2007年3月 4日

決戦前夜

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担当:大重 正人

長く厳しい寒さの冬を越えて、さあ、いよいよJの季節がやってきました。1993年に産声を上げ、今年で15年目の開幕を迎えたJリーグ。柏レイソルとしてはJリーグ正会員となった1995年から数えると、13年目のシーズンとなります。栄光の時代、苦難のとき、紆余曲折を経ながら、レイソルは進んできました。J昇格当時からの応援を続けている古参の方、いやボクは今年から日立台に通います……いろんなサポーターの方がいらっしゃると思います。私もレイソルに来て、1ヶ月半。初めての開幕を迎え、2007年がどんなシーズンになるのか、楽しみでなりません。

今日も試合前ということで、午前中のみゲーム形式など軽めの最終調整。その後、石崎監督がメンバーを集めて、開幕を前にした訓示というか、激励を行いました。そのなかで印象的だったのは「J1で戦うことを喜びに感じてプレーしよう」という言葉。苦しかった2006J2ロングランを乗り越え、そして監督自身もJ1の壁に阻まれてきたこともあるでしょう。重く深みのある一節でした。

その晴れ舞台。明日のジュビロ戦は、日本中のサッカーファンの注目を浴びるはずです。日曜日開催は、柏と瑞穂(名古屋vs千葉)のみ。そして、なんとJリーグの鬼武チェアマン、日本代表のオシム監督、U-22日本代表の反町監督が視察に来られます!関東圏は1試合のみということもあり、テレビ・新聞・雑誌などマスコミ各社の記者さんも大挙押し寄せることが予想され、広報部隊としては戦々恐々としているこの夜です。

選手としては、当然日の丸を胸に付けたいという思いもあるはずです。ですが、まずはレイソルのイレブンとして良いサッカーを見せて、勝利すること。その積み重ねが報われて、日本代表として大きく羽ばたくときが来るならば、それはチームやサポーターの皆さんにとっても最高の結果と言えるでしょう。明日が、そんな未来予想図の1ページ目となることも期待しています。

そして、最後に連絡事項です。ゲーム開催日にこれまで行われていたチャリティーオークションですが、さらにより良いイベントとなるように、現在チーム内部でいろいろと企画・調整をしている段階です。今後、ご報告できる決定事項などありましたら、ホームページなどでお知らせできるかと思います。オークションをお楽しみにされていた方には、お詫び申し上げます。

24時を回りましたので、今日の15時間後。レイソルの新たなる挑戦が始まります。ふつふつと湧き上がる高揚感を感じながら、失礼いたします。