2007年10月 6日

「強さ」vs「怖さ」

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担当:桜林 舞

「『ガンバの強さ』と『レイソルの怖さ』がぶつかりあった、いい試合でしたね」。
試合終了後にメディアの方に、そう声をかけられました。
「こんな戦いをずっとできるんですから、レイソルを見たくなるわけです」とも。

前半を0-0で折り返し、後半51分に先制点を得て、守備の陣形を整えているところで返されてしまった64分の播戸選手のヘディング。まだレイソルに流れがあった時間帯だっただけに残念な失点でした。そしてその3分後には小林亮選手に対する厳しすぎるイエローでPKから2点目を返されます。74分、李選手、菅沼選手、太田選手を平山選手、佐藤選手、鈴木選手に、同時に3人交代するという、攻撃的なカードを切った石崎監督。残り時間の攻防も得点には至らず。結果は1-2の黒星。

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「前半0-0で抑えれば後半押し込めるという、うちの得意な流れだったのですが。。。切り替えていきたいと思います」センターバックの一角、石川選手。

「TOP下の2人をマークするようにと言われていて、最初はうまくできなかった。頭からうまくできるようになっていかないと。ガンバはミスも少ないし、やることがはっきりしている。うちもやることは決まっているがミスが多かった。これの試合を糧にいい方向に持っていきたい。」と永井選手。

「ミノル、タニ、オオタと自分のところでもっと起点をつくることができれば、フランサもフリーになるし、もっとフランサの良さを活かせると思う。フランサが動ければ、両サイドの自分たちがフリーになるチャンスもできるし。そういう良い循環をつくっていくことが、自分たちのこれからの課題だと思います」と小林亮選手。

「先制点を挙げて、その流れの中で追加点を奪えなかったのが痛かった。イージーなミスが目立つし、そこを改善していかなければもっと強いチームにはなれない」と石崎監督。

ピッチを降りる選手たちにはサポーターの皆様の「次があるぞ!頑張れ!!」の言葉がなによりも大きく響いたことと思います。毎回、毎回、今日が最高の応援だ!と感じ入りますが、今日も最高の応援でした!サポーターの期待を胸に、敗戦の悔しさを胸に、でもあのガンバに善戦できたということを誇りに持って、より「強い」より「怖い」チームになっていきましょう!!!

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最後に、本日10時からユースのグラウンドで行われた第1回関東ユースサッカーリーグ(U-15)の話をさせていただきます。柏レイソルU-15 vs 三菱養和のこの試合は、柏レイソルジュニア(現U-12)に所属し、卒業後、三菱養和に加入した故・矢作選手の追悼試合でもありました。試合に先立って、追悼セレモニーが行われ、黙祷が捧げられ、ご両親に柏レイソルジュニア所属時のユニフォームなどが手渡されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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試合の結果は2-1で柏レイソルU-15の勝利!現在2勝1分1敗で明後日の試合にコマを進めたとのことです。若き戦士の健闘にもご注目ください。