2008年7月27日

シンプルなこと

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担当:桜林 舞

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「さすがキタジだったよ」
と、記者さんが教えてくれました。

東京ヴェルディ戦後のトレーニングで、北嶋選手の先発が濃厚になる中、久しぶりの先発だけど気合は入っている?と質問したそうです。

「いや、ベンチスタートでも先発でも、いつも同じモチベーションで試合には臨んでいます。なので、先発であったとしてもいつもと変わりません。チームのために、自分の持ち味を出していくだけです」

51分の同点弾は、
キタジの心意気を、
日立台の神様が感じとったからでしょう。

「膝のコンディションは、いろいろな人の助けのおかげですごくいい。(『ゴールが一番の薬では?』と問われて)そうですね。今日点をとったことがいいアピールになって、次につながっていくとうれしいです。」

キタジの薬は、
レイソルの薬。
次こそは、キタジが勝利ダンスを踊るところを見たい!


前半2分で献上してしまった先制点。同点に追いついたあと、またも許してしまった前半9分の京都2点目。

「絶対決められてはいけない時間帯に失点してしまった。結果的には引き分けになりましたが、与えてはいけない失点だったと思います」と菅野選手。

「次の試合まで2週間。1日1日大事にしてやっていけば、結果はついてくると思います」

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盟友・太田選手のアシストを受けて、前半5分にヘディング同点弾を返した、菅沼選手。
「もっとゴールを決める機会があったので、もっともっと結果をだしていきたかった。1点といわず、2点、3点と…」
まだまだ、貪欲に、ゴールを狙い続けます。

太田選手へのホットラインから生まれた同点弾。左サイドで起点となり続けた大谷選手。
「前半、京都のツートップが縦の関係になっていて、真ん中に起点を作られすぎた。立ち上がりが最近良くなかったので、改善していこうと話していた中で、今日も最初にやられてしまった。後半の立ち上がりは悪くなかっただけに、前半から出来るようになっていかないと。自分たちのサッカー、石さんの考えにブレはないので、2週間あるこの時間を使って、勝ち切る力をつけていきたい」。
大谷キャプテンは今日も最後まで、キャプテンでした。


「引分けた今日の試合、満足はしていないけど、納得はしています」
と言った北嶋選手の言葉は、選手たちのコメントを象徴していると思います。

1点のビハインドに追いつき、
さらに1点のビハインドに追いついた。
そこから勝ち越せるまでには、まだ至っていない。

「とてもシンプルなことです。防ぐべきときに防ぎきれなかった。決めるときに決められなかった。その結果苦しい試合になってしまった」
と言った菅野選手の言葉に、今のレイソルが象徴されていると思います。

レイソルはまだ、発展途上。
次節レッズ戦の前に、2週間与えられた時間で、大いなる発展を遂げましょう。

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