2019年8月31日

新潟戦

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担当:大重正人

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まず「Hitachiday」に両チームのサポーターの皆さん、13000人が日立台のスタンドを埋め尽くし、イエローとオレンジがぶつかりあう熱狂的な雰囲気を作り出してくださったことに大きな感謝を申し上げます。とくにレイソルイエローの強大な応援は選手たちに大きなパワーを送り続け、まるでJ1の最終盤のような激しさ、高いインテンシティーの死闘でした。

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レフェリーへの反応もこれぞ日立台!というレイソルへの後押しで、加入初出場の山下達也選手も「敵だった時とは大きな違いで、本当に心強くて、威圧感というか、点を取れそうな最高の雰囲気でした」と応援の力を感じ取ってくれています。試合後、本当に悔しい表情だったサヴィオ選手のペナルティエリアでの転倒。ビデオを見る限りレフェリーから見えなかったということはないでしょうし、選手もサポーターの皆さんもこのままでは納得できないでしょう。しっかりと皆さんにも伝わるように検証をしていただけるよう、どうかお願いしたいと思います。

ただあれがPKだったとしても、そのあとにゴールが決まったとは限りません。先制されたことは事実で、新潟の組織的なディフェンスと、外国籍選手のアタックは非常に強烈で、吉永監督もすべてを明かすことはありませんでしたが、狙いをもってレイソルの左サイドを狙っていたように感じました。その後も危ないシュートが何回かあり、GK中村選手のあたりまえのように見せる好守あってのドローだったと思います。前半はなかなか主導権を握ることはできなかった。ネルシーニョ監督も「結果1-1というのは妥当だと思っている」と振り返りました。監督はよく「解決策は自分たちの中にしかない」とメディアに話しますが、こういう時だからこそ、しっかりと自分たちに目を向けるべき時ではないかと思います。

「前半は非常に難しいゲーム展開になった。攻守において相手にペースを握られ、なかなか攻撃の形を作れない時間帯が続いた。ハーフタイムで攻撃と守備で修正する部分を選手たちに伝えた後の後半、特に守備がよくなった分、攻撃の形もいくつか作れるようになり、テンポ良くボールを動かせるようになってからチャンスも作れていたし、なんとか得点を奪うことが出来て引き分けにまでもっていけた。あと2点ぐらい追加点が取れたようなシーンもあった」。

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前半途中から相手のGKが時間をじっくり使ってリスタートをしていたのを見て、相手も必死で勝ちたいんだな、逆に苦しいんだなとも感じましたし、特に後半は山下選手が言ったように点を取れそうな雰囲気がスタジアムに充満していました。ゴールの枠を叩いたシーンもありましたし、もう1本フリーの味方につないでいればというシーンもありました。十分勝ち点3を獲れた試合だったという悔しさが、試合後の選手とサポーターのみなさんからありありと感じられました。

ハーフタイム。瀬川選手を右サイドバックにおいて、システムを変える。監督の作戦に本当に驚きました。一瞬耳を疑うほどでした。でも後半をみれば、それが奇策でもなんでもなく、勝つためにベストの選択をしたことがわかりました。「今までサイドバックをやったことはなかったけど、自分なりにやれたかなと思います。いつもミーティングで監督がサイドバックに要求していることを意識した」。

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前半にミカにつないだ決定的な場面のように、1対1の守備の強さ、うまさはこれまでも実証していましたし、それに加え、ビルドアップやボールを前へ運ぶタイミングやエリア、後半のレイソルがよどみなく攻め続けられたのは瀬川選手の働きあってのことでした。ただ前半の失点の場面についても「太陽が少し遅れていたので、サイドバックについていた自分が二度追いしてもよかった」と冷静にあの場面を振り返り、そして反省していました。こうした実戦のギリギリの戦いの中でも、監督が選手たちの新しい可能性を見出し、選手もそれに応えたこと。新しい発見とまたひとつオプションを増やすことができた試合でした。

「いつかは連勝が止まるわけで、岐阜戦でなんとなく勝てたかなというあとで、今日も連勝が続いていたらやっぱり勝てたという気持ちになってしまうかもしれないし、このあと上位との対戦が増えていくところで気を引き締めていく意味でも、(今日連勝が止まったのは)良かったのかもしれません」。もちろん勝つことが何よりではありますが、瀬川選手の言うように、今日起こったことの意味を考え、次はもっと良くしていこうという思いを持ち続けることが大切ではないでしょうか。大観衆を前に、勝利を届けられなかったことはお詫びせねばなりませんが、今日つかんだ1ポイントで、2位と3位との差を10ポイントに、1点広げることができたのも事実です。9月からの残り12試合、一歩一歩進んでいきましょう。

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2019年8月30日

あすはHitachiDay新潟戦

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担当:大重正人

6月22日に始まった連勝は、7月、8月も引き続き、いよいよ最後の新潟戦までつなげてきました。攻守とも内容が伴った試合もあれば、攻守おたがいに助け合うような辛勝もありました。その前には、なかなか勝ち星がつかめず、迷いや焦りが見えた時期もありました。ただ、いま自分たちが勝ってきたことには、試合だけでなく毎日のトレーニングの中からそれぞれの持ち場で全力を尽くし、仲間をリスペクトし、競いながらもチームの勝利のために自分がいかにふるまうかということを、選手もスタッフもやり続けてきたからこその結果です。布部GMはこう言います。

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「今のように、勝てている時は誰でも良いことを言えるし、素晴らしい振る舞いもできる。
でも、1番大事なのは、なかなか結果が出ず、
チームとして選手として苦しい時にどんな振る舞いができるか。

表には見えないところで、自分の思いをぐっとこらえて、チームの一員として、素晴らしい振る舞いをしている選手がいてくれていることが今のチームの肝かもしれない。
苦しかった時のことをいつも忘れずに、気を引き締めて進んで行きたい」

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サポーターの皆さんにも不甲斐ない、苦しい思いを強いてしまい、J2から出直すという状況になった今シーズンも変わらず熱く温かい応援をいただいています。本当にありがとうございます。でも我々はまだ何もなし得てはいませんし、これからも1試合1試合勝利をつかみ、お届けできるよう全力で戦うことに変わりありません。この連勝が最後まで続けばこれ以上ないことですが、相手あっての勝負事ですから、今後思い通りの結果を得られないこともあるかもしれません。

そうしたときに自分たちを省みて、また新たな課題に取り組んでいけるか。個人としてもグループとしても。試合も練習も問わず、まず一人一人の頑張りがあり、その頑張りをチームとして一つにして、まっすぐに同じ方向に進めていくことが勝者たるチームです。今日、来季加入内定しているGK松本健太選手の特別指定選手登録が完了し、34人全員でこれからも戦ってまいります。先日の岐阜戦でネルシーニョ監督が選手たちを叱咤したことが、明日の日立台で形となって表わしてくれたらと思います。

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明日はレイソルをスポンサードいただいている日立製作所、そして日立グループ各社の皆様のご協力により「HitachiDay」を開催します。今年の来場者プレゼントは、ホームゲート先着8000名様に応援タオルとうちわをご準備いただいています。選手入場時にはこのタオルを掲げて、スタンドを黄色一色に染め上げて、戦いに挑む選手たちの心を高ぶらせる応援をお願いいたします。また日立の家電やレイソルグッズがあたる抽選会、野球場では昨年につづき「レイソル縁日」を開催。大人も子供も、ぜひ夏の最後の思い出を日立台で作ってください!
https://www.reysol.co.jp/news/event/032459.html
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チームの好調もあり、メディアにも取り上げられていただいています。試合中継をおこなっているDAZNのハーフタイムインタビューに古賀選手が出演します。若手有望選手を紹介する「Rising Stars」。小学生からレイソルに在籍してきただけに、数々の先輩のプレーに憧れ、その後を追うように努力を重ねてきました。昔なつかしいレイソル選手のプレー映像、そして今ともにピッチに立っている大谷キャプテンからのエールなど、4分弱の映像です。土日のJリーグ中継、J1もJ2でも流れる予定ですので、ぜひご覧ください!

また千葉県のFMラジオ「BayFM」では9月の毎週日曜の夕方16:45からの10分間、5回に渡ってレイソルの話題を届けてくださいます。レイソルのクラブスポンサーでもあるアサヒビールさん提供の「ASAHIBEER CHEERS FOR SPORTS!」です。最初の1日は私がチームのことを少しお話しさせていただきました。そして8日は古賀選手、MCのDJ KOUSAKUさんとは浦安市立堀江中の先輩後輩というまさかの偶然。そして15日は大谷選手がインタビューを受けました。22日と29日は柏市内でレイソルを応援いただいている店舗さんのご紹介となっております。また放送直前にもSNSでご案内いたしますし、アプリのRadikoで後日に聞くこともできます!
http://web.bayfm.jp/cheers/

明日のチケットは全席完売となりました。ビジター席も完売で、新潟サポーターのみなさんの多さ、動員力は本当にすごいですが、レイソル側も今季初の完売で、オレンジとイエローのすばらしい熱量の日立台になるはずです。前述のとおり、HitachiDayタオルで最高の応援の雰囲気を作っていただいて、キックオフ前のクリスの7月月間MVPの表彰セレモニーではわれらのエースに盛大な拍手を。そしてHitachiDayの勝利、12連勝をめざし、明日も最高の一日になるよう、ご声援をお願いいたします。

2019年8月26日

岐阜戦

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担当:大重正人

今日の長良川競技場には、世界的かつ伝説的なサッカープレーヤー、イタリアのデルピエロさんが来場されました。そして今季最高という9000人を超える観衆がスタジアムを埋めるなか、一方でレイソルのビジターエリアでも700枚以上のチケットが売れ、グリーンの中に映えるレイソルイエローが今日も大きなパワーを選手たちに送り続けてくれました。そのあと押しを受けて、前半7分に先制、前半で3-0とリード。後半にも追加点を奪い、終わってみれば4-0で11連勝。2位の大宮が敗れ、3位の京都が引き分け、J1昇格圏を争う3位とはさらに広がって9ポイント差。今節を終えて、これ以上ない結果を得ることが出来ました。

ただ、そのスコアとは一転して、ネルシーニョ監督の試合後は終始険しいままでした。「勝利で終えたとは言うもののもう少し得点を取るチャンスもあったし、前半浮き沈みが激しい中で非常にミスも多く、後半に入ってからもシンプルなミスが多くて、チャンスこそ作ったがアタッキングサードまでボールを持ち込むシーンがなかなか作れなかった。ゲーム全体を振り返ったときに、もう少しクオリティの部分、我々が主導権を握ってボールポゼッションするという時間帯を多く作れれば、より優位にゲームを運べたと思っている。」

今日は大きな決定機をしっかり仕留めた試合でもありました。クリスのスーパーのミドルシュート、変化をつけたセットプレー、ミカの長身を生かしたヘディング、そして相手のミスを見逃さなかったミカの2点目。「個の力で取れた得点だった」(監督)というのは、アタッカーたちがその能力を遺憾なく発揮したもので、称えられるものでしょう。

一方で監督の言葉と同じように試合後の選手たちからは反省の言葉も聞かれました。「奪ってからの切り替えでミスをしてすぐにカウンターを食らうだとか、ミスからピンチを招いていたので、そういうところはなくしていかないといけない(染谷選手)」「試合を通してイージーなミスが多かった。それは(相手の)プレッシャーが良くてとかではなくて、自分たちで流れを失うようなもったいない展開にしてしまっていた(大谷選手)」

大谷選手は先日話していたことを思い出します。「0-0の時でも、点差があいても同じようにやらないといけない。0-0の時ならやっていることが、点差が開いたらやらなくなる。そういうことがあってはいけないと思う」。今日の後半、失点していてもおかしくないシーンが4度あったと思います。そのうち2回は完全に相手をフリーにしていました。4点のリードがゼロになってしまう最悪の事態もあり得たかもしれません。

大谷選手は今日の試合後「点差を考えて自分たちでピッチの中で状況判断をしなければならないし、相手によってはあの決定的なシーンは入れられていたと思うのでそういうところを含めてゲーム運びではそれぞれがもっと良い判断をしていかなければいけないと思う。リードしていると、0-0だったら顔を出す場面で顔を出さなくなってパスコースを作るのが遅くなったり、パスコースが減ったりと緩い部分があるので、今日の試合をしっかりと振り返らなければいけない。自分たちがJ1に行ったときに今日のゲームで良かったのか、そういったところを考えながら、自分たちで締めるところを締めていかなければいけない」と話しました。

今日4点取れたから良い、11連勝できたから良い、ではない。ここで満足していてはいけないということをあらためて感じさせられた試合でもありました。J2上位のライバルとの対戦がまだまだ残っています。残りの13試合、気を緩めることなく、修正を施しながら、1試合1試合を全力で戦っていかなければなりません。

2019年8月23日

明後日はアウェイ岐阜戦

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担当:笹原麻央

暑さも少し和らぎ、8月も残すところ1週間となりました。42試合という長丁場のJ2リーグの戦いも、3分の2を終えようとしています。前半戦はなかなか点が取れず勝ちきれない試合も続き苦しい時期もありましたが、それでもネルシーニョ監督のもとチームが続けてきたことが形となり、ここにきて10連勝、首位に立つことができています。

しかし「ここまで連勝しているけれども、だからと言って我々が何かタイトルを勝ち得たわけではない。ここまで戦ってきて何一つタイトルを獲っていない」と選手たちに伝えたというネルシーニョ監督。10連勝は簡単なことではないですし、チームが積み上げてきた結果ではありますが、シーズンが終わった時に目標を成し遂げていることでそれが意味のあるものになるのだと監督はチームを引き締めます。

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さて、明後日はアウェイでFC岐阜と対戦します。岐阜は現在最下位の22位に沈み、残留ラインである20位との勝ち点差は7と厳しい戦いが続いています。首位に立つレイソルと最下位の岐阜の対決はプレッシャーのかかるものに見えるかもしれませんが、監督から週明けのトレーニングで選手たちに話がありました。
「岐阜と戦うにあたって、相手の順位だとかスタッツ、数字のところは気にするべきではない。やはり90分間の試合の中でどちらが勝つか負けるかというのはやってみないと分からない。これからは1試合1試合を決勝戦だと思って戦ってくれ。我々は最後までこの戦う姿勢というものを貫くことこそが大事なのであって、我々の戦ってきた姿勢を貫き、90分間戦い抜いた結果勝ち点3を奪い取って帰ってくるのだ」
残留のために何が何でも勝ち点3を掴み取りたい岐阜を前に、慢心や隙があればきっとその隙を突かれてしまいます。首位だからこそ、連勝しているからこそさらに気を引き締めて臨まなければなりません。アウェイではありますが、今節も熱い応援をよろしくお願いいたします。

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先日J:COMのクラブ応援番組「REYSOL ZONE」の収録が行われました。今回のゲストは田上大地選手。田上選手は千葉県出身で流通経済大学柏高校へ進学。今季のレイソルへの移籍も地元のチームということも大きかったのだそう。また流通経済大学では一つ上の学年に江坂選手がいます。他の選手が"任くん"、"大地"と呼んでいる中、田上選手だけが流経時代の名残りで"任さん"と呼び、江坂選手だけが"田上"と呼んでいるというエピソードも話してくれました。田上選手と言えばアウェイ徳島戦の試合後、ヒーローインタビューで遅れてサポーターへ挨拶に来た瀬川選手を置いて他の選手が戻る中、田上選手だけが瀬川選手を待ち、挨拶をそばで見守る姿が少し話題になっていました。収録後にも、「こんな感じで大丈夫でしたか?獲れ高ありましたか?(笑)」とスタッフへ声をかけ気に掛ける優しい田上選手の一面が垣間見られました。瀬川選手とはプライベートでも一番仲が良く、欲しいものがあると瀬川選手におねだりすることもあるのだそう。サッカーの話からプライベートの話までたくさんの話をしてくれました。前編の放送は9月1日~9月15日です。皆様是非ご覧ください。

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柏レイソル2019シーズンの第2回日程ポスターが完成しました。今回のモデルは、DF鎌田 次郎、DF染谷 悠太、MF江坂 任の3選手です。
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そして今回もこの黄色を基調とした新ポスターの掲出にご協力いただける方を、今回もイエロー作戦協力隊として募集いたします。募集対象者は、ポスター(B2またはB3サイズ)を、店舗の内外、職場・学校・町内会の掲示板、ご自宅の前など、できるだけ目立つ場所や人目に触れる場所に掲出いただくことが可能な方です。既にご協力いただいている方もいらっしゃり、街中で何度かポスターを見かけました。誠にありがとうございます。配布場所等は下記リンクよりご確認ください。
皆様のさらなるご協力、よろしくお願いいたします。
https://www.reysol.co.jp/news/home/032489.html

そして明日の正午12:00より、今シーズン第6回目のホームゲームチケット先行販売が開始します(一般販売は9/1から)。対象は9/22愛媛FC戦、9/28東京ヴェルディ戦、10/12水戸ホーリーホック戦です。前半戦では勝利することが出来なかった3チームとの対戦、ホームでリベンジが出来るよう是非スタジアムでの声援をよろしくお願いいたします!
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/032500.html

2019年8月18日

長崎戦

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担当:大重正人

天皇杯延長戦からの中2日、長崎戦。連続して先発した選手もいるなか、高温多湿、ピッチの芝が深くえぐれるようなタフなコンディションの試合でした。それでも瀬川選手、江坂選手をはじめ、チームがボールを失ってからの守備への切り替えの意識が高かった。その後ろに構えるダブルボランチ、そして鎌田選手率いる最終ラインがコンパクトさを保ち、ボールを回収。前半8分の最初のビッグチャンスで瀬川選手からの見事なスルーパスをサヴィオ選手が沈めてからも、常に優位さを保った前半でした。ファウル覚悟のような激しいチャージを受けながらもしっかりゲームをコントロールし、シュート数は7対1。サヴィオ選手のフリーキック、江坂選手のプッシュが決まっていれば、内容結果ともにベストな45分だったと思います。

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後半立ち上がり、レイソル自陣のペナルティエリアでの接触プレーでホイッスル。激しいコンタクトによるものではありませんでしたから、我々にとっては厳しいと感じてしまうPKの判定から失点。ホームの長崎サポーターが生み出す盛り上がり、後押しの雰囲気が正直重く感じ、シーズン前半にアウェイで落とした試合の雰囲気が図らずも蘇りそうでした。

ただ、レイソルの選手たちは数々の勝利を得て、あのときの焦りや雰囲気にのまれるようなところは見せませんでした。しっかりボールを保持して前進。またボール奪取からの鋭いカウンターを繰り出すと、相手にはイエローカードが出るなど、苦しい状態にあるのは相手の方だという流れに持ち込みました。

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75分の決勝ゴール。鎌田選手は「ミカとサヴィオの力だと思うし、後ろはしっかりと耐えていれば、点を取れると信じていられる」と振り返ったとおり、2失点目を食らわず、じっくり戦った成果が生まれます。ただ、あの場面。長崎のDFラインはしっかり人数が揃い、陣形もまったく崩れていませんでした。言わば何もない状況から生み出した、右サイドからのサヴィオ選手のクロス、そして長身をいかしたオルンガ選手のヘディング。「ミカとサヴィオの力」と次郎が表現したとおり、選手の個人の力が存分に発揮された決勝ゴールでした。

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ヒシャの誕生日を勝利で。この日のレイソルの選手、そして遠く長崎まで駆けつけてくれたサポーターの願いがみごと叶いました。「おそらく誕生日に試合をするというのは初めてだった。バースデーゴールも運が良ければ決めることが出来たかもしれないけどね」とおどけたヒシャでしたが、この日もディフェンスはもちろん、推進力のあるカウンタードリブル、そしてシュートまで、攻守にわたる獅子奮迅の活躍。彼のパフォーマンスが悪い日を見た記憶がありません。

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常に安定し、生産性の高いプレーを90分通して、シーズンを通して発揮してくれています。そして何より、フォアザチームの精神。「誕生日に勝てたことももちろん嬉しいが、何よりもこの一勝が我々のチームにとって重要だった。誕生日に自分が一番好きなことをして過ごせるというのは本当に恵まれていると思うけれど、ここはまだ通過点にしか過ぎなくて我々が今目指しているJ1昇格をなるべく早くすることと、最終目標である優勝に向かって頑張っていきたい」。いつもチームのためにありがとうヒシャ、そして誕生日おめでとう!!

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10連勝。2位京都が敗れ、7ポイント差に広がりました。チームのエース、クリスティアーノ選手が不在というピンチを全員で乗り越えた価値ある勝利。そのポジションに入ったサヴィオ選手が1ゴール1アシスト。またすばらしいプレイスキックを披露したという点でも今後に向けて、着実なチームの成長を見せることができたのではないでしょうか。

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来週はアウェイ岐阜戦、猛暑の岐阜でまた厳しい試合になりますが、引き続きご声援をよろしくお願いします。応援ありがとうございました!

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2019年8月16日

明日はアウェイ長崎戦

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担当:大重正人

大きな動きが相次いだ移籍ウインドー、今日で終了となりました。レイソルでは、セレッソから加入の山下達也選手、そして本日発表したU-18のGK佐々木雅士選手の登録が完了しました。佐々木選手は現在高校2年生、ちょうど今日までU-17日本代表候補キャンプに招集されるなど、将来を期待されるキーパーです。

また今朝は中川創選手のSC相模原への期限付き移籍をお知らせしました。こちらは「育成型」であるため、ウインドー期間を過ぎても登録可能となっています。相模原には、元レイソルの水野晃樹選手、また札幌から稲本潤一選手が在籍。おなじセンターバックを争うのはマリノスなどで活躍した冨澤選手など経験豊富な選手が多くいますが、3バックの際には出場のチャンスも広がるでしょう。昨年、福岡で経験を得て、レイソルで活躍している古賀選手のように、大きな成長を得て、また戻ってくれるよう祈っています!

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レイソルは、水曜の天皇杯鳥栖戦の激闘を経て、中2日でのアウェイ長崎戦、非常にタイトなスケジュールでの連戦です。ネルシーニョ監督は「リーグ戦、カップ戦、どの大会も重要に違いないが、我々の目的はまずJ1に帰ること。天皇杯は終わってしまったが、チームが最後まで諦めずに献身的に戦う姿勢や戦術的なところなど、シーズンの序盤から選手たちに要求してきたものをしっかり理解してやってくれているとわかったし、ここにきてチームは非常に成熟してきている実感がある。これで我々の目的はよりはっきりしました」とリーグ戦、J1復帰だけを見据えて戦う残りの3か月です。

クリスティアーノ選手が、天皇杯退場による罰則消化により出場停止となってしまいますが「彼の選手としてのパーソナリティー、リーダーシップ、戦術的な役割を含めてチームにとっては当然痛手です。でも我々が困難に向き合わなければならなくなった時の解決策は他の誰でもない、我々のチームの中にしかない。代わりに出る選手も、これまで我々が要求していることを理解してやってくれていますので、変わらずに良い働きをしてくれると思っている」とチーム全体でクリス不在の困難を乗り越えようと、長崎へ向かいました。明日8月17日はヒシャルジソン選手の誕生日、試合後には勝利と誕生日の祝福ができますように。

次のホームゲームは8月31日、アルビレックス新潟戦です。この日はクラブメインスポンサーの株式会社日立製作所様ならびに日立グループ各社のご協力で「Hitachi Day」を開催いたします。Hitachi Day特設テントでは、選手サイン入りレプリカユニフォームやHitachi Dayならではの賞品が当たる「Hitachi Day2019プレゼント抽選会」。また、スタジアム内野球場には、「レイソル縁日 Supported by Hitachi」が出店します。またホームゲートではオリジナルタオルと応援うちわを先着8,000名様にプレゼントされます。現在チケットはこれまでの試合よりも早く少なくなっております。アウェイ新潟側も大挙2000枚以上売れております。8月最後の夜、日立台を満員にして、最高の夏の締めくくりができるよう、皆様のご来場をお待ちしております!
https://www.reysol.co.jp/news/event/032459.html

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2019年8月14日

天皇杯鳥栖戦

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担当:大重正人

昨日の広報日記で大谷選手のコメントを書きました。「これまでのJ2ではDFが処理にもたついてミカが決めてくれることもあったけど、J1のDFはそういったところで見せる個人の判断や技術が違う」。そのとおり今日の鳥栖のディフェンダーに決定的なミスはなく、120分間を無失点に抑えるスタミナや集中力、連携がありました。そして、わずかなチャンスを逃さないストライカーがいました。ミスを逃してはくれません。やはりこれまでのJ2の試合とは違う強さがJ1クラブにはあります。その強さを、少し忘れかけていた今、思い知らされたのは決して悪いことではなかったと思います。

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だからといって手も足も出ないような試合ではまったくありませんでした。立ち上がりからは、サガンの攻守でシステム変更を繰り返す変幻自在のビルドアップになかなかボールを奪えませんでしたが、前半途中の給水タイム後あたりから、大谷&小林のダブルボランチがレイソルセンターバックからのボールを引き出し、後半に入ってからも長い時間主導権を握れていたと思います。クリスティアーノ選手、江坂選手を投入して、さらに攻勢を強め、90分の間に決着をつけたかったという悔いが残ります。

手塚選手がボールの扱いに長けて、すばらしいキックを持っているのは誰もが知っていて、だからこそ厳しい場面でも味方からボールを託されるし、それはチームメイトからの高い信頼の証でもあります。サポーターのみなさんもそうだと思います。延長後半のフリーキック。クリスが康平に託し、そしてサポーターからの大きな手拍子と応援歌。

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あれぞ「応援」だと思いました。頑張ってほしい、頑張れ。そういうみんなの思いがひとつになっていました。ここで決めたらドラマや漫画でもありえないような場面、でも今のレイソルの調子なら、康平の左足なら入るんじゃないか、と。そう思わせた一体感でした。現実は甘くはありませんでした。決めさせてあげたかった。でも康平は、今日の試合と、日立台のサポーターからいただいた応援を一生忘れないでしょう。今日、雨と湿度を暑さのなか、120分もの長い間、一糸乱れぬ応援いただいた6000人のサポーターのみなさん。疲労と悔しさのなか、それでも選手たちへの拍手と激励をいただいて、本当にありがとうございました。

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「結果としては当然嬉しくはないが、今日戦ったメンバーが、今リーグを戦っているメンバーと変わらず同じインテンシティで、かつ戦術的なところも理解してやろうとしてくれた。その彼らの献身的な働きというものについては満足している」。ネルシーニョ監督はそう試合を振り返りました。今日、7月のJ2月間MVPを受賞したクリスが退場してしまい、この天皇杯が終わってしまったため、続く大会であるJリーグ=次節長崎戦で出場停止が課せられることになってしまいました。当然我慢してほしいところではありましたが、彼の気持ちも理解できます。今日は両チームともどうしてこんなフラストレーションを持ったままプレーしているんだろうという試合でもありました。これだけの熱戦、その点だけ少し残念でした。話がそれましたが、クリスが不在でも、今日長い時間プレーしたガブリエル選手、新加入のサヴィオ選手、ジュニオール選手もいます。中2日、次の長崎戦、非常に大事な戦いになります。

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2019年8月13日

明日は天皇杯鳥栖戦

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担当:大重正人

リーグ戦9連勝中。ですが、7月4日の天皇杯2回戦を合わせた公式戦の連勝は「2桁の10連勝」にまで伸ばしています。2回戦からひとつの負けも引き分けすらないままで3回戦を迎えられるというのは正直想像外でしたが、それだけネルシーニョレイソルの戦い方が固まってきたという表れでもあります。

今日からセレッソ大阪から加入した山下達也選手も日立台のトレーニングに合流しました。Jリーグ通算で250試合以上のキャリアを誇る、31歳の屈強なセンターバック。セレッソでのお別れの様子を見ると、ファンサポーターから深く愛されたことがうかがわれ、そんな彼が新しいクラブにレイソルを選んでくれたことは並々ならぬ覚悟だったと思います。

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現在のレイソルは、鎌田選手と染谷選手を中心に、田上選手以下の若手選手たちが並ぶ陣容ですが、J1での経験も十二分に備えた山下選手の加入で、さらに布部GMが掲げる「勝利と競争」の色合いもまた濃くなることでしょう。J1復帰に向けて、大きな大きな戦力がまた一枚加わりました。ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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そして明日は天皇杯3回戦、サガン鳥栖をホーム日立台で迎え撃ちます。JFAからも発表があったように、今年は3回戦でもメンバーの入れ替えが可能になり、小泉・小池・猿田・村田選手に替わり、マテウスサヴィオ・ジュニオールサントス・井出選手、そしてU-18のGK佐々木選手も登録されています(背番号41)。一方で、今夏加入した三原・川口選手と、そして山下選手も前クラブでの今季出場があるため、レイソルでの天皇杯は出場できません。一方サガン鳥栖には、清水やACL全北戦でも対戦したチアゴアウベス選手、そしてレイソルから期限つき移籍中のパクジョンス選手らが登録されました。ジョンスは契約により、明日の試合では残念ながらそのプレーを見ることはできません。

山口戦から中3日、このあと土曜長崎戦まで中2日。この暑さの中で大変に厳しいスケジュールスケジュールです。先に書いた通り、すでにリーグ戦で活躍している三原&川口選手が出場できませんが、その一方でここでチャンスを得る選手もいます。こうした状況に対応するための補強であり、チーム作りです。ネルシーニョ監督はこのタイトな日程で迎える天皇杯にもしっかりとプランを組んで、準備をしてきています。90分で決着がつかない場合、延長戦もPK戦もあります。まさに総力戦です。相手はJ1の厳しい舞台で戦い続けているサガン鳥栖、「これまでのJ2ではDFが処理にもたついてミカが決めてくれることもあったけど、J1のDFはそういったところで見せる個人の判断や技術が違うから」と大谷選手もリーグ戦とはまた違う大会に向けて気を引き締めています。

今日の柏は15時ごろにものすごい強雨がありました。台風が接近していることもあってか、明日も変わりやすい天候のようです。なんとか試合前後は持ちこたえてほしいと願うばかりです。テレビ中継もありませんので、このお盆休みの期間、ぜひ日立台へのご来場、応援をよろしくお願いいたします!チケット販売試合観戦ルールもご確認ください。

2019年8月11日

山口戦

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担当:大重正人

レノファの霜田監督は、自陣に大きなスペースができてカウンターを許すかもしれないというリスクを承知の上で、それでも敵陣でプレッシャーをかけて、すぐに奪い返して、ハーフコートゲームをめざすという攻撃的な狙いを会見で話しました。

3バックで、両ウイングバックをワイドに高い位置において起点を作る。レイソルが4-4-2のコンパクトな守備陣形を作りたいところで、その形を広げようとするポジショニング、また中央を固める我々の隙間を狙ってくるようなパスサッカー。ボールも人も良く動くアグレッシブなサッカーに対して、レイソルが終始圧倒できたかといえばそうではない、一進一退の激しい攻防が続いた90分間でした。レイソルの最多ゴールをマークしている工藤選手らしい気迫あふれるプレー、そしてペナルティエリアで見せる危険なプレーに脅かされる場面もありました。

(ネルシーニョ監督)「前半は非常に拮抗した展開だったと思う。前半開始早々にうちがゴールを奪うことができたが、そこから相手ももう一度ゲームのペースを掴み直して、非常に拮抗した展開が終始続いた。我々の攻撃に関して言えばうまくボールを握る時間帯をつくれなかった。守備から攻撃に切り替わるタイミングで奪ってすぐにボールをロストする時間帯が続き、なかなか効率的な攻撃の形をつくれなかった」

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そんな競り合った展開の中でしたが、立ち上がり2分にオルンガ選手が相手の背後を突いて奪った先制点は、そのあと監督の言葉のとおり、拮抗した前半に終始しただけに、大きな価値のあるゴールになりました。61分、クリスの抜け出しから上がった高いクロスをゴールネットに沈めたのは長身のミカだから成し得たことでしょう。65分に1点を返されて相手の意気が高まったところで、それを断ち切る69分のクリスのダイレクトシュート。江坂選手の見事なクロスからでした。4点目のダメ押しゴールもクリスの仕掛けから、最後はミカがプッシュして、見事日本での初めてのハットトリックを達成しました。

「最高の気持ちです。でも私の力というよりもチームメイトの力だと思っています。チーム全体が自信を持って戦えているし、FW陣それぞれがステップアップしてきているので結果に繋がっている。何よりも全員がハードワークしていることでこういう結果が出ていると思います」。守備陣が身体を張って相手を止め、ボールを奪って前線へ。そして今日のゴール全てがクリスを起点したものです。昨夏のミカの加入から1年間ですが、それより前からずっと一緒にプレーしてきたかのような息の合ったコンビネーション。ゴールセレブレーションで抱き合い、自分のゴールかのようにお互いのゴールを喜び合う2人やみんなの姿は、本当に心強く、ほほえましいものです。

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連勝は9に、引き分けた2位京都と4ポイント差に、3位大宮とは6ポイント差。まだまだゴールは先です。この数字を1ポイントでも広げていけるように、まだまだ競争と研鑽を続けていかなければなりません。

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そして勝利の余韻がまだ熱く残っている9時過ぎのピッチでしたが、まだまだボールをける音が続いていました。今日のベンチメンバー、試合メンバー外選手のトレーニングをスタジアムでおこないました。いつもなら日中に行うところですが、過酷な暑さが続く夏、疲労を軽減し、少しでもいいコンディションで効率の良い効果的なトレーニングができるように、という狙いです。会見を終えた足で、ネルシーニョ監督も当然練習を見守りました。ボールは桜模様。勝利から20分後には、水曜日の天皇杯に向けた準備、戦いが始まっています。

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きょうの日立台も、戦いを後押しする雰囲気、勝利を導き、引き寄せる、圧倒的なホームスタジアム、星がきらめくような光のロレンソ、大変ありがとうございました。この熱量を、連勝とともにぜひとも水曜日の天皇杯3回戦へ続けていただければと思います。J1クラブ、サガン鳥栖への挑戦です。引き続きスタジアムでの共闘をお願いいたします!

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2019年8月 9日

明日は山口戦

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担当:大重正人

今週もいろいろな出来事があり、このまえ日曜の琉球戦から、あっという間にあす山口戦の日を迎えます。まず今週発売になった「サッカーダイジェスト」、レイソル特集はご覧いただけたでしょうか。今季2回目のご依頼に「本当にいいんですか?」と編集部の人に聞いてしまいました。こういう取材は選手たちが気持ちよく話してくれるだろうなというタイミングで受けたいですし、もちろんメディアの方もそういうタイミングを狙ってくださいます。ただ、その取材日から発売まで10日から2週間ほど経つと、微妙に好調の波を過ぎていたりすることもあります。そんな「あるある」を少しだけ心配していましたが、無事杞憂に終わりましたね。選手やチームスタッフのおかげです。柏近辺では売り切れという話も伝わってきていますし、本当にうれしいことです。

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仲間がチームを離れるという寂しいニュースもありました。小池龍太選手がベルギーのロケレンへ完全移籍することをお知らせしました。実は少し前にレイソルを離れ、渡欧していていました。出発の前に、リリースでもお知らせしたメッセージを送ってくれていました。とても丁寧で、サポーターや仲間への感謝の思いがにじみ、そして本当に強い決意、挑戦への覚悟を感じさせる言葉。そこから少し日数が経ち、改めてリリースのタイミングに沿った言葉に直したものをさらに送ってきてくれました。

少し話がそれてしまいますが、、、よく「レイソルはリリースが遅い」という言葉を目にしたり聞いたりすることがあります。ただご理解いただきたいこともあります。こうした移籍は、選手と移籍元クラブ、選手と移籍先クラブ、そして移籍元クラブと移籍先クラブ、さらに仲介人が間に入りながら、これらすべてが交渉を重ね、合意に達し、契約を結んで初めて成立するものです。交渉の中ではしっかり話し合わなければならないことも当然ありますし、ビザの手配といった入国手続き、メディカルチェックも当然あります。我々は原則としてすべてがクリアになってお知らせをさせていただいています。だから、早いも遅いもないんです、というのが率直なところです。

国内のクラブ同士だとお互いの事情を理解し合い、日時などを揃えて発表するのがごくごく当たり前のことです。ただ海外とのケースはそうした形にならないこともあります。また、まとまりかけた移籍の話が想定外の事情で途中で破談になってしまうこともあります。クラブにとってはもちろん、選手にとっても非常に残念な状況です。そういう事態が起こらないように、しっかりと手順を踏んで移籍の交渉を進め、それから正式な発表をしていくというスタンスを、どうかご理解いただきたいです。サポーターの皆さんのご心配は痛いほど分かっているつもりです。だから広報としては1日でも1時間でも早く発表したい。でもクラブとして慎重にもならなければいけない。そう考えていることもご理解いただけたら大変ありがたいです。

レイソルにとって本当に大きな大きな存在になってくれた龍太が、新しいチャレンジを決意し、その海外での挑戦が実現するように、しっかりと話し合った結果、すこし時間が経ってしまったのは事実です。龍太本人も悩み、気にかけていたと思いますが、晴れてここからお互いに新しいスタートを切るタイミングとなりました。同じチームには元マリノスの天野選手がいて、そしてベルギーには右サイドの恋人もいますから心配ないでしょう。良いニュースが柏に届くのを待っています。ガンバレ、リュウ!!

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今日は午後2時から、U-18プレミアリーグ中継スタッフの皆さんが日立台に来られて、下見のご案内をしました。スタジアムは良いのですが、人工芝グラウンドでも今後中継が入ることを想定して、大変な暑さの中でしたがグラウンドもしっかりと見てくださいました。あそこで生中継ができるのか、初めてのことでちょっと心配もありますが、高校生年代まで報道していただけるというのは本当にありがたいことで、今年好調のレイソルU-18の活躍がますます伝われば何よりです。

それと並行して、Jリーグの9月以降のキックオフ時刻も夕方に発表になりました。それに合わせてポスターと柏駅大幕の制作も進めていて、発表の少し前に入稿、イエロー作戦配布先への展開手配も完了しました。お盆前ということで少し無理なスケジュールをお願いすることになり、関係各所にご対応をいただけて本当にありがとうございます。予定では20日すぎに配布スタート、大幕は31日新潟戦の前にリニューアルの予定です。どの選手が登場するか、ぜひお楽しみに!!

明日の山口戦は「セーブ・ザ・チルドレン チャリティーマッチ」。朝日新聞千葉県版にも寄稿させていただきましたが、まず50円寄付のリツイートキャンペーン、目標の1000件に達し、告知拡散へのご協力、誠にありがとうございました。あすのスタジアムでは恒例のフォトパネル、インスタパネルも準備いただいていて、その写真をSNS投稿いただくとプレゼントが当たるチャンスです。またメンバー外選手たちにより募金活動も17時から18時まで2組に分けて実施します。鎌田選手、瀬川選手、出場停止で試合に出られないのは本当に残念ですが、明日はピッチ外でもチームのために頑張ってくれます。この活動の目的は、育てる側の親、大人たちが対話の中でしつけや子育てをおこない、お子さんたちが健やかに育つことの大切さを知ってもらい、少しでも学んでいただけたらという思いです。

明日も大変な猛暑です。熱中症対策、水分補給を十分にしていただいて、16時のゲートオープン、19時キックオフをお迎えください。三協フロンテア柏スタジアムでお待ちしています!

2019年8月 5日

琉球戦

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担当:大重正人

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「普通に考えたらあれは負けパターンだと思うけれど、そこからしっかりと前半のうちに点を取って逆転できたことはすごくよかった」。染谷選手が振り返ったように、三原選手からのバックパスを奪われ、琉球の鈴木選手が単騎抜け出してGK中村選手との1対1から失点。でも、そうしたアクシデントをカバーできる強さが、今のレイソルにはあります。クロスのロングスローというか距離の出るクイックスローといった方がいいかもしれません。相手の樋口監督も「前節のビデオも見て警戒はしていたんだが」と当然準備はしていたと思われますが、それでもミカが相手GKと競り合い、こぼれ球に反応した瀬川選手がゴールへ蹴りこむ。まるでデジャヴのようなゴールで同点に。

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そこから3分後のセットプレーのチャンス。「強いチームなら、ここで畳みかけられるはず」と思いながら見守っていましたが、まさにその通りになりました。江坂選手がキッカーのクリスに駆け寄って耳打ちし、FKは変化をつけたトリックプレー。ペナルティーエリアでキープした鎌田選手から優しい落としが古賀選手のもとへ。「自分は確実に(シュートを)打てる体勢でいたので、次郎さんが良い形で落としてくれた。ふかさずにというのは意識したので枠に入ってよかった」。トレーニングで準備してきたことを全員が意識して遂行したからこそのゴールでした。

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ただ、前半から琉球のパスワーク、レイソルの中盤への鋭いくさび、そこからのスルーやフリックなど、なかなか掴まえどころが定まらない試合でした。ネルシーニョ監督のハーフタイムの指示は非常に熱のこもった叱咤激励でした。「琉球さんはボールを動かす能力に優れたチームで、前半は効率よくボールを奪うことができず、一歩一歩後手を踏むような状態だった。ボールを奪うことを急ぎすぎ、なかなか我々が当初狙っていたところでボールを奪えず、ペースを握ることができなかった。」そこで江坂選手とクリスティアーノ選手のポジションを入れ替え、琉球の左サイドからの攻撃に対する策を講じ、4-4-2のライン間をコンパクトにするように徹底します。

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53分、大きなクリアをおさめたミカからの鋭い折り返しを江坂選手が見事なダイレクトシュート。さらに4分後、今度は江坂選手のあざやかな浮き球に抜け出したクリスがGKの鼻先をかすめるようにプッシュ。この2点で勝負の大勢は大きく引き寄せることができました。ただ琉球の巧みで果敢なパスアタックは最後まで続き、レイソルは守備に追われながらカウンターを狙う展開でした。ただそこで大味になることなく、全員が守備意識高く、最後までプレーを続けました。瀬川選手のプレスの出足の鋭さは点差が離れても続き、また残り10分ぐらいに自陣でのスローインのピンチでは、ロングスローに対してミカがしっかりとペナルティーエリアまで戻り、守備のポジションをまもりました。攻撃も守備も全員が役割を果たしたからこその勝利であり、8連勝です。

移籍加入間もない川口尚紀選手はいきなりの先発抜擢。久々の出場で足をつらせながら76分まで右サイドを守りました。「(先発出場は)驚いたけれど、ここに来た以上は少しでも早く試合に出たいという気持ちで来ていた。今日出たメンバーとは一度もやっていない中だったのでまだまだ分からない部分もあって入りは難しかった。自分の良さを出すことは意識して(試合に)入ったけれど、思うようなプレーもあまりできなかった。まだまだチームのやり方や決まり事を理解できていないのでそれを早く理解して、自分のコンディションも含めてもっと上げていかなければいけないと思った。これからもっともっと良いプレーができるようにしていければと思う」。非常に難しい状況での出場でしたが、これはとても大きなチャンスで、それをさらに生かせるように、これから着実にフィットしていってくれるはずです。大きな期待をこめて川口選手へのご声援もよろしくお願いします。

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8連勝のフェスタ。今日はスマホのライトが蛍のように輝く「光のロレンソ」。ヤマト→ボーイズオンリー→ロレンソと移っていく勝利のフェスタ、選手とサポーターの一体感。ずっといつまでも浸っていたい、これ以上ない喜びの時間でした。ただ次の戦いはすぐにやってきます。ひとつひとつの積み重ねが連なって、連勝になっているだけ。今日の様に目の前に全力で勝ちに行くこと。次節対戦の山口も非常にボールムーブに長けたチームです。良い守備から良い攻撃へ。次の土曜も日立台での応援をよろしくお願いいたします。

2019年8月 3日

明日は琉球戦

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担当:大重正人

6月の千葉戦から始まったリーグ戦の連勝は、前節の岡山戦で7連勝にまで積み重なりました。ついに順位表の一番上に柏レイソルの名前があります。開幕4連勝のあと、苦杯を喫した試合、勝ちきれない試合、苦しい時期がありましたが、そうしたときに大崩れせず、1ポイントでもつないできたことが、この7連勝を経て、レイソルを首位へと押し上げました。

ただし、突然変異というか、劇的に一変したものではありません。ネルシーニョ監督はこう分析しています。「我々が以前からずっと取り組んできたことの結果に尽きます。前期の得点力に悩まされた時期も、選手たちにはフィードバックし、映像などを見せたうえで、次の試合に向けて取り組むというサイクルを繰り返しやってきた結果、今ここにきてチームとして組織的にプレーすることができるようになった。その結果、得点を量産できるようにもなってきた。この7連勝という結果は、選手個人としても、チーム全体としても、自信をもってプレーをすることにつながっている。選手たちが思い切ってピッチの中でプレーし、我々が要求することを体現してくれている。そういった良い流れができている」

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「我々が首位に立ったことで、これまでは相手チームの戦績を気にしないといけない戦い方が続いたが、これからは我々自身が自力で、勝ち続ければ最後にゴールは見えてくる」。我々のゴールはまだその先にあり、ここで満足している人間は誰もいません。明日対戦するFC琉球とは4月の対戦、非常に苦しめられました。リーグ有数のあざやかなパスサッカーを展開し、レイソルが懸命にかけるプレッシャーをかいくぐり、残り10分を切って同点に追いつかれた試合でした。

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「前期の対戦では、あのチームに相当苦しめられた。相手のペースに飲まれないように、ゲームの序盤から我々のやるべきことをしっかりやりきることが大事になる」。レフティーボランチの上里選手を中心にボールを保持し、最前線にはJ2で2番目のゴールを挙げている鈴木選手というすばらしいフィニッシャーがいます。警戒して挑まなければなりません。

あすも夜19時キックオフ、ホーム開場は16時です。レイソルをサポートいただいているホームタウン8市によるイベントを毎年おこなっておりますが、今年は2市合同による「ホームタウンサンクスデー」として開催することになりました。今回は流山市と印西市による実施となります。当クラブスポンサーであり、流山市に本社がある「アイオニック株式会社」様(https://www.ionic.co.jp/)の協賛で特設ブースにてイオン歯ブラシ「KISS YOU」が販売されます。また印西市からはPRグッズ(手焼きせんべい、いんザイ君うちわ等)の先着2,000名様プレゼント、そしておなじみのキャラクター「いんザイ君」もやってきます。いんザイ君はレイソル応援スタイルでの初披露の予定です、ぜひ一緒に写真を撮ってみてください!!

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そのほかにも『ポストカード・コースターづくり ワークショップ』、芝広場にはファン感謝デーでもお楽しみいただいた「ストリートサッカー体験ブース」が再登場。一部飲食スペースも引き続き設けます。選手のサイン会写真撮影会などアソシエイツ会員向けイベント、グッズ販売やフードエリアなど、夏の夜を日立台でぜひお楽しみください。どうぞおまちしております。チケット販売などのお知らせはこちらからご確認ください
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https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0804

そして最後に、この8月から、金曜土曜のJリーグから新競技規則、新ルールが適用されています。
https://www.jfa.jp/laws/
ゲキサカさんのサイトにも細かく丁寧に説明があります
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?281132-281132-fl
いくつか項目をあげると「ハンドの基準」「ドロップボール」「ファウル」「フリーキックの壁の配置」「ゴールキック」などたくさんあります。言葉での説明は非常に難しいので、こちらの動画を見ていただくのがよろしいかと思います。新しいルールを知っていただき、より深くおもしろくサッカーをお楽しみください!

2019年8月 1日

岡山戦

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担当:大重正人

前半2分。右サイドから仕掛けたクリスがスローインをゲット。クリスが時折見せる剛腕、ロングスローがゴール前へ送り込まれます。相手の守備陣は6、7人がペナルティエリアにいましたが、まさに虚を突いたとはこのことでしょう。相手DFで反応できた1人に対し、レイソルの前線は2人がしっかり反応していました。

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「クリスがロングスローをすることはよくあるので、ミカがそらしてくれるかなと思って走り込んだ」。瀬川選手は、ニアで競ったミカの後ろでしっかりとゴールへの動作をスタートさせていました。「上手くこぼれてきたので、難しいボールだったけれど入ってよかった」。まずミカがしっかりニアへ入っていたこと、そして瀬川選手のストライカーらしい抜群のタイミングでの飛び込み。GKとの距離が近いむずかしいシュートでしたが、しっかりと枠へ飛ばして先制点。さらにその5分後には、CKから江坂選手のヘディングで2点目。クリスは連続アシスト!!このところ立ち上がりに押し込まれたり、先制点を与えることもあっただけに、相手の出鼻を挫くすばらしいスタートを切りました。

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この日の岡山地方、最高気温は36.2度。試合公式記録に載るハーフタイムの気温で31.4度。途中飲水タイムが設けられるほどのとんでもない暑さのなかで、2点のリードは大きくものをいいました。「ゲームに入る前から持久力戦になるだろうという風には思っていた。我々が当初予定していたプランというものを選手たちがピッチの中でしっかりと遂行してくれたと思うし、1点目が早い時間帯に取れたことも今日の結果に大きく影響しているのではないかと思う。あの1点が取れたおかげで我々は終始落ち着いてゲームプランを遂行できた。逆に岡山にとってはあの1点で精神的に追い込まれた部分もあったのではないかと思う」(ネルシーニョ監督)

レイソルはしっかりとビルドアップ、ボールを動かしてゲームをコントロールしながらゲームを進めることができました。時折迎えたピンチにも身体を張ってブロック、相手のシュート数を5本に抑えます。瀬川選手は「最後のところで体を張れるのは前線からの守備が大事で、前線からの守備がハマっていかないとどんどん人がずれていってしまって大事なところで体を張れずにフリーな選手にシュートを打たせてしまうことが多いけれど、前半はしっかりとボールをシャットアウトできていたのかなと思う」。前半のシュート数は13対1。前線からしっかりとコースを限定し、守るべきエリア、相手を離さず、守備のタスクを全員が果たすことで、近戦の安定した戦い、そして勝利が得られています。

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後半立ち上がり、背後を狙うクリスのストロングポイントを見逃さなかったヒシャ。クリスの馬力で相手を圧倒すると、クロスボールがオウンゴールに。3-0。これは我々には大きなアドバンテージ、相手には大きなダメージになりました。さらには78分から投入されたマテウスサヴィオ選手に何度かチャンスが訪れ、ついに89分、瀬川選手のすばらしいスルーパスに抜け出したところ、相手GKの前で、左足で流し込み、うれしいうれしい来日初ゴールが生まれました。

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「点を取るための焦りなどはなかったので、自然に良い形でボールが来たこともあって落ち着いて決めることができた。来日を決めた時に極力長くJリーグでプレーしたいという気持ちがあったけれど、こんなに早いタイミングで点を取れるとは予想していなかった。私のプレースタイルとこのチームのプレースタイルがすごく合っていると思うので、スピードのある展開、ボールを上手く回して保持するという部分で自然とフィットできている。こんなに早く自分がチームにフィットできるとは思っていなかったけれど、周りの人たちが私をサポートしてくれて、ブラジル人に限らず日本人の選手・スタッフもすごく温かく受け入れてくれたおかげでこういった結果になったと思う」

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この勝利でついに首位に立つことができました。さらには「首位と勝ち点差で並び得失点差で2位につけている状況だったので、こういう流れの中でチャンスがあれば得点はやはり増やしていきたいとは思っていた」というサヴィオのゴールのおかげで、得失点差でもリーグ最多となりました。ただ鎌田選手は「まだ昇格が決まったわけでもない」と当然のように自分たちの立ち位置をみすえ、そして「首位に立ったので目の前の一つ一つの試合に勝っていけば自力で昇格できる。あまり他のチームを意識せずに、目の前の試合に集中するだけです」とさらなる前進を誓いました。

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この日、シティライトスタジアムは11148人の超満員。そんな圧倒的な岡山ホーム、えんじ色に染まったスタンドの一角で、数で言えば300人に満たないぐらいの黄色の一団でしたが、その声量や存在感は消されるどころか、より一層パワーをみなぎらせ、選手たちへのエールを贈り続けてくれました。4-0になってのアディショナルタイム、ボーイズオンリーの歌声は本当に心地よく最高でした!!週末4日からは、日立台3連戦。7連勝で迎えるこの連戦、日立台で大きな大きな応援を引き続きよろしくお願いいたします!