2010年9月 4日

明日は天皇杯と...

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担当:大重正人

さて、昨日の話ですが、、、ホームページやモバイルレイソルで公開しているノンフィクション「on the way」。気づけばもう7人目の選手まで続いていました。今回登場してもらったのは、北嶋選手。イコール「ボブ」しかないですよね(笑)。「最初は砂川さん(現札幌)に連れてきてもらったんですよ」と愛着あふれる喫茶店にお邪魔しました。清水時代を除く10年以上の「ほぼ毎日」と言っても過言ではないほど、通い続けるキタジの大事な場所です。

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何千冊あるんだろう!?とビックリするコミックの壁面。到着するなり、キタジのマンガトークが止まりません。「あだち充さんのマンガは本当に最高で、ジャイアントキリングも、僕がここに持って来たんですよ!でも、他のマンガも全部もう読みつくしちゃって、サッカーノートを書いて、いつもの生姜焼き定食を食べるのが日課です」。たしかに、ジャイキリには名前が書いてありました(笑)

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彼のサッカー人生は、日本全国に有名になった高校時代から含めれば、振り返るのにはあまりに歴史がありすぎて、今回は清水から柏に復帰してきたときの決意に始まり、2006年から今までを話してもらいました。「キタジの言葉は、ひとつひとつに重みがありますね」とライターの鈴木さんがおっしゃったとおり、ケガと闘いながら、常にゴールを狙い続ける一プレイヤーとしての北嶋秀朗、またチームの年長者として、周りに気を配ったり相談に乗ったり、チームをひとつにまとめあげてきた精神的支柱としての北嶋秀朗。

2009年、図らずも降格してしまった1年を振り返る時も、チームがうまくいかない状況を表現する言葉の選び方が、誰も傷つけることなく、それでいて理にかなっていてわかりやすかった。また、清水時代に、長谷川健太監督から贈られたある言葉は、一生FWであり続けられた2人の矜持がよく表れた一文でした。もっともっと北嶋秀朗とレイソルについて話を聞きたかったのですが、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。来週からモバイルレイソルで全4回連載となります、楽しみにお待ちください。

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さあ、明日は天皇杯2回戦。相手は激しい打ち合いを制した順天堂大学です。先日OBの田中選手に「天野くんっていう1年生はいい選手です!」と聞いていましたが、1回戦では2ゴール、4得点に絡む活躍を見せました。要警戒です。そして明日9月5日が誕生日の栗澤選手。「誕生日はほとんど意識してないですけど、背番号といっしょの歳になっちゃいますよ。後輩は先輩扱いしてくれないんで......でもそれがいいんですけどね」。しかしピッチに入れば、周りのよくないプレーには厳しく叱咤し、時にはファウルもいとわない激しいディフェンスでまさに「闘える」選手。みんなで勝利をかちとり、誕生日を祝えるすばらしい一日にしましょう!

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最後に、すでにお知らせしていますが、明日の天皇杯は日立柏サッカー場開催に変更となりました。柏の葉周辺の駅、バス停などでも告知のご協力をいただく予定ですが、サポーター皆様同士でもお間違えのないようお声掛けいただければ幸いです。16時開場、18時キックオフ。明日も厳しい暑さが予想されますので、水分補給など熱射病にはお気をつけてご来場ください。