2022年12月23日

冬は若き選手の大舞台

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担当:大重正人

さきほど、Jリーグから2023シーズンの開幕カードの発表がありました。2月18日か19日、ホーム日立台でのガンバ大阪戦となりました!今回の発表が「ホーム初戦のみ」なので、第2節の一覧の中にレイソルがなかったのは、第2節もホーム開催なのか、また第1節第2節と連続してホーム開催するチームとのアウェイ戦ということになります。対戦相手は、FC東京か広島か新潟か、と見えてきます。シーズン前半戦を中心とした日程発表は来年1月20日です。

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12月になり選手の加入、移籍のリリースをお届けしています。契約の内容を公にすることはできず致し方のないことですが、皆さんには、なぜと思われる件もあると思います。去年のこの時期の日記でも書かせていただきましたが、それぞれの人生で思いが合致することもあれば、話し合いの末に別々の道を選ぶこともあります。全てが思い通りになったり、欲しいものが全て手に入ったり、人生はそのように進まないことの方が多いです。

チーム編成において、限られた条件や時間の中で手を尽くし、最善を目指す。その結果、今回レイソルからの誘いに対して「自分はレイソルでプレーしたい」と並々ならぬ決意を持って柏を選んでくれた選手たちに感謝して、どうか皆さんには温かく迎えてほしいと思います。チームを離れる選手たちには、これまでレイソルのために尽くしてくれたことに全力で感謝していますし、またスタジアムで笑顔で再会できたらと思っています。

12月末になり、レイソルトップチームの試合はありませんが、育成年代の大舞台にぜひ盛り上がっていただきたいです。まずレイソルU-15が「高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会」でベスト4に進出しています。ここまでのトーナメント3試合は、全てPK戦勝利。今回のW杯でも熱いPK戦、GKの存在感の大きさが際立っていましたが、レイソルのGKはノグチピント天飛(あまと)選手、2000年代前半にトップチームでプレーしたノグチピントエリキソンさんの息子です。日曜11時から、強豪広島ジュニアユースとの対戦で、勝てば火曜にファイナルとなります。Jスポーツでの放送、配信もあります。
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u15_2022/

U-12チームは鹿児島での全日本U-12サッカー選手権に出場します。チームを率いる御牧監督は「選手それぞれに個性があって、それを思う存分発揮してもらうことが僕の役割で、それを優勝という形に持っていきたいです。選手たち自身も頂点を目指していますし、そこに寄り添い、彼らが成長できる大きな大会なので、結果とそこまでの過程も大事にして臨みたいです。ここで特別何かを変えるとかではなく、日々の取り組みと彼らの良さをここで出せればと思います」。1次リーグは3試合、ここで1位か、2位の上位成績4チーム以内に入れば決勝トーナメント進出です。2試合はJFA-TVでの配信もありますので、こちらもあわせて応援ください

最後に、選手育成での相互支援契約を結んでいる日体大柏高校が、初めての冬の全国選手権出場を迎えます。29日木曜、地元の柏の葉競技場で12時から芦屋学園との初戦を戦います。来季からのレイソル加入が決まっているFWウィリアムオウイエ選手の勝利に導くゴールを期待したいですね!この大会は日本テレビ系列ほかで放送されますが、井原正巳ヘッドコーチが日体大柏の1回戦を解説します。チバテレやTverで視聴できます。(井原コーチは1/2駒沢12時KOの試合も担当します)。市船、流経の2強が君臨してきた千葉の頂上をついに掴み取った日体大柏、全国の舞台で大暴れしてほしいです。
※千葉県決勝戦は現在こちらのTverで視聴できます
https://tver.jp/episodes/ep7nbczqhx

※勝ち進めば、2回戦、3回戦も柏の葉です。レイソルサポーターの皆さん、ぜひ日体大柏を応援ください。チケットは準々決勝まで全席自由で、前売り1500円、当日2000円です。
https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2022/ticket.html#tabBox

2022年12月16日

今年も残すところあと半月

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担当:梶山由珠

前回の更新から少し間が空いてしまい申し訳ございません。今年は加入のお知らせが先行し、後から移籍のお知らせを出すという順序になってしまいました。サポーターの皆さんは日々心配や寂しい気持ちを抱えていることと思います。可能な限り加入も移籍もいいバランスでお知らせしたいところではありますが、こればかりは交渉や契約が絡むことなので一筋縄ではいかない部分です。
とはいえ新卒選手を含めれば、すでに11名の来季加入が決定しております。プロキャリアのスタートをレイソルに決めてくれた選手たち、所属チームで主力を張りながらもレイソルでの新たなチャレンジを選んでくれた選手たちがいること、心から嬉しく思っています。サポーターの皆さんもぜひ新たに加入する選手たちを歓迎していただき、来季への期待を膨らませていただけたらと思います。

気付けば12月も中旬、今年も残すところあと半月となりました。個人的にも来月でレイソルに来て早1年が経ちますが、本当にあっという間のシーズンでした。年が明けたら新チームが始動し、このブログで2022年を振り返ることはなくなってしまうと思うので、ここで少しだけ個人的な気持ちを綴らせてください。

今年の1月下旬に入社してすぐ、キャンプに途中合流し、そこで初めて選手やチームスタッフと顔合わせをしました。今までいろんなクラブを渡ってきましたが、やはり初日はいつだって緊張します。特に今回は元々大好きだったレイソルの一員になれるのかという、ワクワクした気持ちもありましたが、J1チームで働くのは初めてで、不安な気持ちの方が大きかったです。選手が尖っていたらどうしよう、チームの雰囲気に馴染めるのだろうか、と正直そんな心配ばかりしていました。
しかしそんな私の心配をよそに、選手やスタッフの皆さんはみんな気さくに話しかけてくれました。自己紹介で過去在籍したクラブのことを話したら、いろんな選手が「じゃあ○○(選手名)のこと知ってますか?」とか、椎橋選手が「何歳ですか?って聞いてもよかったですか?(笑)」と声をかけてくれたり、洗濯物の回収場所で私が出し方を迷っていたらすぐさま大谷選手が「スタッフもここに入れていいんだよ!」と教えてくれたり、井原コーチや栗澤コーチが練習後に「ほら!一緒に走るよ!」といつも誘ってくださったり(笑)、いい意味でみんなフランクで、すぐに溶け込むことができました。

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シーズンが始まると怒涛の日々でしたが、何より救われたのは選手たちが皆広報活動に協力的だったことです。広報は取材など含め、何かと選手にお願いすることが多い仕事ですが、選手に嫌な顔をされたり、文句を言われたり、すっぽかされたりしたことはもちろん一度もありません。むしろ新たな試みとしてトライしたインスタライブの後も、武藤選手に「楽しかったです、またやりましょう!」と言ってもらったり、前にもこのブログに書きましたが、戸嶋選手がサチカメラ投稿を自ら始めてくれたりと、選手の積極性に逆に驚かされたこともたくさんありました。今年の広報活動は、本当に選手の協力なくして成り立たなかったなと感じていますし、選手たちに助けられた1年だったなと思います。

何が言いたいのかというと、今年レイソルの一員として戦ってくれた選手たちが来季どこにいようが、私は彼らの活躍をこれからも応援したいということです。もちろん、全員がレイソルに残ってくれるならこの上ないですが、勝負の世界にいる限りそれは有り得ないことです。
サッカー選手という短い人生の中で、一般的な社会人とは1年の重みが全く違うと思いますし、それぞれがその時できる最善の選択をするのは当然のことだと思っています。それでも、これからレイソルを離れることになる選手たちがその限られたサッカー人生の中で、レイソルに来てくれたこと、レイソルを背負って戦ってくれたことは、これからも色褪せない事実です。彼らが「レイソルのために」と試合内外で取り組んでくれたことを忘れたくないですし、何より感謝の気持ちでいっぱいです。
レイソルでともに戦えないことは残念ですし寂しいですが、彼らのサッカー人生がこれからも輝くように、陰ながら応援したいなと思います。

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最後に、11月から実施していた「広報アンケート」へのたくさんのご回答、ご意見、アイデア、温かいお言葉、本当にありがとうございました。1450件にも及ぶご回答をいただきました。じっくりと答えたら15〜20分ほどかかるようなボリュームのアンケートだったので、答えてくださった方々も大変な作業だったかと思います。
一つひとつの回答に目を通していますが、我々広報はもちろんのこと、クラブスタッフ全員の励みになるようなコメントもたくさん寄せていただきました。社内でも共有し、改善できること、トライできることから少しずつ取り組んでいけたらと思っています。これからも引き続き、柏レイソルをどうぞよろしくお願いいたします。