2008年8月 2日

まつり

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担当:大重正人

8月、日本の夏です。週末はどこもかしこもお祭りです!

日韓が初めて戦った夏の球宴、JOMOカップオールスターゲームでは韓国・Kリーグ選抜の一員として来日した元レイソルの崔成国選手がMVPの活躍。東葛地域では手賀沼をはじめ、市川や松戸など、花火が上がりまくっていました。日立台の特設見物ブースには、スタッフをはじめ、大谷&大島選手もやってきての花火見物。夏を感じていたのは暑さによるところが大部分だったので、日立台にふきぬける涼風と夜空に映える美しい花火は、心を癒してくれる夏の風物詩でした。

今日は予定されていたトレーニングマッチ、大宮戦が中止となり、午前練習一本のトレーニングでした。今日はチーム対抗でのウォームアップ。

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ボールを使ってのシンプルなリレー競争なのですが、選手たちの顔がみな一様にほころんでいます。暑くて苦しいはずなのに、厳しい練習を楽しくやれるのがレイソルのいいところ、まさに石崎監督の狙っているところです。

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写真は、紅白戦の出番を終えた桐畑選手。今日はユースの選手が多く参加していましたが、「やっぱりトップの選手はすごい」。スピードやドリブル、シュートのことかと思いきや、それだけはなかったのです。「自分(キーパー)がボールを持ってパスを出そうとしたら、真ん中に出せずに、サイドを見たら、もう前まで来ているんです」。ミスの許されないポジションですし、ゆっくりとパスを出せないというのは、強烈なプレッシャーです。レイソルは攻撃だけでなく、守備でも相手GKに脅威を与えているんだ、と目から鱗が落ちる思いでした。

午後には、澤昌克選手が、正式契約を結びました。練習後に話を聞いた河原マネージャーによると
「ここまで来るのに携わっている人が多くいるので、その人たちの思いや期待を裏切ることがないよう、自分のプレーを一生懸命やってきたい。7年間南米でやってきたことを存分に出し尽くして、練習し、試合に臨みたい。初めてレイソルに来て、スタッフも親切だし、チームメイトも積極的に声を掛けてくれるので、もうほとんどの選手と会話を交わしました。また練習の時も、声がよく出ているし、監督が求めている「団結」をしていると感じています」

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本当に澤選手は言葉遣いや雰囲気が、ほんとうに実直で丁寧。しっかりボールを止めて、持ちすぎることなくシンプルに預けるというプレースタイルにも表れているように思います。ファンサービスエリアで直接触れ合ったサポーターの方も同じように感じているのではないでしょうか。そんな澤選手が、明日正式にみなさまの前にお披露目となります。

明日のレイソル夏祭りは、古賀キャプテン率いるCチームに加わることが決まりました。
「最初の洗礼です(笑)。クイズがあるようですが、芸能ネタや時事ネタが不安です(笑)。多くのサポーターの方と会えるので、いい日になるように自分も楽しみたいです」。クイズは正解できればすごいことですし、いまは正解できなくてもそのキャラクターが逆に愛される時代だから、まったく心配ないですよ!澤選手もチームの仲間もフロントもサポーターも、後半戦に向けての新しい門出が最高の一日になるように。オールスターにも花火大会にも負けない、忘れられないレイソル夏祭りにしましょう!!!