2008年2月29日

Jリーグキックオフカンファレンス&柏レイソルキックオフパーティー

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担当:桜林 舞

今日はバタバタでした!
Jリーグキックオフカンファレンス(以下カンファレンス)が15:30から都内のホテルで行われ、
柏レイソルキックオフパーティー(以後キックオフパーティー)が19:00から柏市内ホテルで行われました。

カンファレンスへは石崎監督と大谷キャプテンが参加しプレス対応、キックオフパーティーは全選手・スタッフがスポンサーやホームタウンの方々をお迎えいたしました。

午前練習は9:30から通常通り行われ、監督は13時から行われた監督会議に間に合うように練習を早めに切り上げて都内へ移動、大谷選手も練習後「ご飯食べる時間が3分しかありませんでした」というほどタイトなスケジュールで都内に駆けつけました。

カンファレンスでは、鬼武チェアマンによる2008シーズンのキックオフ宣言に始まり、スローガンが大ビジョンに映し出される中、全33クラブの監督が入場します。荘厳な音楽が鳴り響く中、われらが石崎監督も壇上にあがります。

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兼ねてより一般公募されていた、2010年までにスタジアムへの年間来場者数を11,000,000人にするという11 million project(イレブンミリオンプロジェクト)のロゴが発表されました。サッカーボールを模した六角形には老若男女の笑顔。赤・黄・緑・橙・桃・水色に彩られたカラフルな色彩は「それぞれのクラブが自分たちの色を出してJリーグを盛り上げていって欲しい」という意味が込められたものです。「11MILLION」に取り囲まれたスタジアムは楽しさに溢れています。

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そして、選手の入場です。

開幕戦のカードに合わせて左右から選手が中央に進み、ジュビロ大井健太郎選手と硬い握手をかわしました。

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緊張した?と聞くと「いや、ぜんぜん。僕、なにもしてないですからね。」と至って普通。いつもと変わりない笑顔で、その後も取材に応じるタニでした。レイソルブースはこのような感じです。開幕戦の相手であるジュビロ磐田さんが隣りのブースです。

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18時までのカンファレンスを途中で切り上げて、柏にとんぼ返りの監督と大谷選手を待っていたのは、柏レイソルキックオフパーティーでした。

選手・スタッフ紹介ののち河西社長、本多柏市長など来賓の方からの挨拶に続き、長妻三協フロンテア会長による乾杯の音頭とともに宴はスタート。全選手・スタッフが今季よりクラブスポンサーの株式会社佐田さまのオフィシャルスーツに身を包んでのもてなしとなりました。「全員が同じスーツを着て並ぶと統一感があってすごくいいですね」と大谷選手も述べていました。黒っぽく見える紺に、裏地と裏地のステッチには黄色が施され隠れたところがレイソル仕様というところがポイントです。今季アウェイの移動や公式イベントにはオフィシャルスーツを着用した選手が登場しますので楽しみにしていてください。

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そしてしばしのご歓談です。

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パーティー半ばには、前方の大スクリーンにちばぎんカップのハイライトVTRが映し出され、惜しい場面や点が入った場面では会場全体から拍手が鳴り響いていました。

そして、楽しい時間も終わりの時間を迎えます。

石崎監督が今季の決意を述べます。

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そして、パッパラー河合さん「初めて仕事をする方には、レイソルの話をするんです。今日初めて仕事をしたタレントさんはサッカー自身を全然知らないと言われて…撃沈しました」とユーモアたっぷりにお話をいただきました。

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そして大谷キャプテン。選手を代表して挨拶です。

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最後は、畔高(あぜたか)柏市商店会連合会会長さまより締めのご挨拶をいただき、景気良く三本締めを行って、閉会となりました。

都内で、柏で、全国で、いよいよ開幕の足音が近づいています。明日から3月です!早いものです。もちろん一刻も早く今季のレイソルを見たいですよね!どのチームも最後の仕上げに磨きをかける追い込みの直前期。わがレイソルも良い開幕を迎えるべく全力で最高の準備をして残り9日間に臨んで参ります。

2008年2月29日

3年目の強み

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担当:桜林 舞

松原フィジカルコーチが日立台に帰ってきました!左手首を鹿児島キャンプ半ばに骨折し、急遽帰柏を余儀なくされてから早2週間。選手からも拍手で迎えられ、今日はピンクビブスを右手に紅白戦のラインズマンです。手術した手首はギプスと包帯。痛々しさは残りながらも「ご心配をおかけしました。今日から復帰します!」と挨拶をした松原フィジコの顔は、ようやくピッチで仕事が出来るという喜びに満ち溢れていました。

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今日も冷たい風の吹きつける日立台。午前練習をフィジカルトレーニングで終えて、午後からはちばぎんカップのビデオミーティングが行われました。

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後姿で申し訳ないのですが、酒井選手同様柏レイソルU-18から第2種(トップ可登録)の比嘉選手もチームに合流。3月3日に手術を控えておりますが、筋トレルームでメディカルの指導のもとリハビリを積んでいました。同じく別メニュー組の桐畑選手や柳澤選手もレイソルユース出身。トップチームでは年少組のキリやヤナギもユースの後輩の前では立派な先輩。言葉を交わしながらメニューをこなしていました。

といっても、桐畑・柳澤選手が高校3年生のとき、比嘉・酒井選手は中学3年生なので、年代的にはあまり被っていないようですが。大島選手とは3年違いなので、一緒にやっていたということですね。ちなみに、太田選手と杉山選手も、清水エスパルスユースの4歳違い(太田選手が高校3年生のとき、杉山選手が中学3年生)です。

ちばぎんカップのビデオを見ながら「サイドを起点にしていこう。何度かいい形があった。それを継続してやっていこう」「ゴール前を厚くしたい。攻撃のバリエーションに変化をもたせていこう」「マークをしっかりしていないとシュートを打たれてしまう。しっかり体を寄せていこう」と石崎監督。どれも練習ごとに石崎監督が繰り返している言葉ですが、こうして実際のプレーを示しながら具体的に見せられると説得力が増します。「自分たちの時もこういうふうにいきたいやね」と相手の良いところも取り入れていきます。「開幕まであと10日。もっとレベルアップして開幕に臨もう。チュンソンやケガから戻ってきた選手もいる。それぞれ要望をきちんと話し合って、コミュニケーションをとって、コンビネーションを高めていこう」と締めくくりました。

午後のトレーニングは、6対6、8対8、最後はフルコートでの紅白戦。オフェンスの選手をひとところに集めて攻撃のあり方について話合いがもたれました。事細かに、バリエーション豊かに、さまざまな組み合わせ、さまざまなパターンを想定しての練習が繰り返されます。石崎監督の頭の中には開幕戦の陣形が徐々に組み上げられていることと思われます。それでも「やってみないとわからんよ」とポリバレントな選手が多いだけに、選手層が厚くなりつつあるだけに、悩みは尽きることがないようです。


午前午後練習の合間には、大谷選手、小林選手、菅沼選手の鼎談が行われました。この組み合わせも初めてですね。ちばぎんカップを振り返って、「ケガ人が戻ってきてこれからという段階(タニ)」「完成度はまだまだだけど開幕まで10日間。まだ時間はある(パンゾー)」「必死にやりましたけど、まだまだです(ミノル)」と仕上がり具合の未熟度を口にしながらも、「少ない人数でのキャンプだったからこそ、新加入の選手と石崎監督が密なトレーニングができたというメリットもあるとも言えますし。昨年からいる選手はやるべきことを分かっているし、そんなに心配はしていません(タニ)」といえば「そういうのが『3年目の強み』だよね(パンゾー)」。ちばぎんで最後のPKを抑えられてしまったミノルくんも「PK練習します!だから、次も打たせてください!!」と高らかに宣言してくれました。レイソルの中核を担うこの年代がこれだけ元気ならば、今年も大丈夫なのではと確信した開幕11日前でした。

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明日は午前練習のみ9:30から行われます。練習見学の皆様、くれぐれも風邪を引かないように暖かい格好でお越しください。