2007年2月15日

シンドイを超えた段階

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本日の担当:桜林 舞

遅まきながら、キャンプ16日目の広報日記です。
大重広報→横井広報ときてラスト3日間はわたくし桜林が担当させていただきます。

このタイミングでの鹿児島入りとなったのは、横井広報の広報日記で触れていただいておりますが、「柏レイソルオフィシャルイヤーブック2007」の編纂に携わっていたからです。イヤーブック2006は横井広報を「死の淵の一歩手前」まで至らしめたと伺っておりましたが、イヤーブック2007によりわたくしも「死の淵の十歩手前」まで参りました。。。九歩分後退しているのは八歩分を横井広報が、一歩分を大重広報にフォローいただいたためです。内内の話で大変恐縮ですが、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

以前のものを踏まえながら改善すべき点は取り入れ、レイソルカラーを失わないように、しかしより一層サポーターの方々に楽しんでいただけるように心がけて進行させていただきました。具体的には、例えば表紙。2005年がその年リニューアルされたユニフォーム、2006年がレイソルフラッグと、無機質なものが続きましたので、2007年は有機的なものを、ということで、とある選手にご協力をいただきまして、2004年のイヤーブックぶりに人物で構成させていただいております。特定の選手に特化した表紙というのはクラブの公式冊子としていかがなものか、という懸念もありましたが、公式冊子の表紙に選手ではなくモデルを使用するという案も誠実ではないのではないかという話もあり、現在の表紙とさせていただきました。どの選手にご協力いただいたかは、3月上旬に発売されるイヤーブック2007をお手にとってお楽しみいただければと存じます。

その他にも一例を挙げるとすれば、選手紹介ページ。2005年までは1ページに2選手の掲載だったのですが、2006年に1ページ1選手で構成したところ大変好評だった(と伺っております)ことから、2007年は1ページ1選手はもちろんですが、選手プレイ写真をA4全面引きにしてよりダイナミックな仕上がりとなっております。イヤーブックの各選手のページにサインをしてもらうサポーターの方も多いという話からインスパイアーされた構成でもあります。全選手のサインをイヤーブックにもらうというコンプリートイヤーブックというのはサポーター垂涎の一品となることでしょう。

イヤーブックはその制作スケジュールのタイトさもさることながら、今回携わってみて一番大変だったことは、掲載する内容が日々刻々と変化していくことにあります。スタジアム名称の変更しかり、新外国籍選手の加入しかり、細かくはその他もろもろ。。。サテライトの日程もお載せしたかったのですが、決定日から逆算すると物理的に難しいという結論になり、イヤーブック2007への掲載は見合わさせていただきました。大変申し訳ありません。また、新外国籍選手マルシオ・アラウージョ選手については校了日直前の加入決定であったため、他の選手と同じフォーマットでというわけにはいきませんでしたが、掲載させていただいております。

イヤーブックに関してお伝えさせていただきたいことはいろいろあるのですが、そろそろ鹿児島キャンプのご報告を。

午前練習は、昨日の鳥栖戦に出場したメンバーはクールダウン、その他の選手はフィジカル+テクニカルのハード目なトレーニングを行いました(横井広報談:フォトギャラリーに詳細掲載)。午後練習は、変則的に16時から2時間弱行われました。ランニングから始まり、ボールを使用してのテクニカルな練習が何種類か、のち紅白戦。大重広報が以前の広報日記に書かれていた通り、小気味良いほどテンポよくトレーニングが進んでいく様子は圧巻です。

今日はバレンタインデーであったこともあり、見学にきていただいた地元の方や柏からきてくださったと思しきサポーターの方から、選手やスタッフの方へチョコレートが手渡されておりました。甘いものを通常控えている選手たちも今日ばかりは解禁と頂き物をほおばっていることでしょう。

話が前後してしまいますが、本日の午後練習で国分運動公園への移動車にて。「キャンプのどの段階が一番シンドイのですか」と尋ねたところ、山根選手が即答。「初日からシンドイ」とのことでした。「でもこの時期(=終盤)はもう(キャンプの)終わりが見えているから精神的にはシンドイを超えた段階」ともおしゃっておいででした。なるほど。

キャンプも残すところ後2日。
明日はロッソ熊本との練習試合が14時から行われます。ちばぎんカップ、開幕戦を控えたキャンプ終盤、メンバーが非常に気になるところですね。明日は今日とはうって変わり快晴のようです。お時間のある方はぜひ国分運動公園まで足をお運びいただければと存じます。