2008年3月31日

雨ニモ負ケズ

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担当:大重正人

悔しい敗戦から一夜。「札幌よりも『勝ちたい』という気持ちが感じられなかった」。激しい雨を避け、筋トレルームでスタートしたリカバリートレーニングの冒頭。石崎監督から選手たちの心に訴えかける言葉がかけられました。これで切り替えて、変わってほしい。そんな願いが込められているはずです。選手たちは、けっして気を緩めたことなどまったくありえないと断言できます。マッチデープログラム新潟戦のインタビューに登場してくれた石川選手は「故障者が出てチャンスをもらえているからこそ、絶対に勝ちたかった」と悔しさを伝えていました。

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「でも、まだ3試合終わっただけです。まだまだこれから。先は見ないで1試合ずつ戦っていきます」。選手会長となった石川選手の言葉は沈むことなく前向きでした。今日は身体をほぐすのみで、明日の午後一番で京都・西京極へ出発する選手たち。下を向いてはいられません。

そして先発しなかった選手たちは、激しく降り注ぐ冷たい雨にも負けず、トレーニングを行いました。この写真、雪のように白い筋が見えているのは、雨です。

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石崎監督も大きなアクションで指導です!

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本当に寒かった。真冬のようでした。札幌戦から中2日、疲労を完璧に取り除くのは難しいはず。だからこそ菅沼選手、ポポ選手、アレックス選手らの力を加え、チーム全員で戦う!そろわなければ、相手から勝ち点を奪うのは容易ではありません。「素早く寄せてプレスして、攻守の切り替えを早くする。もう一度、原点に戻ってがんばります」。自分たちは挑戦者。残り31試合、まだまだこれからです!

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2008年3月30日

雨が止む日

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担当:桜林 舞

桜満開の日立台。13:30の開場時には曇り空とはいえ雨は降っておらず、肌寒い気候の中、お花見や芝生でボール蹴りをするお客さんの姿が見受けられました。初めての試みとあって、私も状況を垣間見に現地へと赴いたのですが、思った以上に多くの方々がレジャーシートを引いてお弁当を食べていらっしゃったり、芝生の上ではお子様たちだけでなく大人の方もボールを蹴ったり投げたりして試合前のひと時を楽しまれておりました。

石さんレシピ広島風お好み焼きも今回から販売方法を変更させていただき、開門10分で整理券がなくなってしまう盛況ぶりでした。お買い求めいただけなかったお客様も是非次回の日立台でご堪能いただければと思います。

さて、肝心の試合のほうですが、今日は、完敗です。鎌田選手のJ初ゴールで先制するも、「失点の仕方が良くなくて、なかなかリズムが出来なかった」と石崎監督が振り返ったように、セットプレーから1点、クリアミスから2点目の失点、1?2でホーム日立台での痛い敗戦となりました。

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左サイドで先発し、後半途中からはトップ下に入った茂原選手。「札幌にゴール前は体を張って守られました。中盤とDFの間でボールを受けられれば良かったのですが。かなり意識はしていたけど、そのエリアで前半は1回しかいい形で受けることが出来なかったし、パスも入れることが出来なかった。自分が仕掛けていければよかった。もっとグイグイと行かないと。次ですね、次」と悔しさを滲ませながら反省の弁でした。

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「思ったとおりのシュートでした」と鎌田選手。ゴールシーン以外にも、後半入ってすぐにオーバーヘッド気味に放ったダイレクトボレー。惜しくもゴールマウスのわずか右にそれてしまったものの見事なコントロールでした。またロスタイム、こちらもほんのわずか右にこぼれてしまいまいしたが右足ボレーで会場を沸かせてくれました!加入当初から「新人らしくない新人」と呼ばれ、J2レイソルの試合に出た経験と大学でさらに磨きのかかった落ち着いたプレーで魅せてくれた鎌田選手。J初ゴールの瞬間には、下から上に大きくガッツポーズし、黄色いサポーターと仲間の祝福を満面の笑顔で受けました。ゴール裏からは「次郎!次郎!」のコールが鳴り響きました。しかし試合後、「やはり、勝てなかったのは悔しいです」自身の初ゴールに浮き足立つことなく最後までしっかりと冷静に受け答えをする鎌田選手の姿がありました。

中2日を挟んで4月2日(水)にはリーグ戦第4節。今日もFC東京に3?3で引き分け、開幕5戦(ナビスコ含む)を△○△○△と無敗でホームゲームに臨む京都が相手です。

今日の天気は曇りのち雨。これから冷たい雨が明日に渡ってシトシトと降り注ぐようですが、明日の夜は月夜が戻ってくるでしょう。レイソルも然り。開幕5戦は○●△△●という結果ですが、曇りも雨も通り過ぎた後は、晴れるのみ。

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冷たい雨の中、日立台に足を運んでいただいたサポーターの皆さん、本日も熱い声援ありがとうございました。白い息を吐きながらピッチを駆け回った選手たちを含め、季節の変わり目に風邪など引くことのありませんように、今日は暖かくしてしっかり休んでいただければと思います。そして、体力的に厳しい状況であることは必死ですが、この雨が降り止む日に備えて参りましょう!

2008年3月29日

ご応募ありがとうございました

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担当:大重正人

昨日は予期せぬバースデーでした。盛大に、激しく、驚きと痛みを伴いながらのハプニング。宮本マネをはじめ、選手のみなさん、ありがとうございました。そのあと、スタッフルームのシャワーで身体を洗い、ケータイのストラップを洗い、めがねを洗い、ケータイは黄色の塊をそぎ落とすようにして磨いて、洋服はとてもクリーニング屋さんに持っていける状態ではなかったので、なんとか自分で手洗いしてクリーニング屋さんへ。繰り返しますが、宮本マネをはじめ、選手のみなさん、ありがとうございました?

さて、今日は試合前日のミニゲーム。今日は少なめの人数だったので、スペースが広がり、飛び出していけばどんどんフリーでボールが受けられる状態でした。黄色チームが序盤は圧倒。菅沼、アレックス、大津、鎌田選手らの見事なパスワークでゴールラッシュ。なんと4連続ゴールで試合は決まったかに見えましたが……

そこでなんとカメラの充電が切れてしまうミス。慌てて2台目のカメラを持ってきたところ、4-1と赤チームが1点を返し、さらに茂原、太田、ポポ、大谷選手らがゴールに迫り、4-3の1点差に。石崎監督が「ロスタイム2分?」と時計を見やるなか、「まだ(時間)あるよ?」と今日もスーパーセーブを見せた永井選手が盛り上げ、攻勢に出ますがここでタイムアップ。そして罰走で一発芸を課せられたのは…永井選手でした!「シュンタ、一番がんばってたのに…」とは辛くも罰ゲームを逃れた茂原選手でした。そして永井選手、御題「ひとり競馬」を熱演し、拍手と爆笑を巻き起こしました!

話は変わって。。。2日前に、まさに思いつきで出した写真クイズ!
この3人、髪型でわかるかな?でした。

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37件のご応募をいただき、誠にありがとうございました。それでは、先に正解を発表しましょう!
まず左は……
黄色のジャージがヒントかもしれません。撮影の時は、センターをツンツンに立てることが多いですが、練習のときはナチュラルなテイストのこの選手。18人が正解した…

菅沼 実選手でした!
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そして中央。
きれいなストレートヘアーが若さを感じさせます!たった8人しか当てられなかった…

柳澤 隼選手でした!!
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そして最後は一番右。ウェービーな感じが難しさを読んだかも知れませんが、正解率は高かったです!16人が正解した…

太田 圭輔選手でした!!!
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そして、
0人正解は9名、
1人正解は17名、
2名正解は8名、
3名正解は……たったの3名でした!

そして、厳正な抽選で選ばれた3人のサイン入り色紙当選者は……

ハンドルネーム、『えみ』さんでした!おめでとうございます!

メッセージをご紹介します。
ミノル選手と太田選手には試合で相手をかき回して少しでも多いゴールを期待しています!
怪我人が多い中大変かと思いますが、頑張ってください!
柳澤選手には受け継いだ24番を胸にJ1の試合に早く出て欲しいと思っています!


そして、いただいたメッセージは、最後に掲載いたしました。かなり長くなってしまいますが、見事当てた方も、惜しくも外れてしまった人も、本当に本当に愛情と熱のこもったメッセージ、本当にありがとうございました。また、こんな企画を思いついたら、クイズにしてみたいと思います。ふるってご応募ください!

さて、明日は札幌戦。聖地日立台でリーグ戦連敗を喫するわけにはいきません。ナビスコカップで自信をつけた若手選手が日立台の大声援を受けて、もっともっと最高のプレーを見せてくれるはず。ほぼ満開となった日立台、サクラに負けない美しい勝利を望むばかりです!

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【なおママ】さん
30日も応援に行きます!!
ゴール!!楽しみにしています。
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【キャメロンパンナ】さん
右から順に、ミノル(腰パン)、オーツ(華奢)、ユウゾウ(肩幅)ですか?
レイソルの未来を背負って立つ3人に期待してますo(^-^)o
今年のレイソルが飛躍するかどうかは君たちの肩にかかっている!
…と勝手に思っている!
これで当たってなかったら恥ずかしいのですが(o^-^o)
+ユウゾウへ
サッカーキングの記事読みました。
今のユウゾウの今のスタイル(ヘアじゃなくてプレーね)とか、
歳以上にふ…、否、落ち着いて見えるのは、
人生とかコンプレックスとか普通の人が
避けてしまう部分に対して、すごく真面目に
向かい合ってる所から来ているのかなと思いました。
すいません、教員やってるもんで、
そういう若者見ると感動しちゃうんです。
あと、ちょいちょい出てくるヤザーネタにも笑わせてもらい、
左の薬指いじりながらインタビューに答える写真に
いろいろと妄想をかきたてさせていただきました。
いろんな意味で面白かったです。(^皿^)
誤解を恐れずに言うと、私は特にユウゾウのファンという訳ではありません。
上手く表現できないのですが、特定の「○○が好き」というより、
レイソルの選手が互いを信用し、支えあって、競いあって、
成長していく姿がたまらなく好きなのです。
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【こまごま】さん
大津選手には、高卒ルーキーながら、つい「おぉ」と声を出してしまうようなプレーを見せていただき、かなり今後に期待を抱いてます。かの谷澤のようなトリッキープレーもやるんではないかと…。日々鍛錬!日々成長!期待しています!
柳沢選手はもう早くピッチでプレーを観せていただきたい。誰よりも本人が強く望んでいるでしょうけど、サポーターも望んでます!期待しているからこそ!引き継いだヒラさんの番号を背に柏魂魅せてくれ!
小林祐三選手は本当に北京に行っていただきたい。世界と戦って更に更に上手く強くなってほしい。勉強熱心だからこそ、大きな財産を得てきてくれると思ってます。レイソルの鉄壁に!
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【ゆ?き】さん
実選手、いし選手、くら選手
ではないでしょうか!!
柏には応援いけませんが
一生懸命応援してるので
がんばってください!!
柏レイソル愛!☆
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【バナナ】さん
レイソルの団結力で、ガッチリ守ってガッツリ得点して、勝利ダンスで喜びを分かち合いましょう。
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【育美】さん
左側から、小林祐三選手、石川直樹選手、藏川洋平選手だと思います!!
3人とも安定した守備で、安心できます☆
30日の札幌戦、完封目指して、頑張って下さい!!
全身全霊で応援してます☆
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【ブートン】さん
間違っていても、未来の柏レイソルを担う事は間違いが無い選手達。
なかなか、思うように行かなくとも、監督、コーチ、そして自分を信じて、頑張ってください。
もちろん、俺を含めたサポーターも信じてくださいね!
最大限のサポートを、これからも続けて行きますから。
茨城の水戸より更に北に住んでますが、これからも出来る限り、日立台に行きます!
頑張ってください。
そして、サッカーを楽しんでください。
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【naoko】さん
左から、菅沼選手・石川選手・藏川選手☆★
25日に練習を見に行って、石川選手と菅沼選手が楽しそうに練習してて和みました(^^)
あと菅沼選手に私のユニの後ろに背番号と名前を書いてもらったので、これからはこれを着て試合を応援しに行きますっ♪
これで一番左が菅沼選手じゃなかったら笑えますよね(・・;)
これからもレイソル応援してます☆
ゴーゴー!!柏レイソル?(^O^)/
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【むらまん】さん
大津選手にはミランのパト選手のように若きストライカーになってほしいです。永井選手あのパスセンス最高っす。フリーキックなどのプレースキックは俊太で決まりっす。札幌戦はスタメンかな?そして藏川選手右サイドは藏の物。今年もスーパーボレー観たいっす。
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【ゆーママ】さん
小林選手☆
試合を観る事に活躍が目覚しく、嬉しくなります!!
すごく成長を感じます。オリンピックもまだまだ狙えるし、頑
張って下さい!!
石川選手☆
中学が一緒ですってだいぶ歳は離れていますが・・・。
ジェフ戦での活躍とっても良かったです!!
よく近所で見かける事がありますが、すっごくカッコよくて、
見惚れています(笑)
これからも頑張って下さい!!
太田選手☆
もう??太田選手の走る姿観るだけで、わくわくします!
ほんといい選手だなぁ?と、レイソルに来てくれてありがとう
☆2ゴールも素晴らしくいつも鳥肌ものです(笑)
これからもいい走り、いいゴールに期待してます!!
明後日、札幌戦☆家族で今から気合十分です!!
3選手以外の選手の活躍にも期待して、頑張って応援します。
レイソル大好きです!!
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【彩乃】さん
菅沼選手…私にとってオンリーワンの菅沼選手、復活を何よりこころ待ちにしていました!
心身をたいせつに、またミノルゴールで皆を歓喜させて下さい♪
いつも菅沼選手の活躍を祈ってます。
鈴木選手…脚はダイジョウブでしょうか??
とてもガンバり屋な鈴木選手、無理は程々にしてまた走りまわっていただきたいです!
太田選手…今本当にノリノリですね!!
太田選手のひとつひとつのプレーにドキドキ、気持ちいいくらいです♪
石さんの昔からの愛弟子でもある太田選手、これからも石さんの善き理解者そして協力者のひとりとして、そしていち選手としてもガンバって下さい!
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【ふぐ提灯】さん
左:パンゾーみたいなヘアスタイルに変えているが何となく
  蔵川洋平選手。
  蔵川選手へ柏の強い強い右サイドバックもう言う事ありません。
中:イシかな?むむ微妙にO脚でかがんでいるこの姿、ヅラを付けた
  菅野孝憲選手。
  菅野選手へ自慢の絶壁で此れからも柏のゴールを守って下さい。
右:チュンソンのツンツンくちゃくちゃヘアを真似た
  古賀正紘選手
  古賀選手へ柏のセンターバックに古賀が居ないと絞まらない。
  でも無理しないで治療に専念して下さい。
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【ひー】さん
・菅沼実選手
>>ミノルゴール量産♪
北京にむけて頑張れ☆
・柳澤隼選手
>>日立台でプレーする24番が早くみたい(´ω`)
今年は期待してますよ!
・太田圭輔選手
>>はしれよーけーすけー!
いっぱい歌います(・∀・)
ピッチを駆け回る姿が好きです☆
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【アヤカ】さん
*小林祐三選手*
いつもご丁寧なファンへの対応ありがとうございます☆Jリーグサッカーキングの祐三選手のスーツ姿 とてもかっこよかったです♪
*石川直樹選手*
3/23のジェフ千葉戦。とてもプレーがかっこよかったです。いつも真剣に練習してる姿 見学してる私に 真剣さが伝わります。 これからも熱意こもった石川選手のプレー 楽しみにしてます☆
*太田圭輔選手*
いつもブログ楽しみにしてます☆ なかなかサッカーとブログは両立しづらいと思います。これからも 太田選手らしく?!更新よろしくお願いします☆ 清水からのファンです♪ 頑張ってください^?^
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【晶久】さん
左・『菅沼実選手』
今シーズン最も期待してる選手です。攻撃力アップにミノルーニーの爆発は欠かせません。
プレーを見ててワクワクさせられる貴重な選手。レイソルの自慢です。
「シュートを打ちまくれ!今年の攻撃は君からだ!目を離さないぞ!」
中・『石川直樹選手』
選手会長として精神的にタフになってもらいたい。最近の練習中のCKの精度には驚かされまくり。真面目に努力してる姿はしっかり見届けています。
「まずはレギュラー奪取!そして日本一の左SBになって欲しい!」
右・『大谷秀和選手』
太田選手と迷いましたが、栄えあるクイズ第一回目はやはりキャプテンありきでしょう(笑)攻守に渡ってのレベルアップには期待させられまくり。
チームをまとめる姿にはとても安心感があります。
「確実に成長してることを日立台で実感しています。今年のキャプテンがあなたで本当に良かった。頼もしいの一言につきます。」
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【北柏レイソル】さん
左:菅沼実 選手
応援してます。タオマフもユニも15番です。
  ミ?ノルゴ?ルのチャント大好きです。
  いっぱい歌わせてください。
中:石川直樹 選手
  千葉戦でのアシスト見事でした。
  これからも活躍期待してます。
右:太田圭輔 選手
  太田選手が走ってる姿マジかっこいいっす
  走れよ?でバシバシ点とってください。
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【みやこ】さん
ケガ人が多く苦しい状況ではありますが、ケガを恐れず思いっ切りプレーして下さい。ホームもアウェイもなるべくスタジアムに行って応援しますので、頑張って下さい。
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【真美】さん
レイソル大好きです^。^毎回、試合見に行ってます!
古賀選手が大好きです>。<
これからも応援するので頑張ってください♪
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【しるこ】さん
左からドゥー、石川くん、太田くんじゃないかと。。
三人とも頑張ってる姿がステキですね
ナビスコでの石川くんの気合いの入り方に鳥肌が立ち
パンゾーの悔しがってる姿をみて涙しました。
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【みみえ】さん
太田選手へ
ご飯の内容のブログでも、ファンは楽しいものです。
気にせずに更新してくださいね。
最近、ミノルの写真が出てきてないので、寂しいですよ?。
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【レイ☆3】さん
うーん。分からない…けど…ミノル。オータ君。(タニにも見えるがぁ…)イシ君で☆
3人さんへ。。
私の癒やし…某FW(K選手)ブログの食事仲間さん。。皆さんこれからも怪我などしないように!!頑張ってくださいネ☆☆☆
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【一生】さん
左から大津選手、柳沢選手、蔵川選手 
勝ち点55取れるように試合にでてたときはガンバってください!

2008年3月28日

凶器と狂喜

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担当:桜林 舞

今日は気分を変えて、スタジアムで練習です。フカフカの芝生の上で、明後日に控えた札幌とのリーグ戦に備えて、紅白戦とセットプレーの練習が行われました。


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昨日の五輪代表戦に88分出場した李選手もさっそく合流。まったくもって元気そのもの。「代表戦明けでも通常通り練習に参加するものなんですね」と記者さんが驚いていました。シュートこそ打てなかったものの「よう動いとったよ」と石崎監督の評価も上々でした。リーグ戦でのチュンソンゴールに期待です!

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全体練習終わりには、アレックス選手がシュート練習。昨季J2で26得点あげたその決定力は健在。「ドゴンッ」という音が鳴り響き、ボールは枠を捉えゴールへ一直線に進みました。しかしながらキーパー南選手みごとに跳ね返し、「ナイスセーブ!」。

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しかし、ゴールマウス前に倒れてしまった南選手。どうもアレックス選手のシュートをヘディングで防いでしまった模様。グローブをはめた両手で頭を抱えて悶絶です。すわ脳震盪かと心配されたところでしたが、首をブルブルと振って顔をしかめながら立ち上がり「ヤバイよ。凶器だよ」。しばし目を瞬かせていましたが、練習は続行。大事に至らなくて何よりでした。キーパーにとっての脅威は、味方にすれば頼もしい武器です。ちばぎんカップはアウェイユニフォームの白いアレックス選手でしたが、早く黄色のアレックス選手をみたいものですね。

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そのアレックス選手。練習後は取材対応で、カジュアルなパーカー姿。「最初はレイソルサッカーに慣れることに一生懸命でした」と真面目なアレックス選手。「これから自分の力をチームのために発揮できれば」と謙虚に応えてくれました。この模様は次号のオフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」会報誌『日立台通信』に掲載されます。お楽しみに。

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時は戻りますが、朝のスタッフミーティング時「今日は大重さんの誕生日。やりますよ」の宣言がありました。スタッフミーティングは大重広報と私が替わりばんこに出席し、戻り次第内容を相手に報告するのですが、もちろんこのサプライズは口チャック。練習終わりの選手たち、選手たちにサインを貰おうとユニフォームを片手にスタンバイしていた大重広報を、ブラジル式に卵&小麦粉爆弾で帰りすがりに祝福です!3月24日が誕生日だった大津選手も卵を塗られていました!

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いつもは選手たちにサプライズのこのバースデー儀式。初めて受けたレイソル式お祝いに「いや、選手たちがいっぺんにあがったから『あ、サイン貰わなきゃ』って急いで駆けつけたんだけど」と文字通りのサプライズでした。そして襲撃を受けながら全く身動きが取れない模様を「石さんが動けなかったけど、実際本当に動けなくなるよ!」と体験談を語るオオチョウさんですが、心なしか嬉しそう、でした!その後、スタッフルームでシャワーを浴び、宮本マネに借りたジャージ姿でさっぱりと現れたオオチョウさん。粉&卵まみれの洋服や靴、そして携帯電話を前に、途方にくれておりましたとさ。オメデトウ!オオチョウ広報!!

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2008年3月27日

広く報せる(しらせる)

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担当:大重正人

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「なあ、ヤナギ。めちゃめちゃキレイじゃない?」
「コータさん。ほんと日立台のサクラはスゴイっすよ」

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こんな会話がされたかは想像上ですが……ここ毎日の恒例になっています、日立台サクラ情報。日曜の札幌戦で実施する「お花見デー」。そしてお花見回廊として練習場の一角を開放いたします。この季節感たっぷりの光景は、週末に向けて最高のロケーションとなりそうですね!さて、先述の2選手、練習を眺めてお花見しているのではありません。別メニュー調整が続くなか、今日は乳酸値テストの時間待ち。二人並んで、息を荒げ、汗して懸命のランニングでした。

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そして、ピッチ上のトレーニング。若々しい選手がいっぱいでした。一番に目に飛び込んできたのは、長身の選手!指宿選手です(写真右)。身長はなんと191cm!ユースの同級生、183cmの酒井選手と並ぶと、本当に他の選手たちが小さく見えてしまいます。

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そして、鹿児島キャンプにも参加した畑田選手(写真中上)、山崎選手(写真中下)。そしてこちらも180cmと長身の島川選手(写真左)。12日間のヨーロッパ遠征に参加して25日に帰国したばかり。疲れもあるでしょうが、それぞれプロの先輩に混じっても、パス、トラップなど基本的な技術の高さはどの選手も見事のひと言。ブラジル代表、スペインの名門クラブ・エスパニョールを撃破したのもうなずけます。吉田監督、渡辺コーチも彼らの頑張りを伝えようとブログで熱筆をふるい、広報にもたいへん積極的で協力をいただいております。ユースチームもトップチームと同様に声援をお願いいたします。

トレーニングでは、クロスやシュートの練習。11対11の紅白戦では攻守の連携や、選手の組み合わせをチェック。けが人は正直多いです。でも昨日のミーティングで石崎監督は言いました。「今年は少数精鋭でやっていく。みんなは、精鋭なんだよ」と選手たちの心を震わせるメッセージ。チームを代表してメンバー入りする18人、そして先発する11人がベストオブレイソルですから。

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練習後には、みんなでサイン書き。お世話になった方への御礼です。
ここで突然思いついたプレゼントクイズコーナー!!
きれいに並んで、同じポーズ。このヘアカラー&スタイル、いったい誰でしょうか??見事3人とも的中させた方から1名様に、3人の寄せ書きサイン色紙をプレゼントします! 3人への応援メッセージも記入してください。こちらからメールでご応募下さい!締め切りは、28日必着です。お名前(ハンドルネーム)をご記入下さい。当選者にはメールにてご連絡いたします!
koho@reysol.co.jp

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練習後の一室。新人研修のひとつとして毎年行われているメディアトレーニングです。村上選手は故障の治療で延期。今日は鎌田選手、大津選手が参加しました。講師は、片上千恵さん。メディアトレーナーとして、1月21日の朝日新聞でも紹介された方です。今日は第1回目、まずは、なぜメディアトレーニングをするのか?という意味を理解するところからスタート。チーム、スタッフ、サポーター、スポンサー、親会社、地域など、レイソルでプレーできるためにこれだけの人との関わりがあって、また支援・協力をいただいているなか、「メディア」という存在も忘れることはできません。

自分の存在や魅力を一般の方々へ伝えてくれるメディア。そのためには友好的な関係を築くだけでなく、自分の気持ちや思いをきちんと自分で伝える必要があります。話し方はもちろん、お辞儀の仕方、スーツの着こなしなど、身だしなみやマナー作法を見につけることで与える印象はとても変わってきます。それは選手だけでなく、広報にもあてはまることです。柏レイソルを広く報せる(しらせる)ために。

今日は、練習スケジュールの告知を誤り、多くのサポーターの方にご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありません。こういう細かな情報こそ、皆様にとっては有用な情報で、レイソルから発信されるすべての情報のひとつです。特別なことでなく、当たり前のことを正しく伝えること。肝に銘じて、取り組んでいきます。

2008年3月26日

開花宣言

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担当:桜林 舞

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暖かい日でした。当初予定されていた法政大学との練習試合は急遽中止となり、午前練習のみが行われました。札幌戦のビデオミーティングから始まり、ウォーミングアップ、フィジテク、1/4コートゲームにフォーメーション練習。最後はシュートゲームと1部練習だからこそみっちりと濃密に。

昨日は久しぶりの2部練習でした。キツイそうね、と酒井選手に声をかけると「今日が終われば、しばらく1部練習なんで」と少しうれしそうな表情を浮かべていました。

1部練習とはいえ、人数が少ない分、一人一人の負荷は2部練習と同じかそれ以上かと思われます。フィールドプレーヤーの選手もキツそうでしたが、なかでも今日はゴールキーパー陣が明らかにキツそうなメニューをこなしていました。

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いつも大きな声で「いくぞー」「もういっちょ!」「これで最後」(と、たぶんポルトガル語で言っているはず)と声を張り上げるロビンソンコーチですが、本日はいつも以上に大ハッスル。フィールドプレーヤー練習コートのゴールマウスと、GK練習用ゴールマウスを順番に行ったりきたりする南選手、菅野選手、桐畑選手。お互いすれ違うたびに「まだあるの?」「らしいよ…」と確認しあいながら、ロビンソンコーチが早く早くと手招きする過酷な練習エリアに構えていました。

全体練習が終わり、シュートゲームで練習はフィニッシュ。最後まで残ったのは、小林祐三選手と、

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阿部嵩選手でした。

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4本、5本とシュートを打ち込む両選手。バーに阻まれたり、ポストを叩いたり、枠を捉えた!と思いきやナイスセーブ。6本目、7本目、8本目と様相はすでにサドンデス状態。

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「お願いだから、入れてくれよー」と菅野選手は苦しそう。
「スゲさん、僕も入れたいんですよ!」と小林選手は悔しそう。

結果、阿部選手が競り勝ち、「あぁー、もう!」とその場に崩れ落ちる小林選手と笑顔で取り囲む仲間たち、でした。

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しかし、どこかほっとした表情の小林選手、でした。

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昨日テレビを見ていたら、ボヤキ節で有名な楽天イーグルス(プロ野球)の野村監督が「誰か開花宣言してくれよ」と勝てないチームを例えて述べていました。

練習終わりにふと日立台の桜を見上げると、練習前より明らかに花が綻んでいました。レイソルはナビスコの2戦を引き分けて「勝ち切れない」とメディアは囃し立てますが、来るべき時期がきたら、その堅い蕾の内で育っているピンクの花びらを解いて今日の日立台の桜のように、美しい花を咲かせてくれることと思います。3月30日は「花見デー」。4日後には見頃の桜で皆様をお迎えすることができるでしょう。日立台が最高の舞台を用意してくれています。選手たちも艶やかに咲き誇ってくれるはずです。真黄色の花見を、日立台で、是非。

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2008年3月25日

次なる戦いへ

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担当:大重正人

本日発表することになってしまった負傷のニュース……全治6週間の肉離れと診断された山根選手のボールハンターぶりといったら、まさしく匠のなせる業でした。今日のビデオミーティング。ジェフ戦では相手のクリアボールをカットして、波状攻撃につなげる山根選手の動きが目立っていました。

本当に前半はすばらしい戦いぶりでした!速報を打ちながら、時間を忘れて本当に楽しくなるほどで、太田選手のゴールもすばらしく、最高のハーフタイムの高揚感といったら最高でした。まだ前半だし、調子にのってはいけないと思って「カウンターに気をつけないと」と自制したほどです。後半の失点はたいへん残念ではありましたが、試合を通しての内容は落ち込むことはないものだったと思いたいです。

試合前のバックヤード。ピッチへ向かう選手とすれ違いました。最初に会ったのは村上選手でした。試合前日からプロ初先発を前にして緊張の面持ちでしたが、試合直前はまさにそのピークだったのか、明らかに堅く険しい、なにか差し迫ったような表情。でも今日会ったら「最初のプレーが良かったです。うまく試合に入れたので、緊張もなくなりました。あまりに調子が良くて、行き過ぎてしまいました」。本日発表した右足捻挫のニュースは残念でなりません。右足は頑丈に固定されていました。でも「早く治します!」とすごく前向きな言葉を返してくれました。自分がプロでやっていけるのか…不安や葛藤があったと思いますがそれを乗り越え、今は大きな自信を掴んだ表情が印象的でした。

話は戻ってジェフ戦前。鎌田選手と握手を交わし、その後に続いた石川選手とはハイタッチしました。「バッチーン!」。エレベーターでスタジアム3階に上がり、記者席に座っても右手がビリビリしているぐらい。それほどの気合をみなぎらせていました。事実、プレーも球際での激しい当たり、積極的なオーバーラップでチームを盛り上げます。そして先制点の場面、アーリー気味でDFラインとGKの間を狙った絶妙なクロス。これが太田選手の先制ゴールのアシストとなりました。

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今日の練習後。左サイドからシュート練習する大津選手に向けて、クロスを繰り返します。「ナイスボール、イシ!」見守る石崎監督からも賛辞の声が響いていました。昨年末からグロインペインを患い、年明けにかなりいい状態まで戻ったものの、また逆戻り。キャンプでもなかなかプレーできない日が続く中、我慢しながら少しずつコンディションを回復させ、そしてナビスコカップ2試合ではみごとな活躍を見せてくれています。守備陣に故障者が出ている今、彼の存在はまちがいなくチームを支えています。

石崎監督もミーティングでナビスコ2節を振り返り、「いろんな選手を起用して、とてもチームの可能性が増えてきた。これからもっともっとチーム力を上げていける」と声に力をこめていました。2試合連続引き分けのナビスコカップから、週末のリーグ戦へ。今週は日曜の試合なので、トレーニングは5日間あります。今日は7対7のなかで、バイタルエリアでの崩しのトレーニングに、入念に取り組んでいました。堅い守備と、アイディア溢れる攻撃。この中間にじっくり取り組んで、日曜日にその成果を期待するばかりです!

そしてすでに既報ですが、明日のトレーニングマッチ法政大学戦は都合により中止となりました。午前練習のみとなりますのでご注意下さい。

最後に、日曜の札幌戦のマッチデープログラムのサポーターズメッセージの募集です。ナビスコカップでは非常の多くの激励をお寄せいただき、誠にありがとうございました。今回も熱い熱いメッセージをお待ちしております。
koho@reysol.co.jp

2008年3月24日

コップの水は半分も

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担当:桜林 舞

「前半と後半で、別のチームのようになっていましたね」と、ミックスゾーンでメディアの方に話かけられました。まったくもってその方のおっしゃる通り、プレスが効いてレイソルらしいサッカーを貫いた前半から一転、後半はあたふたと後手後手にまわるシーンや、両サイドを突破するもののゴール前に繋がらないというシーンが多く見られました。

それはシュート数を見れば、明らかでしょう。レイソルは前半10本のシュートを打ち、35分太田選手のゴールで先制点を挙げます。しかしながら、後半のシュートはわずか4本。対して千葉の前半のシュート数は4本、後半は11本という盛り返しようでした。

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「山根がケガで交代し、千葉が退場者を出し1人少なくなってから、中盤のマークの確認が曖昧になってしまった」と石崎監督が振り返ったように、53分に山根選手が負傷し、阿部選手に交代。直後の54分、フルコビッチ選手の肘が大谷選手に入り、2枚目のイエローカードで退場して千葉は10人に。そしてその直後の58分、フリーキックのセカンドボールを拾われ、ゴール前の混戦から斎藤選手に同点ゴールを許してしまいます。

「10人になってから、千葉は4-3-2にシステムを変えて来た。そのためサイドを起点に攻撃できれば、得点チャンスがあるのではないかと」という指揮官の采配により、62分に茂原選手、70分にポポ選手がピッチに送り出されました。しかしながら、縦には突破できても中央になかなかボールが収まらず。少ないながらも決定機もありましたが、ネットを揺らすことはできず、無念のドロー。

同じ予選リーグCグループの札幌vs川崎は2-1で札幌が勝利したことから、現在順位は勝ち点2で3位。とはいえ、予選リーグ6戦のうち今はまだ2戦を終えたのみ。まだまだチャンスはあります。

チームにチャンスがあるように、チームの中にもチャンスを掴んだものがいます。

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3日前の札幌戦で古賀選手、近藤選手が負傷し、CBは小林選手と鎌田選手、左サイドバックにレフティーの石川選手、右サイドバッグには、本日90分フル出場した村上選手が入りました。ルーキーの村上選手にとって、柏レイソルデビュー戦であり、初のJ公式戦出場となりました。昨日メンバー入りした際は「かなり焦っていた」ということでしたが、「緊張はしていましたが、それなりにできていたかな」と課題はいろいろと発見したもの、初戦の手ごたえをしっかりと掴めたようでした。新加入組ながら、レイソルの先輩であり、4バックの1人である鎌田選手も「ムラは結構よかったと思う。彼の特徴をしっかり出せていた」。石崎監督も「よかったと思う。攻撃も守備もよく頑張ってくれた」と評価は上々でした。


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今季公式戦初出場の阿部選手は、山根選手の負傷で途中交代という難しい役どころを、流通経済大学柏高校で同級生だった大谷選手との同級生コンビのダブルボランチで立ち向かいました。「全然ダメでした。サイアクです。今すぐもっと練習をしたいぐらいです」と自身の出来には納得のいっていない阿部選手でしたが、持ち前のパスセンスを生かしたカットやクロスが随所に見られました。


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先制点を生んだ、太田選手の右サイドからのシュート。角度の無い位置からの技ありシュートに「逆サイドから展開してきたあのパスは練習どおりでした。練習の成果が結果という形で出て、とてもうれしいです。落ち着いて決めることができたと思います」とコメントしました。

そのゴールをアシストした石川選手、「練習どおりに決めてくれたので、よかったです」としながらも、「レイソルがボールを支配している時に、どう相手を崩していくのかが問題」と、引き分けに終わった試合に神妙な面持ちを隠しませんでした。

FWの李選手と大津選手も、「自分がもっと決めていれば」「レイソルに流れがあるときに2点目を入れなければ」と先制していても追いつかれてドローに終わった、このナビスコ2連戦を振り返り反省しきりでした。

△1-1。
勝ち点2を失ったと捉えるか、アウェイで、勝ち点1を奪ったと捉えるか。
ケガ人ばかりだと捉えるか、新たにチャンスを得た選手が育つ機会だと捉えるか。

「コップに水が半分」あるのであれば、
「コップの水が半分しかない」と悲観的に捉えるよりも、
「コップの水は半分もある」と前向きに捉えて進もうではありませんか。

ナビスコカップ予選リーグは全6試合。
まだ2試合目。
あと4試合もある。

リーグ戦は全34試合。
まだ2節を終えたのみ。
あと32節もある。

まだまだ、これから、です。

※明日はチームはオフとなります。
3月25日(火)から今度はリーグ戦に切り換えた練習が始まります。

2008年3月22日

人生の楽園

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担当:大重正人

今日は、春の到来を告げる日となりました!東京、靖国神社のソメイヨシノが花びらを開かせ、気象庁から東京のサクラ開花宣言が出ました。ここ日立台では……

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まだ、つぼみの状態でしたが、1週間前に比べると、そのつぼみがどんどん大きくなっていくのがわかります。ひなたに出ると暑さを感じるほどの快晴で、練習見学に来られた方は、土曜日が重なったこともあって、たいへん多かったですね!

練習前にはミーティング。札幌戦のレビューと、千葉戦のプレビューでした。あぁ、こんなにチャンスがあったんだ!?と思ってしまいました。こんなことを言っては広報失格かもかもしれませんが、試合速報を打っているときは、実はその詳しい内容ってあんまり覚えていないのです。試合に集中しすぎると(特に負けているときなど)、応援に熱が入りすぎてしまい、速報を打つ手がおろそかに……だからドリブル、パス、ヘディング、サイドチェンジなど、シンプルにプレーだけを追って、キーボードを叩くように心がけています。もちろん90分ひたすら試合の様子を打ち込むと、私の頭脳はCPU限界で、記憶メモリーが一部機能を失ってしまいます。

「もったいない試合ですよね。強いチームなら、あの展開だったら、もう1点獲って、ディフェンスも完封して、2-0で勝つはず。引き分けてしまったということは、自分たちもまだまだ力が足らないということです」小林祐三選手が練習後に話していました。何度もあった決定機を逃すうちに、前がかりとなったところを一発でやられてしまった。もう悔しい思いをしないように、掴みかけた勝利を離さないように、石崎監督の指摘は熱を帯びていました。そして明日の千葉戦へ、平川TSの傾向分析を頭に叩き込み、これを敵地でプレーで表現してくれるはずです。「首位のジェフに走られないように、勝たなければいけない」。

今日は、事務所は振替休日。休日出勤してきたスタッフも徐々に退社し、どうも静かな事務所にひとりというのは寂しげで……ちょっと息抜きにとケータイのワンセグを起動し、音を出していたら、聞き覚えのある地名が。。。「人生の楽園」という番組で、大阪から、田舎に移り住み、楽しい人生を暮らしているという内容でした。そこは、私の故郷の小さな町でした。小高い山の上から見下ろす瀬戸内海の島々の美しい風景は、ひそかな自慢です。我が故郷を「楽園」と呼んでくれる人がいるというのは幸せなことですね。

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この日立台にやってきて、まだ3ヶ月の大津祐樹選手。彼にとって、どこが楽園かなんて
いうのは、聞くのは早すぎるかもしれません。だってまだ17歳。そんな彼にとって、日曜の試合は特別なものです。「17歳最後の試合なんですよ」。3月24日に、18歳の誕生日を迎える大津選手。「チャンスがあったら、17歳のうちに初ゴール決めたいです!」

【ナビスコカップ最年少ゴール記録】
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大津選手が、もし明日ゴールできたら、17歳11ヶ月29日(もしかしたら30日かもしれませんが)という、歴代4位の最年少記録です。17歳以下でゴールを決めた史上4人目の選手になれるかもしれない、歴史に自分の名を残すチャンスです。

【ナビスコカップ最年長ゴール記録】
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ちなみに、最年長記録の面々は錚々たるメンバーですね。彼らほどの実績をもった選手たちでも、「楽園」と呼べる場所をいまも探し続けているのかもしれません。レイソルに関わる人にとって、「人生の楽園は、やっぱり日立台だった」と思い返す日が来るように、今日も明日も明後日も、悔いのない毎日を送って生きたいものです。

明日は、16時キックオフ。現地参戦される方、フクアリで一緒に戦いましょう!現地参戦できない方、テキスト速報ガンバリマス!

2008年3月21日

風の強い日

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担当:桜林 舞

ナビスコ札幌戦から一夜明けて、通常通りの日立台練習です。朝はパラパラ雨が降っていたものの、練習が始まる9時半には治まっていました。しかし、風邪が強く、体感温度は昨日同様真冬並みです。雨明けの風の強い日とあって、花粉症組はいつも以上に辛そうなようす。「サイアクだね。キツイよ」とキタジは鼻水をすすりながら涙声でした。


昨日試合に出場した選手は、20分ほどのランニングとストレッチで10時過ぎにはグラウンドを後にしていました。中2日で千葉@フクアリですから、疲れを取るのも仕事のうちです。

試合出場が短かった選手や試合に出場しなかった選手は、グラウンドの半分を使用して、石崎監督の元みっちりとトレーニング。

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風の強さもなんのその、ボールを必死で追う村上選手です。李選手、鈴木選手、大谷選手、大島選手、阿部選手、茂原選手、酒井選手の8人で、4対4のトレーニング。ミニコートで10回パスを繋ぐといういつもの練習で盛り上がりました。

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3月15日の大分戦で相手選手に足を踏まれて「小指が折れた?」と痛がっていた茂原選手。MRIの結果、骨折はしていないことが判明し、小指の腫れも引いた様子で、今日から全体練習に復帰です。復帰直後からこの跳躍です。4対4では、「俺が前いくよ!」と積極的に厳しいポジションに飛び込むも、赤ビブスを着けた茂原選手のチームが罰の腹筋を行っていました。

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復活といえば、こちらの選手もGK練習に合流です。キャンプ中から別メニューだったので、ゴールマウス前に4人の姿をみるのは久しぶりです。右に左に、見事な横飛びを披露してくれました。

ミニコートで4対4を行うグラウンドの向こう側には、一面に広がる特製メニューを前に一人佇む若者がいました。

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酒井コーチが立てては倒れ、立てては倒れるパイロンを見ながら、「これ、全部一人でやるの・・・」と、向こう側にいる酒井コーチに届かない声で呟くヤナギ。目をしぱしぱさせながら「キツイよ」と涙目になっているかと思ったら、「僕も花粉症なんです」とのこと。しばし置かれたトレーニング器具を使用したメニューをこなしていた柳澤選手ですが、酒井コーチが杉山選手を向かえいって帰ってきたら、風が強すぎてメニューもままならないと判断したのか、ぐるぐるとランニングを始めていました。「あぁー!せっかく朝30分かけて作ったのに?!!」と唸る酒井コーチでした。

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強風のためかランニングに切り替わった柳澤選手、腕に時計を巻いている途中に、うれしさからかピースサインを送ってくれました。いや、2周走ればいいの?というサインだったのかも知れませんが・・・。

一番遅くまでシュート練習に励んでいたのは、李選手と茂原選手でした。クールダウンのランニング時に2人でダッシュを競いあうほどの元気ぶり。李選手は昨日の試合後に「今日は勝たなければいけない試合でした」と悔しさを滲ませながら、でも堂々と振り返っていました。茂原選手も以前のインタビューで「もっと、自分が期待されていることをこなさなければいけない」と自身の改善の余地を指摘していました。そんな気持ちが後押しをしているのか、こんなに寒い中そんなにやって大丈夫かしら、とこちらが心配になるほど、シュート練習は延々と続いていたのでした。

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練習終わりには、いつものスタッフゲームが行われていました。こちらは珍しく加藤選手が参戦です。石川コーチ、古邊フィジコ、松原コーチという顔ぶれです。私が見ていた限りでも、石川コーチが一人でデコピンの計にあっていましたね。痛そうに額を押さえるイシケンコーチが何度も見られました。

昨日の札幌戦は本当に昨日だったのかしら?と思ってしまった、本日の日立台でした。ナビスコ千葉戦@フクアリまで、中2日。明日午前練習を終えると、もう千葉まで移動です。気持ちを切り換えて、ナビスコ2戦目に臨みましょう。

さて最後に、昨日の試合で負傷した近藤選手と古賀選手の容態についてです。本日午前中に病院に検査を受けに向かいました。正式な診断結果を受けて、状況が分かり次第、公式HPにアップして参りますので、それまで今しばらくお待ちいただければと思います。

2008年3月20日

それでもレイソルは突き進む

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担当:大重正人

雨、風、相次ぐまさかの負傷退場。ここまで苦しみぬいた試合は、それほど見たことがありません。苦しみ抜いて掴んだ、勝ち点1。今日、手にすることができた成果です。これをどのように捉えるか。試合が終わってすぐの柏の葉では、試合に入り込んだままの気持ちです。日立台にもどれば、少しは落ち着いて切り替えられるかもしれません。

ですが、選手たちはきちんと結果を受け止め、気持の切り替えができているようなミックスゾーンでの表情でした。先制ゴールの菅沼選手。「ゴールのシーンは、ボールが滑って抜けてくると思って。相手のキーパーが飛び出しているのも見えたし。落ち着いていました」。試合前、サポーターが送るチャント。普段はキーパーから順に歌っていくところですが、今日はいの一番で「ミ?ノル、ララ?ラ?♪ミ?ノル、ララ?ラ?♪ミ?ノル、ゴォ?ル?」からスタートしました。そのゴールを期待してくれた思いを、みごと形にして示してくれました。

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鎌田選手はボランチで先発、その後、先輩たちの予期せぬ負傷で本職のセンターバックに移りました。「思った以上にしっかりプレーできました。でも失点したシーンは軽かった。そこはとても悔いが残ります」。菅沼選手の得点につながった、相手のDFラインとキーパーの間を狙った見事なフィード。攻守で持ち味を存分に発揮してくれました。今日は、近藤選手が前半早々に左ひざを痛め、またそれに替わった古賀選手も足首を痛めて前半で退くことに。レイソルにとって、今日勝ち点2を失ったことよりも、ある意味大きなことかもしれません。ただ、これから鎌田選手の存在は、レイソルにとって非常に大きなものとなるはずです。「ジローがいてくれてよかった」と。彼もまた、自信を持ってプレーし、自信をつけたデビュー戦になったはずです。負傷の状況については、あす以降の診察を経てから、お伝えしたいと思います。

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ようやく、冷静になれてきたようです。明日から切り替えて、戦っていくのみです。今日は冬の寒さに逆戻り、凍える寒さのなか、選手たちを勇気づけてくれたサポーターのみなさま。次はフクアリです。今度こそ、次こそ、勝利を分かち合いたい。

2008年3月19日

1999 Glory Again!

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担当:桜林 舞

ナビスコカップ前日です。今年のナビスコカップ予選リーグ グループCは札幌、千葉、川崎、柏の組み合わせです。リーグ戦と含めると、この3チームとは、少なくとも4戦を交えることになります。柏レイソルのナビスコ予選リーグホームゲームは、3試合とも柏の葉公園総合競技場で開催されます。しかも3試合とも16時キックオフ。偶然とはいえ、びっくりですね。

午前練習は、ウォーミングアップのち、ペナペナ、そしてセットプレーの練習が行われました。その模様はフォトギャラリーでお楽しみください。

札幌とはナビスコカップとしては6年ぶりの対戦となります。2002年のリーグカップ戦は1勝1敗。トータルでは、リーグ戦総合で5勝1分4敗(J1:3勝1分2敗、J2:2勝2敗)の成績です。

2006年J2リーグ戦では2勝2敗。札幌戦といえば、J1自動昇格がかかった、2006年11月26日の日立台(●2?3)が記憶に新しいところです。昨年「(J2時代)2点の差を覆された試合が結構あったからね」と石崎監督が口にする際、真っ先にチーム名があがったのが札幌でした。

私も日立台でこの試合を見ていまして「あぅああぅ?」と思ったことを思い出します。その時とても印象に残ったのは、石崎監督の監督会見での第一声でした。「まずは、自動昇格が決まった横浜FCにおめでとう、と言いたい」。昇格争いの渦中でさすがに顔を強張らせていた石さんが、自分自身のことより他チームの昇格に対して祝辞を述べたことに、すごく気配りされる方なのだな、と思ったのでした。

結局2006年のJ2を6位で終えた札幌でしたが、2007年の首位の独走ぶりはご承知の通り。(まぁ、最後の最後はちょっとばたばたしましたが・・・)2008年のリーグ戦は鹿島(●0?4)、横浜FM(●0?2)に2連敗していますが、両試合とも前半は0?0で折り返し堅守ぶりは健在です。

「札幌は4?4?2のシステム。ゴール前にラインを2本作ってスペースを消す固い守備が特徴のチーム。このゴール前を●●と△△のコンビネーションで崩して欲しい」と石崎監督。●●と△△は選手の名前を挙げていましたが、ちょっと広報日記では書けませんね。「コンディションが良い選手は積極的に起用していきたい」という石崎監督の言葉どおりのメンバーになるのでしょうか。乞うご期待です。札幌の固いゴール前をこじ開けるのは誰か、是非ご注目ください。1999年ナビスコカップ優勝の再来を目指して!

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午後過ぎからは、柏の葉に前日設営に行ってきました。宮本マネのブログどおり、確かに芝生は短めなものの、ピッチは全体的に青く、夏真っ盛りの時よりも芝の状態は悪くないように見えました。帰り際、入り口を見るとすでにサポーターの姿が見えました。夕刻になり、雨がパラパラと降ってきました。明日は弱雨とはいえ、一日冷たい雨が降り注ぐ予報になっています。気温も2月下旬並みだということです。どうぞ、ご来場の皆様、雨具を用意して暖かい格好で柏の葉にお越しください。

最後にお知らせです。

選手チャリティーオークションはリーグ戦のみとなりますので、明日のナビスコカップ戦では実施されません。

また、イベントページでもすでに告知をしておりますが、今季より、選手のファンサービスイベント「ふれあいタイム」は日立柏サッカー場開催時のみとさせていただきます。選手は午前練習を終えて柏の葉へ移動するため、練習終了時間や交通状況等により、ふれあいタイムの時間設定が難しいためです。何とぞご理解のほどお願いいたします。

2008年3月18日

プロフェッショナル

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担当:大重正人

今朝は、来る札幌戦に向けてのミーティングでスタート。鹿島、横浜FMと強敵相手に敗れはしましたが、強力な攻撃陣を試合途中まで封じた守備力は脅威です。ゴール前をしっかり固めてくる相手をどうやって崩すか。昨年からの課題に対して、答えを見出せるか。J1とナビスコカップでカテゴリーも違いますが、「絶対に連敗はしてはいけない」と石崎監督は気持ちをぐっと引き締めます!

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今日も攻撃側と守備側に分かれてのトレーニングが行われました。ショートパス、クロス、そしてシュート。どれもが完璧でないとゴールにはつながりません。わずかなトラップのミスが、その後のプレーのリズムを失わせます。プレーの途中で石崎監督が選手を集め、アドバイスや練習の意図を再確認するシーンもありました。大分戦のうっ憤を晴らすようなゴールを見せて欲しいところです!!

練習後のフリーキック練習には石崎監督が飛び入り参加!
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先週の誕生日には、監督の口から60歳現役宣言が飛び出しました。「タムさんは60歳でも現場で、しかもクロスをバンバン上げてたからね」。約10歳年下の石さんも負けていられません。しかしそのキックは枠に飛ばず……でも活力あふれる石さんに選手たちが引っ張られているのは間違いありません。

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その脇では、フランサ選手が、ラダーを使った練習を行っていました。しっかりと足の感触を確かめるように前後左右にステップを踏んでいきます。

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フランサ選手はフィジカルトレのとき、手のひらを開いて、腕でバランスをとります。この様が個人的にたまらなく格好よく、「美」を感じるのです。なんと言いましょうか、高貴で崇高で自分だけの世界をつくっているというのでしょうか。そしてステップは、昨年の夏祭りで見せたダンスステップの片鱗。もちろんまだ全開バリバリとはいきませんが、試合中のフィールドだけでなく、トレーニングでも気品を感じさせるキング・フランサです。

練習後には、久々の取材となりました。マッチデープログラムやイヤーブックにも寄稿いただいている日本経済新聞の吉田誠一さんによるインタビューです。実は、キャンプ中に鹿児島まで行きます、とおっしゃっていただいたほどで、この日の取材を心待ちにされていたことでしょう。フランサは本当に紳士的で、なおかつユーモアがあります。どうしてそんな創造的なプレーができるのか?という疑問に「サッカーの技能は天から与えられたもので、とても感謝しています。才能は、薬局には売ってませんから」。

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話は熱を帯びていきます。視野の広さを「パノラマ」と表現し、吉田さんの「精神的なプレッシャーがあったりしたら、視野が狭くなって、周りを見渡しながらのプレーなどできませんよね」という返しに、指をさして「まさに、その通りです」と身を乗り出して反応するフランサ選手。質問に対して、言葉を選びながら丁寧に説明するフランサ選手。公文通訳は聞き漏らさず、噛み砕いてわかりやすく伝えます。その言葉を聞いてさらにフランサの内部に分け入っていく吉田さん。そしてフランサの時折見せるいろいろな表情をファインダーに収めるカメラマンさん。

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この1時間、小さな応接室で4人が「プロフェッショナル」な仕事を見せた濃密な時間でした。あとは、フランサがピッチで本業のマジックを披露してくれれば……フランサを信じて、焦がれながら、待ちましょう。レイソルのために、サポーターのために舞う、その至福のときを。

2008年3月17日

酸素不足は走って解消!

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担当:桜林 舞

オフ明けでございます。今までの寒さはどこへやら。暖かくなってきましたね。
街中にも紅梅と白梅が咲き乱れていますし、先日はウグイスの声をききました。「ホーホーケキョ。ホケキョ、ケキョケキョ」とまだ鳴き方はぎこちないですが、しみじみと春だなぁと感じ入った次第です。

花粉症の選手や皆様には辛い時期かもしれません。レイソルでいうと、北嶋選手、藏川選手、李選手、柳澤選手、そして高橋コーチ、メディカルの大津さんと荒川さんあたりでしょうか。高橋コーチは「今年からきちゃったよ」だそうです。大津さんは先日、選手から譲り受けたという花粉防止ゴーグルをつけていました。使用感は「結構いいよ」とのこと。竹本GMも花粉症っぽいらしいのですが「マスクはつけない主義」なのだとか。

そんな中、サッカーのようなハードなスポーツをこなす選手は酸素不足に陥らないのかしらという素朴な疑問があったのですが、サッカー経験のある記者さんによれば「動いているときは鼻が通るんですよ」とのこと。鼻が詰まって辛くなったら「走れ!」ということなのでしょうか。それはそれでシンドそうですね。。。

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午前練習終わりにクラブハウス前では胸ストラップ(心拍数の計測器を胸に固定するベルト)を干す松原コーチの姿が見えました。左手を固定しているギブスが見えなかったので大丈夫かと問うと、「まだ腫れが残っていて、基本的には固定していなくていけないのです」と、洗濯に際して一時外しているだけとのことでした。まだ赤みの残る左手首が痛々しいのですが、時間を経るごとに回復していることは確かです。お大事に、と声をかけることしかできないのが歯がゆいところです。


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ポポ選手はうららかなグラウンドを背に、初めてのライジングレイソル「日立台蹴球一丁目」の撮影に応じます。シャワーを浴びて髪の毛も乾かぬうちに、グラウンドに登場。シャンプーの香りに「いい香りですね」とまちゃぴんさんがいうと「アリガトウ!」と日本語で答えてくれました。この模様は3月23日(日)20:30から放送されます。お楽しみに。

午後練習前には、一昨日の大分戦を振り返るビデオミーティングが行われました。「負けてしまったのことは残念だが、負けたのはなぜか、自分たちのサッカーが出来た開幕戦との違いは何かを意識していかなければいけない。反省していかなければいけない」と石崎監督。「サッカーはどんな試合でも、どんな相手でも3回は決定的なチャンスがあるといわれている。大分はそのチャンスを決めて、2点をものにした。うちにとっては、そういうピンチをいかに防げるかが重要だ。そのためにはチャレンジ&カバーを徹底すること。一人がチャレンジしたら、他の人がカバーすること」と、マークを一つ一つずらしていく石崎サッカーを、大分のハーフタイムコメントの通り『自分たちのサッカーを思い出そう!』とばかりに鼓舞しました。そして後半、逆転こそなりませんでしたが、自分たちのサッカーができたことについては「自分たちでリズムを変えられるように選手同士でコミュニケーションをとっていこう!自分たちはこれくらいのチームなんだと弱気になってちゃダメだ。開幕戦のように、自分たちでイニシアティブをとれる試合をして行こう!全体にレベルアップしていこう!!」と今日も元気に選手たちをグラウンドへ送り出しました。

ボール回しやフォーメーション練習の後に行われたシュートゲームでは、、、

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ラストに残ったシマ&シュー対決。先に蹴って外してしまい、照れ隠しからか、両手を横にカニ歩きをするシマでした。シュート練習後は、ユースの後輩・酒井選手と居残り練習。いつもは諸先輩方にイジラレ役のシマも、酒井選手の前では逞しい先輩。「さぁ、集中していこう!」と力強く声を出してロングボールを蹴りあうトレーニング!今日もみっちりと練習です。

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大分戦を引きずる間もなく、3日後にはナビスコカップ開幕します。予選リーグ・グループCの初戦は、攻撃力のある横浜マリノスも第2節リーグ戦で苦戦を強いられた、コンサドーレ札幌が相手です。残り2日間、出来る限りのことをしてカップ戦も総力で臨みます!応援宜しくお願いいたします。

2008年3月15日

昨日の友は、今日の敵で、今日も友。

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担当:大重正人

トリニータは自分たちのサッカーをできた。
レイソルは自分たちのサッカーができなかった。

それが2-0のスコアとなって表れました。開幕戦はあんなにいいプレスがかかって、すばらしい試合ができたのに。。。石崎監督、選手、コーチングスタッフ、竹本GM、フロントスタッフ、そして何よりサポーターの皆さん、悔しさが鬱積する試合になってしました。

今日は速報を打つ横で、竹本GMと小見ダイレクター、さらに飯田強化部マネージャーが観戦していました。どうしても息詰まる攻撃、1対1の競り合いで大分の気迫が勝っていたことなど、鋭い言葉が続いていました。レイソルがもっと上位をめざすためには、まだまだ足らないところ、改善すべきところを痛感させられました。

試合後のミックスゾーン。悔しさをにじませながら、古賀選手と李選手が答えていました。古賀選手は「リズムが悪い時に、もっと自分たちで流れを変えていけるようにならないといけない」。李選手も「プレスがはまらないとき、もっと自分たちで考えて修正できるようにならないと」。ハーフタイム後、石崎監督の指示と叱咤によって、戦況や流れを変えることができたのは見て取れました。ただ、それを試合中に選手自らが感じて、チーム全体で改善していくこと。選手たちも自分たちの課題をしっかりと見据えています。だからこそ、切り替えて、次の試合で自分たちのサッカーができるように改善できるはずです。

今日は、久々の再会の日でもありました。レイソルからトリニータへ、期限付き移籍中の小林亮選手が、レイソルのみんなを待ってくれていました。トレードマークの金髪は、シルバー&ブルーのカラーに。トリニータの社長さんに変えてみては、と言われたそうです。
試合では、途中出場し、決定的なシュートをブロックしたシーンを、「ミニゲームの成果が出ました!」と亮選手らしい笑顔で振り返ってくれました。

「開幕戦のレイソルのビデオ見たけど、すごく良かったから、今日はそれに比べたら調子よくなかったかもしれないですね。トリニータも狙いがしっかりしてますから、いいスタートが切れてます」。個人でブログを始めたことを聞いてみると「知り合いの方が、サッカー選手やスポーツ選手のセカンドキャリアのサポートをされている人がいて、誘ってもらったんです。これからの人生に向けて、もっと世界が広がると思うし」といろいろ教えてくれました。この2か月ほどで、亮選手は自分のステージでしっかりと着実に歩みを進めています。

レイソルの選手たちと旧交を温め合う姿。
亮選手らしい、最高の笑顔が、すべてを物語っていました。
今日は、完敗です。
レイソルも負けていられません!!

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2008年3月14日

贈り物は「勝点3」

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担当:桜林 舞

開幕戦から5日が経ちました。晴天続きだった先週と打って変わって、日立台には朝から雨がパラパラと降っており一度雨が止んだものの、今またシトシトと振り続いています。でも、今季初アウェイを前に、選手たちの表情には曇ひとつありませんでした。

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9時半からの午前練習。試合前日恒例のミニゲームがいつもの通り行われ、黄色チームが4-0で大勝!ミニゲームでの勝負運はいまいちという古賀選手も「古賀ちゃん、2連勝じゃなー」と石さんに声を変えられていました。

13時の出発に合わせて、メンバー入りした選手たちは足早にクラブハウスへと急ぎます。スタッフと居残り練習をする選手たちしかいない練習グラウンドを見つめ、紙袋を片手に「石さん、はやくこないかなぁ」と呟く宮本マネージャー。「『パイレーツオブカリビアン』借りに行く時間がなくなっちゃうよ?」。今日のチームバスのビデオは海賊モノのようです。

紙袋の中身は怪しい白い粉が入ったビニール袋と楕円に輝く白い球。ありていに言えば、小麦粉&生卵。紙袋は、広島の住所と「もみじ饅頭」と書かれた紫のもの。「わざわざ広島の紙袋を用意したんですか?」と問うと、「いや、えっ、本当だ。たまたまだよ?」と拓さん。・・・石さんの誕生祝いに出身の広島名物紙袋とはそこまで仕込んでいるのね!と思いきや、さすがにそれは考えすぎだったようです。。。これを使って、「石さんレシピのお好み焼き」を作ってもらおうという魂胆かというと、そんなはずはありません!そう、今日はホワイトデーであり、かつレイソル的には石さんのバースデーなのです。サプライズパーティーの足音がひたひたと忍び寄ります。

昨年は、ピアノでの昼食時に大クラッカー攻めに合い、火薬の匂いとクラッカーのリボンでスパイダーマンに捕らわれたみたいになった石さん。今年の誕生日も確実に警戒しているはずです。作戦は、こうです。石さんをピアノの前で報道陣が囲み取材をしている時に、すでにクラブハウスに戻っている選手たちが後ろを通りすぎながら粉や球を命中させる、というもの。事前に撮影のタイミングを知らされていた報道陣も、うまくいくのかどうか、少し緊張の面持ちで石さんを待っていました。

結果はフォトギャラの通り、大成功でした!ピアノの建物の横を「ザッ、ザッ、ザッ」と複数の選手たちが移動してくる音が、「うわぁー、ばれちゃうよ?」と心臓の音を高鳴らせましたが、「選手があがってったからして、戻ってきてなんじゃぁと思ったけど、このタイミングでくるとは。油断しとったよ、全然構えていなかったもん」と粉まみれの石さん、正真正銘のサプライズとなりました!!!

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そして、ちゃんとしたプレゼントが報道陣一同から贈られました。50歳の誕生日にちなみ、50本のレイソルイエローのバラの花束でした!50歳の心境は?と問われ「50歳までいきていられると思ってなかったよ。目指すはタムさんだからよ」。昨年、61歳までレイソルコーチを務めた田村脩コーチを引き合いに出し「タムさんのクロスはすごいからね。あんなふうに60過ぎまで現役を続けたい」。

明日の大分戦については「開幕戦のパターンだと3-5-2の陣形だが、どうじゃろね。2トップが強力だから、プレスをかけるとロングボールを入れてくる可能性も高いと思うけど。相手がどういう型であろうと自分達のサッカーをやることが大切じゃね」。

昨年は、ホーム開幕戦の磐田戦を○4-0で快勝し、2節のアウェイ広島戦では△1-1のドロー、3節アウェイ清水戦を○1-0で勝利、4節ホームFC東京戦を○2-0、5節アウェイ横浜マリノスを○0-2と5戦負けなしで開幕ダッシュを切ったレイソル。J1復帰2年目の真価を問われる戦いが始まります。本日のように、選手もスタッフもメディアの方も一丸となって、明日、石さんに勝点3のバースデープレゼントを送りましょう!

2008年3月13日

準備

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担当:大重正人

いつものスタッフミーティング。ロビンソンGKコーチと木村通訳の姿がありません。「キーパーは9時から練習行ってます」。9時半スタートの練習に先駆けて、ゴールキーパー陣のトレーニングがスタートしていました。先週もそうでした。フィールド陣のトレーニングはセットプレーの確認など、試合に向けた調整段階に入っていますから、GKの練習としては、フィールドと同じ時間では足らない。地道な基本動作の繰り返しが、安定したセービング、そして強烈なシュートを浴びた時にスーパーセーブに繋がる。何事も練習と準備が大切です。

そしてフィールド陣は9時半スタートだったのですが、練習グラウンドには人影が。目を凝らしてみると、李忠成選手でした。ゆっくりとステップを確認しながらのドリブル、そしてシュートフォームへ。ボールをシュートするのではなく、そのフリだけ。李選手の頭の中では、九石ドームで青いユニフォームのDFを描いて、どうやってシュートに持ち込むか。そのイメージを膨らませているように見えました。たった一人で、黙々と反復動作。たぶん100mぐらい離れたところにいたのですが、すごいオーラというか集中力を感じました。彼もまた、しっかりと心と体の準備。

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広報も、いろいろ練習のこと、新鮮なチームの情報を広くお知らせできるよう、日々アンテナを張って準備しています。今日は絶対このネタで行こう、これを伝えたい!!と確信をもって夜パソコンへ。ただ、その伝えたいイメージが、受け手であるサポーター皆様の求めているものと違っていることもあり、悩むこともあります。チームの中と外とのギャップを少しでも埋めて、できる限り近づけるように。それが広報の仕事のひとつだと思っています。

「迷ったときは、進め!」。野球の星野仙一氏がおっしゃっていました。悩んだりうまくいかないことは選手がプレーしている時もあるだろうし、一般社会でどんな人でも体験するものです。そんな時だからこそ、しっかり自分の意志を持って、自信をもって、勇気をもってチャレンジする。日々戦っている選手やスタッフ、そしてサポーターの皆さんと同じように、広報も。明日、選手たちは大分へ乗り込みます。勝利を、勝点3を手に入れるために。大分へ旅立つ人も、柏をはじめ遠く大分へ念を送る皆さんも。結束して、団結して、一緒に勝ちましょう!

2008年3月12日

SMILE

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担当:大重正人

今朝は、9時30分からミーティング。週末に控える大分戦の分析を、平川テクニカルスタッフが事細かに伝えます。開幕節ではアウェイで強豪清水を下し、意気揚々とホーム開幕戦をむかえるトリニータ。2トップは強力です。前節のウェズレイ選手の強烈なドライブシュート、また高松選手には昨年のアウェイ戦でゴールを許していますし、当然マークすべき要注意人物です。そのなかでレイソルが自分たちの持ち味を発揮できるよう、相手の長所や特徴など、選手たちは頭にインプットします。

そしてグラウンドへ。古邊コーチのフィジカルトレからボール回しへ。6人一組で、そのうち2人が鬼。残り4人が四角形になってツータッチ以下のパス回し。石崎監督のカウントコールのなか、どの顔もとても楽しげなのです。笑顔、笑顔、笑顔。

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決して気が緩んでいるわけではありません。サッカーを純粋に楽しんでいる。だからこそ良いサッカーができると思うのです。厳しい練習を楽しくやろう!というのが石さんのコンセプトですから。

その後は、ピッチ半面を使った攻撃の練習。パスを早く動かし、パスを出したら、すぐにダッシュ。パス&ムーブが徹底され、またそのダイレクトパスからシュートでフィニッシュ。長いパスも短いパスもとてもよく繋がるのです。見ていてとてもリズム感やテンポのよさを感じました。その後は攻守を入れ替えてのフォーメーション練習。相手の長所を消し、自分たちのいいところを発揮できるように。人事を尽くして天命を“掴む”のみです。

スタジアムには、レイソルのキングが帰ってきました。来日以来、室内トレーニングが続いていたフランサ選手が、ジョギングを開始しました。ゆっくりとしたペースですが、しっかりと歩を進め、順調にトレーニングが進んでいます。

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さらに北嶋選手も頑張っています。桐畑選手とともに、ピッチの外周の長辺をランニングし、短辺をウォーキング。インターバルトレーニングのような感じです。走るときにはももを引き上げ、膝をしっかり上げたフォーム。徐々にチーム力を高めているレイソルに、さらにこのセンターフォワード二人が控えているのですから、彼らが合流したとすれば……一日も早く彼らがピッチを駆け回り、シュートを決める様子を待ち望むばかりです。

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こちらは練習後の取材。「TOBUMARUCO(東武マルコ)」の取材。東武鉄道の各駅におかれるフリーペーパーです。大宮と柏をつなぐ東武野田線、2つの街のクラブが戦う「東武野田線ダービー」を取り上げた特集です。登場したのは、近藤選手と菅沼選手。レイソルユース出身、柏に縁深い2人がお薦めスポットを紹介します。写真撮影では、このように笑顔でユニークポージング☆ 4月下旬に発行予定ですのでお楽しみに!

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2008年3月11日

チーム力の土台

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担当:桜林 舞

開幕戦を勝利で迎えて、いよいよシーズンがスタートしたと実感が沸いて参りました。オフを挟み、勝利の余韻も冷めやらぬ中、日立台の練習が、今日の天気のように気分も快晴!で行われました。春を感じさせる暖かい日差しの中、選手たちの表情もどこかほっとしたように見受けられます。

午前練習のGK練習では、ゴールマウスから「シルバー!」「アカ!」「キイロ!」「ピンク!」とロビンソンGKコーチの太い声が響いていました。今日もまた新しいメニューが考案されている模様です。ゴール前には4種類のボールが間隔をあけて並べられています。GK陣は、ロビンソンコーチからのシュートを受けて、矢継ぎ早に指示されるボールの色に目掛けて突進します。「シルバー!アカ!キイロ!アカ!」という具合。その声を聞いて、4つのボールの間を行ったりきたりするGK陣。とっさの判断が求められるこのゲーム性豊かな練習に、顔を歪ませながらも、笑顔がこぼれる南選手、菅野選手、加藤選手、でした。

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午後練習前に行われたジュビロ磐田戦を振り返るビデオミーティングでは、「万全とはいえない状況のなかで、自分たちのサッカーをやって勝てたことはすばらしい」といつもは辛口の石崎監督も選手たちの健闘に言葉を惜しみませんでした。いつもは20?30分ほどで終わるビデオミーティングですが、今日は開幕スペシャルなのか50分と長い時間をかけて行われました。「失点を抑えていくという点は、昨年度とやることは一緒だ。気を抜かなければ同じように強固な守備を保てるはず」とディフェンス面も賛辞。「パスからシンプルに」「もうワンテンポづつプレーを速く行いたい」「リズムが悪いときは後ろから再度ビルドアップしていこう」攻撃面での約束事も丁寧に確認していきます。「開幕戦を勝ち点3をとれたからといって安心してはいけない。大分戦にむけていいトレーニングをして行こう!」とグラウンドにとびだしました。

「リーグ戦ではチーム力が試される」と石崎監督はいいます。「個で戦うのではなく、チームみんなで戦うんだ」という言葉どおり、石さんのトレーニングではグループに分かれて競争する練習がよく取り入れられています。今日の午後練習は4チームに分かれてのチーム対抗戦が繰り広げられました。

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4選手と1スタッフで5人一組になってのランニングやドリブル、リフティングリレー。スライディングでグループの最後尾に戻る、鈴木選手。菅沼選手、鎌田選手、ポポ選手は両手で前の選手を抱きかかえるようにして、チームをぐるりと一周する選手の負担が少しでも小さくなるように万全の協力体制で臨んでいます。細かいことですが、練習中に垣間見える、こういう小さな協力体制がチーム力となって、開幕戦の結果などに繋がっていったのかな、と。どんな強固なダムも蟻の穴ひとつで崩壊するといいますし、日常の瑣末な協力体制が、ひいては盤石なチーム力を培う土台となっていくのでしょう。

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フィジテクの最後は5人でサークルになってのリフティング競争。村上選手、阿部選手、古賀選手、山根選手、高橋コーチのグループ、ハーフウェーラインを超える間際にバランスを崩し、あわやスタート地点からのやり直しか?と思われるプレー(?)が飛び出しましたが、村上選手のぎりぎりのヒールリフトで、石さんの判定ゴールとなりました。

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そしてミニゲームにて今日の練習は終了です。いつも同数で行われるミニゲームですが、本日は大分戦を意識してか、8対9という変則的なゲームとなりました。茂原選手と鎌田選手のバトルに、阿部・永井両選手がサポートに向かいます。磐田戦で前線の起点となった茂原選手ですが「もっと前線でからみたいですね」と、まだまだ納得していないようでした。さらに貪欲に。もっと貪欲に。リーグ戦は始まったばかりです。


さて最後に、本日よりオフィシャルショップ『レイソリスタ』やオフィシャルオンラインショップ『e-reysolista』で販売を開始しました柏レイソル公式イヤーブック2008のP93の正誤表PDFをアップいたしました。ご迷惑をおかけしますが、データをダウンロードの上、プリントアウトしてご利用いただけますようお願い申し上げます。

なお、オフィシャルショップ『レイソリスタ』でもP93の正誤表を印刷したものを配布させていただきますので、併せてご利用のいただけますようお願い申し上げます。(※3月9日(日)開幕戦販売分には最初のページに挟み込みしてお渡ししておりますのでご確認下さい)

2008年3月10日

オータとオータニ

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担当:大重正人

「太田よ?、今日は得点王になれたのになぁ」。試合後のロッカールーム。太田選手のはにかんだ表情の見つめる石崎監督の広島弁はとても滑らかでした。キャンプでけが人が出て、ここ2年に比べると調整の進み具合は順調と言えるものではありませんでした。「あと2週間あったらなぁ。今からもう一回キャンプやりたいわ」。この2週間のトレーニング中、冗談ともにつかわない言葉が聞かれたのは事実。しかし先週、記者さんとの会話から出てきた、有森裕子さんの講演の話題。「やりたいことができなかったと思っても仕方がない。こういうときこそ、『あれはできた』、『これはやれた』と達成できただけを思い返して本番を迎えるんです」。

「けが人が戻ってこれた。ちばぎんカップではこのメンバーで90分間試合ができた」。木曜日のトレーニング前、監督の吹っ切れたような言葉が印象的でした。そして自分たちには、この2年間継続してきたプレッシングのベースがある。それを遺憾なく発揮した今日のジュビロ戦でした。開始早々から相手の自陣に押し込み、攻守の切り替えがすばらしく速いサッカー。ショートパスが自慢のジュビロが前半途中から最終ラインからFWへロングボールを蹴りこんできたのを見て、レイソルのペースであることは一目瞭然でした。

そんななか、大谷選手のFKに、太田選手が鋭く飛び出して先制ゴールが生まれたのです。ゴールした太田選手の喜びはもちろん、ハーフウェイラインぐらいのところで、ガッツポーズを繰り返し古賀選手と抱き合って喜びを爆発させた大谷選手の姿が遠くから目に飛び込みました。「試合前から二人で話をして狙ってはいたけど、あまりに狙い通り過ぎて」と囲み取材を終えた大谷キャプテンのほころぶ笑顔は充実感に満ち溢れていました。

前線で起点になった李選手、脅威の無回転ゴールのポポ選手、菅沼選手の思い切ったシュート、茂原選手は中央で基点となり、山根選手のボール奪取はまさに職人芸。右サイドを走りまくった藏川選手、古賀選手は相手のロングボールを跳ね返し続け、祐三選手はスピードあふれるカバーリングで相手のカウンターを阻止。南選手は最後方から大きな声でコーチングし、ピンチには見事なセービングで無失点の原動力となりました。最後を締めた近藤選手の守備、鈴木選手のドリブルはフィールドで一番のスピードを誇り、ファーストタッチのまたぎフェイントで沸かせた大津選手はいきなりデビューを果たしました。そしてチームを代表してメンバー入りした菅野、鎌田、石川、永井選手もベンチからチームを支えました。

レイソルは全員で戦う。サポーターの「柏バカ一代」の人文字はホームチームを勇気付け、アウェイチームから平常心を失わせたことでしょう。みんなで結束して戦う。UNION。あと52点。足元を見て、一歩ずつ断固たる決意で進んでいきましょう。今日は本当に応援ありがとうございました。

最後に、、、今日もお詫びとなってしまいました。バックスタンド側の年間シートのお客様から座席に置いてあるテンピュールクッションの問い合わせがありました。このクッションは、SD席、SF席の年間シート席のみ配置しており、それ以外の席種については設置しておりません。こちらの説明不足により、ML席などのお客様に混乱を招き、またそのご意見を受けて、設置エリア外の席にも試合途中から係員が誤ってクッションをお渡ししたことが更なる混乱を呼んでしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。

2008年3月 8日

レイソル大晦日

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担当:桜林 舞

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パタパタと、開幕の足音が近づいています。といっても、Jリーグは本日開幕しました。J1は本日6試合、明日3試合が行われます。J1の試合動向を気にしながら、レイソルのフロント事務所はさながら大晦日のようでした。と、境原運営担当にお話をすると「うちにとっては、明日が元旦みたいなもんだからね」。

明日、約4ヶ月ぶりにお客様を日立台にお迎えするにあたり、館内を掃除したり、ポスターを貼り直したり、配布物を整理したり。広報は報道用の資料作成、イベントやニュースのHPアップ、記者室の確認などなど。一番上の画像がなにか分かりますか?報道用のビブスです。白ビブスは中継のテレビクルーの方が羽織るものです。そのほか、中継以外の映像カメラマン用の赤ビブス、スチールカメラマン用の黄ビブス、ペン記者用の緑パスなどがありまして、色分けされたそのIDによって立ち入りできるエリアが決められているのです。

選手はというと、試合前恒例のミニゲームで最終調整です。内側ではふつふつと闘志がみなぎっていることと思いますが、今日もいつものレイソルらしく明るく楽しく元気よく行われました。

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赤が先制ゴールを叩きだします。諸手をあげて喜ぶポポ選手と笑顔で駆け抜ける大津選手ですが、、、

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「3本!」「スリー、スリー!」との掛け声が黄チームからあがり大ブーイング!2タッチで決めないといけないルールのレイソルミニゲームで、3タッチをしたとの抗議です。ポポ選手「なんで?」のポーズで判定を石崎監督に委ねます。

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結果は「いってーん!一点!判定ゴール!!」と今日も石さんの「中東の笛」ならぬ「南米の笛」が鳴り響き、赤チームの先制点が確定しました!ポポ選手、広報カメラを意識してか、くるりと身を反転してこの笑顔です☆

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それに勢いづいた赤いチーム、茂原選手、大津選手とゴールを重ね、4点目が入ったかどうかは定かではないのですが、危なげなく赤チームが勝利しました!黄チームの罰走、一発芸はフォトギャラの通りです☆

明日のメンバー発表の後、18名の選手と円陣を組み「1月の中旬からグアム、鹿児島と準備してきた。ケガ人が多かったが、それを行っていても始まらない。今日まで何をやってきたか考えてみてほしい。明日、先発メンバーは11名、交代枠も3名だが、この18名で90分を戦う。チームを代表して18名全員で戦うという気持ちを忘れないでほしい。相手は日本代表を有する個々に強いチームだが、サッカーは11対11で戦うものだ。明日のゲームで何をするか今日1日よく考えてほしい。『あれをやろう』『これをやろう』と、みんなでやっていこう。チームがひとつになって、強い気持ちで戦っていこう!」と石崎監督の熱い訓示で開幕戦前最後の練習を終えました。

話は変わって、こちらの選手は誰でしょう?

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顔を隠していても、そのキーパーグローブが選択肢を4人に絞り込ませますが、こんなおちゃめなことをするのは、そう、桐畑選手です。

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「昨年の試合でいつも身に着けていたレアものです」と舌好調のキリ。背番号順に行われる選手チャリティーオークションが今年も行われます。背番号1の桐畑選手はキーパーグローブ。2番の鎌田選手はJ2でプレーしていたときのスパイクです。是非皆様奮ってご参加ください!

そして、明日のレイソルホームパーティーは 『UNIAO!!2008 開幕スペシャル!』と題して様々なイベントが行われます。初めての試みである「黄色くなってGO!」や「ゲーフラコンテスト」も行われます。どれくらい日立台が黄色くなるのか、どれくらいのゲーフラが応募されるのか、明日が楽しみですね。ゲーフラコンテストの審査員は、ブログでも触れていただいている通り、パッパラー河合さんとレイソルの選手2名です。審査員にどの選手がくるかも、楽しみにしていてください!

「日立台で開幕を迎えられることが、とても楽しみ」だと監督も選手もインタビューを受けるごとに言っています。心強いサポーターの声を力に、明日、レイソルの2008シーズンが幕をあげます。

おかげさまで、チケットは完売。ありがとうございます。買えなかった方も、是非モバイルレイソルのリアルタイム試合速報で、応援をよろしくお願いします!!!

2008年3月 7日

あと2日

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担当:大重正人

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いよいよ、開幕の足音が。。。明日からついに2008年のJリーグがスタートします。1月の自主トレから、グアムキャンプを経て、鹿児島キャンプ。そして柏での総仕上げの2週間。振り返ってみれば、もう開幕なの!?と過ぎ行く時間の早さを改めて感じます。スタジアムではスポンサー看板が張り替えられ、ピッチでは青々とした芝生がきれいに刈り取られ、美しい濃淡のコントラストラインが浮き上がっています。

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練習場では、ジュビロ戦に向けて、最後の総仕上げ。ジュビロといえば、昨年の開幕戦で4-0と圧勝しながら、アウェイの最終節で0-4の返り討ちに……。中間の取材では鈴木達也選手も李忠成選手も「開幕で勝ったことより、最後に大敗したイメージの方が強くて…」と挑戦者の立場を崩すことはありません。今年は、それほど「挑戦」というフレーズが強調されることはありませんが、監督以下、選手たちの内面にはチャレンジスピリットが息づいているはずです。

相手の布陣を想定しての、フォーメーショントレーニング。攻守ともCKやFKのセットプレーを確認し、「鍛える」のではなく「整える」段階です。その後は攻撃選手と守備選手に分かれてのトレーニング。石崎監督が見守る中、守備側の選手は、サイドからのクロスに対する対応を2対2で。昨季の失点パターンとしてサイドからのクロスや、そのこぼれ球からやられるケースがありました。また、ジュビロのクロス数は昨季リーグ1位。ここに駒野選手という日本屈指のクロッサーが加入したわけですから、マークを怠ることはできません。

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そして攻撃陣は、シュート練習でゴールのイメージを高めます。ペナルティエリア内では、次々とゴールネットを揺らし、「ナイスシュー!」と声が連なります。そのなか、細かなパスや動き出すタイミング、身体の向きなどを指導していたのが、高橋真一郎ヘッドコーチでした。攻撃における指導を期待されて入閣した高橋コーチ。石さんの守備に、真さんの攻撃。同じ広島出身の同い年コンビだけでなく、石川コーチの的確なアドバイスや古邊コーチの厳しい叱咤も飛んでいました。それぞれの厳しい「目」がピッチに注がれてきたこの冬。レイソルの選手たちが成長した姿を、日曜日に日立台でお見せしたい!!と願うばかりです。

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最後に、練習スケジュールについてです。12日水曜日に予定されていた午後練習はなくなりましたのでご注意下さい。また先日、広報日記で「火曜と木曜が2部練習となります」という内容をお伝えいたしました。この件について迷われたサポーターの方から質問を受け、混乱を招きましたことをお詫び申し上げます。この場で補足します。選手の疲労やトレーニングの負荷を考えて、2日連続の2部練習を今季から変更しようという試みですが、試合と試合の間のトレーニング期間が十分に確保されているときとなります。実際、3月中は試合間隔が詰まっていることもあり、2部練習は週1回ということがほとんどです。ホームページやモバイルサイトでのスケジュールをご確認くださいますようお願い致します。

2008年3月 6日

おそなえ

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担当:桜林 舞

開幕まであと3日。本日は開幕前恒例の必勝・安全祈願が日立柏グラウンド総合公園内の柏稲荷神社にて行われました。選手・トップチームスタッフとフロントスタッフが神社前に揃います。祠の前には、お米、果物、野菜、鮑・海老・蛤などの魚介類、お酒などのお供え物が供えられました。

フロントスタッフに続き、トップチームスタッフも2礼2拍1礼で必勝祈願です。

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「ケガをしないように、そして勝ち点55を取ることができますように」と石崎監督。

つづいて選手たちです。キャプテン大谷選手「目標を達成できますように」と願をかけます。

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選手・スタッフ総出のお参りは、シーズン初めのこの時期だけになりますが、サポーターの方々は毎試合前にこの柏稲荷に必勝祈願を託してくださいます。今年もご利益がありますように。

祈願を終えると、午後はビデオミーティングから練習開始です。平川スカウトが足を運んで撮影してきたジュビロ磐田の練習試合やプレシーズンマッチの編集ビデオが映し出され、「ボール回しが非常にうまいチームです。今日も含めて、まだ3日間練習できる時間があります。今できる限りのことをやって臨みましょう」と気合と戦術を注入します。「このチームで練習して2ヶ月近くたつ。全員で戦っていきたい。最終節でこのチームに負けたという悔しさをバネに、自分たちのよさをしっかり出せるように全力でやっていこう」と石崎監督。

グラウンドに出てからはボール回し、シュート練習に続き、紅白戦です。
そのグラウンドの周りに、若き2人が姿を表しました。「おっ、懐かしい2人だな?」と古邊コーチが揶揄するのは桐畑選手と柳澤選手でした!残念ながら現在別メニュー中の2人ですが、今日はグラウンドにてウォーキング。桐畑選手の手にはボールが抱えられ、2人で軽く蹴り合う場面も見受けられました。柳澤選手はもちろん手術を受けていない左足です。ケガを抱えながらも、若いパワーか2人とも会話は元気です。2人とも焦らず、しっかり直して、復帰して欲しいですね!

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ゲームで目立っていたのは、こちらの選手。

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新しい靴だという、ピカピカの黄色靴が、遠めからでもものすごく目立ちます。パンゾーくんの赤い靴、同様チュンソンくんの黄色い靴も定着するでしょうか。

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そして、こちらの選手も目立っていました!

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もちろん、この選手のスパイクです。

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朝、クラブハウス前を取り掛かると、練習前にスパイクを水洗いする菅沼選手の姿が。同じ金色の靴を2足ならべて「同じの?」と聞くと「うん」。サッカー選手にとってスパイクは命みたいなものですから、気に入った型は同じ型を使い続けるのでしょうね。


と、ここで午前中の話に戻ってしまうのですが、講談社発行のモーニングに連載中の「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」の作者、ツジトモさんが日立台を来訪されました。皆さん読んだことありますか?フロント事務所にもモーニングが届くのですが、届いた側からみんなが奪いあうほどの人気です。作画の参考資料として、スタジアム内をご案内し、最後にサインをお願いすると、「喜んで?」と快く応じてくださいました。

そのサインがこちら。

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「監督」です!1枚約5分ほど。丁寧に描いてくださいました。

そして、サインは、この選手のもとへ。

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イヤーブックに「好きなサッカー漫画の選手」というアンケートがあるのですが、そこに「GIANT KILLINGの監督」と応えていた、杉山選手。「サインいる?」の電話をチケット担当のじゃんぼさんこと藤井さんがすると、「今すぐ取りに行きます!!!」。小林選手とともにフロント事務所に姿を見せた杉山選手「おぉー!マジホンモノだ!!」と大興奮。「あ、でも『柏レイソル様』になってる。『杉山浩太様』じゃないの?」とちょっと拗ねるも、「飾るために、額を買っちゃおうかな?」とルンルンで帰って行きました!まだ読んでいない方、是非お買い求めください。日立台の興奮が漫画でも味わえるかも、ですよ。

明日は午前練習のみとなります。レイソルの開幕戦は3日後ですが、Jリーグの開幕は明後日からです。いよいよ開幕の火蓋が切って落とされようとしています。残り2日間の練習でできる最高の準備をして、来るべき日に備えましょう!

2008年3月 5日

オーツとスーツ

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担当:大重正人

今日は冬に逆戻りしたような寒い一日でした。今日はメディアの方が多く来られるので、グラウンドにも早めに出かけました。しかしあまりの寒さに、手袋とマフラーをとりに帰るほどでした。ピッチでは「フィジテク」の真っ最中。ペアを組んで向かい合い、決められた回数をどれだけ早くリフティングでパス交換できるか競争です。終わった組がどんどん座っていくなか、最後に残ったのはこの2人。

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石崎監督から「どうした!代表組!」と、昨日U-19日本代表候補キャンプに選出された大津選手と酒井選手に向かって、軽口が飛びます。そしてバービーの罰。トップチームに合流した高校生2人は、どんどんチームに溶け込み、チームの一員として大切な戦力となっています。紅白戦の合間には、大津選手が古賀選手となにやら会話。年齢でいえば10歳以上はなれた間柄ながら、臆することなく先輩とコミュニケーションをとる。他のチームならなかなか話しにくいところもあるかもしれませんが、それがレイソルの誇るべきところかもしれません。

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今日は、ディフェンスのフォーメーション練習。開幕戦の相手であるジュビロを想定した守備の反復練習です。メンバーを交代させ、状態や組み合わせによって、開幕戦の先発メンバーが絞られていくわけです。まさに最後の競争。ここで頑張れるか、アピールできるか、監督の琴線に触れられるか。試合が近づいて緊張感に包まれる練習でした。

練習が終わると、いろいろと行事がありました。まずは、今年で5回目となる柏レイソル選手会によるチケット寄贈。選手会長の石川選手が、柏市の本多市長を訪問し、ホームゲームの年間チケット14席の目録をお渡ししました。石川選手は「このチケットは、地域の子ども達がレイソルに関心を持ってくれるように活用していただけると大変嬉しいです。今年から選手会長になって、レイソル選手会が地域や応援してくれる方々に対して、どんな貢献ができるかを考えて行きたい」と話しました。これに本多市長は「寄贈されたチケットは福祉に役立てていきます。勝点55の目標を目指して頑張って下さい」と、石川選手が熱い激励を受けました。

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そしてスタジアムのホームアップルームでは……今季からオフィシャルスーツのスポンサードをいただく、株式会社佐田様による写真撮影が行われました。先日のキックオフパーーティでお披露目となりましたが、今日はパンフレットなどに使われる写真撮影です。モデルは、古賀、南、大谷、李の4選手でした。まずはひとりひとりのワンショット撮影。直立したり、すこし角度を斜めにしたり、足を組み替えたり……慣れないポージングに照れ笑いを浮かべながらも、慣れて来ればキリッとしまった凛々しいモデルに変身。スマートで足の長い選手たちは、やはり写真映えしますね!比べるべくもありませんが、うらやましい限り…

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最後は4人並んでのショット。「みんなが揃うと締まりますよね?」という大谷選手の言葉どおり、美しいシルエットです。しかし「じゃあ、最後笑顔で!」というカメラマンさんのリクエストに「それが一番難しいです…」と苦笑。そこですかさずチュンソン選手が、おどけた笑顔。

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場を和ませ、みんなもリラックス。そしてステキな笑顔の写真になりました!

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この模様は、のちほどフォトギャラにもアップいたしますので、お楽しみに。日曜のジュビロ戦の新しいイベント企画のリリースもお待ち下さい!!

2008年3月 5日

帰ってきた魔術師

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担当:桜林 舞

オフ明けでございます。今日は、皆様お待ちかね、マジック・イリュージョン・ファンタスティック・スーパー・ベレーザ・フランサが日立台に帰ってきました!ファンの方からも、メディアの方からも「フランサ、いつ帰ってくるの???」と会うたびに質問攻めにあっていましたが、今日、日立台に帰ってきました!!!

【余裕のピースサイン。黒バンダナも健在です】
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朝のスタッフミーティングで監督一同にシーズン最初のご挨拶。長い足をジーンズで包み、カジュアルなパーカーを羽織っていました。いつものフランサスタイルです☆そしてスタッフ全員と握手をかわしました。もちろん、いつものフランサスマイルです☆☆☆

【筋トレルームでウォーキング】
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午前中は軽くジムでウォーキング&器具を使用しての筋トレを行い、午後はメディカルチェックを受けるために病院へ。診察結果を待って、トレーニングの調整に入ります。

【練習でも手を抜きません、ポポ選手】
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「早くフランサと一緒にプレーをしてみたい」と口にしていたポポ選手。「同じブラジル人同士で言葉も通じるし、2人のコンビネーションが合うのも時間の問題じゃろ。まったく心配していないよ」と石崎監督。プレー面ではもちろんですが、チーム最年長者にしてレイソル4年目のフランサ選手が、新加入のアレックス選手と初めて日本でプレーするポポ選手という両外国籍の兄貴分としても心強い存在になってくれるのは確かでしょう。そして、なにより、フランサ選手の艶やかなプレーを一刻も早く見てみたいですね!

そして、今日は朝からバタバタしていました。3月9日開幕戦に向けてのマッチデープログラム「Vitoria(ヴィトーリア)」に取り掛かっていたからです。ホーム最終戦以来、4ヶ月ぶりとなります。

【記念すべき第一回目のインタビューは、南選手です】
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「僕、今年はキャプテンじゃないですよ?。いいんですか?」という話から始まったインタビューは、選手11年目となる今季への思い、副キャプテンとしての自覚、熾烈なGK争いに関してとトピックスに事欠きません。98年レイソル加入の南選手は、97年加入の北嶋選手に次ぐ、レイソル古参組。その後は、01年永井選手、02年近藤選手と続きます。(※菅沼選手は、02年に2種登録でトップチームに選手登録をしています。ちなみに昨季引退し、現レイソル普及部コーチの平山さんは96年加入です)レイソルの裏も表も知り尽くした南選手のインタビューは開幕戦前のひと時にお楽しみ下さい。(「Vitoria(ヴィトーリア)」はホームゲームのスタジアムもしくはレイソリスタでお買い求めいただけます)また、明日、3月5日(水)午前中まで、サポーターズヴォイスも受付中です!→koho@reysol.co.jp

フィジカルトレーニングの午前練習を終え、14時からは3月2日(日)に行われた山形戦のビデオミーティング。特に攻撃に関して、こういうアイデアもある、こういうバリエーションもある、こういうのも面白いんじゃないかと、石さんのペンが様々な曲線を描きます。「こっちの選手は見えていたか?」「ここを狙ったのか?」「これはどう思ってた?」と気になったプレーは本人に確認します。「開幕まであと5日。あと5日間でどこまでできるかが、勝負。気合を入れて練習に臨もう!」。監督の丁寧な説明を受けて、午後は4分1コートでの実戦練習。

【大津選手vs古賀選手】
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髪を染めた大津選手。「『なんじゃその髪の色は!』と石さんにイジラレまくりました」と大津くん。「アレックスにバリカン借りてこい、とゆうたったんじゃ」と笑いながら石さん。

【話題にされているとは露知らず、練習に励むアレックス選手】
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なんでも、マイバリカンで剃っているそうです。やっぱりアタッチメントで悩むんですかね。今日は1ミリにしようか、3ミリにしようか、いや今日は2ミリでいこう!、なんて。ちょっと芝生の話みたいですけど。


【最後は、強化本部の方々】
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今日は、強化本部の方々が勢ぞろいでした。竹本GM、小見ダイレクター、飯田マネージャー、そして写真のお三方。左から今季よりスカウト就任のナオさんこと佐々木スカウト、実は意外と四角い丸井さん、ブログでお馴染み下平スカウトでした。隠し撮りしていると「ほら、撮られているよ」とこの破顔です。2008シーズン開幕もまだの今頃から、この方々の頭の中ではすでに2009シーズンがスタートしています。表には出ませんが、着々と再来年の準備も進んでいるようですよ。ん???ちょっと気が早いですかね。まずは2008シーズン、後4日間のトレーニングを大事にしていきましょう!

明日は9:30からの午前練習のみです。今季より、火曜日:2部練習、水曜日:1部練習、木曜日:2部練習と、2部練習を2日連続で行わないサイクルとなっていますので、練習見学にこられる方はお間違えなきようご注意いただければと思います。

2008年3月 3日

再会、山形戦

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担当:大重正人

「オオチョウさ?ん、早くカギ開けてくださいよ?」
聞き覚えのある声。練習試合前のスタンドに、キックオフパンフを持っていこうとピッチを歩いていると、上下黒のジャージで、長く伸びた茶髪、顔にはメガネとマスク姿の背の高い選手らしき人。でも、あまりに風貌が違っていて。。。

ごめんなさい、ハセ。一瞬わからなくて。期限付き移籍中の長谷川悠選手でした。「ついこの前まで風邪を引いていて、治ったばっかりなんです。なんとか熱が下がったから、今日は連れてきてもらったんですけど。試合は最後の何分かは出してもらえるといいんですけど」。

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その後、藤井チケット担当、河原マネージャー、假谷エクイップメントと旧知のみんなが声をかけるも「??だれ??」といぶかしげな表情でした。しかしすぐに気がつくと、話に花が咲きます。すぐに車の雪かき道具を買ったこと、キャンプ中にクラブハウスに置いた車のエンジンを管理人の方が定期的に動かしてくれることなど、雪国山形ならではの苦労も。「キャンプが長くて、なかなか髪を切りに行く時間もなくて。今日も本当はヤナギの部屋で髪切ろうと思ってたんですけど、風邪が完璧に治ってないから、柏には泊まれなくて…」と残念な様子でした。でも、変わらぬハセに、レイソルのみんなも笑顔で言葉を交わしていました。

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さて試合です。バックスタンドを埋め尽くしたお客様は、おそらく2000人。寒い中ご来場ありがとうございました。その期待を受け、開始早々は右サイドをきれいな連続ダイレクトパスでつなぎ、最後は正面から菅沼選手がミドルシュート、これは惜しくもクロスバーにヒットするもすばらしい先制攻撃をしかけます。しかし李選手が腰を痛め、大事をとって交代し、その後は効果的な攻撃をしかけられません。ハーフタイムに石崎監督から「積極性がない!もっとトライしろ!!!」といつにない厳しい叱咤が飛びます。2本目の45分はリスクを犯して、前へゴールを目指すという姿勢が改善されました。その中で生まれた、鈴木選手のゴールもペナルティエリア外の思い切ったシュートから生まれました。

「無回転シュートを狙っていました。今季からの新しいボールは、しっかりボールを捕らえたら無回転が打ちやすい。ちばぎんカップでの惜しいシュートもそうでした」。ボールを預けてスペースへ走りこむ、またスルーして裏へ抜ける動き。そして思い切ったシュート。自分の持ち味を考え、どういうプレーを心がけているか、明確なプレーの意図が感じられるプレー。キャンプから順調にメニューをこなし、身体が切れ、まさに好調!開幕へ向けて、しっかりアピールを果たせた鈴木達也選手でした。

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45分×3本で、1-0。スコア自体は決して満足できるものではないかもしれません。できるだけ高い位置でボールを奪ったあと、素早い攻撃をしかける。人数をかけてリスクを犯してでも攻める姿勢を見せてほしい。満員となるであろう日立台の大声援を受けて、1週間後、最高の雰囲気で最高の試合が見たい。その願いを叶えるため、火曜からのトレーニングは開幕戦へ向けての総仕上げとなります。マッチデープログラム、サポーターズボイスのメッセージもお待ちしております。koho@reysol.co.jp

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2008年3月 1日

人数あってた?

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担当:桜林 舞

明日にモンテディオ山形との練習試合を控え、本日は午前練習のみでミニゲームが行われました。
黄色と赤のチームに分かれていつもの通りキックオフ!

グラウンドに駆けつけたときには、ミニゲームが始まっておりまして、黄・鈴木選手のゴールが決まっていました。「ナイス、タツ!」と黄チームが絶好調です。その直後、赤・大谷選手が自陣のゴール前を守っていたのですが、黄チームのシュートをブロックしようとしてオウンゴールを喫してしまいました。

【倒れるタニ。両手を挙げて喜ぶポポ】
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そして、今日もスタッフとは思えない動きでゴール前を攻め立てたエイジーニョこと公文通訳が赤チーム追加得点を叩き出すと、赤・茂原選手から「(赤チームの)攻めがイナイヨー」と涙の訴え。それに応じた赤・大谷選手「守りもイナインダケドー」とこれまた切実なセリフです。「赤チーム、すべて中途半端だな」と古邊フィジコの辛口フルベ節が炸裂した直後、黄・大津選手が追加点を上げました。

【「17歳にやられっぱなしだぞー」の声が飛んだ大津選手。攻守に渡り効いていました】
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そして、赤・山根選手が1点を返すも、黄・ポポ選手、鎌田選手、アレックス選手とゴールを決め、黄チームの勢いは止まるところがありません。そして、「今日の赤チームは例えVゴールでも負けるな」と留めのフルベ節。少なくとも赤チームが7点を挙げて試合は終了。

赤チームからは「過去最高、弱すぎる」「次ミニゲームやるときはこのメンバーでじゃんけんしよう!」と声があがりました。赤・山根選手も「人数あってた?2人ぐらい少なかったんじゃない?」と、赤チームの選手たちも完敗宣言でした。

【罰走終了。一番右の選手が一発芸指名です。誰かというと、、、】
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【酒井選手でした!】
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【髪を黒く染めた山根選手。「一回バカやっておいたほうが楽になるよー」と最年長者からのアドバイス】
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酒井選手とその後「ムラ、見本みせたれー」と監督に指名された村上選手、両選手ともに無事一発芸を披露、日立台には今日も笑い声が響いていました。

全体練習を終え、ボールに触り足りない選手たちが居残りゲーム&練習を行っていました。

【こちらは個々にボールを持ちながら、足先でリフティング競争。鎌田選手、菅沼選手、小林選手と荒川メディカルスタッフ】
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「イッチ、ニィ、サン、シー」と大合唱が聞こえるので振り向くと、、、

【若手選手との賭けに負けたと思われる、監督、コーチ、エクイップメント総出の「バービー」でした】
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【今日は風もなく暖かな土曜日。ファンの皆様もご覧の通りでした】
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さて、明日のモンテディオ山形との練習試合(45分×3本)は、13:30からスタジアムで行われます。バックスタンドを1時間前には開放いたします。アウェイ側からの入場となりますのでご留意ください。長谷川選手に会えるのも楽しみです!

また、いよいよ来週は開幕戦です。今季最初のマッチデープログラム「Vitoria」のサポーターズヴォイスに熱い声援をお寄せください。3月5日(水)午前中まで募集しております。ありったけのレイソルへの思いをぶつけて頂ければと思います!

koho@reysol.co.jp