2008年8月 6日

レイソルのこどもたち

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担当:大重正人

今日も夏休みということで、多くのお子さんと会うことができました。
まず流山市立長崎小学校の男の子4人が、職業体験として厳しい暑さの中お越しくださいました。ここのところ雨が降ったり、ハードなトレーニングで芝生が痛んでいることもあり、砂で穴を埋めるメンテナンスのお手伝いをしてもらいました。午前練習では再起をかける比嘉選手の孤独なトレーニングを見学。その比嘉選手が練習後に暑さを心配してか、ボトルの水を渡しに来るふれあいもあったそうです。何度かご家族の方とはお話をしたことがありまして、変わらず年間シートにてレイソルを応援していただいているそうで、今日はみなさんで施設見学など楽しんでいただけたことと思います。

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午後の練習には、レイソルSS野田の選手たちが見学に来ていました。あこがれの選手を前にして、村上選手の正確なクロスに「ナイスボール!」と、フランサ選手のマジックプレーに歓声を上げていました。

浦和戦を控えての紅白戦。今日はレイソルスタイルであるプレスからの攻撃を練習しました。くさびのボールを近藤選手が奪い、受けたフランサ選手がスルーパス!ここに走りこんだアレックス選手がきれい流し込むゴールがありました。まるで、6月の国立での浦和戦。古賀選手のカットからフランサ選手がパスを送り、太田選手が決勝ゴールを決めた場面のデジャヴーかと思うほど。今日はフランサ選手のタメがなく、スピードを殺さないワンタッチでのキラーパスでした。

紅白戦の最後にも、右サイドでチャンスを作り、行き詰ったかと思いきや。。。フランサ選手がキープして、ショートパスで相手を崩し、そろそろシュートかなと思ったら、左サイドの魔術師のパノラマが捉えていました。まさに「どフリー」の大谷選手がそこにいて、シュートを危なげなく蹴りこみました。自分や子供たちを含め、見ている人が「そこか?!????」と思ったに違いないはず。一瞬、シーンとしたような気すらしました。それぐらい意外性に富んでいて、なおかつ完璧な選択肢でした。いまさら言うまでもないですが、やっぱり背番号10のプレーはエレガントで見る者を強く惹き付ける。今日も「巧」でした!

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練習後には、J’sGoalの取材で、TVゲーム「ウイニングイレブン」の新作体験取材が行われました。ウイイレと言えば、やはり彼らしかいないでしょう!北嶋、大谷、杉山のウイイレ兄弟です。今日は3人共同で柏レイソルを操り、もちろん自分自身をポジションに入れてキックオフ!

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実際のプレー中のように、ゲームでもチームワークが抜群で、レイソルのサッカーを体現するのです。フォーメーションは4-1-4-1。4バックのラインを上げまくり、ボールを奪われると3人がかりで容赦ないプレッシング!ワンボランチのコータがボールを奪い、サイドからタニが上がって、なんとかFWキタジにゴールを決めさせようと悪戦苦闘です。途中までは太田&藏川選手を使った右サイドアタック、切り札のフランサ選手を投入すると、一転してセンターからのワンツーパスでゴールを狙い、リアリズムをみんなが徹底。「やっぱりレイソルのサッカーはゲームでも変わりないっす」と大谷キャプテン。この模様は、8月下旬ごろにJ’sGoalサイトで公開される予定です。どうぞお楽しみに!