2007年3月31日

唐突ですが、ここで問題です。

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担当:大重正人

「人も車も流れるのに、船は流れないところってどこでしょう?」
フォトギャラリーにもありますが、練習後にサポーターの方が選手と写真撮影をしたり、サインをもらったりするエリアで、本を持った女の子が、柳澤隼選手に話しかけています。絵本でも読んでいるのかと思いきや、なぞなぞの本を読んで問題を出していたのです。私は恥ずかしながらその答えがわからず…。しかし柳澤選手と桐畑選手はあっさりと正解したそうです。ひとつ歳をとって、脳がしぼんでしまったのかと思ってしまいます。答えは今回のブログの最後に。。。

それにしても、ほほえましいシーンでした。サポーターと選手がここまで近いクラブがあるでしょうか。李忠成選手など練習後にファンの方とにこやかに話し合うシーンが、日立台グラウンドの日常です。あたたかい陽気の春休み、ぜひ練習見学にも来てください!!

そして今日の練習が横井広報にとって、最後の全体練習となりました。宮本主務と並んで練習を見ている姿。いろんな思い出がよみがえっているんだろうなぁと想像しました。恒例のミニゲーム→負けチームの罰走→ビリなら一発芸という流れを、横井さんは今日も思っていたはず。そこで石崎監督から衝撃の一言が…。

「今日は横井さんねー!?」

これまで幾多の厳しい場面を切り抜けてきた横井さんにとって、最後の最後にこんな試練が待っていようとは。史上最大の試練が言い渡されました。頭をかかえ、生みの苦しみにあえぐ横井さん。そこで繰り出したのが、大分のスタメン選手登場のサポーターコール。おもむろに手拍子をはじめ、誰かの選手名をコールしたのですが、選手たちはまったくの無反応。監督も「どこで笑ったらいいかわからんわ」と言い、「横井さん、もう一回ね」と戦場に連れ戻します。

メガネをとり、土壇場に追い込まれた横井さん。あまりに困った様子にみかねた監督から「オニギリなんじゃから転がれ?」と声がかかり、「それでは」と横井氏みずから【おむすびころりん】と相成ったわけであります。実は私と桜林広報は、監督から「練習が終わるときに横井さんをグラウンドに連れてきておいてよ。明日の一発芸は横井さんじゃ」と頼まれていたのです。そんなサプライズを横井さんはまったく想定していませんでした。

そして選手の輪に横井さんが加わり、最後のあいさつ。(その内容など、この3年弱の思いについては、明日の広報日記で横井さん本人から発せられるはずです)。そして、誰からともなく胴上げしようということになり、私のそれよりも数倍高価なメガネをチュンソン選手に託したところで、3回ほど宙に舞いました。

というのが、昨日の午前11時ごろの話。すごく遠くの思い出に感じます。仕事がなかなか終わらず、この時間になってしまいました。桜林広報もあすの報道資料を作り上げて大量にコピーするなかで、フランサ選手のインタビュー原稿の校正に臨んでいます。横井さんの存在の大きさを、私たちだけではなく、いまチームに関わるさまざまな人たちが感じていることでしょう。

明日、サポーターの方も横井さんに表立っていろいろ伝えたいことが積もり積もっていると思います。でも横井さんは試合において(それ以外の場所でも)選手より目立つようなことがあってはならないと考えているのではないでしょうか。試合第一。勝利最優先。横井さんの考えも尊重していただければと思います。それでは、明日のホームFC東京戦に備えます!

最後に、、、答えは「道路」でした。

さらに最後に、4月4日ナビスコカップ第3節vs大宮アルディージャ戦発行のマッチデープログラム「Vitoria (ヴィットーリア)」に掲載するサポーターズヴォイスを募集しています。明日の試合を見てからで大丈夫です!チームへの激励をお寄せください。

koho@reysol.co.jp