2008年1月29日

グアムキャンプ4日目

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担当:大重正人

今日で4日目のグアムキャンプです。今日も昨日と同様、ジリジリと肌が焼けていく感じがものすごいです。帯同されているドクターの方は「日焼け止め持ってるなら、きちんと塗った方がいいですよ。ここのドクターによると、紫外線が日本の5倍らしいですから」。石さんは「これなら現地の人と間違われるね」というぐらいの褐色の肌に。しかしバイタリティーあふれる指導は今日も変わりなく、選手たちに厳しくも楽しい雰囲気をつくっています。

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午前中は二組に分かれての筋トレから、グラウンドへ。この日は1000m走のみ。最初はゆっくりのペースから、徐々にペースが上がっていきます。古邊コーチのカウントダウンコールが響き渡る中、本数を重ねていきます。「今日は心を鬼にして頑張ろう!」とゲキを飛ばします。そして恒例のスペシャルジャンケンタ?イム☆ フルベvsヤナギの対決は古邊コーチの勝ちで、本数マイナスはゲットならず。「オレあが相手でお前ビビったやろう、その時点で勝ったと思ったわ」と貫録の勝利!しかしラスト1本、じゃんけんで敗れたお詫びからか、「クッソ?」と悔しさをあらわに限界まで飛ばしまくるヤナギ。さらに李選手は残り1周で猛然とラストスパート、これに食らいつくルーキー大津選手の頑張りも光りました。

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そしてもう一つのグループのラスト一走。先頭の藏川選手に、大谷選手、祐三選手が声を張り上げて自らを鼓舞!「元気だけ出していこう、元気だけ!!」。「だけ」というのが、なんだか皆のツボらしく、そこを妙に強調して、自ら盛り上げてました。その前に筋トレをこなしての持久走ですから、本当に身体の限界に来ていたはず。この頑張り、伝わりますよね!!

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午後練習は、まず石さんのディフェンス講座から。1対1、2対2とこなしてきて、本日は4対4へ。ホワイトボードでおさらいしながら、本日の取り組むべき課題を説明します。「ここのポイントは何ですか?柳澤君」「2対2で注意することは?大島君」などなど、石さんのわかりやすい授業から実践トレーニングへ。

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その一方、GKトレーニングも熾烈の熾烈を極めていました。昨年もあったと思いますが、ホブソンコーチの10本ノック!左右に振られ、行ったり来たりしながら横っ飛び。強靭な身体を持つ南選手らもさすがに次第に息が切れて、最後は立ち上がれなくなるほど。最後はポストのところで大きく前後にステップを繰り返してから、同じように10本ノック。取れるか取れないか微妙なところを突くホブソンコーチの配球が絶妙で、それはイコール、GKたちにとっては過酷すぎるシュートが浴びせられるわけです。加藤選手「耳が聞こえなくなるぐらいだった。死ななくて良かったです」、南選手「頭が痛くなった。マジ、ヤバイ」。酸欠状態の極限に挑んでいるGK陣。今年も厳しいトレーニングでレベルアップは間違いないでしょう!!!

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明日は、午前中のみのトレーニングで午後はオフのフリータイム。ですが「明日、体力が残ってるかなぁ……」。大谷選手の言葉が、何よりも現実を突き付ける4日目でした。

追記:ラジオ「レイソルオーレ」にて菅野選手がグアムから電話出演予定でしたが、電話回線の問題により、急遽柏から広報が出演という事態となってしまいました。楽しみされていたサポーター皆様、ならびにbayfmスタッフの皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。菅野選手には後日改めて出演日を調整いたします。