打倒ガンバ!!
担当:大重正人
オフ明けの火曜日、練習場へ向かう途中でした。
あまりにきれいに生え揃った鮮やかな芝生。まさに緑のじゅうたんです。思わずシャッターを切ってしまいました。10月に入ったところ、そろそろ冬芝にチェンジする時期。4、5cmぐらいにまっすぐ伸びていました。芝生を管理されている方に聞いたところ「先週蒔いた冬芝の種がこの雨で一斉に芽を出して、一気に成長したんですよ」とのこと。週末のガンバ戦へ向けて金曜日に刈り取るかどうか決めるそうですが、芝刈り機を使うと芝生が寝てしまうようです。今週末の大一番へ向けて、ここは熟練の技術と判断で、最高に美しい舞台を整えてくれることでしょう。
そのガンバ戦は、民放のNHK総合で、10月6日土曜日、午後4時から生中継されます。今季予定されているJ1リーグのライブは2試合のみ!その1試合がこの日立台なんです!もちろんこれまで長らくスタジアムで応援してくださっているサポーター、スカパーで視聴されているサポーターの方もいらっしゃいますが、これまでレイソルの試合を観る機会がほとんどなかった方にレイソルを見てもらえるビッグチャンス。レイソルのすばらしいサッカー、熱い声援を送り続ける黄色いサポーター、選手とサポーターが一体となった日立台。このすばらしい劇空間を日本全国に知らしめようではないですか!
そのNHK中継スタッフの方が朝9時から日立台に来られ、石崎監督にインタビュー。5月19日、アウェイ万博でのガンバ戦。監督は1-2で敗れた一戦のリベンジを期し、口調はいつもどおりでしたが、相当に熱い闘志を感じさせてくれました。その思いは、午後のミーティングでも選手たちに伝えられました。
TOP3目標発表のときと同じように、ホワイトボードに書かれた文字で、具体的な説明です。今季リーグ戦で負けた7試合の内容です。
「敗れた7試合中、4試合が退場者を出している」
「11対11で戦った試合は3試合しか負けていない。それだけの力があるんだから」
前節、古賀選手が残念無念な一発レッドを受けてしまったことをチーム全体の反省として、話が進められました。「危ない場面でもできるだけファウルしない。手を使わない。服を引っ張らない。それでも抜かれたら南がファインセーブしてくれる。南の独壇場を潰すなよ!」と最後は軽く笑わせてくれましたが、でもまさにその通りです。すばらしい守護神がウチにはいるのですから。
その後の戦術練習。レギュラー組と戦うチームに、古賀選手の姿がありました。もちろん出場停止となった弊害はあまりにも大きいです。しかし他の選手にとっては試合に出られるかもしれないチャンス。さらに、紅白戦で戦う攻撃陣にとっては、これ以上ない「腕」ならぬ「脚」試しの相手。
そして、この日センターバックでコンビを組んだ大島選手にとっても、すばらしい時間となったようです。「古賀さんは、プレー中にすごく細かいことでも褒めてくれるんです。プレーはもちろんですが、精神的にもすごく安定していて、とても頼れるスゴイ人です!」。以前に大河原選手も同じようなことを。普段は一緒にプレーする機会の少ない若いDFにとって、かけがえのない時間となるはずです。日々時間は過ぎていきますが、けっして無駄にすることはできません。チームのために、自分のために、今できることを懸命にやり遂げる今日の選手たちでした。
最後にガンバ戦マッチデープログラム「Vitoria」のサポーターズヴォイスに声援をお寄せください。10月4日午前中まで募集しております。
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koho@reysol.co.jp