グアムキャンプ5日目
担当:大重正人
今日で5日目グアムキャンプ。折り返しは過ぎてはいるものの、ここが頂上ともいえる一日でした。午後のオフを考えて、時間こそ短かったものの濃密なトレーニングが行われました。まずは、アップからゴムチューブ走。腰にベルトを巻いて、後ろの人をダッシュで引っ張る練習。大谷選手、なぜか顔はほころんでいます、この状態での10秒ダッシュはかなりの負荷。体力の消耗は加速度的です。
こちらの大ベテランは険しい表情ながら、指はしっかりポージング☆
さらに続けて、サーキットトレーニングです!詳しくはフォトギャラでもお伝えしますが(サーバに接続することができず、日本にメールで送信しアップするため、翌日アップをご容赦ください)、10ほどの種目を2人一組になってローテーション。所定の制限時間いっぱい、体力の限界まで追い込む練習です。
ミニハードルをカニ走りダッシュで越えてインサイドキック。ここの球出しは石崎監督みずからが担当!「いいよいいよ、タツ、ノーミスだ!」「まだまだまだまだ!」「パンゾー、オリンピックの星!」などなど選手をおもしろく鼓舞し、選手たちもそれに乗せられてハッスルハッスル。
そのなかトップ登録された酒井宏樹選手の番。時間が進むにつれて、どうしてもステップが苦しくなり、キックも乱れていきます。監督のゲキに応えるように酒井選手も踏ん張ります。残りわずか、、、そのキックがものの見事に監督の顔面にヒットしてKO!ここでタイムアップ!「そういう終わらせかた???」と木村エクイップが突っ込むなか、「やられた?」と大の字の監督、苦笑する酒井選手でした。
そして午後は待望のオフ!!!!体力を心配していた選手もいましたが、ランチをとって元気が回復したのでしょうか。ほとんどの選手が街の中心部へのシャトルバスに乗車。ショッピングやビーチなど思い思いの時間を過ごして、夕方からはBBQ&ポリネシアンショーを楽しみました。
そしてハプニング!!宮本マネの周到な準備で、いきなり始まったのは、ダンサーの方がステージから降りてきて、客席へ。おもむろにレイソルの一角へやってくると、杉山浩太選手とロビンソンコーチをステージへ連れて行ってしまいました。いきなりのドッキリに戸惑う2人でしたが、ダンサーと一緒に華麗な舞を披露。これには選手スタッフは手を叩いて爆笑&歓声の嵐!そしてショーも終わり、一発芸を求められた菅野選手が壇上へ上がり、人が変わったようなハイテンションから「絶対、優勝しようぜ!」と選手に呼び掛けると大盛り上がり!!
さらにサプライズが続きます。ハッピーバースデー♪の歌声とともに、ケーキが…そう奇しくも同じ1月24日生まれのロビンソンコーチ&杉山選手のお祝いを宮本マネが仕組んでいたのです。レイソルのエンブレムに二人の名前が入ったケーキを囲んで、最高潮のボルテージに!!!
この日はみんなにとって記憶に残る一日となったはずです。もし今後優勝できるようなことになったとしたら、「あのグアムの夜は最高だった、みんながより深く結び付いて、ひとつになれた」と感慨深く振りかえることになるであろう2008年1月30日に。
でも夜が明けると、また厳しい厳しいトレーニングが待っています。OFFとONを切り替えて、また明日から!!