師走
担当:大重正人
12月、師走です。先週末の暖かさから一転、今日は季節どおりのお天気。「今日は本当に寒いよ?。北海道出身のオレが言うんだから間違いない!」午前練習を隣で見学していた佐々木直人スカウトが、なぜかふるさとではなく、柏の寒さを力説していたのがちょっとヒット(笑)だった朝。「やっぱり12月は忙しいんですか?」と聞くと、「大学はインカレがあるし、高校も選手権大会が。年末年始、正月はないんだよね…」。金の卵たちを探し当てて、他チームとの競合に勝ち、入団にこぎつけても、その選手が活躍して初めて評価されるスカウトの仕事。「でも、やっぱりやりがいがあるよね」。
そんなナオさんは、ユースチームの指導責任者をずっと務めてきました。やっぱり、練習を見る目はユース出身の選手のほうへ。ドゥー、タニ、イシ、ミノル、キリ、ヤナギ、シマ。もっともっと試合に出て成長して欲しい。少年時代からずっと目をかけてきて、息子のような存在なのでしょう。さらに今年は一気に5人が昇格します。レイソルの遺伝子はこうして受け継がれていきます。
午前はフィジカルトレ。午後は大分戦のミーティングから。「チャンスは作れたけど、バイタルエリアで崩しきれなかった」。そんな課題と反省を受けて、今日はパスゲームと攻撃を中心としたトレーニング。神戸戦までは今日を含めて4日しかトレーニングできません。短い時間で集中していこう。今日の寒さのようにピリッと引き締まった練習でした。
しかし最後は、みんな並んでのシュート練習。もちろん負けた選手はペナルティをかけて。
一人一人のシュートにみんなが一喜一憂。本当に、いい表情をしてますよね!先のことは考えず、今日、いまこの時を大切に。今日はすばらしい雰囲気で練習を終えることができました。そして明日の練習も。このチームで戦える今を大切にしたいと思います。