2007年8月31日

マリノスに勝つために

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「マリノスは、いまのJ1でも一番状態がよくて、とても強いチーム」。
石崎監督、平川テクニカルスタッフ、南キャプテンらが口をそろえて言います。たしかにFW大島選手は後半戦の4試合で7得点、エース山瀬功治選手は、プレイメイク、2列目からの飛び出し、正確なシュートとどれもが優れた10番です。代表経験者が並び、個の能力の高い選手たちが献身的に前線から激しくプレスし、すばやい攻撃をしかけてくるのですから、確かに強いはず。

マリノス戦に向けた紅白戦、やはりフランサ選手の存在感は大きく、3人に囲まれながらも華麗なボールタッチでかわしてラストパスを送るシーンに、観衆からもどよめきが沸いていました。マリノスの厳しいプレスのなか、攻撃を仕掛けていくにはやはりフランサ&チュンソンコンビのキープ、そして後方からのどれだけ正確なビルドアップができるかがカギとなるでしょう。

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そして紅白戦後、自然と選手たちの輪ができていました。
左から小林祐、古賀、山根、大谷、李の5選手。身振り手振りを交えながら、いったいどんな話を。。。「マリノス戦に向けて、みんなでどうやってディフェンスしていくかを話し合いました。今までFWの自分がこうやって守備の話に加わることはそれほどなかったけど、マリノスは本当に強いんで。下手すれば0-6ぐらいで負けてもおかしくないぐらいの相手です。そうならないように、絶対に勝つために皆で話しました」というのは、李忠成選手。すっかり常連となった五輪代表選出の囲み取材のあと、「皆でどんなを話したの?」と聞くと、こう答えてくれました。

しかし、チーム全体が臆病になっている、と言っているわけでは断じてありません!相手をリスペクトした上で、強いチームを相手にどこまで自分たちのサッカーを貫くことが出来るか、そして日本サッカーの聖地・国立競技場で戦える幸せを感じながら、強く戦う気持ちで試合に臨まなければいけない。そんな思いで、監督や選手、コーチは一丸となり、懸命にトレーニングに励んでいました。

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そのピッチ脇では、故障からの再起をかける選手たちの戦いも続いていました。昨日のモバイルレイソルなどでもお伝えしましたが、近藤直也選手が徐々に回復し、熱のこもったトレーニングに挑んでいます。トレーナーが担当するリハビリやランニング中心の段階から、古邊コーチが担当する、サッカーをプレーする動きの反復動作、フィジカルアップを目的とした練習にステップアップしています。

「古邊さんのメニューをクリアできて、全体練習や紅白戦に出られるようになったら完全復帰かな」。表情を見れば、今の状態を察することができそうな笑顔。身体を動かしては痛みの程度を確認、という作業を繰り返しながら、ようやくここまで戻ってきました。サポーターの皆さんも記者さんもやはり復帰を待ちわびていますからね。近藤選手の言葉どおり、石崎監督が見守るなか、グラウンドの紅白戦などで思い切り走って、ボールを蹴る姿が見られるようになったら、実戦への復帰も近いはずです。時期については焦らずに、来るべきその時までみんなで見守って行きましょう!

2007年8月30日

ポカポカ違い

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担当:桜林 舞

今日のチームミーティングで振り返った大宮戦。「チャンスの時に下げて下げてだとなかなかリズムに乗れない。チャンスの時には積極的に前に出よう」と石崎監督。「相手が10人になって引き分けた、ということは残念だ。これから上位陣との戦いが続いていく中で、どう戦っていけるか。気持ちを切り替えて行こう」と促します。

グラウンドでは、ボール回しとミニゲーム。大宮戦出場組は軽くクールダウンしてアップしていきました。ミニゲームにはフランサ選手と大谷選手の姿も見えます。

昨日の試合を体調不良で出場を見合わせた大谷選手。
「試合前々日の紅白戦で2点決めて、
夜にお風呂入りにいったんです。
ストレッチもして、
「調子いいなぁー」と思って。
家に帰ったら、
体がポカポカするんです。
あれ、銭湯のポカポカとは違うポカポカだなぁーなんて思ったら、
風邪でした。
1年に1回くらいいつも引くんで、
厄払いできたと思って、
マリノス戦には万全の体調で臨みます」
と頼もしい言葉。

【北嶋選手とミニゲームで競り合う大谷選手】
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先日、李選手と北嶋選手とともにウイイレで素晴らしい戦いを見せてくれた大谷選手。
「FC東京にもゲームで1-0で勝って、現実もその通りになったし、マリノス戦でもゲーム通りの6-0とまでは行かなくても、勝ちたいですね」

その時のインタビューの模様がJ's GOALに掲載されましたので、そちらでもお楽しみください!

そして話は変わりますが、現在大阪・長居陸上競技場で行われている世界陸上大阪大会に出場しているブラジル代表チームに、柏レイソルの元監督、ゼ・セルジオ氏の娘さんであるプレスチ選手がいらっしゃるとのことです。日本に8年間住んでいたプレスチ選手は「世界陸上では、決勝に残れるように頑張りたい」と日本語を交えて話していたそうですよ。400m走の結果にも要注目です☆

2007年8月29日

大宮戦を終えて

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「今日は勝たなくちゃいけない試合だった」。試合後のテレビ局共同会見で李忠成選手が話したように、アウェイで厳しい戦いではありましたが、勝ち点3を獲れた試合だった。やはり悔しさが残ります。失点したシーンは、そのチュンソン選手が倒されて「ファウルじゃないの!?」と思った瞬間からの一連のプレーで、警戒していたデニス・マルケス選手にやられてしまいました。試合後のロッカールームを出てくる、藏川選手と太田選手。右サイドでの攻撃について反省と課題をすりあわせていました。こうした作業の積み重ねがよりよりコンビネーションとアタックを生んでくれるはずです。

その1点を取り戻す後半戦。石崎監督は、佐藤選手、北嶋選手、ドゥンビア選手を続けて投入。「北嶋がポストになってくれるから、ドゥンビアにはできるだけその近くでプレーするようにと指示しました」と試合後の記者会見で話していました。最後の最後、再三ゴール前でチャンスをつくり、決定的なシュートチャンスを惜しくも生かせなかったドゥンビア選手に対し、「そういえば、送り出すときに『ゴールを決めてこい!』と最後に指示するのを忘れていました。だから決められなかったのかもしれません」と、会見場を笑いに包んで、監督は引き揚げて行きました。

アウェイでの試合の難しさ、ピッチ状況、相手のロングボール。今日の勝ち点1、負けなかったことは、監督のなかで一定の目標クリアは果たせたのでしょう。これまでの会見で勝っても負けても険しさを押し殺したような表情が多かっただけに、少々意外な監督の横顔でした。それでは、さいたま市内の某コンビニ駐車場より失礼いたします。

2007年8月28日

新ブログリリースsoon!!

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担当:大重正人

後期開幕からの6連戦、3勝1分と好スタートを切って迎える、柏vs大宮の東武野田線ダービー。中3日、フランサ選手が出場停止と厳しい条件が並びます。今朝のビデオミーティングでも紹介されましたが、大宮はブラジル人デニス・マルケスと、ペドロ・ジュニオールと力強いFWが新加入。今季対戦した3試合で2分1敗と苦しめられた強固な守備陣も、前節5失点の雪辱に燃えているはずです。ですが「相手がどうこうよりも、自分たちのサッカーをどれだけ出せるか。相手は監督が変わって必死になって向かってくる。受けて立つんじゃなくて、自分たちから仕掛けていこう!」と石崎監督がゲキを飛ばしました。

3試合連続ゴール中のフランサ選手を欠くことは、レイソルにとって攻撃の切り札を欠くということ。大きな痛手ではありますが、フランサ不在を全員でカバーして走りまくろう!!と頑張った横浜FC戦を思い返しましょう。4ゴールを奪ったあの攻撃陣、夏の暑さを吹き飛ばす激しいプレッシングで一味違うサッカーを見せてくれるのではないでしょうか!

そして、いまかいまかとお待たせ中の新ブログです。もう本当にまもなく登場、3人が揃って投稿完了した時点でリリースですよ☆山根選手、下平スカウトに続く3人目のブロガーは、、、、一足早くタイトル画像を公開です!!自ら「ブログやりたいっす!」と立候補してくれました。写真も10点以上の候補からこだわりぬいた自らのベストショット!切れ味鋭いドリブル&クロス同様に、キラリと光るブログを期待しましょう!!

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2007年8月27日

バージョンアップ!

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本日の担当:桜林 舞

オフ明けの本日、午後の1部練習が行われました。練習に先立って千葉戦をレビューするチームミーティング。「ボールを持っている人がいろいろ選択できるように、多くのパスコースをつくって行こう」と石崎監督。練習後には「大宮は比較的苦手としている相手。今は下位にいるチームだけれども油断なんてまったくできない。勝点は目標の45点まであと9点。一桁になったけど、これが大変だと思うよ。ワシが清水の時なんて6連敗したこともあったし。連勝は辛いけど、連敗は早いからね?」と大宮戦に向けて語っていました。

グラウンドでの練習は、6人が円陣を組んでパス回しを行う「切り替え」練習が行われたあと、紅白戦が行われました。

さて、皆さんお気づきかもしれませんが、ここ数日の広報日記には写真が貼り付けされています。そもそもなぜ広報日記には今まであまり写真が使用されていなかったかといいますと、モバイルレイソルに展開される広報日記ではテキストのみで写真が表示されなかったからなのです。写真なしでも内容がわかるように、ということからテキスト中心の日記になっていたわけですが、このたび、遅まきながらで大変恐縮ですが、モバイルレイソルでも写真が表示されるようになりました!!!もちろん小さい画像での表示なので若干見えにくいところはあると思いますが、確実に表現の幅は広がると思います!例えばこんなことができちゃったりします。



【6人での「切り替え」練習のあとの全員ダッシュ!】

Ready
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Go!
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Turn!!
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Finish!!!
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全員がフィニッシュした後、一番遅かった人の名前が呼ばれ、呼ばれたチームのメンバーはその場で腹筋や腕立て伏せ、ジャンプをするというルールになっています。今日の1本目は古賀選手。2本目は菅沼選手でした。両選手ともその判定には「俺じゃなーい!」と微妙な表情を浮かべますがジャッジメントは田村コーチ。「タムさんのいうことに嘘はないよ」「タムさんのいうことだから絶対だよ」という他の選手の声を素直に受け入れて罰トレを行う両選手&両チームメンバーの姿がありました。今日も平和なチームレイソルです。このチームワークで大宮の撃破も間違いなし!

2007年8月26日

チバイエローダービーマッチ

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担当:大重正人

日立台が敵も味方も一面に黄色く染まった90分でした。この激闘を制したのが、われらがレイソル!!!5月のアウェイ同様に、互いが豊富な運動量で攻守がめまぐるしく入れ替わる展開に。石崎監督は試合後に「90分間が短く感じられた」と会見で話していました。おそらく、ホームでは特に負けられないという気持ちのなかで、後半は攻勢に出たにもかかわらず0-0のままで残り時間が刻一刻となくなっていく焦りのようなものがあったのかもしれません。

選手にとっては「結果はいいけど、どの試合も苦しいよ。相手はどこも強いから」という南キャプテンの言葉どおりの感想でしょうか。3試合連続の無失点、3試合連続のフランサゴール。しっかり守って、エースが決める。これぞレイソルという戦いで、この3連勝をつかみました。

試合後の選手の表情です。フランサ選手はヒーローインタビュー後にTV生出演。あのゴールシーンの裏では意外なやりとりが。「オオタと同じタイミングでシュート態勢に入って『オレのボールだ!!』とポルトガル語で叫んだら、彼は言葉がわからないはずなのに、不思議と意志が通じました」とのこと。たしかに私がスタンドから速報を打ちながら見ている分には、太田選手のゴールに見えたぐらいでした。それぐらい2人の感覚がシンクロしていて、完璧なゴールのタイミングだったということでしょう。

その太田選手を称えていたのが藏川選手。「ジェフは(対面の)山岸選手がそれほど上がってこなかった。山岸マークだった太田が前ですごく頑張ってくれるから、後ろの自分は助けられた。開幕のころと流れが似ているし、今は大ピンチになってもゴールされないという運もある」。左サイドの菅沼選手同様、太田選手も最後まで落ちない運動量が光りました。特にラスト数秒、ジェフDF陣に易々とフィードさせなかったチェイシング。あのがんばりは胸を打ちました。速報そっちのけで拍手を送りそうになりました。

南選手が称えていたのは、永井選手でした。「苦しい時間帯でボールをきれいに捌いたり、キープしてくれた」とゲームコントロールを賞賛。しかし、そんな永井選手も守備に対するコメントを残しました。「ジェフは走ってくるチームなので、苦労した。特に羽生選手がサイドからから中に入ってきたので対応が難しかった。前半はトップ下の工藤選手にチャンスを作られていたので、後半はハーフタイムにアルセウと、自分がトップ下にマンツーマンぎみにバランスを重視してやってみようと話した。後半はうまくやれたと思う」と、攻守共に隠れたマンオブザマッチの活躍でした。

そして、最後は。。。時間的に戻りますが、古賀正紘選手の記念すべきリーグ戦250試合出場記念のセレモニー。奥様とお子さんからの花束贈呈、そして3試合連続の無失点。今日も変わらぬパフォーマンス。クラブハウスですれ違うとき「あー、今日も疲れました」。仕事を成し遂げた男の後姿、愛する家族の下へ向かう背中は頼もしく、とても大きな背中でした。

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2007年8月25日

ユース大運動会!

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担当:桜林 舞

明日は千葉ダービー。千葉とのリーグ戦は現在8勝5分12敗。前回の5月6日、フクアリで行われた千葉戦は双方とも「走力戦」で戦い抜き、1-1と痛み分けでした。今回は日立台で、黄色対黄色の対決です!

試合前日の本日、連戦を小休止して1週間空いたということもあり、久々にミニゲームが行われました。黄色チームゴールを守った阿部嵩選手と大島選手がナイスディフェンス!フランサ選手のシュートを大島選手が跳ね返し、さらに跳ね返りをダイレクトボレーしたフランサ選手のシュートも阿部嵩選手が跳ね返すという強固な守りを見せ、息のあった二人でした!そのまま黄色チームの勝利。黄色チーム罰走のラインに並ぶも、石崎監督が全員が並び切る前に「ピー」とスタートの笛の音を奏でます。「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と雄たけびをあげながら向こう側のタッチラインまで到達すると、監督「タムさん、判定は?」、田村コーチ「はーい、グンリョウ!」と明快な采配。オカ、ハセが旅立ってしまった後、一発芸キングの称号を授与されるのは誰か。注目を浴びた本日のミニゲームでしたがグンリョウこと大河原選手が本日のお立ち台に。右手を顎にあて少し考え込んだ大河原選手、「いきます!ボウリング」。ボーリングの玉を胸の前に組むと、右手を後ろに振りかざして、前に玉を押し出す、かと思いきや、その手を自身のでん部に突き刺しました!オリジナルはハセくんのネタです。ハセ魂はこうして受け継がれているのでした。

そして、野球場のとなりにある人工芝は15時からとても賑やかなことに!!!柏レイソルユースの年に1度の大運動会が行われました。下はU-10から上はU-18まで全ユースが参加しました。ご父兄も含めれば総勢300名ほどにもなる盛大な夏休み中のイベントです!馬とび競争、借り物競争、6人7脚(?)などまさに運動会。しかも参加するのは小学生から高校生まで全員選手ですからその白熱のしようといったら!

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根引コーチのMCが場内をさらに盛り上げます。借り物競争では「身長185センチ以上の人3人」「各カテゴリーのキャプテン」などユースならではのものから、「北海道出身者3人」「マンションに住んでいる3人」「彼女のいるジュニアユース」という自己報告次第なもの、「イケメンコーチ」というジャッジメントが微妙なものまで。「ミニスカートのママ」のお題で連れてこられたお母様には「サングラスがかっこいいですね?。順位とか関係なく、このまま優勝させてあげたいくらいです!」と根引コーチが会場を沸かせると、ユース選手から「根引コーチが好きなだけでしょ?」の声があがるシーンもありました。その後駐車場では、親子コーチ陣入り乱れてのバーベキュー大会!食べ盛りの年代の選手たちですから、大量のお肉とソーセージとおにぎりがあっという間に消費されておりました。年代を超えて仲良くなった選手たちが、おなかいっぱいになって何をするかというと・・・・・・。もちろんボール蹴りなんですね、さすが!あちらこちらでボール蹴りをしながら、談笑しながら日が暮れていきました。

帰宅の途につく茂垣U-12コーチは「いや、もー、盛り上がりすぎました?」と選手の元気に多少あてられてしまった様子。そして「優勝チームにはユース出身のトップチーム選手からスパイクやスニーカーやキーパーグローブなどのアイテムを賞品としてもらって渡すのが恒例になっているんです。今年はすごく多くて!優勝チームは30人くらいいたんですけどたち全員がグッズをもらうことができて、すっごい喜んでいましたよ!」。クラブハウスの廊下の大きなダンボールに選手の靴などが山のように積みあがっていたのはこれでしたか!授与式には、石川選手、桐畑選手、柳澤選手、大島選手が参加してサインを入れてプレゼントしたそうです。ユース出身以外の選手も多数アイテムを提供してくれたそうですよ。ユース選手たちは憧れのトップチーム選手のアイテムを手にして、自身の将来に思いを馳せたことことでしょう。

2007年8月23日

贈呈セレモニー!

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担当:大重正人

本日の広報は二手に分かれて、多くのお客様をアテンドしました。まず、今日の大きなイベントは、「テンピュールジャパン贈呈セレモニー」。7月19日付のニュースでお伝えしたように、スリープ&リラクゼーションサプライヤーを結んだテンピュール社のペレ・スィルィエダール代表から、柏レイソルを代表して、石崎監督、大谷選手会長、佐藤選手にクッションなどが贈呈されました。

とくに佐藤選手は「3年前から愛用していましたよ。自分で使っていてすごく良かったから奥さんにも勧めて、今では子供も含めて家族みんなで使ってますよ」と、スポンサー契約前から、レイソルきってのテンピュールユーザーだったのです。それもあって、この贈呈式に出席とあいなりました。クラブハウスやレイソルバス、スタジアムベンチと至るところでクッションや枕、マットレスのご提供をうけ、なんとも不思議な感触が気持ちいい低反発に包まれている選手たちです。しっかり休息をとって、深い眠りについて、練習や試合に万全の態勢で臨む。身体が資本のスポーツ選手にとっては、すばらしい環境を与えられ、これをさらなる成長へとつなげてほしいところです。

そして私は、今日は後援会会報誌「doce」のインタビュー取材が。平川テクニカルスタッフ(TS)、池元選手、練習を挟んでフランサ選手と3連発でした。平川TSはレイソルユースでの選手経験、さらにコーチの経験もあります。そこからどのようにして敵情分析を専門とするTSになったのか、日々一緒に入る時間の多い石崎監督とのやりとり、スカウティングの苦労話ややりがいなど、裏方さんと呼ばれる仕事の奥深さをていねいに説明してくれました。これは、本当におもしろく聞かせてもらいました。

池元選手の時間では、後援会会員様のなかから選ばれた読者インタビュアー女性2人が同席されました。東福岡高校時代の話、アルゼンチン留学に飛び出したきっかけや当時の思い出に聞き入っていました。質問タイムではやはり女性らしく「お休みの日は何をしていますか?」「いまハマッていることは何ですか?」など、プライベートトークに。

フランサ選手は、レイソルでの契約延長を決意した経緯、世界の舞台で活躍した時代、レイソルのすばらしい部分と、ここを良くすれば強くなれるという提言。さらに日本での生活。好きな食べ物や、大好きな相撲観戦に行ったときにこぼれ話など、ジョークで笑いを誘いながら、しかし試合の時と変わらぬ真剣な表情で答えてくれました。

レイソルサポなら必見のインタビューは、後援会の会員様向けに9月中の発送予定となっております。お楽しみに!!!

2007年8月22日

ハセ、武者修行の旅

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担当:桜林 舞

中2日、中3日で続いた連戦も一息、FC東京戦からジェフ千葉戦まで一週間空いています。
とはいえ、この暑さの中の連戦ですから、選手もかなり疲れが溜まっていることでしょう。昨日、今日は2日続けての二部練習。疲れを癒すのも練習のうちと、午前中も午後も比較的短い時間での調整が行われました。紅白戦では紅色チームが主力組である黄色チームのゴールをガシガシと脅かします。永井選手の粘りから菅沼選手が見事なミドルシュート!北嶋選手もさすがの得点嗅覚を見せ、一瞬の隙をついてゴールを決めました!

といっても、ちばダービーはあと3日後。「まだ」3日あるという気もしますし、「もう」3日しかないという気もします。おかげ様で千葉戦は完売。ありがとうございます。ジェフを日立台で迎え入れる、ちばダービーでもMDP「Vitoria」用のサポーターズヴォイスを8月23日まで募集いたします。ダービーへの意気込み、選手への思いを是非どしどしご投稿ください。

koho@reysol.co.jp

そして本日移籍リリースを出させていただきました。ハセこと長谷川悠選手のアビスパ福岡へのレンタル移籍です。午前練習前にリリース用のコメントをもらいに行くと、ちょうど元アビスパ福岡の水谷選手が通りがかり、ハセ「ミズさん、僕明日から福岡に行くんです」ミズ「え、マジで!」という会話が交わされていました。その後アビスパ福岡についていろいろと教えてもらったのでしょうか。

ハセくんは、私がこの業務に就いて最初に日立台の外で取材帯同させていただいた選手です。BayFMの「レイソルオーレ」に生出演、まだK-Westが柏西口の高島屋の上にあった頃のこと。2006年の年末、ちょうどハセくんがレンタル移籍先であるFC岐阜から帰ってきた直後でした。「横井さん、僕成長してますかね?」取材対応のことだったのか、プレーのことだったのか、記憶がはっきりしないのですがしきりに自分の成長を気にしている様子が印象に残っています。

こんなこともありました。あれは確か4月28日の名古屋戦の後だったと思います。業務を終えて大重広報と柏駅まで歩いている途中、三小通りで私たちを追い越した一台の赤い車が目の前にスーっと止まりました。なんだろう?と思っていたら、「駅までですか。乗りますか?」と声をかけてくれたの長谷川選手でした。助手席にはその時ケガをしていた大島選手が乗っていました。駅まで軽く祝杯を!と、緑ヶ丘交差点のセブンイレブンで購入した缶ビールを片手に持っていた私たちは恐縮しながらもお言葉に甘えさせていただいたのでした。しらんぷりして通り過ぎても誰も咎めないのに、わざわざ止まって声をかけてくれる細やかな気遣い。ハセくんの優しさに心から感激した夜でした。そういえば、緑ヶ丘交差点のセブンイレブンも8月30日で閉店のようですね。時は移り行くもの、なのでしょう。

今日の午後練習前のチームミーティングでチームのみんなに挨拶をしました。「レイソルでは、たくさんのよい先輩と一人の悪い後輩に恵まれ、楽しかったです。福岡でもここで学んだことを活かして、明日から頑張りたいと思います」と古邊コーチのモノマネ(?)を交え最後までチームを沸かせた、ハセくんらしい挨拶でした。

移籍に際しては、本人ももちろんいろいろと悩んだと思います。急な話に戸惑い気味の表情が見え隠れしていました。でもまだまだ若い。まだまだ伸びる。他のチームをみて、実戦の中で、いろいろな経験を積んで、世界を広げて、もっと大きくなって帰ってこいよ、ということなのでしょう。武者修行から帰ってきたときは絶対に言ってくださいね。「桜林さん、俺、成長したよ!」と。

チームの期待はこんな一場面からも。
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【小見強化部ディレクターの訓示を受ける長谷川選手】

J2第35節終了時点でアビスパ福岡は3位。宇野沢選手やノグチ・ピント選手もいますね。そして岡山選手がいるベガルタ仙台は4位。シーズン後半戦、白熱する昇格争いにそれぞれがどんな活躍をみせてくれるのか、楽しみです。

最後にお詫びです。昨日の広報日記で触れた山根選手と古賀選手対談の掲載誌ですが、正しくは『サッカーJ+』でした。お詫びして訂正させていただきます。

2007年8月21日

イワオ×コガ

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担当:大重正人

リーグ戦再開からハードスケジュールの6連戦。その半分を終えて2勝1分で勝ち点7。これは上々の滑り出しと言えるでしょう!この3試合を無駄にしないために、今後のジェフ、アルディージャ、Fマリノス戦の戦いが重要になってきます。今日のビデオミーティングでFC東京戦を振り返りましたが、「苦しい試合でよく勝ってくれた。4月のマリノス戦と同じぐらい厳しかったけど、長いシーズンを考えると非常に大きい勝ち点3だ。ただ、これを繰り返してはいけない。切り替えてしっかり改善しないと」と石崎監督の表情が緩むことはありません。

午後の戦術練習。李選手に続き、昨夜急遽U-22代表に招集された小林祐三選手が不在の中、通称「ペナペナ」、少々狭いコートでの紅白戦です。ピッチ内で鋭く目を光らせる石崎監督、このゲーム中、いったい何回「GO!」と叫んだことでしょう。相手ボールになった際、前線もディフェンスも関係なく、ボールに一番近い選手がファーストディフェンダー。ボールが動く間を見計らって間合いを詰める。そこで「GO!オオタ!」とか「GO!ジャンボ」などと絶えず声が響いていました。転じて攻撃側は、相手のプレスをかいくぐるすばやい判断とミスのないパス出しが求められます。

監督はよく言います。「ワシのサッカーは特別なことはしてない。切り替えとかも、サッカーの原則を守っているだけ」。「シンプル!」というのも攻撃時によく叫びます。無用なボールタッチをせずに、味方にパスを預けてスペースへ走りこむ。今日も変わらず、選手たちに徹底するトレーニング。中盤の要、山根選手が次節出場停止となるだけに、代わりとなる選手を含めて、より基本的な動作の正確性を求める様子が目立ちました。

その練習後、今日は雑誌「サッカーJ+」の企画で、「山根巌×古賀正紘」対談が行われました。先に取材部屋に入っていた山根選手、なにやらソファーの右手に小さな器具が。「昨日、ゲームセンターで、クラ(藏川選手)と一緒に獲った」という代物の正体は。。。ボタンを押すと「ドンダケ??」と皆様ご存じの言葉が鳴り響くんです。それを、心から嬉しそうな様子で準備して、古賀選手を待ち構えていました。

練習後、やや遅れてきた古賀選手。「イワオさん、サッカーの話してくれるかなぁ」という不安どおりに、ゴルフや夏祭りの話など一向に真剣モードにはなりません。そして満を持して「ドンダケ??」を繰り出して室内の爆笑を誘い、「これ、マジ使えるよ。コガちゃんも取材で使ったほうがいいよ」とメチャメチャお気に入りの様子。なんとかレイソルの話へ引き戻しながら、山根選手のユーモアが古賀選手の新たな一面を引き出すと、古賀選手の真面目なサッカー談義に「コガちゃんが来たからレイソルは変わったんだよ」など、山根選手は短いけれどとても重く深みのある言葉を残します。

取材後、スタジアムのベンチでの撮影に向かうとき、2人は並びながら「やっぱり、この日立台のスタジアムが一番いいんだよね」と沈む夕陽を向こうに語っていました。そして山根選手、「やっぱり岡山劇場がレイソルを変えたよ」と。「オカは何かやろうって言うとき、絶対オレに聞いてくるの。これやってもいいかなぁ?」って。

Jリーグという厳しい舞台で何年間も戦ってきた選手たちは、やはりそれだけの何かを持っていて、そして今レイソルの礎となるものを確実に残してくれています。その振る舞い、言動、心意気を、若い選手たちが感じて自分のものとする。こうして、強く愛されるクラブに少しずつ近づいていくのでしょう。ベテランと言われることを彼らは嫌がるかもしれませんが、今日はベテランのとてもいい話を聞くことができました。誌面をお楽しみに。

2007年8月19日

省エネサッカーではなく

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担当:桜林 舞

FC東京戦での勝点3奪取から一夜明けて、本日は平成国際大学との練習試合がおこなわれました。昨日のスタメン組は14時から軽めのクールダウンを済ませ、練習試合をグラウンドの脇で見学する選手も見えました。

昨日を彷彿とさせる青のユニフォームの平成国際大学メンバー。石川 健太郎コーチの陣頭指揮のもと45分×3本、日も沈みきらぬ酷暑の15:30キックオフ。「暑いからと省エネサッカーをするのではなく、最初から全力で行こう。パスからシンプルに。攻守の切り替えを早くするということはもちろんだが、しっかりとコミュニケーションを取っていこう。ファストディフェンダーは誰が行くか、セカンドは誰が行くか、ルーズボールは誰からいくか、声を出して確認して行こう」という石川コーチの檄とともに、田村コーチからは「狙いを持って周りをみるように」。暑いから水分補給をきちんとするように、と申し添えて選手をピッチに送り出します。

1本目、立ちあがりがうまく行かず、自陣ゴール前でボールがもたつきます。15分頃からレイソルがペースを取り戻しマイボールとなるのですが、ハーフウェーラインを超えられても、ゴールになかなかたどり着かず。。。ピッチを縦横無尽に動きプレスを与え続ける鈴木選手や谷澤選手のテクニカルな動きなど選手も全力を尽くしましたが、、0-0で折り返します。ハーフタイム時の石川コーチの言葉を借りると「まったりとした試合になっている。声掛け合ってないから連携がうまくとれていない。そして、簡単なミスが多すぎる。不用意なバックパスでリズムを崩していることが多い」。

「シュートを意識して!パスは何十本回しても得点にはつながらない。前線以外の選手もパスだけでなく、ボールをコントロールしてチャンスがあればシュートを狙っていこう。そしてDF陣も動き出しが遅いぞ。前線にボールがあるときにもちゃんと準備して待っていよう」と喝を入れて送り出した2本目。立ち上がりも上々、連携も上手く行き始めました。平山選手や長谷川選手のヘディングなど決定機を作るものの、ゴールに嫌われます。33分、小林亮選手の右コーナーキックがボール前にふわりと落ちるとブルーノ選手がヘディングで先制点を奪取。そのまま1-0で3本目へ。

暑さも落ち着き涼しさが増した3本目。若手中心のメンバーが精力的に動き、12分ゴール左へドゥンビア選手の右足シュート、17分左サイド角度のないところから池元選手ゴール右サイドネットを揺らします。21分柳澤選手の右コーナーキックをドゥンビア選手がヘディングで決めると、31分流れの中からゴール正面の大久保選手が豪快な右足シュートを決めて、4得点を追加。5-0でレイソルが完封勝利を飾りました。

勝利したとはいえ、「無駄が多い。連携がうまくいっていない。ボールがシンプルに動いていない」とコーチ陣は一様に渋い表情。。。全員サッカーであるレイソルのサッカーは一朝一夕には完成されないようです。でも、課題を確認、修正していくための練習試合ですから、今日の検証された出来なかったことリストを各自の胸にもって日々のトレーニングに打ち込めば、もっと強いレイソルになれるはずです。明日のオフでリフレッシュして、火曜日からも頑張っていきましょう!

2007年8月19日

あと12点

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担当:大重正人

8月11日浦和戦、中3日で広島戦、そして中2日でFC東京戦。これまで30℃超の連戦が続きましたが、今日の東京地方は幾分暑さが和らいで、選手たちも朝の散歩で「信じられないね」と話していたそうです。18時半開始の味スタは26.8℃。ただ、今までの暑さで私たちの感覚が麻痺しているのかもしれません。今日だって、十二分に過酷な条件は変わりません。今日の90分間は「忍耐」のゲームでした。

FC東京は、DFラインを高く保って、前線からコンパクトなゾーンをキープ。攻撃ではDFからトップへボールを当てると当時に3トップ気味の3選手が左中右と裏のスペースへ走りこむ。放り込みを跳ね返したり、ボールを奪っても、相手の押し上げでセカンドボールを奪われて、連続攻撃を受けます。

菅沼選手の切り返し&フランサ選手PKで先制点を奪っても、なかなか状況は変わらず、リードされてさらに攻勢を強めるFC東京に対して、それを迎え撃つ時間が続きます。前節に続いて、スーパーセーブ連発の南選手。小林祐三選手の安定感は試合を重ねるごとに安定感を増し、サイドでは藏川&大谷選手が1対1に身体を張る。そして古賀選手が、シュートに対して身を投げ出し、クロスには相手に激しく寄せて自由にさせません。

その選手たちが声をそろえて言ったのは「この勝ち点3を獲れたのは大きい」。いつの試合だって、自分たちの持ち味であるプレッシングが効くわけではありません。相手あってのサッカーですから、ゴリゴリ押し込まれることもあるでしょう。その最後の最後のゴール前でどれだけ跳ね返せるか。集中力と粘りと気持ちが相手をうわまわったからこそ、最後に熱い応援で盛りたててくれたサポーターと勝利のダンスを踊ることができた。

今日は古賀正紘選手がJリーグ通算250試合出場を果たしました。「節目の試合は結構調子いいですよ。節目のゴールを決めたこともあります。」名古屋時代から数えるとプロ入り11年目。8、21、26、25、18、28、28、24、27、26、そして今季19試合。これから300、350とレイソルの黄色いユニフォームをまとって、達成していってほしいですね!

明日は日立台14時から東京戦メンバーのリカバー、15時半から平成国際大学との練習試合が行われます。十分な暑さ対策の上で、練習グラウンドへのご来場をお待ちしています!

2007年8月17日

打ち上げ花火

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担当:桜林 舞

昨日、一昨日の酷暑からはようやく一山越えた感がありましたね。夜になって風も出てきてだいぶ涼しさを感じるようになってきました。9時半からの対FC東京戦チームミーティングを終え、午前練習はボール回しののち紅白戦。前節より中2日ということもあり軽めの調整が行われました。気負いすぎず気負わすぎずいつもと変わらぬ和やかな雰囲気の練習風景は、のちほどフォトギャラリーにアップいたします。

浦和戦の引き分けをプラスに転じさせた広島戦での勝利。広島戦後には「勢いをつけるには連勝しなくちゃね」とそれでも貪欲に勝利を狙う南キャプテンの頼もしい言葉がありました。今年3月31日、ホームに迎えたFC東京戦は2-0の完封勝利。「その時とはメンバーもポジションも変わっての戦い。FC東京は現在3連敗で迎えるホーム戦。だから結束力を持って、チーム一丸となって戦ってくるだろう。挑戦者の気持ちを忘れずに、気を緩めることのないように」と石崎監督。

そういえば、3月31日のゴール裏では獅子舞が踊っていましたね。8月15日の広島戦では火消しの纏らしきものが3本ほど振りかざされているのが見えました。季節感溢れるレイソルゴール裏に今後もどのような飛び道具が現れるのか、楽しみです。

そして、本日U-22日本代表最終予選メンバーに選出された李選手。古巣対決前の心境を本日22時から初回放送されるJリーグプレビューショー(Jスポーツ)で語っていました。「一番近いスタジアムだったし、よく行っていた味の素スタジアムで戦えることは特別な思い入れがあります。いつも見ていたピッチで自分が出場できるということはとても楽しみです」。そんな李選手の青いユニフォームはいまやFC東京ではなく、日本代表の青。

明日は味の素スタジアムでFC東京戦。18:30キックオフ。「ファイヤーワークスナイト」で「浴衣デー」らしいですよ。ハーフタイムにバックスタンド裏から300発!柏の方でも手賀沼花火大会が行われます。李選手は、明後日から一緒に代表合宿に入る平山選手、梶山選手、伊野波選手と、黄色のユニフォームで顔合わせです。選手たちはピッチ上で何発の花火を打ち上げてくれるでしょうか。大輪の黄色い花火が東京の夜空に咲き誇る姿をお見逃しなく!

2007年8月16日

五輪代表ストライカー対談

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担当:大重正人

昨日の日立台劇場の余韻も冷めやらぬうちというのに、もう土曜日には次なる試合が。広島戦の先発メンバーはクールダウンを行ったのですが、場所がなんとプールで。チームスポンサーのサンスポーツ様のプールに出向いて、疲れた筋肉をほぐし、少しでも疲れが残らぬように体を動かしました。広報は残念ながら同行することができなかったのですが、夏の暑いさなか、選手たちにとってはいい気分転換になったことでしょう。

今日の取材には、元Jリーガーがお越しくださいました。専門誌の企画で「城 彰二×李 忠成」対談が実現!昨年のJ1昇格レースで同じピッチで戦い抜いた2人のストライカーが、今年は違う立場となっての再会です。テーマは五輪代表。城さんといえば、あのアトランタ世代。ブラジルを下した「マイアミの奇跡」を演じたチームのエースで、前園、中田、川口といったスター選手と並ぶチームの中心でした。

李選手もその当時の戦いはしっかり見ていて「ジェフ時代の前宙(前転宙返り)とか超見てました」とのこと。城さんが当時の思い出やチームメイトとの会話を振り返りながら、アトランタ世代と北京世代の違いを2人で話し合っていました。今日のチュンソン選手は大先輩を前にしてか少々緊張の面持ち!? その後のピッチやスタンドでの写真撮影で、緊張がほぐれてきたのか、「城さん、本当はもっと(現役)やれましたよね」と質問。ゴール前の方を指差しながら「ポストの時とかびくともしなくて、マジ強かったです。ディフェンスが全然獲りにいけてなかったです。」と去年の戦いを感慨深く振り返っていました。同じポジションだから分かり合える話に花が咲き、「もっとこうしたほうがいい」という貴重なアドバイスももらえて、チュンソン選手にとっては貴重な時間となったのではないでしょうか。

そのU-22日本代表のメンバー発表が明日に控えています。選出の結果は反町監督のみ知るところでしょうが、これまでレイソルで成長してきた結果が評価されて、これまで代表に選ばれてきましたが、その国際経験を自分の糧として持ち帰り、さらにレイソルでの活躍に繋がれば、レイソルにとっても選手個人にとっても大変喜ばしいことでしょう。でもまずは、土曜のFC東京戦。田無市出身のチュンソン選手にとっては地元凱旋です。取材でも「力の出にくいアウェイでこそ、120%の力を出せる選手になりたい」と強く語ってくれました。横浜FC戦以来のゴールを期待しましょう!!!

2007年8月16日

デビュー&復活

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担当:桜林 舞

6月30日とは比較にならない暑さの中、1ヶ月半ぶりに熱狂のスタジアム、日立台が戻ってまいりました。試合開始前には早くからスタンバイ済みのサポーターの皆さんがスタジアム脇で新しい応援歌の練習をしていました。スターティングメンバーが場内の大型ビジョンに映し出されると、ゲーフラが乱立するゴール裏からは、新チャントが響き渡ります。太田選手、石川選手、そして18番目にコールされた北嶋選手にはメインスタンドやバックスタンドからも「おかえりなさい」の大歓声が沸きあがりました。

少し涼しさを感じるようになった19:04、センターサークルで両チームの10番が握手を交わしてレイソルボールでキックオフ。立ち上がり5分に大谷選手にイエローカード。一瞬の隙をつかれて、服部選手からのクロスに佐藤寿人選手が決定的なシュート!監督も賛辞した南選手のスーパークリアで難を逃れると、7分には広島・柏木選手がイエローカード。今日は荒れる試合になるかと思われましたが、その後はレイソルのコーナーキックラッシュ。チャンスはあるもののなかなかゴールまでつなげられない中、前半が終わろうとする44分敵陣ペナルティーエリア内で菅沼選手が粘ってPKのチャンス。フランサ選手が落ち着いて左隅にゴールを決めレイソル先制!

折り返し間際に手にした貴重な先制ゴール。落ち着いて迎えた後半11分、相手ディフェンスの浮き球パスを李選手がカット。グラウンダーでフランサ選手にボールが渡ると中央から右サイド太田選手へきれいにパスがつながり、ペナルティーエリア端からゴール左隅に右足シュート!「前半同じような場面があった時には、外に行き過ぎて腰が回せず強いシュートが打てなかったので、次は同じようなミスはしないように気をつけていた。フランサからきれいなアシストをもらったので、あとは落ち着いて決めるだけでした」と試合後振り返っていました。日立台デビュー戦でレイソル初ゴールを決めた太田選手には強い決意が。「中断期間に移籍したということは補強の意味でとってもらったのだと自覚している。だからチームの力になるということ、結果を出さなくてはいけないと常に思い続けていた。前回の浦和戦はうまく行かなかったので、今日は絶対決めるつもりで臨んだ」。そのまま、レイソル日立台で完封勝利です!!!

初めての日立台の感想を聞くと「雰囲気がよくて、気持ちよかったです。プレーの一挙手一投足に声援がダイレクトに返って来てすごいな、と思いました」初めての勝利ダンスは「拡張器を渡してもらったんですが、やり方わかんなくて。キタジさんやサポーターの方に教えてもらって、(音頭とりを)やりました」と笑顔で答えてくれました。

太田選手とエスパルス時代をともにしていた北嶋選手。「背番号9」の復活には試合前から大盛り上がりでした。ゴール裏スコアボードの真下には黄色地に黒で描かれた「9」の段幕が。その左には、歴史を感じさせる「KITAJIMA」段幕。右には色彩も鮮やかな「北嶋秀朗」段幕。レイソルとともに歩んでいる北嶋選手の時間を髣髴とさせる演出でした。ロスタイムでの選手交代には大きな拍手が。入ってすぐ、藏川選手のクロスに飛び込んだ北嶋選手のシュート!惜しくも枠を捉えられませんでしたが、『キタジ復活』の印象を色濃く残すものとなりました。勝利ダンスの後、選手控え室に戻ってきた北嶋選手は公式ユニフォームから、前面に「復活」の文字が入った黄色のTシャツ姿になっていました。背面には北嶋選手の似顔絵が描かれた世界にひとつしかないサポーターお手製のオリジナルTシャツ。サポーターの皆さんに心から愛されているんだなぁ、と改めて感じいりました。

3試合ぶりとなる勝ち点3を積み上げ、現在勝ち点は30。3日後のFC東京戦でも、この勢いを落とすことなく臨みましょう!味の素スタジアムでも引き続き熱い声援をよろしくお願いします!!!

2007年8月14日

新ブログタイトル発表☆

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担当:大重正人

今日は、みなさんお待ちかね(?)の新ブログタイトルを発表します!
まずは下平スカウトのブログです。応募総数49通!現在、来季加入内定の村上佑介選手(順天堂大学)が出場していたユニバーシアード大会で、バンコクへ出張中のシモさんにより決定されたのは。。。

「シモさんの探球報告」です!!!

探求のキュウを、ボールの「球」にしたところがポイントでしょうか。実際は、このタイトルズバリのご応募ではなかったのですが、「探球」の言葉をご応募された方が採用!ということでお願いします。サイン色紙に何か言葉を添えてお送りしたいと思います。そして、あえなく落選したなか、下平さんが一番ウケていたのは、やはり。。。

「シモさんの下ネタ」。

たしかに、インパクト&おもしろさ十分なんですけど、やっぱり公式ブログのタイトルですから…。そして某マネージャーからの愛あふれるご応募もご紹介します。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
下さんの時折湛える満面の笑み。
そのにこやかな口元から発される
最近最も印象的な言葉をタイトルとして提案させていただきます。

「今夜も朝まで小見さんと・・」

いかがでしょう。

もはや下平スカウトの仕事の約8割を担っていると思われる

小見さんとの呑み。

しわくちゃの笑顔で、

「いやまいっちゃうよー」ってめっちゃ楽しそうジャン。

こちらもご一考いただければ幸いです。

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

そして、もう一件。山根巌選手です。こちらも49通のご応募がありました。山根選手の希望は、「おもしろダジャレ系がいいなぁ」ということ。それも含めて広報でセレクションしてみてもらったのが、以下の通りです。

「巌のブログだけど」
「山根巌じゃけん」
山根巌の「石の下にも三年」
山根巌の「石の下でもう六年目」
「ワシが山根じゃ?!」
山根巌の「かかってきんしゃい!」
山根巌のイワブロ
イワオの18番(オハコ)
I〈イワオ〉モード
「山根巌の鉄人18号」
「山根巌のライダー☆キック」
山根巌の「イワオー!キック!」
イワオの止まね?大放言
巌のもうちょいじゃけん。
「柏の巌となりて」
山根巌の「勝利をイワオう!」
山根巌の「ちゃっかりインターセプト」
巌の奪取=ダッシュ

そして、最終的にプッシュしたのが、、、
「山根巌のイワブロ」!
イワオブログを略したものと思われますが、山根選手に提案すると、「じゃあ、イワブロは漢字にしといてね」。
そう、無類のお風呂好きの山根選手らしい希望で、決まったタイトルは、、、

「イワオの岩風呂」

になりました!!!こちらも「イワブロ」をご応募いただいた方にプレゼントをお送りしたいと思います。しばし、ご連絡お待ち下さい!

そして、暖めているもうひとつの選手ブログも進行中!!近日発表予定。いったいどの選手でしょうか???こちらもお楽しみに!

今日は、ブログの発表になってしまいましたが、広島戦に向けて無事ケガ人もなく紅白戦で最後の調整。6月のリーグ前半ラストは退場者を出したこともあり、清水、鹿島とよもやの連敗。石崎監督は「日立台で3連敗は許されない!確実につながなければいけないところで、ミスをしないこと。」浦和戦での課題にしっかり取り組み、わが庭日立台でのサンフレッチェ戦。ウェズレイ&佐藤の強力2トップをしっかり止めて、最高の試合を期待しましょう!水曜日、午後7時のキックオフです!

2007年8月13日

『李選手』ハットトリック達成!!!

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担当:桜林 舞

一昨日の埼玉スタジアムにて。

試合前、浦和戦メンバーの全選手がピッチに入った一番最後に大津トレーナーがいました。
いつもの大津さんスマイルを浮かべ、手を差し伸べてくれたので、試合前の握手をしたら、その手がひやりと冷たかった。
試合直前まで選手にアイシングを施していたんだろうな、と思いました。

試合前、ベンチ脇を通り、報道用撮影スペースに移動するとき、宮本マネージャーがいました。いつもの拓ちゃん真顔で、手を差し伸べてくれたので、試合前の握手をしたら、その手がガンガンに熱かった。
試合直前まで選手のウォームアップに付き添っていたんだろうな、と思いました。

そんなことが印象に残った浦和戦。レビューが、今日のチームミーティングで行われました。「レッズにとって悔しい引き分けかもしれないが、レイソルにとっても悔しい引き分けだ」と石崎監督。「大事なところでイージーミスが出る」「簡単にクロスをあげさせない」「相手のリズムの時間帯にどう耐えるか」と反省点があげられます。出来ていないことは反省し、出来たことは褒め称える、叱り上手で褒め上手な石さん。体をはってクロスをあげさせなかった藏川選手のシーンには「これは良くできている。花丸じゃ」とポインターで画面に花丸を描いていました。「ホームでは、退場者がでたこともあるが、現在2連敗。久しぶりの日立台。何度も言っているが、日立台では絶対に負けられない。その気持ちを忘れないで臨もう!」と締めくくりました。

午後の一部練習はハーフコートを使ったゲーム形式の練習。16時からとはいえ、暑さの残るグラウンドでは、西日が差し込む時間までしっかりとトレーニングが行われました。

練習後、8月4日に発売された「Jリーグウイニングイレブン2007 クラブチャンピオンシップ」の取材が行われました。実際体験してもらってその感想を聞くというもの。日頃選手同士で熱い戦いが繰り広げられているというリラックスルームの一角では、キタジ、タニ、チュンソンの3選手が操る『柏レイソル』がTVの中のピッチで『横浜F・マリノス』と『FC東京』対戦。「取材忘れて、一回だけ本気でやっていいですか」と李選手が言えば、「0-20で勝っちゃうからね」と大谷選手。「ちょっと自分の能力見せて。(ケガへの耐久性が)C!タックルしたら一発でケガするケガする?」と北嶋選手。

サイドチェンジが通っては大歓声、PK決めてハイタッチ、シュートが決まらなくてソファーに仰け反る。大白熱したウイイレの模様を選手たちのフレーズでお楽しみ下さい。
「ここでオレならフランサみるから(チュンソン)」
「タダナリ、ゴール前出てこい出てこい(タニ)」
「ミノルならここからシュート(キタジ)」
「クラちゃん上がってこ?い(タニ)」
「フランサ、感じられてないよ!(チュンソン)」
「石さんに怒られるから、ここはパスで(タニ)」
「タダナリ緊張してる?(チュンソン)」
「時間ないぞ(タニ)」
「ゲームでも決めたい!!(チュンソン)」
「オレ頑張れ!!(チュンソン)」

結果は、『横浜F・マリノス』に6-0で完封勝利。李選手ハットトリック達成。3ゴール2アシストで見事Man of the Matchに輝きました!!!『柏レイソル』大勝です!!!

今日も賑やかな柏レイソルでした!大熱演の模様は、J’s GOALにて8月最終週(9月2日(日)横浜F・マリノス戦直前)頃公開予定です。お楽しみに!

2007年8月11日

浦和の夏は熱かった

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担当:大重正人

暑く、熱く燃えた、夏の一日。今日は、日立台と埼玉スタジアムのダブルヘッダーでした。午前11時からの、鹿屋体育大学との練習試合。前半に一瞬のスキを突かれて先制点を許してしまいましたが、後半2点を奪い逆転勝利。後半から出場の谷澤選手、故障上がりとはいえ、このメンバーに入れば格の違いを見せました。1点目はFKを誘ったドリブル、2点目は攻撃の起点となり、大久保選手のヘディング2発を呼び込みました。

そしてナイトゲームは、J1リスタートゲームの浦和レッズ戦。4月15日、相手に呑まれたかのような悔しい敗戦を忘れることなく、「まずは気持ちで負けない」という決意で選手たちはアウェイに乗り込みました。19時キックオフとはいえ、気温は30℃ちょうど。走るサッカーのレイソルにとっては、過酷すぎる条件でした。それでも全員が精力的に走り回り、レッズの強力攻撃陣を自由にさせないプレッシングで互角の戦いを繰り広げます。

後半、王者の意地で強く押しこまれた上での失点。耐えて耐えて耐え抜いてきた60分が水泡に帰してしまうのでは。。。しかし下を向くことなく不屈の闘志でレッズを再び追い詰めます。そこで飛び出したセットプレーからの古賀選手同点ゴール!守備で再三身体を張ってきた最終ラインの要が、攻撃でもチームを助けました。

しかし試合後に大きな仕事が。今節は、浦和vs柏がドーピング検査の対象試合に。各チーム登録選手の中から2人が抽選で選ばれるのですが、ヒーロー会見も行うまでもなく、ドーピングルーム直行。これだけの猛暑、体重が何キロも落ちるというハードワークの中、身体から排出される水分なんて残っているはずもありません。ドーピングルームから出てきたのは、試合が終わった2時間半後の23時半でした。ガンバ戦に続いてドーピングを引き当てた菅沼選手、先に出てきたところで話を聞くと「古賀さん、DVD見てたよ。まだまだじゃない?」。ドクターなどごく少数の入室しか許されない密室、いったいその中はどうなっているんだろうと思っていましたが、少々意外でした。さらに今日のヒーローを、報道陣はひたすら待ちづけていたわけですから、みなさま試合が終わったというのに本当にいろいろ大変です。

そして、今日のレイソルサポーターの声援は凄かった!周囲をぐるりと赤一色に囲まれた黄色のエリア、一糸乱れぬ動きと歌声。数では圧倒的に劣るなか、スタジアムでの存在感は光り輝いていました。選手たちは、本当に勇気をもらったことでしょう。選手もサポーターも、いわば「四面楚歌」のなか、共に戦い抜いた90分間。手にした勝ち点1。この素晴らしい戦いを次につなげたい。今度は水曜日、日立台で迎える広島戦。本当に大事な試合となります。これまでと変わらぬ応援で、選手たちを後押ししてください!お疲れ様でした。

※浦和戦のあとは、柏レイソルのホームゲーム対・広島戦。マッチデープログラム、ヴィトーリアも再開です。サポーターズヴォイスを8月12日まで募集いたします。こちらへの投稿もお待ちしております。

koho@reysol.co.jp

2007年8月10日

勇気を持って戦えるか

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担当:桜林 舞

リーグ戦再開の浦和戦前日、試合前日恒例のミニゲームを久しぶりに行いました。本日30回目の誕生日を迎えた蔵川選手、バースデーゴールにチームメイトともに喜び爆発!!!ジャンボ、公文通訳、北嶋選手などなど、ゴールラッシュとなったミニゲームの模様はフォトギャラリーでご堪能ください☆結果は黄チームの勝利。罰走ののち、罰ゲームはタムさん判定(田村コーチの判定の意)で紅チームの谷澤選手と大島選手がアピールの場をゲット。「なにをしようかな?」と長谷川選手と打ち合わせをすませると、最近レイソルでブーム中の『魚釣り』の一発芸。フォトギャラでは大島選手と長谷川選手、ユースの練習生との絶妙なコンビネーションの模様をアップしましたが、その後登場の谷澤選手も魅せます。タイトルは『魚釣り』に対抗して『金魚すくい』。架空の丸いポチを持った谷澤選手、縁日の金魚すくいを真似て腰をかがめ手を上下します。すると、サイドから登場した長谷川選手。魚釣り同様バタバタと大きなお魚が釣れた様子を再現。しかし、二匹目のドジョウ、いや金魚(?)はいなかったらしく、1度目の爆笑には半歩届かず・・・。「なんか、僕が受けなかったみたいじゃん」とオリジナルを編みだしたハセくんも少しスネ気味な表情をみせていました。

そして明日の浦和戦に向けて、番記者さんに囲まれる選手と監督。この光景も久しぶりです。リーグ戦ということで各社熱い取材が繰り広げられておりました。浦和戦に向けてのポイントはの問いに「うちが勇気を持って戦えるかどうかじゃない」と石崎監督。「レッズは強い相手。簡単に勝てる相手ではないが、再開のアウェイ浦和戦とホーム広島戦でどこまで頑張れるかは、後期を迎える上でとても重要な一戦だと思っている。後半の目標は、残りの勝ち点19点。前期はクロスが少なかったので、この中断期はサイドからの攻撃に重点を置いて練習してきた。そしてクロスからの失点も目立っていたので、簡単にクロスをあげさせないことも大切。」と再開を前に浮き足立つことなく淡々と、でも「楽しみじゃよ」と期待を含んだ頼もしいイシさんの横顔でした。

「レッズとは初対戦。アウェイだけど、そんな観客の中でやったことないので(←先日の中国戦はもっとすごかったでしょう。と報道陣からつっこまれていました。)いつも以上にモチベーション高く臨めます。楽しみです。胸を借りるつもりでTRYしてみたい。」と李選手。

「すっごい楽しみです。埼スタは初めて。後半戦最初の試合なので絶対に勝ちたい!チームが勝つことが先決、自分が決めて勝てたらもっとうれしいです。積極的にゴールを狙います」と菅沼選手。U-22コンビは今日も元気です。

そして明日が30代初めてのゲームとなる蔵川選手。以前「あまり30歳になるっていう自覚はないんですが、試合前のメンバー表で『30』の文字をみちゃうと、ちょっと凹むかも」と応えていたクラさん。勝ちますよね?と記者さんに吹っかけられると戸惑い気味に「か、勝ちます」とタドタドしく応答。でも「バースデーとか記念日前後の試合って結構調子いいんですよね?」と過去を振り返りながら、強気な分析。その後のイベントはフォトギャラにアップされている通りです。マンザラでもない表情の蔵川選手にご注目☆

浦和戦、楽しみですね。サポーターの皆様、明日は是非埼玉スタジアムまで足をお運びください!!!

2007年8月 9日

スガヌマミノル

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担当:大重正人

週末のレッズ戦へ向けて、強化モードから調整モードに入ってきた週半ば。今朝のスポーツ紙サッカー面を占めたワシントン選手の帰国。忘れもしない4月15日国立競技場。4勝1分けとスタートダッシュに成功して迎えた「首位vs王者」の決戦。ワシントンの一撃で出鼻をくじかれて、レイソルらしい思い切りのよさを出せないまま敗れた悔しさを監督はじめ、選手・スタッフも忘れてはいません。ですが、、、あのワシントンがいないことは関係ありません。彼がいようといなくとも、レイソルはレイソルのサッカーを貫く。断固たる決意で挑まなければ、真っ赤に染まる埼スタで雪辱などありえないでしょう。戦う気持ち、心と力と気持ちをひとつにして、サポーターの応援とともに勝ちましょう。

それにしても菅沼実選手は元気です。U-22代表招集ではケガを抱えて出発し、別メニュー調整。中国での試合も負傷するなど決して順調ではなかったはずですが、やはり彼の言う「日立台パワー」がそうさせるのか、レイソルイエローをまとった彼はエネルギッシュでアグレッシブで、なにかを起こしてくれそうな期待感を持たせてくれます。

昨日の紅白戦後、池元&柳澤の2選手が呼ばれた田村コーチのシュート練習に、自ら参加。「ミノルはいいから」と制するコーチに対して「いや、大丈夫っす」と半ば強引に加わると、今日も李忠成選手といっしょに黙々とシュートを打ち続けます。練習後の取材で活躍をたたえられても「シュート、いっぱい外してますから」と反省したように、ゴールへのこだわりや執念が練習へと駆り立てるのでしょう。レイソルはもちろん、代表チームでも厳しい競争にさらされていることを常に認識しています。

そのなかでも持ち前の明るさは変わりませんね。サッカーai誌のインタビューで「自己分析してください」と問われ、すご?く悩んでいました。でもイタズラ少年のような笑みを浮かべながらあーでもないこーでもないと考え、結局出たのはブラジル時代の経験を活かしてか「○○○系」と決定。また参加できなかった夏祭りでの裏話を披露。Bチームに予定されていて「タニ(大谷)くんに、オマエは髪染めて、ブ○ッ○○○ルって言ってればいいよ」と、マスクに頼らないルックスを活かした芸を打診されていたそうです(詳しくは9月2日発売予定の同誌で)。そんなこんなで記者さんを明るく楽しく笑わせながら、今日一日を終えていきました。

菅沼選手は、4月15日の浦和戦は代表遠征で欠場しています。その分も、きっちり倍返ししてくれることを期待しましょう!明日は午前中のみの練習、午後には埼玉の宿舎へ向かいます。この1ヶ月強の苦しいトレーニングの成果を見せるチャンス、相手は不足なし。土曜日が楽しみでなりません!

2007年8月 8日

いい判断

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担当:桜林 舞

田村コーチのもとでの若手午前練習には、柏レイソルユースからも3人の選手が参加していました。チームでは若手に入る柳澤選手や大島選手も、ユースの選手にとっては大先輩。スピードのある動きやあたり負けしない強靭な体で、日頃のトレーニングで培われたプロの貫禄を見せつけていました。今回の練習の目的は「いい判断をすること」にありました。「いい判断をすばやく行って、実行していかなければならない」と田村コーチ。ボールも人も激しく動くサッカーは、「いい判断」を90分間集中力を切らすことなく行うことが求められます。最初の判断が間違っていたら、いくらスピードやテクニックがあっても、ダメ。5対5や6対6で、実践を繰り返しながらの練習が繰り広げられました。「寄せが甘い」「薄い方が仕事して初めてチャンスになるんだぞ。ボールウォッチャーになっちゃダメだ」と指示が飛びます。「ボールがきた方ばかりに返しているぞ。逆を行け」と昨年U?15のコーチだった石川コーチも、一人一人に細やかなアドバイス。若手+ユース選手11人に対して、石崎監督や松原コーチ、神田トレーナーなどコーチ・トレーナー陣は11人以上という、贅沢なトレーニング!相当ハードだったようですが、自分自身ためと自覚している選手たちはびっしょりと汗をかきながら真剣に臨んでいました。

いつもはハセくんやヤナギくんが手伝っている練習後の用具運びも今日はユースの3人+練習生が率先してお手伝いをしていました。用具を洗う水飲み場の前では、練習後もハツラツとした表情のユースの選手たちの姿が。たいへん?と声をかけると、「(ユースよりも)ハードです」と正直な感想。「ユースだと、ボール練習が多いので、(トップチームの練習のように)フィジカルトレーニングやランニングがあまりないんです。なので、昨日やったフィジカル練習は特に厳しかったです。でも(ユース先輩の柳澤選手や大島選手には)昨日の練習はまだ軽いほうだよ!っていわれました」と先輩からもいろいろとアドバイスをされているようでした。確かに大島選手も加入当初は練習についていくのが精一杯で、体が出来上がるまでは毎日疲れて寝てましたと言っていました。ユースメンバーは8月11日(土)に行われる鹿屋体育大学とのトレーニングマッチにも参加する予定です。レイソルの卵たちにも熱い声援をお送りください。

そして、若手が午前練習を行っているグラウンドの逆サイドでは、ロビンソンコーチによるGK猛特訓が行われていました。昨日の朝のスタッフミーティングで、全体練習を16時からに変更するので若手練習を行う話しが出た折、「GK練習も行いたい」とロビンソンコーチが率先して手を上げました。主力フィールドプレーヤーが午前練習を免除される中、GK陣は過酷な2部練習。南、水谷、加藤、桐畑4選手にロビンソンコーチ、木村通訳がつきっきり。ここぞとばかりに、ロビンソンコーチオリジナルメニューをこなしていました。終盤、ロビンソンコーチがゴール前になにやら用具をミッシリと並べていると、しばしの休憩にゴールポストを背にしながら「マジ、もーやめて・・」と本音が漏れる加藤選手。休憩終わりの合図に立ち上がるGK4人衆に課されたラストメニューは、ゴール前に並べられた15個の用具を誰が一番多く回収できるかというもの。一風変わった練習に戸惑う4人に、「GO!」の合図が飛びます。うわーぁーと声をあげながら用具を取りに走ると、南選手と加藤選手が一番少なかった様子。その判定に異議申し立てを行う南選手。「キリがさー、俺が押さえているのに、取ったんだよー。そんなのありー」。「(確かに押さえているの取りましたけど)取ったほうのものでいいじゃないですかー」と桐畑選手。「あー、そー、オマエがそういうつもりなら、次は俺もそうするからねー」と南選手。その後罰ゲームとして腕立て伏せを行う南選手、加藤選手、桐畑選手(←結局行っていました)。GK4兄弟の長男が見せた勝負へのこだわりと、GK陣の仲の良さが微笑ましいワンシーンでした。

そして午後は軽くフィジカルのち11対11@フルコートが3本行われました。1本目、立ち上がり即太田選手がゴールを決めると、その直後も太田選手との連携から永井選手がシュートを決めました。浦和戦まであと3日。再開への準備が着実に行われております。

2007年8月 7日

あいつらサッカー好きじゃもん

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本日の担当:桜林 舞

本日の午前練習から、U?22日本代表に召集されていた李選手と菅沼選手が日立台に戻ってきました!「2人とも、試合出ていたからフィジカル面ではそんなに落ちていないでしょう」というコーチ陣の判断のもと、午前中は野球場を軽くランニングのち筋トレを行っていました。午後は、ボール回しのちフルコートでの11対11。1本目も2本目も出場した李選手。合流初日の練習からフル参加した2人に「大丈夫っしょ。あいつらサッカー好きじゃもん」とさらりと述べる石崎監督。菅沼選手が鼻を強打し、左耳にも裂傷を負った件に関しては「それでも試合に出場し続けたんだもんね。スゴイよね」と監督も感嘆を隠せませんでした。

午後練習前に行われたチームミーティングでは、今週末に控えた浦和戦のプレビューが行われました。この中断期中、練習試合後のレビューは試合毎行っていましたが、プレビューとなると6月30日に行われた清水エスパルス戦以来となります。いやが応にもリーグ戦再開に向けて、気を引き締めていく機運が盛り上がって参ります。「国立で一度対戦した相手とはいえ、今回は相手のホーム・埼玉スタジアム。前回の広島戦では平日にも関わらず、4万人弱の入場者だった。今回は中断期明けの土曜日ということもあって6万人くらいの入場者になるのではないだろうか。浦和ホームでのレッズサポーターの声援はとても迫力のあるものになるだろう。けれど、浦和と、埼スタでできることを逆に喜びに感じて、強い気持ちで戦おう」と石崎監督がいえば、「いい準備をして臨みたい。レッズに襲いかかるという気持ちを持とう」と平川テクニカルスタッフも声高に応じます。一昨日行われた『柏レイソル夏祭り2007』で、南選手も「埼スタで、浦和に勝ちます!そのためにはサポーターの皆さんの力強い後押しが必要なので、みんなを誘ってきてください。次は、埼スタで会いましょう!」とサポーターの前で宣言してくれました。選手も、監督・コーチ陣も、フロントも、再開の重要な一戦への気持ちの準備は万全です!もちろんサポーターの皆さんも、同じ気持ちですよね?

昨日レンタル移籍リリースを出しました岡山選手。今日からベガルタ仙台の練習に合流しております。宮本主務の日立台短信によると引越作業は大変だったようですね・・・。夏祭りが終わったあとのこと。サポーターへの挨拶時には涙をこらえていた岡山選手ですが、ロッカールームに戻り、選手会長大谷選手から全選手と監督のサインが入った背番号32番の柏レイソル公式ユニフォームを手渡された瞬間、ポロポロとこらえていたものが溢れ出していた、と後で拓さんが教えてくれました。レイソルタイム(J?COM)とライジングレイソル(ちばテレビ)への出演を終えたあと、リリース用のコメントをいただきたい旨伝えると、「あとでクラブハウスにきてもらってからでもいいかな」。メディアの囲み取材が終わったころを見計らってクラブハウスを訪ねると、広報用ホワイトボードの前の机にちょこんと腰かけて、一言一言ゆっくりと考えながら言葉を紡いでくれました。「行ってきます」の言葉で最後を締めくくると、くるりと私の方を向いて「ちょっと見せてもらってもいいですか」と口述筆記したノートを読み返しました。読み終えると「うん。大丈夫。これでお願いします」とオカ。リリースの岡山選手のコメントは、こんな丁寧な作業のもと、出来上がりました。オカの何事にも真摯な性格が、最後まで溢れていました。「昇格請負人」の名を、川崎、福岡、柏に続いて、仙台にも轟かせてくれることでしょう!

そういえば、チームミーティングの最初に「先日のファン感謝デー、グダグダなところもいっぱいあったが、すばらしいものだった。あれくらいのまとまり、気合を持って練習も再開後もやっていこう!」と石崎監督。『柏レイソル夏祭り2007』に来場いただきましたサポーターの皆様、お楽しみいただけましたでしょうか。8月15日(水)の対広島戦@日立台で開催されます『2007柏レイソル絵日記コンテスト』もまだまだ受け付けております。この夏の思い出を是非絵日記にしたためて、柏レイソル企画部企画グループ『2007柏レイソル絵日記コンテスト』係(〒277-0083 千葉県柏市日立台1-2-50)まで、ご郵送ください!優秀賞に選ばれた方には素敵なプレゼントがありますよ。

最後に、本日、練習スケジュールの変更をアップしました。この時期午前中の暑さが厳しいので、試合の前日など午後練習を行うことができない日以外は、午前練習(9:30?)→午後練習(16:00?)に変更しております。明日も午前練習は、一部の若手選手が田村コーチのもとで練習を行う予定になっています。午後練習は全体練習となりますので、見学にこられる方はご留意いただければと存じます。


※浦和戦のあとは、柏レイソルのホームゲーム対・広島戦。マッチデープログラム、ヴィトーリアも再開です。サポーターズヴォイスを8月12日まで募集いたします。こちらへの投稿もお待ちしております。

koho@reysol.co.jp

2007年8月 5日

レイソル夏祭りの喜怒哀楽

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担当:大重正人

およそ3400人、メインスタンドを一杯に埋め尽くしたレイソルサポーターの皆様、本当に「レイソル夏祭り2007」にご来場いただき本当にありがとうございました。8時の開門から、13時の開場、そして15時のオープニングまで猛暑が続き、夕方からは名古屋戦を思わせる黒い雲がたちこめて一時はどうなるかと思いましたが、無事最後まで全行事を終えることができました。

喜・怒・哀・楽とレイソルの選手たちはすべてを見せた一日でした。こう書くと手前味噌かもしれませんが、サポーターのみなさんを心から楽しませようという思い、ベテランも若手も一体になったチームワーク、運動会のアトラクションでも、いちいちクレームをつけるほど勝負にこだわる必死さ。すべてにおいて一生懸命で、だからこそスタンドに伝わる何かがあったように感じます。

一生忘れないであろう、この夏の思い出。広報日記では、正直書ききれないほどのボリューム!各コンテンツに分かれてになるかもしれませんが、フォトギャラリー、モバイルレイソルを合わせてできるだけ多くのイベント、思い出のシーンをお伝えしたいと思っています。ここでチームごとのハイライトで。

南キャプテン率いるAチーム。二人三脚リレー、借り物競争と序盤でポイントをリードします。カラオケ王座決定戦では、あのベテラン勢が身体を張りました。ピンクパンツのレフェリー阿部吉選手を先頭に、全身タイツの南・山根・平山・藏川が4選手登場。なにが起こるかと思いきや、彼ら4人がプロレスリングの支柱となり、マスクマン大河原vs永井キン肉マンのバトルが。するとセコンドで一向に動きを見せなかった阿部嵩選手が、いきなりビキニ姿のかわいいラムちゃんに変身!マスクマンがロープに振られると、ポールの4人が揃ってずっこけるなど、意外性の笑いが満載でした!総合2位!

大谷キャプテンのBチーム。カラオケでは長谷川選手の「千の風になって」のメロディーにあわせ、ザ・たっちや大仏などマスク姿の選手が登場。コミカルな動きで笑わせる中、最後に驚きの結末が。微動だにしなかった黒いバックの中から、胸にマジック書きされた古賀選手が飛び出すと、黒タイツに「エスパー」と書いてあり爆笑を誘いました!しかし結果はあえなく最下位。最後の罰ゲームは5つのストッキングを結びつけて、その端を頭からかぶって引っ張り合い。変顔で笑わせると、さらに長谷川選手が一発芸で、うますぎるボイスパーカッションでアンコールをもらうと、続けて古邊コーチのモノマネで場内から拍手喝采を浴びていました。

佐藤キャプテンのCチーム。こちらの出し物は光GENJIの「パラダイス銀河」。小林祐、石川、柳澤のアイドル系3人がセンターでピンクはちまき&ローラースケートのセンターに。佐藤、水谷、鈴木の3選手は素肌に黒ジャケット&サングラスの強面系、黒タンクトップのブルーノを挟み、最後は肉体系の大久保&近藤選手が白トランクスに上半身裸&サングラス。9人の柏GENJIが、仮設ステージを舞いました。本番前、筋トレルームで何度も何度もリハーサル。実は募金活動に少し遅れるほどの熱の入れようで、バツグンのチームワークでした。最後の玉入れで逆転優勝を飾り、応援してくれたCチームサポとピッチ内で記念撮影。この写真は、来月のHP壁紙カレンダーとしてお届けします。優勝おめでとうございます!

最後は北嶋キャプテンのDチーム。カラオケでは、布袋寅泰の「スリル」に合わせて、黒タイツに白仮面、さらに奇妙な動きで登場し、それはそれは不気味な状況。そこにマスクを被った黄緑パンツの男が歌うのは、「タッチ」。後ろの白仮面は歌に合わせて、ビリーズブートキャンプの振り付けで踊ります。そして間奏、スマートなヒップホップ風の男が華麗なステップでダンスを披露、2人目の男がこちらもアフリカンなダンスで場内を沸かせました。大島選手のボーカル、フランサ&ドゥンビアのダンサーでした。アントニオ猪木のマスク男、場内に恒例の「1、2、3……」を促すも反応乏しく、司会オカに「オマエ、マスク脱いでもアゴは変わらんやろう」と、素顔をさらした谷澤選手がみんなと一緒に「ダァ?」でした。

しかし、そんなチームの頑張りを引き出したのは、間違いなく総合司会・岡山選手の盛り上げでした。アフロかつら、出っ歯、前だけスーツ(後ろはピンクのTバック)など小ネタ大ネタを仕込みつつ、ゲームの進めたり石崎審判に判定を促したり、カラオケ披露した選手たちをさらにうまくイジったり。さらに場をつなぐ際にいきなりカラオケを求められ「頭、真っ白やわぁ」と苦笑しながらも、母校初芝橋本高校の校歌を熱唱!

そして、イベント最後に突然の別れの挨拶。移籍の発表に、スタンドはどよめき、ひとつひとつ言葉を選びながら、一体となって戦ってきた1年半の感謝、今後への決意を話しました。「オカ?」「オカヤマ?」と声援の言葉と拍手を送るサポーターに、深々と各方向に頭を下げ続けました。いまのレイソルがあるのは、オカが来てくれたから。愛すべき愛されるべきオカの姿がそこにありました。明日、旅立つ背番号32を焼き付けて、再びピッチの上で再会出来ることを祈って。

2007年8月 4日

明日は『柏レイソル夏祭り2007』!

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本日の担当:桜林 舞

本日は横河武蔵野FCとの練習試合が行われました。45分×2本ということで、1本目はベテランを中心に、後半は若手を中心としたメンバー構成となりました。今日も観戦に多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。前回の練習試合でご要望の多かったアウェイゴール裏を今回開放させていただいたところ、16時という時間帯はゴール裏が日陰になることもあり、大盛況でした!

1本目、立ち上がりからワントップ北嶋選手、トップ下佐藤選手を主軸とした展開で、幾度か相手ゴールを攻めたてますが、なかなかゴールを割ることができません。1本目の後半は暑さもあり、自陣に留まることが多くなってしまいました。相手に攻め込まれる場面はあまり見受けられませんでしたが、得点につなげることも出来ず、0-0で終了。前半のチャンスで決め切れなかったことが悔やまれるドローでした。

2本目、その雪辱を晴らすかのように立ち上がり5分、小林亮選手の右クロスを、ジャンボ大久保選手がファーサイドから落ち着いてヘディング!先制点を挙げます。前線の大久保選手、長谷川選手、池元選手、阿部吉朗選手らがそれぞれゴール前でチャンスを演出しますが、2点目は遠く。38分、リズムよく前線にボールが入ると、池元選手左足でループシュート!おしくも、バーに嫌われたところを阿部吉朗選手が負けじとボレーシュート!GKが弾いたところを、再び池元選手が右足で力強いシュートを放つと、キーパーの手を掠めてネットを揺らしました。ゴールへの執念を感じさせた2点目となりました。そのまま2-0でレイソル勝利です!

練習中のグラウンド脇では、加藤選手と桐畑選手がロビンソンGKコーチのもとでトレーニング。そして、45分の練習試合のあと、野球場でなにやら声が。。。柳澤選手、長谷川選手、大河原選手、大島選手、ブルーノ選手にユースの3人が混じって監督・コーチ陣のもと、4対4の激しいゲーム。本当にレイソルの選手は練習好きですね!いや、選手じゃなくて、指導者陣が練習好きなのかもしれませんけれども。

今日はオールスター。練習試合終了後、慌ててテレビ朝日にチャンネルを合わせましたがすでに前半は終了。フランサ選手の活躍をみることができませんでした。残念です。。。後半開始少しだけ観戦しましたが、ゴールをはずしても、プレーが阻まれても、みんなサッカーの楽しさを思う存分満喫していましたね。順位とか結果ではなく、純粋にサッカーを楽しむ年に一度の祭典ですから!メンバーもゴージャスですが、設備の充実度にもびっくりです。ゴール際のスローモーションなど、何台カメラ出ているんだろうと目を見張るバリエーション。LED看板の動画広告にも釘付けになりました。「JOMOの石油を運ぶトラック」がLED看板をぐるぐる回っていたのには笑ってしまいました。あの華やかな舞台に、フランサ選手も負けずに艶やかに咲き誇ったことと思われます。

さて、明日は『柏レイソル夏祭り2007』!!!オールスターに負けず劣らず、華やかでゴージャスな夏祭りが日立台でどっかんと催されます!柏レイソルのお祭り男・岡山選手が司会としてお祭りを盛り上げます。4チームに分かれてのミニ運動会は激戦必須!!!もー、選手もスタッフも一丸となって鋭意用意した仕掛けが満載です。昨日フォトギャラにアップした選手たちの盛り上がりをみると、準備しているスタッフが楽しみなくらいです。そして、サプライズもあるかも!?サポーターの皆様、来て損はありませんよ。いや、来なかった人は、絶対に、後悔しますよ!!!後悔したくない方、明日はぜひ日立台へ。レイソル夏祭りで一緒にはじけましょう!!!

2007年8月 3日

「愛」と「感謝」

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担当:大重正人

今日は、フランサ選手&公文通訳の姿がどこかへ、、、そう、4日土曜日に開催されるJOMOオールスターサッカーへ参加するため、静岡のエコパスタジアムへ向かいました。ここ数日はオールスターについての取材を受け、「レイソルの代表として出場できることを誇りに思う。日立台で見せている自分らしいプレーをオールスターの舞台でも披露したい」と意気込みを語っていました。オールスターはいわば祭典でもありますし、リーグ戦ほどのハードマークを受けることもないはず。そうなれば、異次元のスーパーテクニックを繰り出すチャンスは間違いなく多くなるでしょう!「ラボーナ」、それとも「エラシコ」!? フランサは言っていました。「難しいプレーを選択するのは勇気がいる。だけど失敗を恐れては何もできない。日本人はもっと勇気をもってほしい」と。レイソルの代表は1人ですが、サッカーファンとして魅せるプレーを日本人選手にも期待したいです!

今日の午前練習はゲーム形式。11対11では、主力組と若手組に分かれての試合でしたが、ともに一歩も引かない白熱のゲーム。若手組の阿部嵩&柳澤のボランチコンビが前日同様に激しい追いこみをかけて、阿部吉朗選手がきっちりゴールを決めれば、主力組で目立ったのは、永井選手や大谷選手からのすばらしいサイドチェンジ。そして太田選手の突破。北嶋選手はクロスを(遠くから見た分には、、)胸トラップ→足で浮かせて→左足ボレーとプラティニばりのスーパーゴール!平山選手や山根選手も前線からのチェイシングに駆け回り、若手もベテランも自分のなすべき仕事をきっちりとやり遂げていました。明日の横河武蔵野FCと練習試合、レッズ戦へ向けた最後の実戦は16時キックオフ、スタジアムを開放しますので、暑さが予想されますが、ご来場お待ちしています。

練習後の12時半。「ピアノ」に選手全員が集まりました。日曜日に迫った「柏レイソル夏祭り」の説明会が開かれました。イベントのスケジュールや、テニスコートでの新潟県中越沖地震の募金活動の確認。岡山選手から「選手会としてできることをきっちりやろう」と呼びかけがありました。その後、チームごとに分かれて、打ち合わせが始まりました。運動会への参加選手やカラオケ大会の衣装など、それぞれが思い思いのアイディアを披露すると爆笑が起こり、それはそれは、全てのチームで楽しさあふれる雰囲気に。選手自らが主体的に考えて、サポーターのみなさんがどうやったら喜んでくれるか、そして自分たちも思いっきり楽しめるものにしたい、という気持ちが伝わってきました。「日曜日は絶対におもしろい夏祭りになる!!」と確信しました。

そして、最後に。柏市教育委員会発行、子ども広報「まなざし」の取材がありました。地元柏市出身の石川直樹選手に白羽の矢が。石川選手自身も中学校のときに、「まなざし」の制作に関わったことがあるとのことで、昔を思い出す始まりに。母校光ヶ丘中学校の女子生徒さんのインタビューに対し、「サッカー選手になるにはどうすればいいですか?」「これからの目標は?」など、丁寧にわかりやすく答えていました。レイソルの中では若さあふれる21歳ですが、中学生の女の子に対して話す様子は、すごく大人びていてお兄さんの風格というか落ち着きぶりに感心してしまいました。

一通り質問が終わると、1人の生徒さんがおもむろに「立ち入ったことを聞いてもいいですか??」と意味深な様子。年頃の女の子ですから、恋愛事情がどうしても気になるようです。初恋の思い出など話すなか、「愛と恋の違いはなんだと思いますか?」と非常に難しい質問に考え込む石川選手。「これは田村さんっていうコーチに教えてももらったんですけど、、、、『銀杏並木みたいな散歩道で、手をつないで、10分ぐらい言葉を交わさなくても自然と歩けること。それが愛だ!って。。。』僕だったら、間が持たなくてしゃべってしまいます」と深みのあるエピソードを。そういえば加藤選手のブログで、夫婦仲むつまじく食事している田村夫妻の写真がありましたね。

石川選手は、この日も周りへの感謝を話していました。石川選手や田村コーチをはじめ、選手、スタッフそれぞれに支えてくれる友達がいて、育ててくれた両親がいて、そばにいてくれる家族がいて、愛する人がいて、応援してくれるサポーターがいて。いろいろなものを背負って日々プレーしているわけです。話が「夏祭り」へ戻りますが、選手からサポーターへ贈る感謝の気持ちが、日曜日にしっかりと伝わりますように。

2007年8月 2日

「ピッピピピッピ、パンパン」

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本日の担当:桜林 舞

昨日関東では梅雨明け宣言がなされたとのこと。曇りだったものの、雲の切れ目からは紫外線いっぱいの太陽光が降り注いでいました。ピッチの脇まで降りると、芝生の地面からも「うぅ、暑い・・・」と思わずつぶやいてしまうほどの照り返しがありました。先日まで「ジージージー」と鳴いていたアブラゼミに、真夏の風物詩・ミンミンゼミの「ミーンミンミン」の声も加わり、本格的な夏がようやくやってきたなと実感しました。

午後練習では11対11が行われました。この数日は練習試合を除き、1対1、2対2という小グループ、もしくは6対6、8対8という中グループでの練習が続いていただけに、イレブンでの練習は久しぶりです。といってもフルコートではなく、ペナペナ(ペナルティーエリアの端からペナルティーエリアの端まで)。「キリカエ」「タテキレ」「ヤメナイ(そこで相手を追いかけるのを辞めないでの意)」と石崎監督ならではの用語炸裂のレイソルの練習風景。この「ペナペナ」という名称も石崎用語なのでしょうか?

全体練習が終了した合図に行う「ピッピピピッピ(監督の笛の音)、パンパン(選手・スタッフ全員で柏手を2回)」の儀式。これも考えてみれば独特の作法ですよね。レイソルだけのものなのでしょうかと近くにいた記者さんに聞いてみるとプロサッカーでは他クラブでも結構行われているとのことでした。実は私、好きなんですよ、この全体練習が終わる景色が。音の調子がいいこともありますが、全体練習の終わりに、石崎監督のもとで練習を行っていたメンバーが円陣を組み始めると、ランニングを行っていた選手や別メニューをこなしていた選手や用具の片付けをしているスタッフもそのときはきちんと手を止めて、円陣のもとに駆け足で急ぎます。石崎監督の訓示というか、その日の締めの言葉が発せられて、かようの笛の音と柏手。

サッカー選手である以上課される、
他クラブとの競争、
クラブ内のポジション争い、
そして、
自分自身との戦い。

有体にいえば、下克上の世界。
その一コマに垣間見えるチームの約束事。

「規律」、という言葉は堅すぎるけれども、
自然と守られている練習の作法。

練習後の一服の清涼剤、とでもいいましょうか。

その風景をみると、
「あぁ、今日も無事に終わったんだな」と、
胸がスッとするのです。

細かいことだけれども、
そんな小さなルールが、
しっかりと浸透しているレイソルは、
本当にいい雰囲気だなぁ、
本当にいいチームだなぁ
と思うのです。

はっ!気づいたら拓ちゃんブログ風になっちゃいました。これは広報日記でしたね。失礼いたしました。まぁ、実際は選手の練習が終わった=広報ズの活動の始まり(=取材が入っている選手との時間・場所の確認、取材のアポ取りなど)でバタバタするので、上記のようにポエムっている余裕などないのですが。。。

昨日募集しました山根選手ブログ名。驚くほど応募が来ています!皆様、ありがとうございます。その中には某スタッフからの投稿もありました!!ありがとうございます☆山根選手ブログ名はまだまだ募集中ですので、サポーター・スタッフ問わず、koho@reysol.co.jpへのご投稿お待ちしております。

2007年8月 1日

あと11日、あと19点

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担当:大重正人

今日から8月がスタートしました。2月18日のちばぎんカップから始まったレイソルの快進撃の記憶は、私の胸にもサポーターの心にも深く色濃く刻まれていますが、それでも半年近い年月が経つのは、あっという間ですね。。。6月30日の悔しい悔しい清水戦から中断期間に入り、次が遠いなぁと思っていたら、あと11日で後半戦開幕ですよ!!練習を終えた石崎監督は、次なる相手浦和レッズの敵情視察に埼スタへ向かいました。真紅の決闘場で、来週末、果たさなければならないリベンジマッチがあります!

公式HPをご覧の方はお気づきかもしれませんが、右上の順位表示を「勝ち点」に変えました。ただし順位が少しずつ下がったからというわけではありません。本当は前半戦の途中で思いついたのですが、どうもタイミングが難しく、後半戦スタートの8月というキリのいいところで、と暖めていました。「目標は勝点45」。進むべき道しるべを常に目に入れて、選手もスタッフもサポーターも心揺れることなく、ともに戦っていきましょう。

今日は2部練習の予定が、故障者が多いこともあって午前中の1本のみに。今日の印象的だった練習は、8対8のトレーニングでした。しかし8対8といっても、ビブスを着た選手は4色に!?と注意深く見ていたら、その仕組みがすぐにわかりました。両軍とも8人チームのうち、2人が違う色のビブスを着て、両サイド深くに張っています。その2人は、いわばアンタッチャブル。攻撃にも守備にもほぼ参加せず、サイドからクロスを上げるのみの役割です。そして中央の6人がタテ60mの狭いピッチを前後に行き来しながら、ゴールを目指します。

このトレーニング、石崎監督が選手にいつも求める要素が凝縮されていました。2タッチ制限で、まずドリブルよりも「パスから」。サイドに張るフリーマンをうまく使った「サイドチェンジ」。サイドからのクロスへの「飛び込み」と「身体を張った守備」。狭いピッチなので攻守の「切り替え」が速く、息つく暇もありません。普段から石崎サッカーでやるべき約束事と、新しい課題であるクロスへの攻撃と守備。機能的で無駄のないトレーニングが粛々と行われました。

そのピッチ脇を黙々と走り続けていたのが、鈴木達也選手でした。ヒザの負傷、頭部強打も癒えた頃にふたたび足に痛みが発症。しばらくピッチでの練習に参加できない日が続きましたが、徳弘トレーナーのランニング→古邊コーチのフィジカル→監督のボールトレと、復帰への道が見えてきました。その達也選手、今日8月1日は25歳のバースデー☆ レイソルきっての人気者のタッちゃんには、前日誕生日の山根選手と同様に、プレゼントの山が。そのなかには、バースデーケーキもあり、ピアノでのランチ後で写真撮影!カラフルなろうそくを手にとり、カメラアングルやろうそくの美しい並びを考えている達也選手、実直な性格が現れていました。その写真とコメントは「スズタツブログ」でどうぞ!!

そして、最後に。先日、下平スカウトブログのタイトル募集をかけましたが、50件近いご応募があり、現在シモさんに選定いただいているところで、今週中には発表したいと思います!そこで、もう一件。山根巌選手のブログも準備しております。そこで同じくタイトル募集です!!締切は来週の火曜日までとします。こちらも採用者には、なにかプレゼントを。。。特に条件はありませんので、どしどしkoho@reysol.co.jpへご応募下さい。