さむかった!!!
担当:大重 正人
テレビのお天気ニュースでは、季節外れの冬将軍到来、スキーヤーを大いに喜ばせる大雪が降り積もっているVTRが流れていましたが、今日の日立台も3月中旬から真冬の寒さに逆戻り。監督もニット帽を深くかぶり、手袋をつけての練習を強いられました。私も午後のトレーニングから練習後の囲み取材まで立ち会いましたが、身体のシンまで冷えるとはまさにこういうことか…と実感する一日でした。
それにしても昨年に比べてレイソルの露出度は間違いなく高まっているはずです。広報グループには、レイソルの選手やチームを取り上げて記事となった雑誌や書籍が送られてくるのですが、FWコンビの特集に菅沼&フランサが登場し、また「初めてのスタジアム?日立柏サッカー場編?」という企画もあったり。レイソル関連の掲載ページには付せんをつけて社内のスタッフに見てもらえるようにするのですが、他のチームよりも露出が多かったりすると、やはり気分がいいです。ひとえに選手たちの頑張りに感謝するばかりです。
今日、火曜日は恒例のビデオミーティング。広島戦の検証VTRを見ながら、良かったところ悪かったところを振り返ります。監督が時折ビデオを止めては「古賀、もう少しここはラインを上げたほうがいいわな」、「タツ(鈴木選手)、ここはボールを預けて、飛び出したほうがええな」と味わい深い広島弁を交えてのアドバイスが続きます。
この試合、監督が特に残念がっていたのは、せっかく相手を囲みながら最後の最後でボールを奪えず、タテへの突破を許したシーン数度。「ここは、しっかりタテをきらんと」とスタイラスペンを何度となく動かしていました。そこで奪えばチャンス、逆に突破されればピンチの局面ですから、監督が強く注意するのもうなずけます。
そのミーティングを受けての戦術トレーニングでは、小さめのピッチに選手をすし詰め気味にし、プレスのかかりやすい状況を作って、良いイメージを植えつける。逆にボールを奪えば、密集から少ないタッチ数で敵の少ない逆サイドへ展開する。守備と攻撃は表裏一体。AチームもBチームも関係なく、石崎イズムはこうして浸透していきます。
そして明日は、週末の清水戦に向けたレクチャーが、平川テクニカルスタッフから行われます。J1とナビスコカップと続く異色のホーム&アウェイ。エスパルスさんは柏レイソルならぬ黄色い「柏もち」をサポーターに配って、平らげようという企画しているそうです。ならば食べ物には食べ物で対抗して、ホームで迎え撃つ際にはオレンジジュースでもグッと飲み干して、決戦に臨んではいかがでしょうか?