2007年9月15日

毎週末の争奪戦

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担当:桜林 舞

9月2日、16日、23日と日曜日開催、3連戦。明日は新潟戦。午前のミニゲームを終えると試合メンバーは慌しくビックスワンへと旅立っていきました。気合が入っているのは選手だけではありません。宮本マネの日立台短信にもエントリーされていた通り、古巣対決となる古邊コーチ。「全力を尽くすだけです。でも、新潟だけには負けません。ついでに、レッズとマリノスと鹿島にも負けません」と気合は十分。もちろん選手たちも怯むことなどなく。久しぶりのスーツ姿でタクシーに乗り込んで行きました。


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試合前日恒例ミニゲームで敗れ、一発芸を行ったのは大谷選手。「今回初めてだったんですよ。『ハセの師匠なんじゃから、新しいネタ頼むぞ?』と監督に言われたんですが、結局新しさはなんもないっす」とハセ譲りの一発芸を披露。初めての割りに落ち着いてたじゃない?と水を向けると「いや、ミニゲームの後も練習あるんで、今日は移動も早めにあるし、迷惑がかからないように、サクッと終わらせました」とさすがの気遣いを見せてくれました。その模様はフォトギャラにてお楽しみください。


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野球場グラウンドの練習コートの向こう側では、ソフトボールが行われていました。日立関連のソフトボール親睦会(でいいのでしょうか)だったらしく、年に1回恒例なのだそうです。打席に立った人は、名前と年齢と出身大学を言っていたのをみると新入社員の歓迎会だったのかもしれません。汗をかいたあとはみなさん仲良くお弁当を食べて、3連休の初日を満喫していました。この間まで青々と茂っていたグラウンドの桜も今はぱらぱらと落ち葉を散らすほど。グラウンドにきのこも生えますし、赤とんぼも飛んでますし、残暑は少しばかり残るものの秋も到来という風情でした。あ、今年は秋刀魚が豊漁だそうですね。先日、レイソルの食堂・ピアノでも焼き秋刀魚が出ました。選手たちも大根おろしをたっぷりと添えておいしそうに食べていました。秋ですね。


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そして、ユースのコートが賑やかなのでちょっと顔を出してみると、柏レイソルU-15の試合が行われていました。曽我中学校とさつきが丘中学校と35分×2本、25分×2本の合計4本。「今日は運動会や文化祭などで、いつもよりもメンバーが少なくて。。。4本とも出場している選手もいるんですよ」と千野U-15監督。元気盛りの選手でも、この炎天下での120分はかなりハードそうですね。トップチームに負けず劣らず過密スケジュールのユース選手たち。「明日はU-15の関東リーグ大会でマリノスユースとの試合もあるんですよ」と心配をしながらも「今のはスペースに飛び出したほうがよかったんじゃないか」「いい動きだ。その飛び込みを忘れるな!」とアドバイスを飛ばし続ける千野監督でした。

そこへやってきたのは酒井U-15コーチ。「次の13時からはU-13と柏イーグルスの試合なんですよ」と選手の布陣が置かれたマグネットボードを膝に乗せ悩ましげな表情。「15時からは別の試合が組まれていて。土日のユースコートはいつもこんな感じ。コートが休まる時がありませんよ」と毎週末争奪戦の様子。そしてユースコーチ陣が口々にいうには「それだけ酷使される人工芝なので、芝が寝っぱなしで硬くなってしまっている。弾力を出すだめに黒いゴム(タイヤを削ったもの?)を撒いているだけど、これが太陽熱を吸収してしまってね。夏場は靴下でもあるけないぐらい温度が上がってピッチは相当な暑さになってしまう。選手の足にも負担がかかってしまうしね」というもの。人工芝を新しくすることは費用もかかることなのですぐにとはいかないでしょうが・・・。早くの改善が待たれますね。


話を新潟戦に戻しますと、5月3日、新潟をホーム・柏の葉に迎えての一戦では0-0の痛み分け。その時とは打って変わって、いつの間にか新潟は柏よりも上の順位に。現在順位5位の新潟と6位の柏。勝てば順位も入れ替わります。いえ、レイソルに順位は関係ありませんでしたね。現在勝ち点は40点。目標とする勝ち点45まであと5点。再開後6試合負けなしの波に乗り、ビックスワンで勝ち点3を積み上げましょう!