。

200902g2.jpg

ヒロトのゴールは、単発的偶発的なものでなく、この日は立ち上がりからレイソルのチームが素晴らしく機能していました。ネルシーニョ監督です。「今チームの現状を考えた時、手元で抱えている戦力で考えられるオプションが今日の相手に向けての準備だった。現状本職のセンターバックが1人しかいない中で、今日のゲームプランは3センターバック。前日のトレーニングでその意図を選手たちに伝え、その意図を選手たちが理解しピッチに立った選手たちがしっかりと遂行してくれた」。呉屋&江坂の2トップが相手の最終ラインを牽制し、追い込んでいきながら、中盤に入ってきたボールに3人のボランチが鋭く寄せ、幾度となくカウンターのチャンスを作り出しました。

そして最終ラインは、サイドの2人が下がって5枚のブロック。本職サイドバックの4人を束ねたのは、鎌田次郎選手でした。彼のコーチングはこの応援スタイルの中で非常に響き渡って、チーム全体の守備をコントロールし、セレッソの攻撃を封じました。特に前半、シュート数は7対1、素晴らしい内容でした。「5バックでマンツーマン気味に(マークに)ついて出どころを制限しつつ、(ボールが)収まるところは潰そうという狙いがあった。太陽と健吾がかなり2列目のところを潰してくれていたので、自分は後ろでカバーするだけだったので助かった。前線や中盤で引っかけてショートカウンターということは監督もよく言っているし、今日は何度かそのような形でチャンスが作れていた。サチ(戸嶋)も含めて走れる選手も今日は多かったので、横のスライドだったり縦にカウンターで出ていくところだったり、今日はみんな頑張ってたのではないかと思う」。この日が復帰戦でいきなり負ければ終わりのノックアウトステージ。「最後は足をつって迷惑をかけたけど、航輔や健吾、太陽に助けられながら、みんなが一丸となって戦って結果が出てよかった」。

20090kj.jpg

200902esaka.jpg

中3日で先発し、守備のタスクもこなしながら、ヒロトへのアシスト、そして試合を決定づける2ゴールの江坂選手。先日のインタビューで「数字には現れなくても、こいつがいたからチームが勝てたという選手になりたい」と言っていましたが、この日は数字でも示すMOMのプレーでした。後半はセレッソの猛攻を受けながら続いた1点リードという苦しい場面でチームを助けたのはGK中村航輔選手。柿谷選手の飛び出しへの反応、後半佳境での顔面でのセーブ。勇敢という表現がふさわしいビッグプレーの連続でした。連戦の中、先発のピッチに立った11人、そして4人の交代選手が後半の苦しい状況を立て直すプレー強度を見せました。

200902kos.jpg

「今ケガ人が多く、ピッチに立てない選手の分もピッチに立った選手が最後まで闘う姿勢を見せてくれた。選手たちは要求した戦術的なポジショニングの部分など、本当に最初から最後までしっかりと落ち着いてやってくれた。これまでなかなか実戦に絡んでこれなかった選手もここにきて出場機会を得たことで、これからまたさらにゲームに入っていきやすい状況が作れたのではないか。今日ピッチに立った選手1人1人が与えられた役割をしっかり理解して遂行してくれたと評価している」。

200902df.jpg

そう監督が振り返るだけの、素晴らしい勝利でした。アタルが2点を決めて「3」得点になったのも何かの力が働いたのかなと思いますし、このヤンマースタジアム長居では2018年11月24日以来の試合でした。この日と同じ3-0と素晴らしい内容の勝利なのに喜ぶことが許されず、悔し涙にくれたあの日の分まで、我々やサポーターの皆さんに勝利の喜びを届けてくれた選手とチームに心から感謝したいと思います。

2020年9月 1日

明日はルヴァン準々決勝

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:笹原麻央

まずは本日お知らせしましたように、高橋祐治選手が右膝前十字靭帯断裂、右膝内側側副靭帯損傷、右膝外側半月板後節損傷で全治約8~9ヶ月と診断されました。
8/29鹿島戦の前半7分、ボールを受けたエヴェラウド選手に果敢に寄せに行ったところ、接触プレーではありませんでしたが、足を着いた直後に右膝を抱えて倒れ込みました。どうか軽症であってほしいと願いましたが、前述のような大きな怪我となってしまいました。

IK2_9528.JPG

怪我人が多く出ていたセンターバックの中で救世主のように戻ってきてくれた高橋選手は本当に頼もしく、鋭く正確なフィードと圧倒的な空中戦の強さを武器に、チームを後ろから支え続けてくれました。鹿島戦のマッチデーインタビューでは「ホームなので、絶対に気持ちを込めて勝ちにいきます」と語ってくれていたばかりでした。まさかの負傷交代、そして試合は悔しい敗戦となりましたが、短い時間でも高橋選手のその気持ちは充分サポーターの皆様にも伝わったのではないでしょうか。
先程Twitterで始めさせていただいた #待ってるぞ祐治 のハッシュタグにも、たくさんの投稿を頂きましてありがとうございます。チームの垣根を越えて寄せられる温かいメッセージに胸が熱くなりました。復帰までの長い期間の中でも、このハッシュタグが高橋選手への励みになるといいなと思っています。
8~9ヶ月と復帰まではたいへん長い道のりですが、焦らずゆっくり確実に治し、また強くなった姿で戻ってきてほしいです。来年コロナの状況がどうなっているかはわかりませんが、復帰の際には満員の日立台で大声援で迎えることができたらと切に願います。

負傷者が相次ぐ中でも試合は次々とやってきます。明日はいよいよルヴァンカップの準々決勝、アウェイでセレッソ大阪と対戦します。コロナウイルスの影響からルヴァンカップは大会方式が変更となり、このプライムステージはトーナメント制の1発勝負となりました。
アウェイでの試合ですのでスタジアムで応援いただくことはできませんが、スカパーやTwitterのレイソル公式試合速報アカウントを見ながら、応援していただければと思います。

レイソルはグループリーグを全勝で突破しました。今季初戦となったガンバ戦ではミカの値千金のゴールで勝利。湘南戦は、リーグ戦再開後連敗が続く中でもレイソルに希望の光をもたらし続けてくれた呉屋選手のゴールが勝利に結びついた大変嬉しい勝利でした。そして大分戦は細谷選手北爪選手の2ゴールでの快勝。リーグ戦での出場機会が多くないなかで、悔しい思いを抱えていたであろう選手たちが見事にチャンスをモノにした試合でした。
明日の試合をどのようなメンバーで戦うことになるかはまだわかりませんが、それぞれが抱える想いをピッチで表現してくれることでしょう。非常に楽しみです。

200216_MO2.jpg
IK3_6484.jpg
200812_mao.jpg
200812_kengo.jpg

準々決勝で戦うセレッソ大阪は、8月15日に行われたリーグ戦で対戦したばかり。主導権を握りながらも決定力を欠き1-3で敗れる悔しい試合でしたので、是非ルヴァンでリベンジを果たしたいところです。
ネルシーニョ監督の試合前コメントです。
「セレッソにとってもうちにとっても、もちろんファイナルに進むつもりで戦う試合です。ファイナルまで到達するためには水曜日の試合で勝利を収めなければならない、そこをわかった上で我々はベストを尽くしたい。大阪でのアウェイゲームになりますが、このシーズンの非常に重要な一戦という位置付けで我々は臨みますし、まずはセミファイナルに進めるように良い準備をしたい」。

「この苦境を乗り越えていかなければならない」そんな言葉も聞かれました。怪我をしていない選手たちも、厳しい暑さの中での連戦で全身全霊を注いで戦ってくれています。ピッチ上で戦っている選手、ピッチに戻るために戦っている選手、立場はそれぞれですがどの選手もレイソルの為に戦ってくれています。まさに総力戦です。私たちに出来ることは限られていますが、まずは選手みんなが無事に明日の90分間を終えられるよう、そして勝点3を手にできるよう願いましょう!
明日も応援よろしくお願いいたします。
IK3_9895.JPG