2007年3月 7日

○○も代表クラス!

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本日の担当:桜林 舞

日立台での興奮に浸かっていたのもつかの間、2日ぶりに出社しましたらば、チームは時節広島戦の対策に全面的に切り替わっていました。(※体調をご心配いただいた皆さま、ありがとうございました。たぶん日立台の熱気にあてられた知恵熱みたいなものだと思われます。おかげさまで体調も回復いたしました。)

開幕した後は、ほぼ毎週(多いときは1週間に2日)公式戦が行われるので、試合の次の日はOFF、次の試合の2日前までは2部練習(午前練習・午後練習)、試合前日と前々日は午前練習のみというサイクルでトレーニングが行われていきます。チームの全体練習の終了後も、個別トレーニングやメンテナンスで各自調整が続きます。

そのサイクルにのっとり、本日午前中はフィジカルトレーニング、午後にはゲーム形式
の練習が行われました。午後練が行われる前にはチームミーティングが30分ほど。昨日行われたが磐田戦の復習とすると、本日行われたのは広島戦の予習です。相手の陣形を考えた攻略法などが平川テクニカルスタッフから説明されます。「(磐田戦での勝利で)脇が甘くなってしまわないように、気持ちを切り替えて」という言葉を待つまでもなく、チームの雰囲気に浮ついたところは見受けられません。ただ「早く次の試合をしてみたい」「自分たちの力がどこまで通用するのか試してみたい」という内に秘めた高揚感と静かに燃える闘志というものをどの選手からも感じます。

午後連終了後にはサッカーダイジェストさんの李忠成選手のインタビューがありました。イヤーブックの巻頭インタビューを執り行なった1月下旬?帰化が決定して代表入りするまでの鹿児島キャンプ中の2月上旬は、人の目に過敏に反応するピリピリした雰囲気と憂いと戸惑いが表情にコーティングされていたのですが、本日は湿っぽさも尖ったところもどこへやら、これからやりたい自分のサッカーのことを熱っぽく饒舌に語ってくれました。「Jのピッチに1秒でも立てば、自分の中で何かが変わる」と以前答えていた忠成選手。「(磐田戦を振り返って)J1の舞台で気持ちが落ち着いていた。(2年前と比べて)自分が成長していることが実感できたのが一番の収穫。もちろん、まだまだ吸収していかなければいけないことばかりだけど、毎日楽しい。楽しさが結果につながればこのうえない」とサッカーのスキルだけでなく、マスコミ対応力も代表クラスになっていました(笑)

明日は9時半からの午前練習に加え、午後練習も15時から行われます。日立台で静かに燃えたい方は是非遊びにきてください。