2007年9月16日

すばらしき9年ぶりゴール

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担当:大重 正人

今日の新潟戦の試合前。アルビレックスさんは試合前に「チームフラッグベアラー」というイベントを実施していました。当HPでも告知しましたが、抽選で選ばれた2組の親子さんが、はるばるビッグスワンに参戦され、黄色に映えるレイソルのフラッグベアラーを務めてくださいました。その登場前、少しお話させていただきました。「以前レイソルにいた沢田さんと同級生だったんです」というお父さんと、後援会サポートキッズで試合前に菅沼選手と手をつないで入場したという男の子。ホームでもアウェイでもピッチを体感できるなんて、本当に幸運でうらやましい限りでしょう。もう一組の親子さんからも、ひしひしと伝わるレイソル愛。「絶対勝ちましょう!」というエールを送ってくださいましたが、見事その思いが選手たちにも通じましたね!!

マリノス戦で手に入れた先制ゴールのように、今度はあっという間に先制ゴールを許してしまったキックオフ直後。その後も押し込まれる時間が続きましたが、「サイドに起点を作っていこう」という石崎監督の指示とそれに応えた選手たちの頑張りで、徐々にペースを奪い返していきました。

前半はたしかに1点ビハインドのままでしたが、これほどシュートチャンスを作れた試合は、後半始まってから一番ではないでしょうか。私個人的にも「絶対に逆転できる」と思いましたし、それほど焦りは感じませんでした。選手たちも同様で、だからこそ、李選手の同点ゴール、山根選手の逆転ゴールが生まれ、そして猛攻に耐え抜いた守備陣も最後の最後まで集中が切れることはありませんでした。

「1年で1ゴールが目標だったからね。ミノルに感謝です」と、目標達成にご満悦の山根巌選手。J1ではなんと1998年以来のゴールは、値千金のスーパーゴールデンゴールでした。そして菅沼選手。シュートを打てる態勢ながら「目が合った」という山根選手とのアイコンタクトで生まれた見事なアシストでした。「イワオさんは、これでおいしいお酒が飲めるんじゃないですか」とこちらも報道陣を笑わせていました。次は古巣の川崎戦、石さんとともにプライドをかけた試合です。ホーム日立台で、9月23日に大目標を達成できれば、これ以上の喜びはないでしょう。まずはしっかり休んでください。選手、スタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした。最高の逆転劇をありがとうございました!ヤバイです、新幹線に間に合わないので、このあたりで。。。