2008年8月26日

人事往来

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:河原 正明

雨が続く今日この頃。日立台の芝もそぼ濡れています。
その雨の中、トップチームはFC東京戦に向けてウォーミングアップ後、ボール回しやゲーム形式の練習を行いました。「闘う気持ちが一番大事」と石崎監督。土曜日から中4日の連戦になりますが、ホームのサポーターの後押しを受けて、気持ちを押し出した戦いを見せてほしいものです。

さて、今日移籍のリリースを2本発表しました。一つは鈴木達也選手のFC東京への期限付き移籍、そしてもう一つは栗澤僚一選手のFC東京からの期限付き移籍加入のお知らせです。
今回レイソルから移籍するに際しては、コメントにもあるように、鈴木選手自身相当苦悩したとのこと。「なかなか結論が出せず、かなり悩み疲れました」と告白してくれました。

2005年に入団し、その年は主にサテライト組で練習をする日々。12月にチームはJ2に降格、そのわずか1週間後に神戸でリーグ王者ガンバ大阪を迎えた天皇杯5回戦。
鈴木選手は公式戦に初先発し、1点を先制された後半61分に同点弾を、そして直後の62分には逆転弾となる2点目を叩き込みました。試合は負けてしまいましたが、あの日見た無尽蔵のスタミナと運動量で、前線からのプレスと飛び出しす鈴木選手の姿に、降格で2006年をどう闘うのかなど考えられなかった当時の自分の心に、希望の灯火が点ったのを思い出します。
翌2006年、開幕から起用されるもなかなか得点を奪えず、またシーズン半ばには右足第5中足骨骨折を負い、ケガにも苦しんでいました。
それだけに、日立台初ゴールとなったJ2 第37節湘南戦でのゴールは、総立ちのスタジアムの興奮と共に忘れられません。

suzuki001.jpg
その後の活躍は書き記すまでもありませんが、転機となった肉体改造に取り組んだ2006年以来師匠と仰ぐ徳弘トレーナーともしばらくお別れです。


昔から(といっても2005年からですが)広報担当では「困った時のたっちゃん!(鈴木達也)」という言葉が飛び交っていました。それほどに広報担当や営業担当からのお願い事を、どんな時でもいやな顔せず、ある時はふれあいタイムやまたあるときはサイン会などイベントやインタビューに協力的に応じてくれた鈴木選手。彼の温かい人柄に何度も助けられました。

番組をお聞きになられた方も多いと思いますが、本日急遽ベイFM「レイソルオーレ」に出演を。練習中にお願いしたところ、悩み悩んでいましたが、最終的には了承してくれました。お願いする側としても正直胸が痛みましたが、旅立つ前に直接ファン・サポーターの方に話せる機会 ということで引き受けてくれました。

suzuki002.jpg
それは、ファンの方にも同じで、今日も本当はさらにランニングを20分ほど続けてから上がる予定でしたが、石崎監督の「ほら、たっちゃん早よ上がれや!ファンの人たちが待ってるで」という言葉に促されるようにファンサービスゾーンへ。
一人一人丁寧に言葉を交わし、サインをし、一緒に写真に収まる。何気ない日常の風景が、しばらく見られないのは残念ですが、苦悩の末、プロ選手としてさらに一回り大きくなれるチャンスを選んだのですから、彼の選択を支持し応援したいです。FC東京でも厳しい競争が待っていますが、それに打ち勝ち、そして春には「新しい鈴木達也」を柏のファン・サポーターに見せてくれることを楽しみにしています。頑張れたっちゃん!


そして、来る人である栗澤選手。ようこそ柏レイソルへ。プロフィールをご覧になるとお判りの通りにレイソルのホームタウンエリアである松戸市出身です。また、小学生の時は柏イーグルスに在籍していたそうですので、まさに地元に凱旋ということになります。早くユニフォームを着てプレーしている姿を見てみたいものです。


最後にお知らせです。明後日のFC東京戦で発売しますマッチデープログラム「Vitoria vol.139」巻末のスピードくじですが、(株)コナミデジタルエンタテインメント社よりご提供のPS2ソフト「Jリーグウイニングイレブン2008 クラブチャンピオンシップ」が3名様に当たります。
選手も夢中の最新ソフト、ぜひ当日スタジアム売店およびレイソリスタで「Vitoria」をお買い求めの上、この夏最後の運試しを!


suzuki003.jpg

2008年8月26日

可能性がある限り

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:桜林 舞

今までの暑さはどこへやら。ここ数日涼しい日が続いています。そして降り続く、雨。小雨とはいえ、パラパラしとしとと梅雨時期のようにはっきりしない天気です。

「今週はずっと雨がちのようだが、短い時間、集中してやろう」と石崎監督。チームは3グループに分かれてのボール回しののち、8対8のミニコートゲームを行いました。

2日前の清水での敗戦。7月17日の大宮戦以来、5戦勝ち星から遠ざかっています。目標の勝点55まであと23点。残り12戦で8勝しないといけない計算となります。リーグ後半のこの時期、どのチームにとっても決して楽ではない期間です。走力戦のレイソルにとっては特に、昨年を振り返っても勝点45を達成した後の27節以降の8戦は1勝1分6敗という苦い記憶の残る第4コーナー付近となります。

今季は、混戦を極めたという2005シーズン(最終節まで5チームに優勝の可能性があり、結果的にG大阪が勝点60で優勝。2位から5位までが勝点59で並び、得失点差で2位浦和、3位鹿島、4位千葉、5位C大阪となった。レイソルは16位でJ1・J2入れ替え戦を経てJ2に降格したシーズン)を上回る混戦といわれているJ1リーグ。このままでは、55が優勝するチームの勝点になる可能性もあるようです。

目標は、いつも掲げているから目標なんだ。
途中で変更するものじゃない。
自分たちが決めた、自分たちの目標を達成しよう。

午後練習前のビデオミーティングでは「苦しいからといって、逃げることなく、前を向いていかなければいけない。可能性がある限り、絶対諦めたらダメだ」と石崎監督の檄が飛びます。


FC東京戦はあと3日後。
落ち込んでいる猶予はありません。
ただ前を見据え、より高く飛ぶための準備をするだけです。

諦めない。
可能性がある限り。

立ち止まらない。
リーグ戦は、あと12試合もある。

080825_hitachidai.jpg