2022年9月30日

明日はアウェイでガンバ大阪戦

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担当:梶山由珠

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試合がお休みだったこの2週間で、日立台は少しずつ秋らしい陽気になってきました。朝9時からの練習も、つい先日までは立っているだけで汗ばむような気候でしたが、最近は日が差していても心地良いほどです。自然いっぱいに囲まれている日立台も、ついにセミの声は聞こえなくなりました・・・。

そんな過ごしやすい気候の中で、チームは2週間ぶりのリーグ戦に向けて準備を進めています。
前節の川崎戦では1-1ドローに終わったものの、3連覇を目指す強敵フロンターレを相手に手応えを掴み、試合後のロッカールームでネルシーニョ監督は「今日は戦う姿勢が見えた。この感覚を忘れてほしくない」と選手たちに話していました。川崎戦のようなゲームがスタンダードにできれば、勝利も自ずと見えてくるはずです。
攻守の要としてチームを支える椎橋選手も「前半戦勝てていた時期は、0-0から後半に点を取って勝つというゲームができていた。そういった意味で川崎戦はあらためて『こう戦えば自分たちは勝てるだろう』という感覚を取り戻せた試合だった。勝てず苦しい時期が続いたが、川崎戦が良いきっかけになったと思うし、やることも整理できた」と前向きに捉えていました。

明日の対戦相手はガンバ大阪です。現在は17位に沈み残留を争う苦しい状況ではあるものの、能力の高い選手が揃う力のあるチーム。5月の前回対戦では内容的にはレイソルが攻め込む時間の長かったゲームでしたが、1点に泣く痛い敗戦となってしまいました。
ガンバ戦に向けて椎橋選手は「簡単なゲームではないが、川崎戦のように立ち上がりからアラートに入っていければ自分たちの流れになってくると思う。選手間でも失点は0、先制されても1点に抑えて試合を進めていこうと話している。相手はホームで絶対に勝たなければいけない状況だが、後半相手が焦れてきたところを僕らは隙として突いて、しっかりと勝ち点3を獲りたい」と7試合ぶりの勝利に向けて意気込みます。

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リーグ戦がなかったこの期間で、自信を掴んで帰ってきた頼もしい存在もいます。
U-19日本代表の活動に参加していた田中隼人選手。ラオスで行われた「U20アジアカップウズベキスタン2023予選」に4試合中3試合出場しました。
「中1日で試合がやってくるスケジュールは初めてのことでキツかったが、戦えたことは自信につながった。自分はタフさが足りていなかったと思うので、今回の経験を経てレイソルに還元できると思うし、もっとレベルアップしていけば監督からの信頼だったりポジション争いだったり、試合に絡んでいける回数も増えていくと思う。今試合に出ている先輩たちにもっと脅威を与えられるような存在になれれば、チーム争いももっと熾烈になると思うので、自分がプレッシャーを与えられるようにやっていきたい」。
初めての東南アジアでは、食事面でも苦労したとのこと。難しい環境の中で予選突破を果たし、「少しは逞しくなれたかな」と話すハヤトに今後もご期待ください!

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U-21日本代表の欧州遠征に参加していた細谷選手と佐々木選手もおととい帰国しました。
マオはスイス戦に45分、イタリア戦に90分出場。スイス戦では味方のパスに抜け出してGKとの一対一を流し込み、ゴールという結果も残しました。「自分の特徴である裏への飛び出しは、海外でも通用するという実感があって、そこは自分にとっても一つ自信がついた。フィジカルの面ではまだ少し負ける部分があったので、そういったところを無くせるように今後もっと取り組んでいきたい」と更なるレベルアップに向けて意欲を見せます。イタリア戦では決定機を決め切れなかったと悔しがっていたマオ。その気持ちをレイソルで爆発させて、残り4試合で目標の2桁ゴールを達成してほしいところです。

マサトはイタリア戦に90分出場。「代表期間中の練習で同じGKのブライアンと(鈴木)彩艶を見て刺激を受けたし、久々に代表の試合に出られて、レイソルとはまた違う緊張感のなかでプレーできたことはすごく楽しかった。失点はしたが、その後の自分のプレーをブレずにできたのは良かったし、ディフェンスの選手たちと協力して相手のシュートコースを限定させられたからこそ止められたセーブもあった。周りの選手としっかりコミュニケーションを取って守ることを、レイソルでももっと意識していきたい」。レイソルを勝利に導くマサトのセーブにも期待です!

明日のガンバ戦は、浦和戦につづく2度目の声出し応援検証試合でもあります。選手たちは浦和戦の後「あれだけ心強いサポーターの声援があったのに、結果で応えられなくて本当に申し訳なかった」と口々に言っていただけに、明日こそは!と意気込んでいます。サポーターのみなさんと、チームの思いは同じ。目指すは勝利のみです。試合後には喜びを分かち合えるように、明日もともに戦っていただければと思います。

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