2018年6月17日

韓国キャンプ1日目

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

2014年以来、4年ぶりの韓国キャンプ、昌原(チャンウォン)サッカーセンターに来ています。今日から11日間の夏季キャンプがスタートしました。ワールドカップ期間中の長い中断期間を利用してのもので、2010年、2014年に続く3回目の昌原です。南アフリカ大会もブラジル大会もここから日本代表を応援したことを思い出します。ポルトガルへ向かう田中順也選手を見送ったのもここでした。

2010年はJ2優勝、2014年は終盤の7連勝でACL出場権を獲得できましたが、最後にすばらしい成果を得られたワールドカップイヤーの昌原キャンプ、今回もシーズンの最後に大きな結果を手にするためのきっかけにしたいところです!!

180617_bag.jpg

今朝は8時に日立台を出発して、成田から飛び立ちました。韓国南部の釜山市、金海国際空港までは2時間ほどのフライト。ACLと同じように練習用具と選手スタッフ個人のバッグ、100個以上と一緒になっての大移動ですが、全員でテキパキと動き、何のロスもなく、15時前にはサッカーセンターにたどり着きました。

180617_kbk.jpg

到着早々、このセンターのみなさんから歓迎をいただき、加藤監督と、故郷に錦をかざるボギョンキャプテンが花束をいただきました。軽食をとり、17時からさっそくトレーニングをおこないました。今日はキーパー陣がフィールドに混ざっての練習でしたが、キリの抜群の言葉で自然と雰囲気が明るく盛り上がります。

180617_kiri.jpg

ランニングやストレッチで身体をほぐし、ボール回し、ロンドなどボールを使って1時間ほど。ほどよい気候の夕暮れに選手たちはグラウンドからなかなか帰らず、思い思いにボールを蹴りあい、リラックスした表情で初日を終えました。

180617_yama.jpg

明日からは午前午後の2部練習。また2度、トレーニングマッチも予定されています。この11日間、1回1回のトレーニングやゲームがすべて実となり力となるように。チーム一丸となって、より良いキャンプになるよう取り組んでいきます!!

2018年6月 6日

天皇杯2回戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まず、雨が降り続く肌寒い平日のナイトゲームにもかかわらず、2429人のご来場をいただいてありがとうございました。「サポーターの人たちに何かを感じてもらえるような、そんなサッカーを見せたい」という加藤望監督にとって初のホームゲーム。今日はテレビ中継がなかったので、この三協フロンテア柏スタジアムに足を運んでくださった方だけが、今日の6-0という試合の目撃者です。今日のチームや新しいサッカー、まだチャレンジの入口ではありますが、おのおのいろいろな感じ方をされたと思います。

180606_60.jpg

180606_kiri.jpg

試合の流れを言えば、この天皇杯初戦、周りを見渡せば格上のJ1クラブが思わぬ苦戦を強いられた試合が本当にたくさん起こった中、立ち上がり1分での伊東選手のゴールは、まず大きな大きな先制点になりました。その後、VONDS市原にもチャンスがあり、身体を張った守り、GK桐畑選手のビッグセーブがなければ、他会場のような苦戦もあったかもしれません。そんなムードを前半終了間際、伊東選手の見事なクロスを江坂選手が合わせ、この2点目の試合の行方に大きく作用しました。伊東選手は1ゴール3アシスト、相手のゼムノビッチ監督から「ロシアに行っていてもまったくおかしくない、すばらしかった」と称えられるほどのプレーでした。

180606_J.jpg

180606_esaka.jpg

キャプテンのボギョンはこう試合を振り返りました。「リーグ戦よりも気持ちが落ちたり、これくらいで良いだろうという甘い気持ちがあってはいけないと思っていた中で、幸先よく先制点を取れて、選手達も良い緊張感を持って試合に入れた。相手がどうこうというよりも自分達がどれだけ90分間体力的に持つかに焦点を当ててプレーしていた。自分達が良いプレーをしながら、体力的にも持ったことは良いことだった」。

180606_kim.jpg

ボギョン選手が言うように体力持久力が求められ、さらに前への推進力は攻守とも上がっているように感じます。もちろんこれまでも縦への勢いがありましたが、それが個のパワーだけでなく、チーム全体で作り出していこうという意思を感じました。加藤監督は「トレーニングで取り組んだことがどれだけ出せるかのチャレンジだった。選手たちは真剣に向き合って取組み、いろんな課題や成果も見られた試合だった。選手たちが非常に頑張ってくれた。11人のグループで描く絵を、どういう絵をかいて、それを行動に移せるか。まだまだスムーズではないところも含め、色々確認できた」と監督としての2戦目から、今日の結果を受けてさらにその先へのステップをもう描き始めていることと思います。

180606_kato.jpg

ここからチームは14日までオフ、2日間日立台で再始動し、17日からは韓国でキャンプを張ります。次戦は、今日の勝ち上がった山形との天皇杯3回戦が7月11日水曜にあり、リーグ戦は7月18日水曜にホーム日立台で再開します。この1か月間、さらにレイソルが変われるかどうか。自分たちとしっかり向き合い、毎日毎日、常に全力を出し続けられるか。その積み重ねの成果を期待しながら7月に向かっていきたいと思います。

2018年6月 5日

明日は天皇杯2回戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まず今日は嬉しいニュースが飛び込んできました。伊東純也選手がJリーグの5月月間ベストゴールを受賞しました。5月12日、三協F柏での川崎戦、前半32分のゴールでした。右サイドのDF小池選手へボールが渡ると、相手DFとの駆け引きでサイドではなくゴールへ直線的に走り出すと、そこへすばらしいスルーパスが入ります。「縦を切られていたんで、相手の間で受けようと。リュウとはいつも練習していました」という息の合った狙い通りのプレー。

それだけでなく、ターンしながらのトラップが何よりも素晴らしく、相手DFの背後を取りGKのポジションもしっかり視野にとらえながら、左隅へ流し込みました。Jが単に速いだけの選手ではないということを改めて示したファインゴールでした。ただこの受賞を伝えたところ「うーん、でも勝ってないですからね。。。」とちょっと苦い表情。やっぱり喜び全開というわけではありませんでした。何より勝ってこそのゴール、勝利が一番というのは選手自身も強く思っていることです。神戸戦のように素晴らしいゴールを最高の勝利に。これからもレイソルサポーターの期待を一身に受けて、もっともっと活躍を待っています。おめでとう!!

さて、明日、約2週間ぶりの公式戦を戦います。天皇杯の2回戦、千葉県代表のVONDS市原FCをホーム日立台で迎え撃ちます。VONDSは現在関東リーグに所属するクラブチームで、古河電工の千葉事業所のサッカー部を母体としています。近年は関東リーグの上位を常に争い、JFL昇格までもうすぐ手の届くところという力のあるチームです。実際に、天皇杯1回戦では2つ上のカテゴリー、J3のブラウブリッツ秋田を1-0で破り、2回戦へと駒を進めました。

元川崎のレナチーニョ選手、千葉や広島などで長年活躍を続ける山岸智選手、またレイソルアカデミー出身の3選手がいます。24歳のMF峯勇斗選手、さらに今春卒業したばかりのDF森大輝選手、MF落合陸選手が所属。森選手と落合選手は1回戦も途中出場し、勝利にも貢献しており、日立台凱旋なるかという大きな楽しみもありますね。

ただ我々はJ1クラブとして、このラウンドで敗れるようなことは許されません。加藤望監督体制となっての2戦目、5月20日の名古屋戦は3-2と苦しみながら初陣を飾ることができましたが、勝利はもちろんのこと、前回からの変化や向上、積み上げなど、内容面での巻き返しへの兆しを少しでも多く感じたいところです。加藤監督は試合前の取材対応でこの試合に向けてコメントしました。

「まだまだ入口の部分、土台を作るうえでの考え方をみんなに理解してもらうようなところ。ただ、誰が出ても役割が変わらず、最低限のベースはやりながら、その上で個人がプラスアルファ、特徴を出せるか、という考えの下で取り組んでいます。VONDS戦ですが、相手は働きながら、というような環境で、あれだけサッカーに打ち込んでいる。サッカーに対する姿勢は逆に相手から学ぶべきものがあるのではと思っています。

今の柏の選手たちが、相手のような境遇だとして、しっかりと自分の力を発揮できるメンタリティがあるかどうか。レイソルには上回っている選手ももちろんいるが、ひたむきさやサッカーに対する強い思いを持って、自分の人生を懸け、先が見えづらい環境でも懸命にやっている選手たちと、どれだけ対等に戦えるか。試合はいつも上手い選手が勝つわけではないし、時々の運で結果が左右されることもあるけど、その運を持ってこれるかどうかのちょっとした差をどれだけ理解できているか。そこが一番大事なところで、伸びていく選手やチームであるかどうかの差は、まずそこだと思っています

ACLにつながる大会ではありますが、まず目のための一戦を成長していくためのステップにしなければいけない。ACLを経験させてもらって、結局日本で一番にならないといけないんだと感じました。あの舞台で勝つチームはやはり各国で1位になったチームで、特に香港に行ったときにそれを痛感しました。傑志が香港で1位になったというのは必ず理由があって、最後にああいったパワーを出せたりというのもそうだし、やはりその国で1位にならないと戦えない場所だと痛感した。まず自分たちの立ち位置はいまリーグ9位で、上ばかりを見るよりも、そこから一歩一歩、足元を固めて、一つ一つ上に上がっていって、1位になって初めて勝負に打って出られるところ。自分たちの力を見つめないといけない。決してあきらめているわけでなく、しっかり通過点を通って、自分たちを見失わないようにやっていきたい」

監督はこうした思いを、日々の練習や言葉をとおして、選手たちに感じ取ってもらい、成長できる毎日にしてしなければいけない、そう伝えようとしていると思います。もちろん勝負、勝利へのこだわりも強く求めています。いかに試合で発揮できるか。19時キックオフ、雨天のタフな試合が予想されますが、加藤レイソルのホーム初陣、選手たちが懸命になって戦うところを応援、サポートいただければと思います。