2007年8月 9日

スガヌマミノル

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担当:大重正人

週末のレッズ戦へ向けて、強化モードから調整モードに入ってきた週半ば。今朝のスポーツ紙サッカー面を占めたワシントン選手の帰国。忘れもしない4月15日国立競技場。4勝1分けとスタートダッシュに成功して迎えた「首位vs王者」の決戦。ワシントンの一撃で出鼻をくじかれて、レイソルらしい思い切りのよさを出せないまま敗れた悔しさを監督はじめ、選手・スタッフも忘れてはいません。ですが、、、あのワシントンがいないことは関係ありません。彼がいようといなくとも、レイソルはレイソルのサッカーを貫く。断固たる決意で挑まなければ、真っ赤に染まる埼スタで雪辱などありえないでしょう。戦う気持ち、心と力と気持ちをひとつにして、サポーターの応援とともに勝ちましょう。

それにしても菅沼実選手は元気です。U-22代表招集ではケガを抱えて出発し、別メニュー調整。中国での試合も負傷するなど決して順調ではなかったはずですが、やはり彼の言う「日立台パワー」がそうさせるのか、レイソルイエローをまとった彼はエネルギッシュでアグレッシブで、なにかを起こしてくれそうな期待感を持たせてくれます。

昨日の紅白戦後、池元&柳澤の2選手が呼ばれた田村コーチのシュート練習に、自ら参加。「ミノルはいいから」と制するコーチに対して「いや、大丈夫っす」と半ば強引に加わると、今日も李忠成選手といっしょに黙々とシュートを打ち続けます。練習後の取材で活躍をたたえられても「シュート、いっぱい外してますから」と反省したように、ゴールへのこだわりや執念が練習へと駆り立てるのでしょう。レイソルはもちろん、代表チームでも厳しい競争にさらされていることを常に認識しています。

そのなかでも持ち前の明るさは変わりませんね。サッカーai誌のインタビューで「自己分析してください」と問われ、すご?く悩んでいました。でもイタズラ少年のような笑みを浮かべながらあーでもないこーでもないと考え、結局出たのはブラジル時代の経験を活かしてか「○○○系」と決定。また参加できなかった夏祭りでの裏話を披露。Bチームに予定されていて「タニ(大谷)くんに、オマエは髪染めて、ブ○ッ○○○ルって言ってればいいよ」と、マスクに頼らないルックスを活かした芸を打診されていたそうです(詳しくは9月2日発売予定の同誌で)。そんなこんなで記者さんを明るく楽しく笑わせながら、今日一日を終えていきました。

菅沼選手は、4月15日の浦和戦は代表遠征で欠場しています。その分も、きっちり倍返ししてくれることを期待しましょう!明日は午前中のみの練習、午後には埼玉の宿舎へ向かいます。この1ヶ月強の苦しいトレーニングの成果を見せるチャンス、相手は不足なし。土曜日が楽しみでなりません!