「岡山 一成選手」
担当:大重正人
今日の夕方、18時36分。ケータイが震えました。
画面に「岡山 一成選手」。
実は今週、クラブハウスに見覚えのある姿がありました。顔が小さくて、デニムを履いてスラリと伸びた八頭身の超モデル体型。「お?、久しぶり!!」と寄って来て、細い目をさらに細めて、そして懐かしい関西弁。「オレ、もう少しで契約決まりそうやから。発表するときは電話するから頼むね」と短めの言葉を交わしました。
そして今夕。「今日、何時まで仕事してる? ベガルタの方で今日発表したいらしくて、レイソルと時間合わせなあかんやんか?。もう少し遅くなるかもしれんけど、大丈夫?? それと、コメントはまたあとできちんとしたの送るから、ホームページに載せてな」
まるで広報。その後ろでベガルタの広報さんが苦笑しているのが想像できそうな手際のよさと話しっぷり。しっかり自分をプロデュースできるオカ、チームをまとめて盛り上げるオカ、サポーターの心をつかんで離さないオカ。柏で弾けまくったオカは、仙台でも変わらずサポーターを熱い声援を受けています。それは、オカをこよなく愛したレイソルサポ皆様にとっては、かなり寂しいことかもしれません。でも、そんな岡山選手だからこそ、みんなから愛される存在となり、日立台劇場の総支配人となれたのでしょう。
「あとでコメント送るから」。彼はもちろん柏のサポーターを忘れていません。だから、改めて、柏で過ごした1年半を振り返り、しっかりと言葉を紡いであいさつの言葉を寄せてくれるはずです。
今年は惜しくも成し遂げられなかったJ1復帰。来年こそは!という気持ちで今日はハンコを押したことでしょう。もし再来年以降J1の舞台で、この日立台でレイソルが戦うことになったら。。。それでも最高の相手に敬意を表し、あえてブーイングが送られたりするんだろうか。なんだか想像できません。
これほど選手とサポーターとの距離を縮め、ひとつにしてくれた選手はいない。だから、この言葉で送るのが一番でしょう。「ありがとう」。いつか絶対にJ1で会おう。
コメント、みんな首を伸ばして待ってるから、早く送ってください!