2023年8月18日

明日はアウェイ神戸戦

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担当:梶山由珠

先週から今週にかけて世間はお盆休みでしたが、今年は台風による影響で公共交通機関への影響や水害など、東海から西日本を中心に広い範囲で被害に見舞われました。遠方への帰省や移動でその影響を受けた方や、予報を見て予定を中止された方もいたと思います。
話は少し逸れますが、災害が多いこの時期にあわせて、Jリーグではヤフー防災模試を通じて防災意識の高さを競い合う「ソナエルJapan杯2023」を開催しています。各クラブでポイントを競うイベントにはなりますが、単純に防災知識を身につけるいい機会になると思いますので、ぜひ受験いただけたらと思います。8/8〜9/4の期間で実施中で、毎週模試の内容が異なり、今週は「地震編」です。受験の際はぜひ下記URLからお願いします!
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柏はこの一週間、時折強い雨が降ったり止んだりの日はあったものの、特に台風の被害を受けることなく通常通りトレーニングができました。相変わらず高い気温と湿度の日が続きましたが、毎日約1時間半、選手たちは猛暑の中でも集中力を保ちながら練習に励んでいました。

今節はアウェイで現在首位のヴィッセル神戸との試合に臨みます。前回神戸と対戦した5月20日のゲームは井原監督体制初陣でしたが、レイソルはボールを保持しながら多くの決定機を作り出しました。シュート数でも相手の3本に対して13本と大きく上回り、欲を言えば勝ちたかったゲームでもありましたが、当時も首位に立っていた神戸を相手に手応えを掴み、価値ある勝ち点1を手にしました。

神戸は現在リーグで最少失点を誇り、守備に定評のあるチームです。なおかつ前線には大迫選手や武藤嘉紀選手などクオリティの高い選手が揃い、「なかなか隙のないチーム(井原監督)」。実際前回の対戦では、その一瞬の隙を突かれて失点を許しました。中でも井原監督は神戸のキーマン、大迫選手を警戒します。
「大迫選手をどう抑えるかという点が、神戸を抑えるためには一番大事なポイントになってくるのかなと思います。全ては大迫選手のところから始まると思うので、最初の起点をいかに抑えていくかというところで、神戸さんのストロングである攻撃を少しでも軽減させていきたいです」

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前節のセレッソ戦、レイソルは立ち上がり4分に戸嶋選手のゴールで先制したものの、後半アディショナルタイム、試合終了まであと1分足らずのところで失点を許し、1-1の痛いドロー決着となりました。
チームにとってもサポーターにとっても「勝ち点2を取りこぼした試合(古賀選手)」という印象が強く残り、後半の試合の進め方や決定機を決め切れなかったという点では多くの課題も出ました。セレッソ戦の前の京都戦では先制して守り抜けたからこそ、受けに回りすぎてしまった部分があったのかもしれません。

ただ、これまで課題だった前半45分の戦い方に関しては、中断期間前と比べて良くなっている部分も大いにあります。少しずつですが、チームとして前進していることは確かです。自分たちのチャンスをものにすることはもちろん、いかに相手に隙を与えないか。レイソルがボールを握れる時間は長くなるかもしれませんが、それは神戸の狙いでもあると思いますし、落とし穴でもあります。隙を見せずに戦い抜くことができれば、勝機も見えてくるはずです。
さらにひとつポジティブな要素をお伝えしておくと、直近4年の対神戸とのリーグ戦対戦成績は5勝1分1敗とレイソルに分があります。ノエスタに限っていえば3戦3勝です。神戸が強敵であるのは間違いありませんが、イメージは悪くありません。中断明けで掴みかけている自信を確かなものにするためにも、勝ち点3にこだわりたいところ。
明日8/19土曜、ノエビアスタジアム神戸にて19時キックオフです。アウェイゲームになりますが、現地やDAZNにて、明日も熱い後押しをよろしくお願いいたします!